つたない文章ですが、楽しんでいただけると幸いです。
望まれるがままに振る舞い、望まれるがままに生きる。
そんな人生に疲れを感じたことはないだろうか?、私はある。
これは幾度目かもわからぬ私の生まれ変わり、その記録だ。
機神歴100年 祝福の月7日
今回の私は、とある名家の令嬢としてこの世に生まれ落ちた。
名はブレア・フローライト、名字があることからわかるようにお貴族様ってやつだ。
まぁ、貴族といえばあるあるなんだが、厳しいしきたりと縛りで雁字搦めにされて自由な時間なんて少したりとも与えられない。
そう、私の大嫌いな他人に望まれるがままに振る舞い、望まれるがままに生きるとかいう最低な毎日だ。
そんなストレスマッハな生活を送る中、私に転機が訪れた。
なんと1日だけ自由に外へ出て構わないと言われたのだ。
正直言うと、私はこの時をずっと待っていた。
まぁ、多分皆予想できてると思うがあえて言おう、私はその1日限り自由な時間で必要な荷物を纏めて出奔した。
あの時の愉快さときたらもう、そんなこんなで今に至るってわけよ。
えっ?、お前の今の情報なんもでてないじゃんって?。
だって聞かれてないし答える必要ないかなって思ったけどそんなに知りたい?。
そう、知りたいんだね...まぁいいや、教えてあげる。
今の私は商業都市でしがない冒険者やってる10代前半の小娘だよ。
どこから説明しようか、出奔してすぐに思ったのが私って安定して金を得る方法何も持ってないんだよねぇ。
だから真っ先に持ってきた荷物の中から貴重品を換金して、そこで得たお金を元に無所属の何でも屋を始めたんだ。
いやぁ、これでも何回も生まれ変わってるから経験だけは豊富でね、わりといっぱい稼げたんだよ。
でもね、これが原因で厄介なことに巻き込まれたんだぁ。
なんとこの辺り一帯を取り仕切る商会のトップに目をつけられちゃってごろつきやら刺客やら色々送りつけられちゃったんだよね。
んで、面倒だから直接殴り込んで『お話』をしたわけなんだけど、これが今度はギルドの連中の耳に入っちゃってさ、連中私に強烈なアプローチかけてきたわけよ。
連中的には私みたいなやつを自分たちの手元で囲っておきたいらしくてさ、所属しないと治安維持局に通報するぞって脅されちゃったのよ。
だから面倒になってさ、また『お話』で解決しちゃったんだよね。
そしたら別の支部の連中までやってきてギルドは大騒ぎ、面子を潰されたとか言って私を強制的に冒険者として登録して好き勝手できないようにしようとしたわけ。
でもさ、この程度で束縛できるほど私って甘くないんだよねぇ。
当然ギルドの連中をボッコボコにして私に有利な契約を結ばせてやりましたとも。
まぁ、そんなこんなで私は今日も元気に過ごしております。
それじゃ今回はここまでにしようか。
まだ私の記録が見たいって人は次の記録が出るのを楽しみに待っててね~バイバイ!。