やぁやぁみんな、私だよ。
前回はギルドについて説明したから今度は楽しいお話。
何でも屋のほうのお話を今回はしようと思う。
おや?、私が楽しそうにしているのは意外かな?。
私だってたまには浮かれることもあるんだよ。
とくにそれが、うんざりする毎日の中で比較的小さいとは幸せを感じられるものならばね。
さぁ、それじゃ話を始めようか。
機神暦100年 傍観の月14日
まず、私がどうして何でも屋を始めたのかってところからおさらいしようか。
生まれ変わって今の私になってからの私は、何度前かに体験したほんとうにうんざりする毎日、つまり他人に望まれるがままに振る舞う毎日を過ごす羽目になっていた。
理由は簡単で、今回の私が貴族の家に生まれてしかも長女っていうめちゃくちゃ面倒な立ち位置になっちゃったことが原因なんだよね。
うちは貴族にしては珍しく女系の家でさ、そんな中で長女、生まれた私っておもいっきり当主候補だったわけよ。
だからさぁ、わかるとは思うけどマナーとか礼儀作法とかバカみたいにしつけが厳しかったわけ。
そんで、それに嫌気が差した私は初めて与えられた自由に行動していい日を好機と思って家出したのよね。
そっからが大変で、金持ちっぽい服装してたから街中なのに盗賊に狙われるわ、ごろつきに娼館へ売り飛ばされそうになるわで散々な目に遭ってさぁ、鬱陶しいから最終的に服とか装飾品とかは必要最小限だけ残して売り払っちゃった。
んで、その服とか装飾品を売り払って得たお金いっぱい元手に今に至るまで続けてる何でも屋を開いたわけ。
その後は物凄~く楽しくて、ついつい報酬を控えめに貰ったり、気のいい客にはアフターサービス(護衛)なんかをつけちゃったりして、それはもう充実した日々を送ってたわけよ。
でもね、その幸せもずっとは続かなかったんだよねぇ。
前にも言ったと思うけど、ごろつき連中に目をつけられちゃって、ショバ代要求されたり店の商品とか備品壊されたりして、私頭にきちゃったの。
だ~か~らぁ~。
おもいっきりぼこぼこにしちゃいました。
うん、我ながらやり過ぎたかなぁ?とは思ってるんだよ?。
でも人の幸せぶっ壊してくるなら仕方ないじゃん?。
まぁ、そんなこんなでごろつきのリーダー格とか幹部を超ぼっこぼこの半殺しにした結果、連中と繋がりのあった地方ギルドまで出ばってきてほんとうに大変だったんだよ。
結局、そいつらも軽く〆て路上にポイしたんだけど今度は中央ギルドまで口を出してきて後には引けなくなっちゃった。
でもね、そんなとっても困ってる時、私に手を差し伸べてくれたのが王様なんだ。
実はね、今でも王様と私って結構仲が良いんだよ?、たまにお茶しようとか、一緒にご飯食べようとか誘われるんだけど、王様を煩わせるわけにはいかないから全部断ってるんだけどね。
でも、不思議と毎回凄くがっかりした顔をするんだよね王様。
あっ、話が脱線してきたからちゃんと本筋に戻ろうか。
まぁ、ともかく色々大変だったけど、私は今も元気に何でも屋を続けてるってわけ。
んじゃ、ここからは普段のお仕事内容をおしえようか。
といっても、ほんとに何でも屋だからやってることが多すぎて全部は教えられないんだ。
だから、一部を抜粋して教えてあげるね。
一番多い仕事は遠くへのお使いだよ、近所のお婆ちゃんとか、商会のおじさんとかに頼まれて荷物や手紙を届けるんだ。
仲の良い人からの依頼だった場合は格安でやってあげるんだよ。
次に多いのは臨時の店番とかかな、後は酒場で店員をやって欲しいって頼まれることもあるよ。
なんか私が店員やってるとお客さんが増えて助かるんだってさ。
んで最後、たま~にあるんだけど町の近くに怪物が住み着いちゃった時にそいつらを討伐して欲しいってお願いされることがあるね。
なんかギルドに所属してからはこういうお願いの頻度が増えて嫌になっちゃう。
私はお使いとか店番のほうが好きなんだけどなぁ。
まぁ、私の何でも屋としての仕事はこんな感じだよ、可もなく不可もなく、ほんのりの幸せを胸に楽しくやってます!。
さて、そろそろ長くなってきたからお話も終わりにしないとね。
それじゃまたね、バイバイ!。