Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!! 作:静かなるモアイ
「雨やんだな、又兵衛さんや」
「そうですな、ギャラハッド殿」
サーヴァントには睡眠は必要ない。とは言えギャーさんは「人間は寝ているときに、記憶を整理して頭をスッキリさせる」と言って必要ない睡眠を取ることがあるが。
話がそれるところだった。サーヴァントに睡眠は必要ないので、こうやって夜通しで見張りを行うことが出来るのだ。ギャラハッド、又兵衛、ヤマトタケル、エミヤはビリーの自宅の外で見張りを行っていた。ギャーさんが裏技で傍受した情報ではディノズアイランドから展示用ではなく、恐らくは戦闘用だと思われるロボット恐竜が次々と町に出てきては、東京や関東の人々を捕らえてディノズアイランドに連行しているそうだ。獰猛な肉食恐竜をモデルにしたロボット恐竜は勿論、空から人々を拐ったり発見に優れる翼竜のロボット恐竜、現物より遥かに巨大なセイスモサウルス型やブラキオサウルス型が地響きと共に大暴れしているのだとか。
「ところで…ギャラハッド、ヤマトタケル。たしかリッカのサーヴァントは全員で、今は8人居た筈だよな?彼らはどうした?」
ふと、エミヤがそう言う。確かにリッカのサーヴァントはグランド・アサシン*1である狩人ルイ・シャルル、ロマニに引き取られたキャスター 交響曲第5番運命を除いて、全員が春日部に常駐している。と言うか、エミヤと同じマンションで暮らしている。
「おう。春日部で暴れてくれって指示出した。まあ、大丈夫だろう。エンプラも、忠勝のおやっさんも強いし。リミッター外した悟空なんて
春日部を頼んだリッカの残りのサーヴァント達は全員が手練れであり、ロボット恐竜程度には負けることはないだろう。
「なら、しんのすけに頼んでトランプの力で、並行世界の境界を一時的に取り払って…君の元従弟や妹の友人達を呼べば解決ではないかね?」
「いや元従弟…本名桜坂大夢、クラウドは呼ばない。ぐらんぶる通り越してボーボボになるぞ」
「妹は?」
「ゲームじゃあるまいし、サトシくんじゃあるまいし、伝説のポケモンとそうそう友達になるわけあるか。此方に遊びに来るなら、パルキア辺りとコンタクトとるだろ。とれるか知らんけど。兄としては…ポケモンを道具なんかに使わない、優しいトレーナーになってほしいけどな」
と、イレギュラー特異点 マカオとジョマの逆襲で共に戦った従弟と妹+その保護者達を思い返すギャーさん。
「私も彼らに会いたかったな…」
「やめとけ、タケポン。俺が2人になって、自分で言うのもアレだが…親父が胃潰瘍を発症したぞ。サーヴァントなのに」
「マジでなにがあったの!?」
真相はオケアノスが終わったあとのハロウィンイベント特異点。復活のヘンダーランド マカオとジョマの逆襲*2で明らかに!!
この夜、どれだけ警戒してもロボット恐竜はここには現れなかった。
一方のディノズアイランド。
「ぐっぅぅ!!臭いが取れないではないか!!」
「くさい!!この天才の私が!!」
ギャーさんプロデュース。ぶりぶりざえもん協力によるシュールストレミング作戦により、爆発したシュールストレミングの汁を浴びたバブル・オドロキー、そして部下のアンモナー伊藤は一週間…シュールストレミングの臭いが取れなくなり、臭いで悶絶しそうだが…自分達の目的の達成のため、自分達に従わない人間をロボット恐竜を用いて次々に捕獲していく。
『出してくれ!!』
『なんでこうなるんだよ!!』
捕らえた人間は球体のカプセルに入れて、本物の恐竜が地上を闊歩する本物のディノズアイランドが出来るまで拘束し…それまではバブル・オドロキーの半生を描いたドキュメンタリー映像を永遠に見せるのだ。有る意味、一種の洗脳行為とも言えるだろう。
『バブル様。新宿は制圧しました』
『バブル様。春日部に部隊を送りましたが…送った部隊が全滅しました』
「くっ!!役立たずどもが!!サーヴァントと言えど、所詮は過去の人物で今は使い魔だろう!!」
東京は粗方、制圧できたバブル一味。しかし、春日部に送った部隊とロボット恐竜は春日部に在住していたサーヴァントの皆様の手で見事に粉砕されたようだ。
「やれやれですね」
ガラティーンを持ち、辺りを警戒するガウェイン。その側ではマスターである風間くんが立っている。
「しかし、歯応えねーな」
クラレントを肩に担ぎ、辺り一面が紅い炎で燃えているモードレッド姫。その場ではウサギの人形を持つネネちゃんがいる。
「バッテリー仕掛けにしては…この程度か」
人利修復中に開発したパワードスーツ*3を纏ったニコラ・テスラ。側にはボーちゃんが居る。
「機械を差し向け、自分は出てこないとは…人の上に立つ資格はないの」
