……いや、ホントすいません。続き出来ましたです。仕方ないんだよ!色々忙しかったんだから!まぁ、取り敢えず仕方無しに仕事は辞めることになったんですが……。三国無双7エンパやってたし、遊戯王タッグフォーススペシャル配信されたし、龍が如く0も発売したし、ムジュラのリメイクも出たし、何故かファンタシースターポータブル2インフィニティを買い直したしで遊ぶ事満載……NEETじゃないよ?元キングとは違ってちゃんと家事の手伝いしてるし辞めたのには理由があるし……。最近料理もしてるんですよ!1番自信があるのは当然炒飯!意外と料理も楽しいですよ?
まぁそんな事より昨日は4月6日と言う事で妖夢さんの日でもあり毎月06日は霊夢さんの日、そして今日は7日なのでルーミアの日……だから絵を描きたいのですが、主の絵は死ぬ程に下手なので残念ながら諦めました。無念……
兎に角投稿が遅れた事はベクターの様に許して下さい!では本編をお楽しみください
「ルールとマナーを守って楽しくデュエル!」
「ただいま帰りました」
俺たちは人里から白玉楼へと戻ってきた。それにしてもここの階段はマジで長い……
「あら〜、お帰りなさい♪妖夢」
すると白玉楼の前には幽々子さんが立っていた
「幽々子様⁉︎帰ってきていたんですか!」
「ええ。ついさっきね」
幽々子さんは軽く頷いてそう言った
「それでどうだった?」
「えっ?何がですか?」
「何って決まってるでしょ?十代君とのデート♪」
「なっ⁉︎なななな何を言ってるんですか⁉︎そんなんじゃないですよ⁉︎」
妖夢は突然顔を赤くして首を思いっきり横に振った
『十代……』
ユベル……頼むからそんな目でこっちを見るな……
『……まぁいいさ。十代は僕のものなのは変わりないからね』
……なんか一瞬昔のユベルに戻った気がする
「あっ、そうだ妖夢〜♪ちょっと頼みがあるのだけれど〜」
「えっ?なんですか?」
「突然だけど私とデュエルしましょ♪」
「デュエルですか?いいですけど何故そんな急に……」
「理由は2つよ。一つは貴女の成長を確かめるため。もう一つは……これから起こることに立ち向かえる覚悟と力があるかを確かめるため」
これから起こること?俺が呼ばれた理由はそれが関係しているのか?
「分かりました。私の今の力を幽々子様に見せます!」
「(と言っても私だけじゃなくて十代君にも妖夢の力を知っていてほしいからね)」
「お!妖夢と幽々子さんがデュエルすんのか!」
『楽しそうだね。十代』
当たり前だろ!どんなデッキでどんなデュエルをするのかと考えるとワクワクが止まらねぇぜ!
『君はいつでもブレないね。でもそれでこそ十代らしいか』
「じゃあ早速行きますよ!幽々子様!」
「いつでもいいわよ〜♪」
『デュエル!』
LP 4000 vs. 4000
「先攻は貰います!ドロー!」
さぁ、妖夢は一体何デッキだ?
「私は永続魔法、《六武衆の結束》を発動します!」
『どうやら妖夢君のデッキは【六武衆】みたいだニャ〜』
あれ?大徳寺先生いつからいたんだ?
