伝説の決闘者達の幻想入り   作:豆鉄砲X☆

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待たせたな!最新話だ!今回は遊戯さんの話!そして懐かしのあの人も登場!さぁ、あの人のデュエルを再び味わうがいい!では本編だ!

「ルールとマナーを守って楽しくデュエル!」


〜新たな物語の始まり〜
再開、蘇る王(ファラオ)の魂


僕は霊夢さんにこの世界のことを色々と聞いていた。どうやら少し前までは弾幕ごっこと呼ばれる対戦方法があったが、今では紫さんが誰も傷つかないようにデュエルモンスターズをこの幻想郷に広めたらしい

 

「つまりこの世界でも僕達の世界の戦い方が通用するって事だね?」

 

「ええ、そうよ。もちろん遊戯の時代には無かったカードもあるわ。それらを使ってデッキを改良してみてもいいんじゃないかしら?」

 

そっか。この世界のデュエルは僕の世界よりも進んでる可能性があるわけだもんね……

 

「うん、ありがとう。ゆっくりと考えさせてもらうよ」

 

僕と霊夢さんが話していると……

 

「おーい!遊戯〜!」

 

魔理沙が箒にまたがって飛んできた。この世界の住人は空を飛んだり特別な能力を持っていたりするらしい

 

「魔理沙?どうしたの?」

 

「昨日言っただろ?次の日もまた来るってな」

 

僕が質問すると魔理沙は微笑みながら答えた。何だか城之内くんを思い出すなぁ……

 

「実はお前を連れて行きたいところがあるんだ」

 

僕を?一体どこだろう……

 

「魔理沙……あんたまさか、紅魔館に連れて行こうなんて思ってないわよね?」

 

「安心しろ。そっちじゃないから」

 

紅魔館?行くわけじゃないけどどんなところかは気になるな……

 

「取り敢えず行こうぜ!ほら!」

 

「う、うん」

 

「まぁ、紅魔館じゃ無いなら大して危険はないか……。気を付けて行ってきなさいよ?」

 

僕は見送ってくれる霊夢に手を振り、魔理沙の乗る箒の後ろにまたがった

 

うっ……さすがに女の子と密着するのはドキドキするなぁ……

 

「よし!じゃあ飛ばすからしっかり掴まっておけよ?」

 

「えっ?うん」

 

魔理沙がそう告げると、僕達は宙に浮かび上がり物凄い勢いで上昇した

 

「うわああああああぁぁぁぁぁ⁉︎」

 

「……大丈夫かしら?」

 

 

 

少年少女移動中…

 

 

 

「っと、到着だな。ん?どうした?」

 

「い、いや。何でもない……」

 

今後魔理沙の箒に乗る事は控えよう……

 

「そうか?っと、ここが目的の場所だぜ!」

 

僕の目の前には少し寂れた感じの建物が建っていた。看板には掠れた文字で『香霖堂』と書いてある

 

「ここは私の知り合いがやってる店でな……こんな森の中で商売しても儲からないから人里に来いって言ってるんだが頑固でここから店は動かさないって言ってるんだ」

 

「そうなんだ……」

 

不思議だ……。この店からは何か懐かしい雰囲気を感じる。この感じは確か……

 

「兎に角中に入ろうぜ?こんな所で立ち話をするのも疲れちまうしなぁ……」

 

「うん。そうだね」

 

魔理沙の意見に賛同し、僕達は香霖堂の中に入った

 

 

「いらっしゃい」

 

挨拶してくれたのは本を読んで眼鏡を掛けている銀髪の知的な男性だった

 

「ってなんだ、魔理沙か何か用?」

 

「なんだはないだろう?今日は客を連れてきたんだぜ?」

 

「客?その子のことかい?」

 

また僕を子供扱い……慣れてはいるけどさすがに悲しいものがあるなぁ……

 

「いらっしゃい。何か見たいものはあるかい?」

 

折角だしカードでも見て行こうかな……

 

「じゃあ……⁉︎」

 

カードの場所を尋ねようとした瞬間、僕は目に映ったものを疑った

 

「あれは……まさか⁉︎」

 

僕は直ぐにその場所へと駆け寄った

 

「おい!どうしたんだよ!」

 

間違いない……これは紛れもなく……『千年パズル』!

