Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!!   作:静かなるモアイ

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ヘンダーランドへようこそ!!


おいでませ、ヘンダーランドIN十勝

「へー…アルトリアとマダオの居た世界を滅ぼしたオカマコンビか~。ちょっと待て、と言うことは並行世界共通のグランド・サーヴァントを纏めて返り討ちにしたってことか!?」

 

ギャーさん、リッカから今回の黒幕であるマカオとジョマの恐ろしさを教えてもらい、改めてオカマコンビの驚異を理解する。

クレヨンしんちゃんの映画を過去作含めて昔から見ていた皆様なら、レジェンド声優のお二人がノリノリで演じたオカマで魔女の2人の恐ろしさを御存知だろう。様々な並行世界や異世界を滅ぼしており、その中には魔法や勇者が実在する魔法とファンタジーの世界も含まれており、どれ程の世界を滅ぼしたのかは明らかになっていない。しかも、この作品ではFate/stay nightに派生する筈だった、アルトリアとマダオが居た世界を軽々と滅ぼしており…7騎のグランド・サーヴァント*1を粉砕し、更に派遣されたグランド・サーヴァントさえも粉砕したのだ。

 

「ギャーさん。だから言ったでしょ?本気で潰さないとヤバイって」

「いや…リッカとしんのすけが思ってるよりヤバイぞ。そのオカマの魔女コンビ、タケポンクラスの猛者の連携を無力化して返り討ちにしやがった」

 

本当にヤヴァクなればグランド・サーヴァントが連携して、事態の解決を行う。しかし、マカオとジョマはそのグランド・サーヴァントのチームを返り討ちにしてしまったのだ。と言うことは、汎人類史にも刻まれたヤマトタケルに匹敵するグランド・サーヴァントのチームを倒したと言うことである。

 

「それだけじゃない。魔導元帥という自称童貞の平行世界観測を行う魔法使いゼルレッチから聞いたが、俺が産まれない世界線では死徒や真祖という吸血鬼が健在だ。真祖達はサーヴァントに匹敵、或いは返り討ちにする猛者も居る。ソイツらも倒したってことだ」

 

この超人類史ではギャーさんが朱い月を消し飛ばし、仲間の真祖や死徒を全て滅ぼした*2。しかし、ギャーさんがギャラハッドにならず、ギャラハッドが聖杯とロンギヌスを神に還す舞台装置として生きた汎人類史では死徒や真祖は健在であり、マカオとジョマはその真祖や死徒と言った吸血鬼軍団も粉砕したのだ。

 

「いや、まだある。俺の魔術は結果だけを見れば、時間と資金さえかければ技術で再現できる」

 

ギャーさんの理不尽な近代科学応用の魔術*3は結果だけ見れば、莫大な資金と時間さえ有れば物事の再現は出来る。

例えば、飛雷神も時間さえ有れば、そこに移動した結果は可能だ。水素核爆発も核爆弾を起爆すればオーケーだ。

しかし、Fateにはどんなに科学と資金に時間を費やしても、結果を再現できない秘術がある。それが魔法だ。

 

「だが、魔法は別だ。ゼルレッチを含めて、魔法使い…その魔法使いさえもオカマは倒したってことだ。いや、俺達の世界線と汎人類史だけなら俺一人でなんとかできそうだが」

 

ギャーさんは冷や汗を物凄い勢いで流す。リッカとしんのすけはなんのことか分からないが、ハンターさんはギャーさんの言いたいことが分かったようだ。

 

「そう言うことか。ここにワシが居る。少なくともモンスターハンターの世界線も幾つかある訳だ。

だが、存在する世界線がしんのすけ達が居る世界、アルトリアとかいう子の居たBの世界線、モンハンの世界線だけではなく……様々なゲームや映画やアニメの世界もあるとしたら?その世界線もオカマ達が滅ぼして自分の力に変えていたとしたら?」

 

別に世界線がFate/stay night系列、プロトFateINギャーさん+クレヨンしんちゃんの超人類史、モンスターハンターだけではない。仮面ライダーや特撮ヒーロー、ガンダムなどのスーパーロボット、ドラクエなどのRPGゲーム、アベンジャーズなどのアメコミなどなどを滅ぼしてマカオとジョマは自身の力にしている可能性があるのだ。

 

「まあ、仮面ライダーの力やドラゴンボールなどのJUMPアニメの力も使うかも知れないってことだ」

「「「マジでヤバイ!!」」」

 

なんということでしょう。マカオとジョマの実績次第では、仮面ライダーやJUMPの漫画の力も使うと言うことである。

 

