ン我が戦姫!!   作:鍋の中の白い奴シラタキ

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執念!リビングデッドの声!:2043²

 ゲームエリアへと翼Bとマリアが突入した直後にアナザーエグゼイドがS.O.N.G.の監視網に捕らえられた事で聖都大学附属病院に現われた事が判明する。

それを知った永夢と響がいの一番に飛び出していこうとするが藤尭があげた驚愕に自然足を止められる。

 

「どうした藤尭!!」

「司令!!アナザーライダーが二体出現したうえにそれらと酷似した仮面ライダーらしき者と響ちゃんと未来ちゃんが戦闘状態で現われました!!」

「なんだとぉ!?」

「私と未来が!?」

 

現われたアナザーゴーストとアナザーダブルは各々が相手をしている者達へと向けてアナザーゴーストは眼魔コマンドをアナザーダブルはマスカレイドドーパントを差し向け多対二を強いる。

 

「宝生と立花はアナザーエグゼイドへと迎え。あの者達へは私と雪音で救援に向かう」

「お前等はお前等にしかできないことをやるんだ」

「ありがとうございます!!行きましょう響さん!!」

「はい!!」

 

響達が聖都大学附属病院へと向かっていくと翼はアナザーゴーストへクリスはアナザーダブルの元へと向かおうとする。

 

「敵がどんな能力を持っているかも分からん。決して油断はするなよ」

「誰に向かって言ってんだよおっさん。あたしと先輩だぞ?」

「その通りです。今は私たちより暁の事を気にかけてあげてください」

 

言うまでもなくこういう奴らだったと弦十郎はふっと笑う。

 

「そうだったな。お前達の勝利をいつものように待っているぞ」

 

二人を送り出した後に弦十郎は医療班から切歌がなんとか一命を取り留めたと聞いて安堵した。

 

 

 

 

 

 

 聖都大学附属病院は現在病院にはあるまじき悲鳴が響いていた。

 

「鏡先生も早く避難してください!!」

「できるわけが無い。俺の後ろには助けを待つ患者が居る。置いて逃げるなどノーセンキューだ」

 

今はただの医者であるにも関わらず飛彩は院内へと侵攻をかけるバグスター戦闘員を警備員と共に押しとどめているが警備員達が一人又一人とバグスターウィルスに感染しバグスター戦闘員の発生源へと変わっていってしまう。

 

「アンタ医者だろ!!何やってんだ!!」

「そう言う貴方こそを何をやっている!!早く逃げろ!!」

 

飛彩に飛びかかろうとしたバグスター戦闘員を拳銃で撃ち牽制した進之介へと飛彩が逃げるように促すが進之介はネクタイを引き締め拳銃をバグスター戦闘員へと構える。

 

「俺は刑事だ!!市民を守る責任いや意地がある!!」

 

通報を受け共に駆けつけた警官達と進之介がバグスター戦闘員を倒そうとしているとアナザーエグゼイドが進之介達の前へと姿を現す。

 

「ブレイブそしてドライブ。どうした、変身しないのか?」

「変身?なんの事だ?」

「縛りプレイか。良い度胸だなぁ!!」

 

ガシャコンブレイカーをブレードモードにしたアナザーエグゼイドが二人へと斬りかかるがギリギリのところでバイクをスライディングさせながら永夢が飛び込んでくるとこちらもガシャコンブレイカーでアナザーエグゼイドの刃を受け止める。

 

「小児科医!!」

「今の貴方達は変身できない!!だから此処は僕に任せてください!!変身ッ!!」

 

後輪でアナザーエグゼイドを吹き飛ばした永夢はエグゼイドへと変身する。

 

「飛彩さん貴方は怪我人の手当に回ってください!!」

「ああ、こいつらは任せた」

 

バグスター戦闘員を一刀の元に撃破していくエグゼイドを見た飛彩は自身が今やるべき事へと向かっていく。

 