でもなんでこんな所に……

 

「すいません!これはどこで手に入れたんですか?」

 

「ああそれ?森の中を歩いていたら偶然見つけてねぇ。でも僕の能力でも使い方が分からなかったんだ……」

 

「何?こーりんの力でも分からなかったのか?」

 

「コーリン言うな。僕の能力だって完璧じゃないんだ。仕方ないだろう」

 

偶然?本当に偶然なの?僕が幻想郷に来たタイミングとほぼ同じ時間にここで見つかるだなんて……。偶然とは思えない

 

「すいません。これを僕に譲ってくれませんか?」

 

「えっ?どうして?」

 

「これは元々僕のものなんです。僕と……もう一人の僕を繋ぐ大事な絆の証なんです」

 

「んー。とは言ってもやっぱり商品は商品だからねぇ。タダで譲る訳には……」

 

「いいじゃねぇかよ。こーりん」

 

「魔理沙?」

 

「遊戯は初めてここに来たんだ。今回くらいサービスしたらどうだ?」

 

魔理沙……

 

「そうだね……確かに彼は今日初めて来たんだ。今回だけサービスしよう」

 

「本当ですか⁉︎ありがとうございます!」

 

「ただし……」

 

「ん?」

 

店員さんは一言いい魔理沙を指差す

 

「君の帽子の中に入っているものを出したらね」

 

「げっ⁉︎バレてた⁉︎」

 

「魔理沙⁉︎まさか万引きしたの⁉︎」

 

「人聞きの悪いこと言うな!私はただここにある物を死ぬまで借りて行こうかと……」

 

「それを世間では万引きや泥棒って言うんだよ。さぁ、返してもらうよ」

 

 

「はいはい、分かったよ……」

 

魔理沙は渋々と盗もうとしたものを返した。当たり前の事だと思うんだけど……

 

「おい!店主はいるか!」

 

突然大柄な厳つい男が入って来た

 

「また君か……君にあげる物は何も無い!」

 

「そんな堅いこと言うなよ。サッサとこの店にあるカードを持って来やがれ!」

 

「おい、こいつは誰だよ?」

 

「この男は最近ここら辺でデュエリストを見つけてはアンティを挑む無法者のデュエリストだ」

 

「何⁉︎この幻想郷ではアンティは禁止の筈だろ⁉︎」

 

「はっ!そんなもんは八雲紫が勝手に決めた事だろ?俺が大人しく従うわけないだろ!」

 

この世界でも霊夢や魔理沙みたいに良い人ばかりなわけじゃないんだ

 

「お前はデュエリストなんかじゃない!」

 

 

「ああ、リアリストだ。さあ!サッサと持って来やがれ!」

 

「ぐあ!」

 

「こーりん!」

 

男は逆上して店員さんを突き飛ばした

 

「大丈夫か!」

 

「あ、ああ……なんとかね……」

 

「なんて酷いことを!」

 

「なんだ?次は餓鬼かよ。貴様なんかに用は無いんだよ!」

 

 

「うぐっ!」

 

「ガキはガキらしく家に帰ってお昼寝でもしてな!」

 

男は僕の胸ぐらを掴みそう言った

 

助けて……もう一人の僕……

 

僕は千年パズルを握り締めそう願った。すると……

 

「っ⁉︎なんだ!この光は⁉︎」

 

突然千年パズルが光輝き男は僕から手を離した。そして僕の雰囲気が変わっていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っ⁉︎何なんだよこの光は⁉︎

 

「……………」

 

ガキの雰囲気が……変わった?

 

「遊戯?遊戯なのか?」

 

「ああ。おい、そこのでくの坊」

 

「ああ?テメェ喧嘩売ってんのか!」

 

「俺とデュエルしろ」

 

何?デュエルだと?この俺と?はっ!笑わせてくれるぜ!」

 

「俺が勝ったらお前は二度と他人に迷惑はかけるな」

 

 

「ふん!だったら俺が勝ったら貴様のデッキを頂くぞ!」

 

「ああ。いいだろう」

 

「なっ⁉︎バカ!それじゃあお前のリスクの方が圧倒的にデカイじゃないか!」

 

「安心しろ。俺は負けない」

 

「遊戯……」

 

はっ!バカな奴だぜ!こんなガキに俺が負けるわけないぜ!

 

「これで貴様のデッキは俺のものだ!後悔してももう遅いぜ!」

 

「御託はいい。早く始めよう」

 

「ふん!その減らず口を叩き潰してやるぜ!」

 

『デュエル‼︎』

 

「先攻は俺だ!ドロー!」

 

ふっ、この手札なら直ぐに終わるぜ!

 

「先ずは手札から《ゴブリン突撃部隊》を召喚!」

 

ATK 2300

 

「さらに魔法カード《二重召喚》を発動!俺はこのターン、もう一度通常召喚出来る!俺は《ゴブリンエリート部隊》を召喚!」

 

ATK 2200

 

「攻撃力2000以上のモンスターが二体!こいつ……どうやら口だけじゃないみたいだぜ……」

 

へっ!俺にかかればこの程度のことなど造作も無い!あのガキもさぞビビって……

 

「終わったか?なら早くターンエンドしろ」

 

くっ!このガキ!すかした顔しやがって!絶対ぶっ殺してやる!

