うんざりする毎日を記録するTS転生者   作:森の翁

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記録28

 やぁやぁみんな私だよ。

 

 前回は散々な目にあって大変だったよ。

 

 今回は前回の戦いの結果、復活した星機神がどうなったか。

 

 そして、私の今後の話をしていくよ。

 

 

 

 

機神歴100年 堕星の月1日

 

 あれから3日、帝国から脱出したあの後、私はすぐに商業都市に担ぎ込まれて、ずっと眠っていた。

 

 治療師が1日がかりで私の体を治してくれて、昨日ようやく起きられるようになったけど。

 

 相変わらず私はボロボロでかろうじて動ける程度。

 

 治療師からは無理な運動は避けるように言われちゃった。

 

 しっかし、あのデカブツに勝てなかったのが悔しいなぁ。

 

 前の体なら、あんなのに負けることは絶対なかったのに、転生先に人間選んだの失敗だったかな?。

 

 あの後、復活した星機神は一時的な機能停止状態に陥った。

 いつまた動き出すかはわからないけど、少なくとも数ヶ月はなんとかなるはず。

 

 それくらいのダメージは与えたはずだからね。

 

 でも、私の全力をぶつけても一時的な機能停止状態にしかできなかったし、あれどうやって倒せば良いのかな?

 

 ブレアは物凄く悩んでいた。

 

 自分の攻撃は、星機神の装甲を貫くことができずに、熱で内部の回路にダメージを与えるくらいしかできなくて、コアパーツには一切攻撃が通らなかったからだ。

 

 そして、ブレアは考える。

 

 あれ、そもそも何で私戦ってるんだろう?人に望まれるままに振る舞うのは嫌だって自分で言ってたのになんで?

 

 そう、ずっと自分が持っていた疑問だ。

 

 ブレアが家を飛び出した理由は、他者に望まれるがままに振る舞う窮屈な生活から逃げ出したいからだった。

 なのに、今自分は誰かに望まれその通りに戦っている。

 

 それは家の方針に従い暮らしていたころと何が違うのだろうか?

 だったらもういっそ、全て投げ出して逃げちゃえば良いじゃないかと、そう思ってしまったのだ。

 

 でも、その前に少しだけ町をみて回ろうかな。

 

 近所のおばあちゃんに会って、商会の皆に挨拶して、最後はいけすかないけどギルドにお別れをして、それから...

 

 そこでブレアは思い至った。 

 

 あぁそっか、私今のこの生活を失いたくないんだ。

 

 だから戦ってるんだ。

 

 そう、確かに今戦っているのは、誰かの意思も介在している。

 

 だが、己の意思で選びとったものでもある。

 

 それは何故?失いたくないからだ。

 

 実家から飛び出して、うんざりする毎日を過ごす中で見つけた小さな幸せ。

 

 それを絶対に失いたくないから私は今戦ってるんだね。

 

 そうなればやることは1つ。

 

 この体でももっと上手く力を扱えるようにならないと。

 

 そう思ったその瞬間だった。

 

 あれ?王様からの手紙?

 

 ブレアの前に一匹の伝書鳩が止まる。

 

 それは破星帝からの手紙であった。

 

 ふむふむ、なになに?...王様、タイミングが良すぎでしょ。

 

 はい、今回はここまで、続きは気になると思うけどそれはまた次回。

 

 それじゃまたね、バイバイ!

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