シュウメイとなった男   作:フリンセク

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結構見られてる?(・・;)

お気に入り登録や高評価ありがとうございます(*´▽`*)


ヒロインはどうしようかなぁ…複数もありかと思ってはいる


毒の話3

突然だが、この世界に来て分かったことがある。それはゲームの知識はほぼ役に立たないということだ。ステータスやら個体値や努力値やら色々要素があるが、そんなものは微塵も役に立たない…何故ならあれはあくまでもゲームとして分かりやすくなってるだけだからだ。

 

現実としてそんなものがあるのか?というとそんなものはない。どっちかというとアニポケやポケモンスペシャル(漫画)の方が参考になる。鍛えれば鍛える程ポケモンの戦略は変わってくる。ポケモンの技もそうだ…100%当たる?そんなことはない、確率が低い?当たるように鍛えるか戦略で当たるようにすればいいだけだ。技を交互に撃ち合う?阿保かと…

 

ポケモンとの相性や性格、特性は確かに参考にはなる。だがそれだけだ。この世界に来てそれが実感レベルでわかったのだ。

 

 

 

「公式戦ではないでござるからな…勝負は手持ち6体のうち3体やられたら終わりでござるよ」

 

「わかった!」ウズウズ

 

「ーー」

 

「いけっ、ルガルガン」

 

「まだ未熟…」

 

「え?」

 

「オオニューラ、一撃集中“インファイト”」

 

 

 

ボールで出現する前からやる気に満ちていたオオニューラは出現と同時にルガルガンへと接近し、こちらの意図を汲み取った様にインファイトを叩き込んだ。

 

開始時にオオーニュラの一撃を受けたルガルガンはそのまま戦闘不能になって倒れた。

 

 

 

「ルガルガン!?」

 

「戦闘不能であるな。此処は公式戦とは程遠い場所……それに開始時に攻撃を仕掛けられないとでも思ったのでござるか?甘い、ポケモンの意思を汲み取り、此方の意思を汲み取る…それもまたポケモンとの絆…」

 

「……!」

 

「ポケモンバトルとはただ戦うだけではない。ポケモンがどんなことをするかを見るのもまた戦略……オオニューラはやる気に満ちてる。ネモ殿のポケモンを倒すつもりのようだが、ネモ殿いかに?」

 

「まだまだ!!」

 

「よかろう、こい」

 

 

 

 

 

 

 

ーネモー

 

 

 

まだまだ認識が甘かった!初手必殺…ルガルガンはやられてしまった。でもまだわたしの気持ちは高ぶっている。

 

シュウメイの手持ち…ニューラのフォルム違い?見たことないポケモンだけど…インファイトの威力を見る限り格闘タイプ、そしてシュウメイは毒タイプの使い手…タイプは毒と格闘!

 

今のわたしの手持ちには有効打のポケモンは居ない。でも……

 

 

 

「いって!ヌメルゴン“あまごい”からの“なみのり”!」

 

「切り払え、オオニューラ」

 

 

 

雨によって増水されたなみのりがオオニューラの凪払いで払われて海が両断されたようにオオニューラの両脇を通り去った。それを見たわたしはやられたという気持ちより、歓喜の方が優った。

 

 

「すごい!こんなことも出来るんだ!」

 

「ポケモンを信じるというのも鍛え上げたポケモンとの絆…オオニューラは出来るから動かなかった。そして我も出来ると確信していたから指示した…それだけでござるよ」

 

「っ!ヌメルゴン“りゅうのはどう”!」

 

「オオニューラ【受け流せ】」

 

「にゅーら!」

 

 

 

ヌメルゴンから放たれたりゅうのはどう…それが…オオニューラの両爪によって剃らされたようにりゅうのはどうが頭上に剃れた。

 

目の前で信じられない光景を見た。こちらの攻撃をポケモンが受け流し頭上に剃らした…

 

 

 

「我のオオニューラは特性のかるわざを常に発揮する為に特性の強化を始めた。何も身に付けてなければ常に速度が速い…それ故に速攻、次点…技量だ。速度、攻撃、技量さえあればそれはもう怪物の誕生といってもよい。オオニューラ“フェイタルクロー”」

 

 

 