 

「俺はカードを二枚伏せ、ターンエンド!」

 

男 手札→1枚

 

 

「俺のターンだな。ドロー!俺は魔法カード、《召喚師のスキル》を発動!デッキからレベル5以上の通常モンスターを手札に加える。俺が手札に加えるのは……《ブラック・マジシャン》!」

 

「何⁉︎《ブラック・マジシャン》だと⁉︎」

 

バカな⁉︎あのカードは伝説のレアカードの筈……なんでこんなガキが持っていやがるんだ!

 

「更に魔法発動!《古のルール》!手札からレベル5以上の通常モンスターを特殊召喚する!現れろ!我が忠実なる僕……《ブラック・マジシャン》!」

 

ATK 2500

 

 

「これが……《ブラック・マジシャン》……」

 

だがこのデュエルに勝てば俺のものになる!サッサと片付けさせてもらうぜ!

 

「これが伝説のレアカードの1枚……《ブラック・マジシャン》!超カッコいいぜ!」

 

「行くぞ!《ブラック・マジシャン》で《ゴブリン突撃部隊》を攻撃!黒・魔・導!」

 

2500➖2300=200

 

4000➖200=3800

 

「うぐ!この程度!」

 

「俺は《翻弄するエルフの剣士》を守備表示で召喚!」

 

DEF 1200

 

「カードを2枚伏せてターンエンド」

 

遊戯 手札→1枚

 

 

「やろう……調子に乗りやがって!俺のターン!」

 

ふん!このカードで一気にケリを付けてやるぜ!

 

「手札から装備魔法《デーモンの斧》を発動!《ゴブリンエリート部隊》に装備することによって、攻撃力を1000ポイントアップする!」

 

ATK 2200→3200

 

「攻撃力3200⁉︎《ブラック・マジシャン》の攻撃力を超えた⁉︎」

 

「ふん!例え伝説のカードだろうと、攻撃力が超えられれば無意味だ!行け!《ブラック・マジシャン》を破壊しろ!」

 

「ふっ、それはどうかな?」

 

「何?」

 

「罠カード、《シフトチェンジ》!自分のモンスターが攻撃、またはカード効果の対象になった時、別のモンスターに変更できる!俺は攻撃対象を《ブラック・マジシャン》から《翻弄するエルフの剣士》に変更する!」

 

なんだと⁉︎ちっ、避けられたか。《翻弄するエルフの剣士》は攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘では破壊されない。だがこんな方法もあるんだよ!

 

「永続罠《最終突撃命令》を発動!場の全てのモンスターは攻撃表示となり、表示形式の変更は出来ない」

 

「うまい。たとえ戦闘で破壊できなくても、攻撃表示になれば戦闘ダメージは与えられる」

 

「それだけじゃない。《ゴブリンエリート部隊》には攻撃後バトルフェイズ終了時に守備表示になるデメリットがある。あのカードが発動している限り、そのデメリットは無くなる」

 

「まだだ!罠カード発動!《ライジング・エナジー》!手札を1枚捨て、《ゴブリンエリート部隊》の攻撃力を更に1500アップする!」

 

ATK 4700

 

 

「これが通れば貴様のライフはわずかに700!俺の勝ちは決定的だ!」

 

「遊戯!」

 

「……………」

 

4700➖1400=3300

 

「はっはっはっはっ‼︎貴様の様なガキにこの俺が倒せるわけがないんだよ!」

 

「遊戯……」

 

「ふっ、この程度で勝ち誇るなんてな。所詮はエセデュエリストか……」

 

「何⁉︎」

 

遊戯 LP4000

 

な、何故だ⁉︎なぜライフが減っていない!

 

「俺は手札から《クリボー》の効果を発動していた」

 

《クリボー》……だと⁉︎

 

「このカードは手札から捨てることにより、自分の受ける戦闘ダメージを0にする」

 

「ちぃ!往生際の悪い奴だ!ターンエンド!」

 

ATK 3200

 

男 手札→0

 

「だけどあの男の場には攻撃力3200の《ゴブリンエリート部隊》がいる。簡単には突破できないぜ?」

 

「だけど彼の目を見て?彼はこのターンで一気に仕掛けるつもりだ」

 

「なっ⁉︎このターンでだって⁉︎遊戯の奴……一体どうするつもりなんだ?」

 

 

「俺のターン……ドロー!……どうやらもう終わりのようだな」

 

 

「へっ!やっと理解しやがったか!」

 

「ああ。ただし……お前の敗北でな!」

 

「何⁉︎」

 

