うんざりする毎日を記録するTS転生者   作:森の翁

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番外編 ギルドから見た彼女の印象

 皆様ごきげんよう、今回は我々ギルドから見た彼女、ブレアについてお話しましょう。

 

 

 

 

 我々中央ギルドが初めて彼女の存在を知ったのは地方ギルドからの報告。

 それによればギルドの擁する冒険者数十名を相手に無所属の何でも屋が単騎で突貫し、その全てをなぎ払ったというものでした。

 

 当然その報告を信じられなかった我々は、調査員を派遣し彼女の身辺調査を行った結果、とんでもない事実が山のように出てきました。

 

 なんと彼女は、あの名門一族フローライト家の令嬢で次代当主候補だったのです。

 数年前に行方不明になっていたフローライト家のご息女が、まさか地方で何でも屋をやっているなんて思いもしませんでした。

 そのうえ、近辺のごろつきやそのごろつきたちと繋がりのあった地方ギルドの幹部を全員半殺しにしているとは。 

 

 当然我々は彼女に実家へ戻るよう促すと同時に色々と嫌がらせ染みた依頼を任せるで彼女が冒険者家業を嫌になるように仕向けようとしました。

 彼女は我々が面子を潰されたから嫌がらせをしていると思っていたようですが、一応上層部の何人かはその目的で依頼を押しつけていたようですが、何故か王様によって全員解雇されていましたね。

 王が地方ギルドの悪行を明るみに出すと宣言した時は中央ギルド内部でも色々ともめたものです。

 

 まぁ結局その後も色々あって彼女は苦難を全てはねのけ、まさかの神滅級にまで上り詰めてしまわれました。

 ちなみに神滅級とは、神を討伐なされた英雄こと現在の破星帝さまに由来するギルドでの最高位の等級であり、これより上は存在しません。

 そんな神滅級に異例の速度で至ってしまったのがブレア様なのです

 

 その名と容貌が世に知らしめられた結果、ご実家と色々ゴタゴタがあったようですが、それに関してはいずれ彼女自身が語ってくれるでしょう。

 なお、彼女が最近受けている仕事ですが、実は低ランクの仕事などではなく、我々基準で超がつくほどの危険地帯での採集任務や討伐任務なのです。

 

 それを彼女は涼しい顔で難なく片付けてしまうので、今では彼女に次はどんな仕事を振るかで上層部が常に胃を痛めているのが現状です。

 

 なにせ、どんな危険地帯に送ろうが、どんなヤバい討伐任務に送ろうが余裕で終わらせて帰ってきてしまうので正直我々としてはどうすればいいんだこいつと常々思っております。

 

 さて、短いですが今回はここまで、我々ギルドはいつでもあなた方を歓迎しています。

 

 それではごきげんよう。

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