『ついさっきニャ。やっとファラオが解放してくれて助かったニャ〜』
それにしても六武衆か……。確か仲間と力を合わせることで効果を発揮することの出来るデッキだったか?へへ、妖夢のお手並み拝見だな
「私は更に手札の《六武衆ーザンジ》を召喚!」
六武衆ーザンジ
ATK 1800
「この瞬間!《六武衆の結束》の効果が発動されます!六武衆と名のつくモンスターが召喚・特殊召喚された時に、このカードに武士道カウンターを1つ置きます!」
六武衆の結束
武士道カウンター 0→1
「そして私はカードを1枚伏せてターンエンド!」
妖夢 手札→3
『《六武衆の結束》に溜めることのできるカウンターは2つまで。次のターンに回すつもりかな?』
「私のターン、ドロー♪初めから行くわよ?」
「っ⁉︎まさかもう……」
「私は手札の《冥界の宝札》を発動するわ。自分が2体のモンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した時、デッキから2枚のカードをドロー出来る」
『《冥界の宝札》……。どうやら幽々子のデッキは最上級モンスターをあのカードでコントロールする上級者向けのデッキみたいだね』
「そして手札のレベル8以上のモンスターを墓地に送り、手札のこのカードは特殊召喚出来るわ。私は手札の《神獣王 バルバロス》を墓地に送って、《ハードアームドラゴン》を特殊召喚♪」
ハードアームドラゴン
ATK 1500
「更に魔法カード、《デビルズ・サンクチュアリ》を発動するわ。自分の場にメタルデビル・トークンを特殊する。このトークンの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは変わりに相手が受ける……だけど私のデッキの場合あんまり関係ないわね♪」
メタルデビル・トークン
ATK 0
「これは1ターン目から来ますか……」
「私は《ハードアームドラゴン》とトークン一体をリリース♪来てちょうだい、《古代の機械巨竜》!」
古代の機械巨竜
ATK 3000
「《冥界の宝札》の効果でデッキからカードを2枚ドローするわね♪」
幽々子
手札 2→4
アンティークギア……。なんかクロノス先生を思い出すな……
『だが彼女のデッキはアンティークギアで固めているわけではない。なのにこれだけアドバンテージを取りながら回すことができるのは感心するね』
お前も似たようなものだろう……
『十代君も大概だと思うのニャ……』
「《ハードアームドラゴン》をリリースしアドバンス召喚したモンスターは、カード効果では破壊されないわよ。更に《古代の機械巨竜》はバトルする際に相手の魔法・罠の発動をダメージステップ終了時まで封じる効果があるわ」
って事は今の《古代の機械巨竜》には《次元幽閉》のような攻撃対応型のカードも、《サンダーブレイク》のような破壊カードも効かないってわけか
『中々強力なコンボだね。妖夢はこの状況をどうやって切り抜けるか……』
「少し予定外ですが想定の範囲内です!リバースカードオープン!《六武式風雷斬》!自分の場の武士道カウンターを1つ取り除いて2つの効果から1つを選択して発動します。1つは相手のモンスターを破壊する効果。もう一つは相手のカードを手札に戻す効果。私は2つ目の効果を選択します!対象は当然《古代の機械巨竜》!」
六武衆の結束
武士道カウンター 1→0
「あらら〜、手札に戻されちゃったわね〜」
『なるほど、破壊も出来ず攻撃時に罠を発動できないのであれば手札に戻してしまえばいいってわけか。相手のデッキを知り尽くしているからこその戦術だね』
「スゲェぜ!妖夢!あんなにあっさりと状況をひっくり返すなんてな!」
「《ハードアームドラゴン》を素材にしなければ破壊効果を選べたのですが……」
「でも私だってタダでは終わらないわよ♪魔法カード、《トレード・イン》を発動!自分の手札からレベル8のモンスター、《古代の機械巨竜》を墓地に送り、2枚のカードをドローするわ」
幽々子さんも直ぐに手札のカードを入れ替えて態勢を整えたな。これは見ごたえのあるデュエルになりそうだぜ!
「私はカードを2枚伏せてターンエンドよ。さぁ妖夢。貴女の成長した力を見せてちょうだい」
幽々子 手札→3
「言われなくてもそのつもりです!ドロー!私は《六武衆ーニサシ》を召喚!」
六武衆ーニサシ
ATK 1400
「六武衆の召喚により、《六武衆の結束》にカウンターが1つ置かれます」
六武衆の結束
武士道カウンター 0→1
「続いて手札から《六武衆の師範》を特殊召喚!」
六武衆の師範
ATK 2100
「このカードは自分の場に他の六武衆がいる時に手札から特殊召喚出来ます。そして《六武衆の結束》には更なるカウンターが置かれます」
六武衆の結束
武士道カウンター 1→2
「《六武衆の結束》の効果発動!このカードを墓地に送り、このカードに乗っていたカウンターの数だけデッキからカードをドローできます!乗っていた武士道カウンターの数は2つ……よって2枚のカードをドローします!」
妖夢
手札 2→4
『フィールドの制圧とドローを同時に行う……更に幽々子の行動を読んだプレイング……彼女は中々腕のいいデュエリストだね。君でも苦戦を強いられるんじゃないか?』
そうだなぁ……確かに妖夢は強い。でも何か少し固いような気がするんだよな……。何かが足りないっていうのかな……
『かつて君が忘れていたものかい?』
……かもしれないな。妖夢もそれに気付くことが出来ればもっと強くなれると思うぜ?
