やぁやぁみんな私だよ。
今回は緊急事態だから挨拶は短縮バージョンで行かせて貰うよ。
それじゃ、始めようか。
嫌な音がしたほうに振り返ると、そこにいたのは色々なパーツを無理矢理継ぎはぎした機械の巨人のような化物だった。
そのあまりにも巨大な体躯は、ただそこにいるだけで脅威である。
そして、脱出経路に立ちふさがっているのはマキナ教団の団員たち、このままではまずい。
まじでやばい、あのデカブツ星機神のパーツで出来てるじゃん。
おまけにこの伝わってくる殺意と感覚は...もしかしてマルゥース?
そういや帝国ってダイモスとフォボス両方揃えてたもんね、どっちともマルゥースの武装だし、それならあいつのパーツを持っててもおかしくはないか。
マキナ教団の連中、星機神復活の最後のピースとしてマルゥースのコアパーツをパクるために帝国を襲ったんだ。
んで、そのついでに帝国の人間全員を素材にしちゃったと。
つくづく度しがたい連中だね。
でもまずは、この状況を切り抜けないと。
とりあえずサリアさんとロイドさんは教団員を倒して脱出経路の確保をお願いね、私はあのデカブツに突っ込むから。
さて、皆は教団員のほうに行ったから、これで本気が出せるね。
この体でどこまでやれるかわかんないけど、皆が脱出経路を確保するまで時間稼ぎくらいはできるでしょう。
でも倒すのは無理、今の体じゃコードの力を完全に引き出すのは無理に等しいからね。
それじゃ行こうかな。
戦闘を開始し、瞬時に赤熱臨界形態つまり本気を出したブレアは、即座に復活した星機神に突撃。
攻撃を受ける側の星機神も黙ってはおらす、その剛腕でブレアを殴り飛ばそうとする。
ブレアも避けようとしたが、なにぶん星機神側がでかすぎる。
避けはしたが、完全には避けきれずにかすってしまった。
そのかすっただけの攻撃でも、人間であるブレアにとっては凄まじいダメージだった。
そして、再び星機神の拳が迫る。
今度こそなんとか避けきったブレアだったが、振るわれた拳の余波で発生した衝撃波によってブレアは吹き飛ばされてしまった。
衝撃で吹き飛ばされたブレアは、とうとう最終手段に出た。
赤熱臨界形態の限界を超えた力の使用、使い続ければ己の身も危うい荒業である。
これでぶっ飛ばせなかったら、今度こそまずいかな。
ブレアによる攻撃が始まった。
凄まじい熱とエネルギーを放出しながら星機神に突貫するブレア。
だがそれに対して、星機神側は我関せずといった様相で、これまでの攻撃がほぼ効いていないことを示していた。
だが、この攻撃はこれまでの攻撃とはわけが違う。
ヴェルギリウスを倒したあの臨界フレアよりさらに上の出力による高出力攻撃。
その瞬間、凄まじい炎が上がった。
これなら倒せているだろうと誰もが思ったその時、炎の中からほぼ無傷の星機神が現れる。
どれだけ硬いんだよとブレアは悪態をついたが、星機神側も完全に無傷ではない。
外面は無傷だったが、高熱により内部の回路には甚大なダメージが入っていた。
だが、ブレアも最早限界である。
力を使い果たしたブレアは倒れ付し、なんとか襲ってきたマキナ教団員を倒した仲間たちに背負われながら帝国を脱出した。
あぁもう、あれだけ食らわせて倒せないなんてね。
残念だけど今回は私の負け、あのデカブツを倒せなかったし体はボロボロ。
このままじゃあれには絶対に勝てない。
はぁ、どうしようかな。
とりあえず今回はここまでにしよう、
それじゃまたね、バイバイ!