うんざりする毎日を記録するTS転生者   作:森の翁

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記録32

 やぁやぁみんな私だよ。

 

 前回は港町での私の活躍について話したよね。

 

 今回は予告通り、大和までの船旅と大和に着いた直後の話になるよ。

 

 それじゃ、レッツゴー!

 

 

 

 

機神歴100年 堕星の月14日

 

 まぁ語ると言っても、すっごい順調な船旅だったから語れることは少ないんだけどね。

 

 7日間舟で揺られながら久しぶりにゆっくりできたよ。

 

 あぁ、でも少しだけキツかったのは船酔いかな。

 

 食事は普通に旨かったし、魚釣りをしたりするのも楽しかった。

 

 でも船酔いだけはマジでヤバい、流石にリバースまではしなかったけど気分の悪いこと悪いこと。

 

 でも2日目くらいでなんとか慣れることができたからましにはなったよ。

 

 んで、今に至るわけ。

 

 しっかし、大和に着いたのは良いけど事前に聞いてた案内役どこよ?

 

 と思っていたら、なにやら前方100mくらい先から物凄い勢いで走ってくる変な男が現れた。

 

 男は私の目の前で止まると、手元の紙と私の顔を見比べてゆっくりと頷いた。

 

 様子から察するに、彼が件の案内役かな?

 

 そう思っていると、男はにこにこしながら自己紹介を始めた。

 

 彼の名前は善吉、松野という大和きっての大商人の家系出身らしく、今回は天子様とやらの命で案内役になったらしい。

 

 いや、商人家系で特使の案内役に選ばれるとかどんな経歴持ちだよこいつ。

 

 いや、何か普通に強そうだし。

 

 てか、さっきからこっちをチラチラ見てる住人全員カタギじゃない目付きで見てくるんですけど!

 

 そう言うと善吉さんが、私の疑問に答えてくれた。

 

 どうも、異国からやってくるのがどんなやつなのか気になった武芸者の人たちが集まってしまったみたいで、さっきからめっちゃ怖い目付きでこっちを見てるのは全員その武芸者みたい。

 

 善吉さん曰く、武芸者の人たちの中でもここに集まっているのは強者揃いで、日々稽古という名の死闘を行って技術を研ぎ澄ましているらしい。

 

 いや怖すぎるわ!

 

 そんなやべぇ人たちに集まられても困るんですけど。

 

 私がそう言うと善吉さんは困ったように笑いながら、別にすぐさま戦いを挑んでくるわけではないので大丈夫ですよと言った。

 

 いや、そのわりにみんな視線がギラついててバチクソ怖いんですけど。

 

 今にも腰にぶら下げてる物騒なもんで斬りかかって来そうなんですけど。

 

 あっ、これもしかしてコードの修練もヤバい感じのやつだったりする?

 

 その質問に対し、善吉さんの返答は無言とやたら薄ら寒いものを感じる笑顔だった。

 

 いやこの人もこっわ!。

 

 そんな感じでまぁ、着いて早々波乱の予感がする大和からお送りしました。

 

 それじゃまたね、バイバイ!

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