やぁやぁみんな、私だよ
前回は北部での戦いをダイジェストで説明したね。
今回は南部と中部の戦いをダイジェストでお届けするよ。
まず南部の戦いから説明していくよ。
南部を担当したのはもう一人の神滅級冒険者であるロイド・ヴァルカンさん。
よりによって帝国の9英雄が2人も来てたんだって、その2人は兄弟でそれぞれ水を操る能力と幻覚を操る能力を持ってて、息もピッタリだからかなり苦戦したらしいよ。
でも、最終的にロイドさんのほうが素の実力が上だったから、なんとか上回ることができたおかげで、一瞬の隙を見てコードを発動して逆転できたんだってさ。
それで、やっぱり南側のほうでも教団が茶々を入れて来たらしくてさ。
死体と兵器を持ち逃げされて、ロイドさんもいきなりのことだったから対応が遅れたんだって。
ほんとになんなんだろうねぇあの教団。
さて、南部の説明が終わったところで3方向のうち最後の1つ、中部での戦いについて説明していくよ。
まず最初に言っておくと、この戦いはほぼ相討ちに近い形で決着したみたい。
物凄い激戦が繰り広げられたらしくて、敵も味方も尋常じゃない深手を負い、近衛騎士団長さんも全身何かに貫かれたような傷だらけで死ぬ直前まで追い詰められたの。
相手は帝国9英雄が1人、アルカ・セントリウス。
私たちも何度か会ってるけど、彼やっぱり9英雄の中でも上澄みの人だったみたいで、コードもさることながら本人の実力があまりに高くて連合国の中でも上澄みである近衛騎士団長さんですら少し押し負けてるくらいだったみたい。
でも、最後は刺し違える覚悟突撃した近衛騎士団長さんの一撃で腕を切り落としたうえで体も深く切りつけることに成功したんだってさ。
勿論近衛騎士団長さんも体中穴だらけだから、下手すると死んでたかもしれないって言ってたね。
結局お互いに撤退することになったんだけど、なんとそこにまたしても横やりが入ったの。
はい、しつこいことにまたマキナ教団が乱入してきたみたい。
そして、瀕死のアルカ・セントリウスはあいつらに後ろから刺されて死んでしまったっていうのが中部での戦いの結末。
お互い死力を尽くして戦ったのに、最後の最後で部外者に水を差された形になっちゃったね。
しかも、アルカ・セントリウスの死体はそのまま教団に回収されて、辺りに散らばってた帝国軍側の兵器も全部奴らに持っていかれた。
ほんと最悪だよ。
まぁ、これが今回の戦いの顛末。
あんまりにも酷いからみんなに説明するの一瞬躊躇ったんだけど、やっぱり綺麗なところだけ見せてたら不誠実だからね。
じゃあ、今回はここまでにしようか。
それじゃまたね、バイバイ!