「所でマカオとジョマの能力を知ってる限り、教えてくれ」

「うん!」

 

だが、対策を知っていればなんとか出来るかも知れない。ギャーさんはリッカとしんのすけから、マカオとジョマの能力を教えてもらう。

マカオとジョマはどんな願いも叶えてくれるが、私利私欲の願いなら直ぐに効果が切れる万能の願望器『スゲーナスゴイデース』の本当の持ち主。様々な魔法に魔術が使え、生命をパンティーやTシャツなどの無機物に変えることも可能であり、反対に人形やオモチャに魔法をかけて命を吹き込むことも出来るのだ。そして、魔法が使えなくても素のフィジカルは恐ろしく…パワーは野原一を誇るみさえを上回り、スピードはあっという間に追い付くほどである。

だが、弱点は力の源であるスゲーナスゴイデースのジョーカーを、ヘンダー城の天辺にあるステンドグラスに翳すと、消滅する。

 

「良く勝てたな、マジで」

「いや~それほどでも」

「なんか、オカマコンビ、なめぷしてたんで」

 

リッカが言う。マカオとジョマはしんのすけがヘンダー城の天辺にジョーカーを持っていく時、初めて焦りを見せており、それまでは余裕の表情を浮かべており…ババ抜きの勝負の時はひろしが最後の1枚を引くまで待っており…それは夜から朝日が昇るまで待ってくれた程だ。慢心とナメプがマカオとジョマの敗因であった。

 

「やるからには、手加減無しとして…爺ちゃん、使える武器の種類は?」

「大剣、太刀、双剣、片手剣、ボウガン全種、ガンランス、センリュウコン、ハンマー、笛、スラッシュアックスだな」

「色々使えるな。てかセンリュウコンあんの!?爺ちゃん、主要武器のグリップ、防具の目立たない所に、俺の飛雷神のマーキングを刻ませてくれ。そうしたら、爺ちゃんが言ってくれたら、瞬時に武器や防具の切り替え出来るから」

 

敵がどんな存在を繰り出してくれるか分からない。ハンターさんが優秀なハンターと言えど、武器の相性もあるだろう。だが、ギャーさんの飛雷神と組み合わせると瞬時に武器種の切り替えも可能だ。

 

「うむ。頼むぞ」

 

下準備は大切である。準備を終えたギャーさん達は出発した、十勝に現れたヘンダーランドに!!

 

 

 

「ククク…来るが良い……グランド・セイヴァー」

「そうね…うっふん!」

 

ヘンダーランドでリッカとしんのすけを待ち受けるのは、マカオとジョマのしもべであるチョキリーヌ・ベスタ、クレイ・G・マッドである。

 

「どうせ、ギャラハッドも基本スペックは並みのグランドと一緒でしょ?悪くて汎人類史のギャラハッドと一緒ね」

 

だが、これがこの2人の最後の掛け合いであった。

 

「へー、ボクのプロデューサーを並みのグランドと一緒だなんて。とんだ勘違いだね、プロデューサーを倒すなら究極の一を呼んできな!!」

 

その声が響き、地面に龍の影が移る。なにかと思った2人が上を見上げると、白き最強種アルビオンが高速で空を飛んでおり、眩い閃光と共に空から無数のプラズマレーザーが降り注ぐ。

だが、チョキリーヌとマッドはマカオとジョマからギフトを授けられており…この程度の攻撃はきかな……

 

「知ってるよ…だから本命は此方だ」

 

上空の龍はいつの間にか居なくなり、チョキリーヌの前に完全フル武装のメリュジーヌが現れた。

完全フル武装のメリュジーヌはいつもの鎧姿+肩部ウェポンラックにマイクロガン*4が装備されており、右腕のアロンダイトでチョキリーヌの左腕と下半身が両断された。

 

「えっ?」

 

その刹那、メリュジーヌが肩部ウェポンラックを作動させて左手にマイクロガンを装備する。そして、チョキリーヌの顔面にマイクロガンの銃身をぶっさし、0距離射撃を行う。

 

マイクロガンの銃撃の音にチョキリーヌの悲鳴は書き消され、見るに耐えない姿に変えられたチョキリーヌは光の粒子と共に、小さな人形に戻り…粉々に砕け散った。

 

「チョキ「悪いな手加減無しだから」ギャァァア!」

 