腕を組み、ロボット恐竜の残骸の上に立つイスカンダル。その後ろではマサオくんが居る。
春日部、カスカベ防衛隊とそのサーヴァント、そして春日部在住のサーヴァント達の手で無事に鎮圧された。
「ギャーさん!!準備は良い!?」
同時刻。リッカは第一の変身?を解禁したギャーさんの背に捕まり、空を超高速飛行していた。
「舌噛むなよ?このまま突っ込むぞ」
第七聖典*4の武装の1つパワードスーツこと魔道甲冑*5を装備したギャーさん。古代インドのカーボンナノチューブを人工筋繊維+動力伝達などに使うことで運動性能や基本性能を現代文明や未来を凌駕する程である。
背部の機械仕掛けの翼から生成した魔力を推進材として放出し、超高速飛行でパワードスーツを纏ったギャーさん…アーマード・ギャーさんはリッカと共に、ディノズアイランドに突撃した。
「人の夢を嘲笑うパチもん恐竜め!!俺が本物のロマンを教えてやらぁぁあ!!」
「ギャーさん!!やっぱり、とばしすぎぃぃぃ!!」
道中…ケツァルコアトルスのロボットが襲ってきたが、200tオーバーのグーパンの一撃で粉砕したアーマード・ギャーさんであった。
『ちっ!!やるが良い!!アルティマサウルス!!』
ディノズアイランドに突撃したギャーさんとリッカであったが、バブルが差し向けたアルティマサウルスが襲い掛かりが…
「ギャラハッド」
「下がっていろ」
ギャラハッドの左手にロンギヌスが現れ、剣に変形する。そしてギャラハッドは両手でロンギヌスを握り…ロンギヌスの刀身から深紅の魔力が放出される。
「
その一刀…対城宝具の一撃を対人レベルまで圧縮した一撃はアルティマサウルスを内部から細胞レベルで破壊*6しアルティマサウルスは細胞を1片も残さずに破滅した。
『ちっ!!使えないゴミめ!!』
「おい…今なんつった?」
そのとき、リッカの何かがキレた。
「自分のサーヴァントに向かってゴミ?仲間でしょ?サーヴァントは造られた存在だとしても、創作物の存在だとしても…生きた過去が有るんだよ!!
人理修復を生き延びた私は分かる!!彼らはゴミじゃない!!尊厳がある!!心がある!!魂がある!!金やコネでマスターになったのか知らないけど、そんなことを言うな!!」
「了解だマスター。最終兵装宝具以外、ゼンブッパだな、OKだ」
前から迫り来る無数のラプトルロボット。ギャーさんはオーバーキルなロンギヌスを仕舞い、『クインケ ナルカミ』『クインケ フクロウ』とかかれたアタッシュケースを取り出して…開けた。
「有馬さんロールプレイ開始だ」
ギャーさん、ディノズアイランドで大暴れ。
東京グールに出てきたクインケ ナルカミ、クインケ フクロウを忠実に拘って再現した武器を構えて二刀流で…次々とロボット恐竜を破壊していく。二刀流と同時に、何百もの現代知識応用ルーン魔術が炸裂していく。
『ありえない…どうやったらそれが出来るんだ!!二刀流で武器を使いながら…属性が幾つも異なるルーン魔術を…何百も同時発動だと!?
右手で絵を描きながら、左手で字をかき、頭の中では全く異なることを何百通りも考えることぐらい不可能だ!!お前の脳内はどうなってる!!』
逃走の準備をしていたバブルは、モニター越しで大暴れするギャーさんをありえないと叫ぶ。そう、ギャーさんの行いは大真面目にあり得なかった。
二刀流で武器を振るう、それを万全に扱えると言うことは…右手で○を描き、左手は✕や□を描く。普通にそれを行うだけでも難しいが…それより複雑な動きを高速で行うのだ。そこに何百通りもルーン魔術…ギャラハッドはルーン魔術を組み合わせて自然現象や科学現象を引き起こしている…それを何百も同時にだ…つまり、脳内でそれらの計算や演算を同時に行ってるのである。
(こちとら、症状が落ち着くまで勝手に脳内多重会議が行われていた位だぞ?この程度、余裕だ)
ダ・ヴィンチちゃんは後に語る『いや、私も君と同じ個性だけど、それはムリ』
次回……脱出したが、追い込まれたバブル・オドロキー。
バブル「私の夢は終わらない!!」
ルガル様「ほう…それで?」
番外編&コラボ
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2004年ギャーさん勝利√
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ひまちゃん&ルガル様ステイナイト
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やりすぎ聖杯戦争
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原作FGO組との遭遇