『君も一丁前の事を言うようになったね。』
……悪かったな
「行きます!《六武衆ーザンジ》で幽々子様にダイレクトアタック!」
「じゃあ私は永続トラップ、《メタル・リフレクト・スライム》を発動するわ。このカードは発動後、モンスターカードとして守備表示で特殊召喚される特殊なカードよ♪」
メタル・リフレクト・スライム
DEF 3000
「構いません!《六武衆ーザンジ》でそのまま攻撃します!」
「攻撃力の低いモンスターで攻撃?」
『十代くんは勉強不足みたいだニャ。ザンジにはモンスター効果があるんだニャ』
DEF 3000 vs. ATK 1800
3000➖1800=1200
4000➖1200=2800
「うっ……この瞬間ザンジの効果が発動!自分の場に他の六武衆がいる時、このカードとの戦闘で破壊できなかったモンスターを破壊します!《メタル・リフレクト・スライム》は破壊されます!」
「ふふ……中々やるわね、妖夢」
「私の場にはまだモンスターはいます!続いて《六武衆の師範》で幽々子様にダイレクトアタックです!」
「ライフで受けるわ♪」
4000➖2100=1900
「《六武衆ーニサシ》は、自分の場に他の六武衆がいる時、2回の攻撃を可能となります!これで終わらせます!」
「そう簡単にやらせないわよ?リバースカード発動!《フリッグのリンゴ》!自分の場にモンスターがいない時にダイレクトアタックで自分がダメージを受けた場合に発動できる。その数値を回復し、その数値と同じステータスを持つ《邪精トークン》を特殊召喚するわよ♪」
1900➕2100=4000
邪精トークン
ATK 2100
「スッゲェ!あんなカードまであるんか!」
『受けたダメージを回復し、場にモンスターを残す。状況によってはかなり強力なカードだね』
「くっ、防がれたうえにライフも元に戻されましたか……」
「まだまだ甘いわね♪私はそう簡単にはやられないわよ?」
「《邪精トークン》の攻撃力はニサシよりも上。攻撃しても無意味ですので私はカードを2枚伏せてターンエンドします……」
妖夢 手札→2枚
「私のターン、ドロー♪」
幽々子さんの場にはトークンが一体と《冥界の宝札》が1枚か。次はどんな手で攻めてくんのかな!
「私は手札の魔法カード《手札抹殺》を発動するわ。互いに手札を全て捨て、その枚数だけドローする。私の手札は2枚よ」
「私も同じく2枚です」
「なら2人共2枚捨てて2枚ドローね♪」
幽々子
捨てたカード
レベル・スティーラー
アドバンス・ドロー
妖夢
捨てたカード
六武衆の御霊代
紫炎の足軽
「来たわ。相手の場に魔法・罠が2枚以上ある時、このカードは手札から特殊召喚できる。《氷帝家臣エッシャー》を特殊召喚♪」
氷帝家臣エッシャー
DEF 1000
これで生贄が二体揃った。来るか!
「私はこの2体のモンスターをリリースし、《創世神》をアドバンス召喚♪」
創世神
ATK 2300
「《冥界の宝札》の効果により私は2枚のカードをドロー。」
幽々子
手札 0→2
「更に《創世神》の効果発動。自分の墓地のモンスターを選択し、手札を1枚捨てる事で選択したモンスターを特殊召喚出来るわ。私が選択するのは《古代の機械巨竜》よ。何かチェーンはあるかしら?」
「くっ、何もありません……」
「何もないなら手札を1枚捨てて、《古代の機械巨竜》を復活させるわね」
捨てたカード
幻影騎士団シャドーベイル
古代の機械巨竜
ATK 3000
幽々子さんスッゲェな。こんなにも簡単に上級モンスターを操るなんてな
『それだけ彼女は凄腕のデュエリストって事なのだろう』
「バトルよ。《古代の機械巨竜》でニサシを攻撃!」
3000➖1400=1600
2800➖1600=1200
「うっ……まだまだです!」
「続けて《創世神》でザンジに攻撃よ♪」
2300➖1800=500
1200➖500=700
「うあっ!くっ……この程度なら……」
「これで私はターン終了。さぁ妖夢。貴女の実力を見せてみなさい」
「っ⁉︎勿論です!私は最後まで諦めません!」
スッゲェな幽々子さん。かなり不利な状況かと思ってたのにたった1ターンでその状況をひっくり返しちまった
『しかも幽々子はまだライフが変化しておらず、フィールドも制圧してしまった。これは妖夢が逆転するのは少々厳しいかもしれないな』
でも妖夢は諦めてないぜ?デュエルは1つのドローでガラリと変わっちまうもんだ。ここから妖夢がどう動くのかが楽しみだぜ!
