やぁやぁみんな、私だよ。
前回は天子様とやらにお目見えしたんだけどさぁ。
さっさとその場から去ろうとしたら天子様に止められちゃった!
多分、かなり面倒な話をされるんだろうけどさぁ。
正直私は関わりたくないんだよねこういう面倒事にはね。
まぁ、取り敢えず始めようか。
あの後、私は天子様に呼び止められて御殿の奥でお話をすることになったの。
でも、その会話の内容は、たとえみんなでも絶対に話せないんだ。
そういう約束だからね。
んで、話が終わってようやく宿に向かえると思ったら今度は善吉さんが、宿に向かう前に会わせたい男がいるって言ってきたんだよね。
いい加減疲れてきたから断ろうかと思ったんだけど。
ま~た善吉さんがガチな顔してこっち見るから仕方なく着いていったの。。
そしたら、なんとさっきの怖い顔したおじさんとおんなじ顔のおじさんが目の前に立っていていたんだ。
いやぁびっくりしたね、まさか1日に2度もおんなじ顔の人に会うと思わないじゃん?
だからめちゃくちゃビビってたんだけど、先に会ったおじさんと違って目の前のおじさんは攻撃してこなかったんだ。
んで、何でここに私を連れてきたのか聞いたら。
なんと、この目の前のおじさんこそが、大和に到着する前に聞いていた私に稽古をつけてくれる人だったの。
名前は源七郎っていうんだって、先に会った怖いおじさんは源三郎っていって、源七郎さんのお兄さんだったみたい。
そんで、私のほうをを見るなり言ったことが、私はコードが乱れてて、まるで人ではない何かの体で扱っていたものを無理矢理人の体に押し込んだようだって言ってきたんだよね。
うっわ、この人鋭すぎるでしょ。
確かに、私のコードは人間用じゃないけど、それを一発で当てるあんたも十分人外だよ。
怖い顔のおじさんに会った時も言ったけど、私のコードって基本的には人じゃ扱えないのよね。
私はそれを、私だけが持ってる特権で無理矢理扱ってる。
でも、それは普段隠してるから誰も気づけないはずなのに、この人は気づいた。
普通に人外染みてるって思ったけど。
まぁ、それは表に出さず心の中にしまっておいた。
まぁとにかく、この人が私に稽古をつけてくれる人ってのは確定事項なんだけど。
取り敢えず今日はもう遅くなってきたから稽古は明日からにしようって話になったんだ。
さて、明日からが本番、練能鍛術がどんなものか見せて貰いましょうか。
そして次の日、私は朝早く善吉さんに起こされて修練場に向かった。
そしたら、源七郎さんはとっくに準備を終えてて、後は私が胴着に着替えるだけってかんじだった。
さて、気になる修行内容だけど、それは次回。
また、次のお話で語っていくよ。
それじゃまたね、バイバイ!