次に犠牲になったのはクレイ・G・マッドだ。瞬間移動と言える速度で、ギャラハッドがマッドの前に現れ、クレイ・G・マッドの両腕がアロンダイトで消し飛ばされた。マッドはなんとか後ろに逃げようとするが、ギャラハッドに頭部を掴まれ…真名解放されたアロンダイトを顔面に突き刺さられ…完膚なきまでに破壊された。

 

「メリュジーヌ。奥から反応多数、軽く見積もって300は居るな」

「ラジャー。プロデューサー、ボクはプランΔ?」

「ああ、頼む」

 

すると、ギャラハッドの襲撃を予想してたのか、奥からゾロゾロと来るわ来るわ、敵さんの群れが来るわ。ノコノコ、クリボー、ボム兵、火星ゴキブリことテラフォーマー、ショッカーの雑魚兵、ゴブリンなどなど混ざった複数軍であった。

 

「プロデューサー、いつでも良いよ」

 

メリュジーヌはウェポンラック越しにマイクロガンが前を向き、魔術を用いてマイクロガンを呼び出して両手に装備し、マイクロガン×4の重装備となり…宙に飛び上がり…超高速移動しながらマイクロガン×4の乱射をお見舞いする。

 

「さてと…」

 

ギャーさんは左手にアロンダイト、右手に剣モードに切り替えたロンギヌスを呼び出して…地面を蹴って消える。その瞬間、ルーン魔術による雷撃、プラズマレーザー、水素爆発などなどが雑魚兵を吹き飛ばし、ギャーさんが物凄い勢いで切り伏せながら進軍する。

 

「プロデューサー。前方敵複数、左右からも来るよ」

 

上からメリュジーヌがサポートを行い、ギャラハッドは迫り来る雑魚兵を全て問答無用に倒してしまった。

 

 

 

「派手にやっているな。舌噛むなよ!!」

「うほほほーい!!お爺さん運転すごいですな!!」

「ギャーさんの運転、お爺さん譲りかぁぁぁい!!」

 

一方のリッカとしんのすけ。ギャーさんとメリュジーヌが大暴れしている頃、別ルートから進軍していた。

3人は桜坂牧場のダンプカーに乗り込み、イリシャルD真っ青のハンターさんのドライブテクニックで、ヘンダーランドに到着したのだ。

 

「着いたな」

 

ハンターさんはそう言い、ダンプカーから降りる。続いて、リッカとしんのすけも降りた。因みにハンターさんは武器を双剣の超絶一門に変更している。

 

「しんのすけくん、リッカさん大丈夫かね?」

「オラ、楽しかった!」

「オロロ…ギャーさんの運転経験してて良かった」

 

「ニャァ!」

「ワン!!」

 

すると、地面を掘り進んでいたのか、地面からオトモアイルーのキナコ、オトモガルクのオモチが出てきた。なに、モンハンでは良くあることだ。

 

「そういや…お爺さんってギャーさんと違って若返って、異世界に飛ばされたんですよね?

名前、何て言うですか?」

「オラもお爺さんの名前気になる~」

 

これまでギャーさんも爺ちゃんと呼んでおり、リッカやしんのすけもお爺さんと呼んでいた。それにハンターさんはギャーさんと違って生まれ変わった訳ではなく、若返ってモンハン世界に飛ばされた形である。なので、名前は変わっていない。

 

「ワシの名前か?源三郎よ」

「「源三郎!?」」

 

ハンターさんの本名は桜坂源三郎であった。

 

ハンターさん改めて、源三郎お爺さんとヘンダーランドに乗り込もうとしたときだった。突如として、しんのすけの目の前に魔方陣が突如として現れたのだ。これは…サーヴァントが召喚されるパターンである、しかし…この特異点はマカオとジョマの手でカルデアとの繋がりは切られている。抑止力やカルデアでのサポートでの召喚は出来ない。

 

「おっ!?」

「なんで!?」

 

呼び出されたサーヴァントは、しんのすけとメリュジーヌの間ぐらいの背丈だろうか?そのサーヴァントは人形のようだが、しんのすけとリッカは忘れはしない、共にヘンダーランドで冒険した仲間である。

 

「キャスターのトッペマ・マペット!しんちゃんが私のマスターだね?」

「トッペマ!」

 

彼女はトッペマ・マペット。しんちゃんに伝説のトランプ スゲーナスゴイデースを託し、共にヘンダーランドを戦い抜いた魔法使いだ。

 

「リッカさんも久しぶりね」

「トッペマだ!そういや、しんちゃんのサーヴァントって懐かしい人達ばっかりだな」

「逆に姉ちゃんとひまは超人ばっかりだぞ」

 