『十代くんはいつも逆転ばかりしてるから説得力があるんだにゃ』
「私は幽々子様のエンドフェイズ時に永続トラップ、《神速の具足》を発動します!」
「なるほど。次のドローに賭けてきたわね」
「このカードがある限り、ドローフェイズにドローしたカードが六武衆ならば、そのモンスターを私の場に特殊召喚出来ます!」
「(見せてもらうわよ。貴女の成長……貴女の覚悟を!)」
「(このデュエルは次のドローに掛かっている。幽々子様の場には《創世神》と《古代の機械巨竜》。対する私の場は《六武衆の師範》のみ。お願い……この状況を覆せるカードを……)」
妖夢……お前の力を幽々子さんに見せてやれ!
「私のターン……ドロー!」
『さぁ……彼女は何を引き当てたか……』
「……………よし!」
「(あの表情……どうやら来たみたいね)」
「私が引いたのは……《六武衆の露払い》!よって永続トラップ、《神速の具足》の効果により特殊召喚します!」
六武衆の露払い
ATK 1600
「そして《六武衆ーヤリザ》を通常召喚!」
六武衆ーヤリザ
ATK 1000
「《六武衆の露払い》の効果発動!1ターンに1度、自分の場の六武衆をリリースする事で、相手のモンスターを破壊出来ます!私は《六武衆の師範》をリリースし……《古代の機械巨竜》を破壊します!」
「この状況で《古代の機械巨竜》を優先して破壊した?って事はあの伏せカード……一気に攻めて来るつもりね」
「伏せカードオープン!《諸刃の活人剣術》!自分の墓地に存在する六武衆を二体、攻撃表示で特殊召喚出来ます。ただしこの効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊され、破壊されたモンスターの攻撃力分のダメージを受けてしまいますが……」
文字通り諸刃の剣ってわけか……
『妖夢はこのターンで勝負を仕掛けるみたいだね』
「幽々子様……私は私の全力で戦います。私の成長と覚悟……どうか見てください!」
「妖夢……分かったわ。貴女の全力……私も本気で受け止めて上げる!」
「行きます!《諸刃の活人剣術》の効果で、墓地のニサシとザンジを特殊召喚します!」
六武衆ーザンジ
ATK 1800
六武衆ーニサシ
ATK 1400
「バトルです!《六武衆ーヤリザ》は、他の六武衆がいる時、相手にダイレクトアタックが出来ます!ヤリザで幽々子様にダイレクトアタック!」
4000➖1000=3000
「続けてザンジで《創世神》に攻撃します!」
2300➖1800=500
700➖500=200
「うっ……ダメージは受けましたが、ザンジは他の六武衆を身代わりにする事で自身の破壊を免れます。私はザンジの代わりにヤリザを破壊します」
「そして戦闘で破壊されなかった私の《創世神》はザンジの効果で破壊されるわね」
これで幽々子さんの場はガラ空き……ニサシは2回攻撃が出来るから全ての攻撃が通れば妖夢の勝ち。だが……
『幽々子のあの余裕。まだ何か隠してるね』
「ニサシで幽々子様にダイレクトアタック!」
3000➖1400✖️2=200
「これで最後です!露払いでダイレクトアタック!」
さぁ、幽々子さんはどう出る!
