Fate~嵐を呼ぶ、野原一家とカルデア危機一髪!! 作:静かなるモアイ
「「「「かんぱーい!!」」」」
カルデアにはお酒の貯蔵庫があり、正しくはお酒の貯蔵庫というより一部の酒好き職員が持ち込んだ大量の缶ビール*1とウィスキー、ウオッカなどが保存されている。当然、缶ビールは賞味期限があるので、野原ひろしや酒好き職員、戦国時代でビールの味に感激した又兵衛、そして付き合い程度に飲むペペロンやキリシュタリアが呑んでいるのだ。
沢山有るが、飲めば何れは無くなるので…ギャラハッドのてでビール工場*2が作られたが、気にしてはいけない。
「きゅぅぅ!!やっぱり、この時代のビールは旨いの!」
「又兵衛、お前さんは戦国時代だろ?俺の養子の文明先取りバカ*3は居ないし、なんでだ?」
又兵衛の人生を映画で見たことがある人はご存知であるが、又兵衛は野原一家が戦国時代に持ち込んだビールを呑んだことがあり、この平成のビールを知っている。
一方、ケイはギャラハッドが十代前半の頃から振り回されており、ハチャメチャ過ぎるバカどものお陰でビールの味を知っている。
「うむ。野原一家が戦国の世にタイムスリップしてきてな」
「なるほどな。有る意味、ギャラハッドも似たようなもんか」
ケイはそう告げ、ビールのツマミに缶詰の焼き鳥を食べる。カルデアの食事は保存がある程度効く食べ物以外は、長期保存が出来る完全栄養食や缶詰などの保存食であり、ギャーさんとルガル様が食事事情を魔改造させたが、それでも缶詰の備蓄や種類は沢山だ。
「ケイさん、それって?」
ギャラハッドも似たような物、ギャラハッドはまさかタイムスリップしたのか?と思ったひろしは自身のサーヴァントであるケイに問う。
「あー…ちょっと待ってろ」
ケイはそう言うと、近くでリッカ、ルガル様、ルガル様の膝の上に乗ったひまわり、しんのすけと共にカレーを食べるギャラハッドの方を見る。
「おい、ギャラハッド」
「どうした?親父」
「お前の秘密言って良いか?」
「良いぞ。グラトモにはバラしてるし、良いんじゃね?ペペロンとデイビットにも知られたしな」
本人の許可は取れた。ケイは覚悟を決めて、大きく息を吐き出した。
「先ず、ギャラハッドは本来…こうなる筈じゃなかったらしい。マーリンの予言通りとキリスト教勢力の思惑なら、コイツは15歳で円卓に入り、そのすぐ後に旅に出て聖杯を見つけて昇天し、キリスト教の神の元にロンギヌスや聖杯を還す役目があった。
だがな…神の悪戯か、バグか分からない。ギャラハッドは産まれた時に、並行世界の21世紀に生きた、頭の可笑しい医大生の魂が入って舞台装置のような人間ではなく、頭の可笑しいイレギュラーになっちまったそうだ」
そう、ここのギャラハッドは本来のギャラハッドではない。本来のギャラハッドは魔女エレインが旅に出ていたランスロットを魔術でギィネヴィアと錯覚させてチョメチョメした子供であり、更にキリスト教勢力の調整を受けて全ての呪いと毒が効かない特殊体質とイレギュラーな素質をかね揃え、聖遺物を回収する役割があった舞台装置のような人間だ。だからこそ、感情が希薄であり、願望器を前にしても自身の死を選ぶ筈だった。
しかし、なんらかのイレギュラーで…21世紀の医大生(しかも頭が可笑しい)が入り、ギャーさんになったのである。ギャーさんは予言と異なる行動をとりまくり、僅か10歳で預けられた教会を脱出し、歩いて海を渡ってブリテンに到達。その後、父親と聞いていたランスロットに会いに来たが、相手にされず…偶然いたケイに事情を話し、保護者になってもらい*4最年少でまさかの円卓入りである。
「「だから医大生って言ってたの!?」」
リッカ、そして厨房から身を乗り出したみさえが叫ぶ。そう、この2人、召喚されたばかりのギャラハッドの言葉を聞いていたのだ。
「しかも東大医学部な、現役合格」
「「「賢い!?」」」
「東大の前は農業高校」
「「「まさかの農業高校!?」」」
「兄が1人、妹が1人。兄は歯医者の開業医、妹は俺や兄と違って勉強はあんまりだったが、ポケモンが好きだったな。太陽神キマワリでボコボコにしたけど」
ギャーさんの前世、3人兄弟の真ん中であった。
「まあ、でも予言のギャラハッドと違って、俺の息子としてのギャラハッドに成ってくれたお陰で、ブリテンは農業が盛んで荒れ果てた土地は豊かになった。旨い酒も呑めるようになった、魚の養殖も盛んになって輸出でも儲かるようになったしな!!」
「なんで私の世界に貴方は産まれなかったのですか!!」
一方、厨房では仮のマスターとなったみさえの手伝いで、カレーを作る*5アルトリアちゃんが血涙を流していた。
「唐揚げだ?牛ステーキ?ハンバーグ!?カレーだと!?なんで私のブリテンはじゃがいもしか無いんだよ!!」
「アルトリアちゃん。これ、持っていって!」
「はい!ただいま!!」
そして、みさえがアルトリアの仮のマスターとなった訳だが、アルトリアのことを本気で心配したためである。なんでもアルトリアは聖杯に願った願いが『王の選定のやり直し』であり、自分が王になるべきではないと思ったほどだったのだ。そんなアルトリアを大人として野原一家は無視できず、ひろしはケイが居るのでみさえがアルトリアのマスターと成ったのだ。
第一特異点 フランス
そこでは黒い聖女 ジャンヌ・ダルク・オルタ縮めてジャンヌオルタが複数のサーヴァントを引き連れていた。
「さあ、フランスを滅ぼすわ」
ジャンヌオルタが引き連れているサーヴァントはキャスター ジル・ドレェ。
そしてジル・ドレェと共に召喚した、ライダー マルタ、アーチャー アタランテ、ランサー ヴラド三世、アサシン カーミラ、そして血筋的にはギャラハッドの兄であるロホルト・ペンドラゴン、実父ランスロットであった。
「たいたーい!!」
「グランド・セイバー アーサー・ペンドラゴン。召喚に応じ、参上した。ふふ、可愛いマスターだね。宜しく」
同時刻、ひまわり、チート3号を呼び出した。
アーサー・ペンドラゴン(ギャーさん√)
武器 エクスカリバー、第七聖典(ギャーさんの形見)、クラレント(モードレッドの形見)、ガラティーン(ガウェインの形見)、アルテマ・ウェポン マルミアドワーズ、ロンゴミニアド、アヴァロン…早い話、フル装備!!
ひまわりのサーヴァントって全員グランド?はい、そうです
かすかべ防衛隊出すぅ?出すならサーヴァントは決まってるよ。風間くんがガウェイン、ネネちゃんがモードレッド、マサオくんがイスカンダル、ボーちゃんがニコラ・テスラ
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出してくれ!
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臨時隊員のアイちゃんも(鯖ネロちゃま)
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やめろ…ツッコミが追い付かない