オオニューラがヌメルゴンに近づき両爪で切り裂いた。だがヌメルゴンは耐久が高いポケモンだ。ドラゴンタイプであり耐久はお墨付きといってもいい。しかし…

 

 

「ヌメルゴン!?」

 

「“フェイタルクロー”オオニューラのみが覚える技でござるよ。本来ならば確率で毒・麻痺・眠りにする追加効果があるのだが…我のオオニューラは100%での確率で猛毒・麻痺・火傷・混乱の4つを同時に与える絶技となる」

 

「えっ……!?」

 

 

ヌメルゴンは倒れたまま戦闘不能となった。

 

 

「二撃必殺、一撃の攻撃と二撃の状態…これで二体目でござるな」

 

 

今までにない感覚に満ちている。全力を出しても勝てない人…チャンピオンになって全力を出せる人なんてそうそういなかった、でも…!

 

 

「まだ…まだ!」

 

「ーーフッ」

 

「終わってない!!いってウェーニバル!そして…テラスタル!!」

 

「応えるとしようオオニューラ、テラスタル」

 

 

 

ウェーニバルは水のテラスタル、オオニューラは毒のテラスタルの輝きを纏った。

 

 

「“アクアジェット”からの“アクアステップ”!」

 

 

ウェーニバルはテラスタルによって威力が増したアクアジェットで接近してからの近距離アクアステップでオオニューラに迫る。

 

 

 

「回避」

 

「にゅーらぁ!」

 

 

しかし、速度差があるのだろうオオニューラは回避してくる。でも…それは予想出来てる!

 

 

「ウェーニバル“アイススピナー”!」

 

 

回転する氷でフィールドに散らばった水を凍らせつつ、ウェーニバルはそのままオオニューラに突撃する。

 

回避しようとするオオニューラは凍った氷によってバランスを崩していた。

 

 

「いっけぇ!!」

 

「ーー」

 

 

アイススピナーはそのままオオニューラへと直撃し、オオニューラは後方へと飛ばされたが両爪を地面に擦り付け衝撃を緩和しながら体制を整えていた。

 

 

「ふむ、助言したかいはあったというものか…」

 

「にゅーらぁ?」

 

「何でもないでござるよ」

 

 

やはりあの程度では立ってるのはわかっていた。でも…【ウェーニバルが疲労してる】アイススピナー中に何かしらの攻撃を受けたのだろう…トレーナーが指示を出してないのにポケモンが判断をした?

 

いや…アイススピナーを受ける瞬間シュウメイはオオニューラと視線を合わせていた。視線を合わせただけで理解した?視線だけで意思を汲み取りダメージを与えたんだ…!

 

 

「あ、あはは…あはは!すごい!すごいよ!」

 

「終わる覚悟は出来たでござるか?」

 

 

ウェーニバルを見ると毒状態になってるのがわかる。本当ならもっと続きがしたい。アイテムで毒消しをすれば続きは出来る、でも…

 

 

「ふぅ…うん」

 

 

目の前の彼…シュウメイはわたしよりも遥かに先にいるトレーナーだ。更なる目標が出来たのだ。恐らくはアオイと同じ目標が…!

 

 

「でも…次は負けない!」

 

「ーー再戦はまたどこかで受け付けよう…オオニューラ“どくづき”」

 

 

ウェーニバルへとオオニューラのどくづきが決まりわたしの敗北が決まった。

 

 

 

 

 

 

 

ーアオイー

 

 

ネモとシュウメイのポケモンバトルを見て興奮はおさまらなかった。ネモも強かったのだが、それ以上にシュウメイが異次元だった。

 

 

「すごい…!」

 

「これ程とは…」

 

 

ネモもわたしと同じ目標が出来たのだ。シュウメイ打倒という目標が…!でもなんでだろう…握手をしてるネモとシュウメイを見てると胸の奥がざわついてるような?気のせいかな?




手持ち

ベトベトン(アローラ)
オオニューラ(色違い)
???
???
???
???



オオニューラ

特性 真かるわざ:道具所持しない場合速度が3倍になる

技 真フェイタルクロー:相手を100%の確率で猛毒・麻痺・火傷・混乱の4つを同時に付与する
 
 一撃集中インファイト:インファイトとしての攻撃を一点に集中した一撃

シュウメイによって心技体を鍛えたオオニューラ
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