「……ふふふ」
「?何を笑ってるんですか?」
「何でもないわ。ただ……妖夢はまだまだ甘いって思ってね♪」
「え?どうゆう事ですか?」
「デュエルはフィールドばかりじゃないって事よ♪私は墓地からトラップカード、《幻影騎士団シャドーベイル》を発動!」
「なっ⁉︎墓地からトラップ⁉︎」
「あのカード……そうか!あの時《創世神》の効果で捨てたカードか!」
『なるほど。墓地から発動するトラップとは驚いた。これなら《創世神》の効果を実質ノーコストで発動したと言うわけか』
「このカード相手がダイレクトアタックを宣言した時、墓地から通常モンスターとして特殊召喚出来るカードよ」
幻影騎士団シャドーベイル
DEF 300
「くっ……防がれてしまいましたか……ならば露払いでシャドーベイルに攻撃です!」
DEF 300 vs. ATK 1600
「自身の効果で特殊召喚された《幻影騎士団シャドーベイル》が場を離れた時、ゲームから除外されるわ」
これでまた幽々子さんの場にモンスターは居なくなり、《冥界の宝札》だけになったな
『でも妖夢くんの発動したトラップ、《諸刃の活人剣術》によって召喚されたザンジとニサシはエンドフェイズに破壊されその攻撃力の合計……3200のダメージを受けてしまうんだニャ』
『妖夢はこのターンで攻め切るつもりだった様だが……残念ながら無理だったみたいだね』
いや、妖夢は諦めてねぇぜ?俺はもう少しだけこのデュエルは続くと思う。それにあいつにはまだ最後の手札があるんだ。最後の最後まで何が起こるのか分からないのがデュエルってもんだろ?
『……ふっ、そうだったな』
「私は手札から《一時休戦》を発動!互いにカードを1枚ドローします」
妖夢
手札 0枚→1枚
幽々子
手札 1枚→2枚
「そして次の自分のターンまで、互いに受ける全てのダメージは0になります」
『まるで一方的な休戦……と言いたいが使い方としては理想的なんだろうね』
ああ、これで《諸刃の活人剣術》のデメリットを上手く回避出来るってわけだ
「私はカードを1枚伏せ、ターン終了です。そしてザンジとニサシはエンドフェイズに破壊され私はダメージを受けますが、《一時休戦》の効果でそのダメージは無効となります」
妖夢 手札→0枚
このターンで幽々子さんと妖夢のライフは共に200。だがこのターンは幽々子さんからダメージを与える事は出来ない……。状況は明らかに妖夢の方が優勢になったな
『しかも妖夢の場には《六武衆の露払い》がいる。あのカードを破壊出来なければ、壁モンスターを出しても効果で破壊されてしまう可能性が出てしまう』
「……妖夢、貴女は本当に昔に比べて強くなったわね」
「幽々子様?どうしたんですか?突然……」
「貴女が成長したのが凄く嬉しいのよ。貴女の主として……」
「幽々子様……」
「でもね?妖夢。私はまだ貴女には負けないわよ?」
「……私だって負けるつもりはありません!確かに私は未熟です……。でも私は十代さんのデュエルを見て思ったんです!私も十代さんみたいに強くなりたい!大切なものを守れる位に……」
妖夢……お前……
「だから……だからこそ!今日こそは幽々子様に勝って、今の自分を越えてみせます!」
「……そう。それが今の貴女の覚悟なのね……。いいわ。私も妖夢の想いに応えるために全力で相手をするわ。行くわよ?妖夢!」
「はい!幽々子様!」
「私のターン……ドロー!……私は《サイバー・ヴァリー》を召喚してターンエンドよ」
サイバー・ヴァリー
ATK 0
幽々子 手札→2枚
「私のターン!(サイバー・ヴァリーは攻撃対象になった時、攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了する効果だったはず……だったら!)私はリバースカード、《六武衆推参!》を発動!自分の墓地にいる六武衆をこのターンのみ復活させます。私は墓地のヤリザを召喚!」
六武衆ーヤリザ
ATK 1000
「《サイバー・ヴァリー》は攻撃対象とならなければ効果を発動出来ません。だったら無視してダイレクトアタックすればいいだけです!《六武衆ーヤリザ》でダイレクトアタックです!」
「残念だけどそれも全て計算尽くよ?私は手札から《バトルフェーダー》の効果発動!相手のダイレクトアタック時、このカードを特殊召喚してバトルフェイズを終了するわ」
バトルフェーダー
DEF 0
「くっ、また防がれましたか……。なら私は魔法カード、《おろかな埋葬》を発動します!デッキのモンスター……《ネクロ・ガードナー》を墓地に送ります。更にレベル3の《六武衆の露払い》と《六武衆ーヤリザ》でオーバーレイ!」
同じレベルのモンスターで召喚する召喚法……まさかこれが⁉︎
『どうやらそうみたいだね』
スッゲェ!これがエクシーズ召喚って奴か!
