やぁやぁみんな私だよ。
前回は私の日常をみんなに見せて終わったね。
今回はまた面倒事、というか身から出た錆というか。
まぁそんな感じの記録を語っていくよ。
それじゃレッツゴー!
機神歴100年 降神の月7日
久しぶりにゆったりと過ごせたあの後、私の元に一通の手紙が届いたの。
差出人は案の定王様で、内容を要約すると私とお茶したいからお忍びでこの街に来るってものだった。
いや、めっちゃ面倒なんだが?もしや私が友達ならOKって言っちゃったせいか?
どちらにせよ、あぁ言った手前断り辛いというか断れないけどさぁ。
まじでこの街にわざわざ来んのやめてくれないかなぁ。
だってさぁ、王様が来るってことはそれを察知した治安維持局とか近衛騎士団の一部が動くってことじゃん?
そしたらまた都市内がピリピリして過ごし辛くなるんだよね。
まじでやめて欲しい。
でも、来るって言った以上は必ず来るだろうから、それに備えて準備しないとね。
用意したのは防音グッズと窓に貼る防犯シート。
この2つは、商会のおじさんから買ったもので、前回の話で言ってた新商品なんだ。
置くだけで音を吸収して外に漏れないようにするよくわかんない装置と、窓に貼ると中の様子が外からは普段と変わらないように見えるシート。
この2つを使ったうえで、私のコードをフル活用して大事が起きないようにしていくよ。
まぁそんなこんなで、王様がやってくる当日の朝、やっぱり察知してやってきた治安維持局と近衛騎士団の人たちで街はいっぱいだった。
あ~あ、やっぱりピリピリした空気になっちゃってんじゃん。
だから嫌だったんだよねぇ、王様が私のところに来るの。
大体お茶しながら何を話すわけ?
そう思いながら待っていると、店の扉がゆっくりと開いた。
はい、皆さんの想像通り王様である。
私の顔を見るなり笑顔で歩み寄ってくる王様にドン引きしながら、私はお茶の用意を始めた。
お茶の準備が整うと、私は早速王様に質問したの。
なんでわざわざお忍びでこの街までやってきたんですか?私を中央都市に呼べば良かったんじゃないですか?ってね。
そしたら王様なんて答えたと思う?なんと1度で良いから私の見世を見てみたかったからだってさ。
いや、そんな理由で王宮抜け出してくるなよ。
こちとらめちゃくちゃ緊張してたのに、これじゃこっちがバカみたいじゃない。
とまぁ、そんな理由で王宮から抜け出してきた王様だけど、結局お茶飲みながら私と二、三事交わしたら満足したのか笑顔で帰っていったよ。
しかも去り際に、また来るよとかいうくっそ面倒なお言葉を残して帰っていったので、ぶっちゃけ切れそうだったわ。
まぁ、そんなこんなで今回の話はこれで終わり。
それじゃまたね、バイバイ!