トッペマはマカオとジョマの騒動で共に戦った。だからこそ、呼べたのかも知れない。

 

「おい、リッカさん、しんのすけ。コイツのことは詳しいかね?超絶一門で切っても血が出ないから、ポケモンだと思うのだが…ポケモンはニャースとピカチュウしか分からんのだ」

 

ふと、源三郎お爺さんの声が聞こえ、声の方を見ると…そこでは超絶一門でポケモン レックウザと戦う源三郎が居たのだ。

 

「源三郎さんがレックウザ相手に無双してるぅぅぅ!!」

「ぬん!!」

「龍の波動切り裂いた!?」

 

幸いにも、ポケモンは全年齢対象であり…亜空切断やきりさくを受けても打撲と変わらないので、モンハンの双剣で切っても血はでない。

 

「ぬん!!」

「殴った!?」

 

そして源三郎はレックウザの尻尾を掴み、ジャイアントスイングのように振り回す。

 

「「なんか、竜巻みたいになったぁぁあ!!」」

「そいや!!」

 

そしてレックウザはぶん投げられ、一撃KOとなった。

 

「よし、これで良いだろう」

「伝説のポケモン倒しちゃったよ!このお爺さんヤバイよ!!私じゃツッコミ追い付かないんだけど!!」

 

リッカじゃツッコミ不足。その時、しんのすけがスゲーナスゴイデースを取り出した。

 

「スゲーナスゴイデース!」

 

 

「そろそろマイルチャンピオンシップの季節だな…って!?なんでここに!?リッカ!?しんのすけ!?えっと…モンハンのハンターおるぅぅぅ!!」

 

その結果、競馬雑誌片手に持ったツッコミ要員 ケイが召集された。

 

「ケイ!」

「ケイのおじさん!」

「リッカ、バカ息子は何処に?」

 

その瞬間…ヘンダーランドの駐車場からのゲートが爆発し、マジモードのギャーさんとメリュジーヌが現れた。

 

「親父!良く来たな!!これで…戦闘時以外はボケれる!」

「おまえが本気の戦闘するとか、何事ぉぉぉお!?メリュジーヌまで召集するって、どんな非常時!?」

 

ようこそ、ツッコミ要員。

 

『フフフ、さすがねグランド・セイヴァー』

『私達の予想以上ね?』

 

その時、オカマの声が聞こえ、ホログラム状でマカオとジョマが現れた。

 

『いきなりラスボスから攻略なんてないわ』

『本当よ?私達の居場所に太陽光ギロチンビームやるなんて』

『『容赦ないわね?でも、嫌いじゃないわ』』

 

マカオはソロモン王のクラスカード…サーヴァントの力を持つカードを出した。

 

『これがなかったら、死んでたわ。うふーん』

『でも…ストーリーには順序が必要よ?』

 

『十勝の大地に、ダンジョンを用意したわ』

『全て攻略して』

『『またヘンダーランドに来てね♡』』

 

その瞬間、ヘンダーランドの中心にある城に太陽光ギロチンビーム*5と水素爆発が襲うが、オカマにダメージはない。

 

「…効かないな…」

『あらあら、焦っちゃって』

『おかしいわね…ソロモン王の力で魔術の発動は防いだのに』

『今の貴方に意味はないのかしら?』

 

うっふんと2人のオカマはリッカ、しんのすけ、最後にギャーさんを見る。

 

『グランド・セイヴァー ギャラハッド・セイヴァー』

『またの名を桜坂悠くん』

『『私達はあなたが転生した訳を知ってるわ、8割私達が理由だけど!』』

 

まさかの事実!!ギャーさんが転生した訳は、マカオとジョマが関わっていた!?

 

『面白いわね』

『まさか、祖父も異世界転移してたなんて』

『祖父だけじゃないわ。ギャラハッドの妹、兄、従弟も転生してたなんてね?面白そうだし、巻き込んじゃいましょう!』

 

マカオとジョマは指パッチンして消えた。

 

 

*1
オリオン、キングハサン、ノア、マジロムルス、ソロモン王などなど

*2
少なくとも、人類に敵対する奴らは

*3
太陽光ギロチンビーム、水素核爆発、プラズマレーザー、フリーズドライ、ルーン式飛雷神などなど

*4
人間が使えるガトリングガン

*5
出力通常モードのエクスカリバー




次回、妹と従弟合流!!

番外編&コラボ

  • 2004年ギャーさん勝利√
  • ひまちゃん&ルガル様ステイナイト
  • やりすぎ聖杯戦争
  • 原作FGO組との遭遇
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