『エクシーズ……この世界での召喚法か何かかニャ?』
「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!現れよ、《発条機雷 ゼンマイン》!」
発条機雷 ゼンマイン
DEF 2100
「ゼンマインは破壊される時、ORUを一つ使う事でその破壊を無効にし、そのエンドフェイズ時に相手のカードを1枚破壊出来ます。私はこれでターンエンドです」
妖夢 手札→0枚
厄介なモンスターだな。ステータスこそ余り高くは無いがその分破壊耐性を持ち、尚且つ除去効果を兼ね備えてるからな
「私のターン、ドロー!……このターンで終わらせるわよ?妖夢」
「なっ⁉︎」
『妖夢の墓地にはさっき送った《ネクロ・ガードナー》。更に場には鉄壁の守りを持ったゼンマイン。この状況で本当に勝てると言うのか?』
だが幽々子さんがハッタリを言うとは思えない。恐らく幽々子さんは今引いたカードで確証を得たんだろうな
「私は《サイバー・ヴァリー》と《バトルフェーダー》をリリースし、《堕天使アスモディウス》をアドバンス召喚!」
堕天使アスモディウス
ATK 3000
アスモディウス?あいつじゃあゼンマインを破壊しきれな……まさか⁉︎
「更に自分がアドバンスに成功した時、このカードはそのモンスターと同じ種族、属性、レベルのモンスターとして特殊召喚出来る。《イリュージョン・スナッチ》を召喚!」
イリュージョン・スナッチ
ATK 2400
種族 悪魔→天使
レベル 7→8
「レベル8のモンスターが2体……エクシーズですか……」
「そして《冥界の宝札》の効果で2枚ドロー」
幽々子
手札 0枚→2枚
「エクシーズ召喚を使えるのは妖夢だけじゃないのよ?私はレベル8の《堕天使アスモディウス》と《イリュージョン・スナッチ》でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!現れよ、冥界に眠りし魂たちを守護する騎士、《No.23 冥界の霊騎士 ランスロット》!」
No.23 冥界の霊騎士ランスロット
ATK 2000
「な、ナンバーズ⁉︎確か普通のエクシーズモンスターよりも強力な力を持つモンスターだったはず……」
「貴女にはまだ見せたことなかったわね。これが私の真のエースよ。見せてあげるわ、私のナンバーズの力を。ランスロットはORUがある時、相手にダイレクトアタックが出来る!」
「なっ⁉︎攻撃力2000のダイレクトアタック⁉︎」
だが妖夢の墓地には《ネクロ・ガードナー》のカードが……
「冥界の霊騎士ランスロットで、妖夢にダイレクトアタック!」
「くっ!私は墓地の《ネクロ・ガードナー》の効果を使います!このカードを除外し、その攻撃を無効にします!」
「このランスロットの前ではそんな小細工は無意味よ?冥界の霊騎士ランスロットの効果発動!このカード以外のカード効果が発動した時、ORUを一つ使う事でその効果を無効にし破壊するわ。エフェクトアブソーブ!」
「そ、そんな⁉︎」
『これで決まったね』
ああ。だがいいデュエルだったぜ
「これでラストよ。《ネクロ・ガードナー》の効果は無効となり、冥界の霊騎士ランスロットの攻撃は続行されるわ。ソウルエナジースラッシュ!」
「やっぱり……幽々子様は強いです……」
200➖2000=−1800
win 西行寺幽々子
「ふぅ……今回も負けてしまいましたね……」
「でも妖夢もかなり腕を上げてたわよ?私だって途中でヒヤヒヤしたもの♪」
「いえ、私はまだまだです」
「そんな事は無いぜ?妖夢」
「十代さん……」
「俺も妖夢のデュエルを見ててちょーワクワクしたもんな。ガッチャ!最高にいいデュエルだったぜ」
「っ⁉︎はい!ありがとうございます!」