「手札から魔法カード《死のマジックボックス》を発動!お前の場のモンスター、《ゴブリンエリート部隊》を破壊して俺の場のモンスターを相手の場に移す!」

 

「何だと⁉︎しまった!《ゴブリンエリート部隊》が⁉︎」

 

「そして俺の場の《翻弄するエルフの剣士》をお前の場に移す!」

 

くっ!俺のモンスターが破壊されたか……だが《翻弄するエルフの剣士》は《ブラック・マジシャン》の攻撃では破壊されない!まだ望みは……

 

「お前に次のターンは来ない!永続罠《洗脳解除》を発動!このカードがある限り、全てのモンスターのコントロールは元々の持ち主の場に戻る!」

 

 

なっ⁉︎って事は⁉︎

 

「そうか!《死のマジックボックス》の効果で相手場にコントロールを奪われたとしても!」

 

「あのカードがある限り自分の場に戻って来るって訳だね」

 

「ば、バカな……。この俺が!こんな奴に!」

 

「行くぞ!《ブラック・マジシャン》!《翻弄するエルフの剣士》!2体でダイレクトアタック!」

 

バカなぁ〜〜⁉︎

 

 

2500➕1400=3900

 

3800➖3900=−100

 

win 武藤遊戯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊戯すげぇ……1もダメージを食らわずに勝っちまった……

 

 

「クソ⁉︎こんなバカな⁉︎こんな小便くせぇガキに!」

 

 

「約束だ。もう二度と他人に迷惑はかけるな」

 

「はっ!そんな約束はした覚えはねぇな!」

 

「なっ⁉︎お前きたねぇぞ!」

 

「うるせぇ!俺がこんなガキに負けるわけねぇんだ!」

 

こいつ!最初から約束を守る気なんか無かったな!

 

「……やはりか」

 

「ああ?」

 

「お前からは闇の力を感じる。元々はそんな奴じゃなかった筈だ」

 

「テメェ……何を言ってやがる!」

 

「お前の心の悪を砕く!マインド・クラッシュ!」

 

「ぐあっ!なんだこの感じは!うっ!ぐうっ……」

 

男は頭を抱えながらその場に倒れこんだ。遊戯は一体何をしたんだ?

 

「うっ!ぐっ!ん?ここは……」

 

男は起き上がった。しかし何やら様子が変だ

 

「俺は……今まで何を……」

 

「おい!何も覚えてないのか?」

 

「ああ……俺は確か2日ほど前に森を歩いていて……それから記憶が……」

 

「そうか……」

 

一体どうなってるんだ?さっきここでデュエルした事覚えてないなんて……

 

「この男は一種の洗脳にかかっていたらしい。操られてからの記憶は全く無いだろう」

 

遊戯……お前は一体なんなんだ?なんでそんなことがわかる?

 

「……疲れただろう!お前はそろそろ帰るといい」

 

「は、はい!分かりました!失礼します!」

 

男は少しビビりながら走って帰っていった。遊戯が怖かったのか?

 

「……ふぅ」

 

また遊戯のペンダントの様なものが光り、元の弱々しい遊戯に戻った

 

「ありがとう。助かったよ。僕は森近霖之助。君は?」

 

「あっ!僕は武藤遊戯。よろしくお願いします、霖之助さん」

 

「こちらこそ」

 

こーりんと遊戯は互いの名前を言い握手した

 

「何かお礼をさせてほしいんだけど……そうだ!チョット待ってて!」

 

こーりんは何かを思い出したように奥へと走って行った

 

「お待たせ。このカードパックを君にあげるよ」

 

「えっ?良いんですか?」

 

「うん。せめてものお礼だよ。勿論お代は入らないよ」

 

「ありがとうございます!大事に使わせてもらいます」

 

「喜んで貰えたようで何よりだよ」

 

「なあなあ!私にも……」

 

「君はダメだ」

 

ちぇ〜、こーりんのケチ……

 

 

それにしても遊戯のさっきの姿は一体何だったんだ?なんか気になるな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 




久しぶりのアテムのデュエルはいかがでしたか?歴代最強のデュエリストってだけに圧倒してましたが……やり過ぎましたかね?デュエル構成とか効果ミスみたいなのが無ければ良いんですが……

もし指摘やアドバイス、感想などがあれば遠慮なくどうぞ!では次回予告です!今回は十代さんです!

「俺は妖夢に言われ少し幻想郷を案内してもらうことになった。そこで立ち寄ったのは人里と呼ばれる場所だった……。しかし、そこではイジメられている子供達が!こんな行為は絶対に見逃せねぇ!おい!俺とデュエルしろ!次回!東方✖️遊戯王!正義のHERO、子供達を守れ!さぁ、さっさと始めようぜ!」
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