妖夢は笑顔で頭を下げお礼を言った。妖夢は自分の力にまだ気づいていないらしい。絶対に妖夢は強くなる。それも指折りの実力者に……
「それにしても一つだけいいか?」
「はい。なんですか?」
「《一時休戦》の発動時にニサシとザンジでランク4のエクシーズをだす手もあったんじゃないか?」
「ああ、それですか。実は私はまだランク4のエクシーズは持ってなくて……」
「えっ?そうなんか?」
やっぱみんなが使うって言っても簡単には手に入らないってわけか
「ゼンマインは紫様が下さったものでして、今でも使わせて貰ってます」
「紫?」
「紫は私の親友よ♪」
幽々子さんの親友か。って事は幻想郷にデュエルモンスターズを広めた張本人ってわけだな
「あっ、そうだ妖夢〜」
「どうしたんですか?幽々子様」
「私デュエルしたらお腹空いちゃった♪」
「あー!そう言えば俺も腹減ってたのすっかり忘れてたぜ〜」
「分かりました!では直ぐに作りますね!」
妖夢はそう言って小走りで白玉楼の中へと入っていった
「……十代君。貴方、妖夢のデュエルを見てどうだった?」
「ん?ああ、妖夢は強いよ。いづれかなりのデュエリストになる。俺はそう思う。ただ……」
「ただ……何?」
「……いや、なんでも無いよ」
「……ふふ、そう。まぁ貴方からのお墨付きが貰えれば大丈夫ね♪」
「はは、そう言っていただけて光栄だよ」
「じゃあ早く中に入りましょ♪何時迄ここに立ってても仕方ないもの」
「ああ、そうだな」
俺が途中で止めた言葉。それは恐らく幽々子さんも気付いている。幽々子さんと俺の考えは同じだろう。だからこそ言わなかった。俺も幽々子さんも、妖夢の成長を願っている。1人のデュエリストとして……。
デュエリストには言葉はいらない。真のデュエリストは言葉にしなくても、デュエルの中で……カードを通じて語ればいい。だから妖夢もデュエルをする度に成長するだろう。過去の俺の様に……
いかがでしたか?久しぶりに書いたので少し手こずりました。えっ?妖夢さんだけ優遇しすぎ?そりゃ僕の一番好きなキャラなので当然です(キリッ)。妖夢さんは俺の嫁。異論は認める
てなわけで今回もデッキ紹介と参りましょうか!先ず妖夢さんのデッキですが見れば分かりますよね?そうです。みんなのトラウマ【六武衆】です。今回出たのは全て旧六武衆ですね。罠は後で出たのもありますが……。旧六武衆は他の六武衆が自分の場にいる事で発動出来るのが殆どです。切り札は当然言わずと知れたヤリザ殿!…では無く、紫炎ですね。今回は出ませんでしたが……。真が出るかどうかはこれからのお楽しみと言う事で
次に幽々子さんのデッキですが此方は余り使ってる人は見ないですね。【冥界軸最上級多用】です。キーカードである《冥界の宝札》を使い、レベル7以上の最上級モンスターを召喚してアドを取りながら場を制圧する、少々上級者向けに近いデッキです。上手く回れば攻撃力3000クラスのモンスターが絶えずに場に出たり、ランク8エクシーズを出せたりもしますが、デッキ作成難易度も高くプレイングも無ければ扱うのは困難だと思います。実は僕も作ってみたいと思ったりしてます……。今は昔と比べてかなり使い易くなったと思いますし楽しいと思います
今回のデッキ紹介はこんなところでしょうか。では最後に次回予告に入ります。感想などがあれば気軽にどうぞ♪次回予告は早苗さんです
「私たちは人里を後にするとにとりさんの元へと寄る事にした。そして私たちはにとりさんが現在造っているものを見るためにデュエルをする事になった。これは遊星さんにデュエルを見てもらうチャンス!このデュエル、私が受けます!次回、東方✖️遊戯王!ジャンク対決!河童のにとり!私の奇跡は必然です!」