「俺達も援護する!!」

「無茶はしないでください!!」

 

エグゼイドだけに任せるのではなく自分達も戦うと言うとバグスター戦闘員を警官達と相手取る。

 バイクに乗ったままのエグゼイドはアナザーエグゼイドへと体当たりを仕掛け院外へと押し出し轢き飛ばす。

院内以上にバグスター戦闘員が発生している光景を見ても焦らないエグゼイドを見てアナザーエグゼイドはやはりこいつはやり甲斐があると感じ入る。

 

「永夢、既に再活性化までのタイムリミットは30分をきっている」

「分かってます。それに僕は一人で来たんじゃない」

 

エグゼイドが腕に装着してあるバグヴァイザーを通してタイムリミットを告げてくる黎斗にそう言うとバグスター戦闘員がゲキトツロボットのロケットパンチで数を大きく減らす。

 

「貴方を倒して未来を、みんなを絶対に助けるッ!」

「協力プレイか」

 

ラスボス級の存在である自身に挑むには妥当な判断だとアナザーエグゼイドはゲーマー型ギアレベル3を纏う響が現われたのを見て納得する。

 

「行きましょう永夢さん!!超協力プレイで!!」

「最速タイムでクリアしてやるぜ!!」

 

手を叩き合わせた二人はアナザーエグゼイドへと挑むのだった。

 院外にてアナザーエグゼイド撃破の為にエグゼイドと響が戦っている頃進之介はモータスと呼ばれるバグスターによって警官達と分断されエグゼイド達の居る場所とは別の院外へと本人も気づかぬうちに誘導されていた。

 

「お前もレーサーなんだろ?俺と一緒に風になろうぜぇ!!」

「ふざけるな!!大勢の人の命が掛かっているのにそんな事ができるか!!」

「だったら此処で死ねぇ!!」

 

殴りかかってくるモータスへと進之介は拳銃で攻撃するが通用せず殴り飛ばされる。

そしてそのまま追撃を仕掛けようとしてくるモータスであったが駆けつけてきたトライドロンによって轢き飛ばされる。

 

「何だぁ!?」

「車?・・・いや俺はこいつを知っている!!」

 

この時マッハ達によりアナザードライブが撃破された事でこの世界の進之介へと仮面ライダーとしての記憶と力が急速に蘇る。

 

「進之介!!この危機では私もおちおち眠っていられないさ!!」

「ベルトさん!!」

 

トライドロンからドライブドライバーを取り出し装着した進之介の手元へとシフトネオスピードが収まる。

 

「30年ぶりにひとっ走り付き合えよッ!!」

「Ok.Start your engine!! ドライブのシステムは万一に備えてアップデートしてある遅れを取ることは無い」

「流石はベルトさんだ。変身ッ!!」

 

『ドライブ!!タイプネオスピード!!』

 

黒いアンダースーツが紅く染まり装甲は強度が増し軽量化された文字通り新型となりドライブが復活する。

 

「お前さっき風になろうって言ったな」

「あぁ?」

「少しだけ付き合ってやるぜ!!」

 

ドライブが腰だめに構えると彼から紅いオーラが滲み駆け出すと一瞬で最高速度に達しモータスは3秒にも満たない時間でヒットポイントを全損させられることで爆散する。

 ゲームクリアの音声が響くがドライブはまだ院内に助けを求める人達が居る為にそちらへと急ぎ向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 ワームホールから飛び出すなり大量の眼魔コマンドを出現させたアナザーゴーストは実質的に相手取れば良いのはゴーストだけだと思っていた。

だが、眼魔のテクノロジーが施されていないにも関わらず眼魔コマンドを粉砕した響を見て驚愕する。

 

「馬鹿なッ!何故ゴーストでもないのに倒すことができるッ!」

「さあ?私だからじゃない?」

「何という無理筋だ」

 

見た目通り簡単だなと眼魔コマンドを蹴散らしている響にアナザーゴーストが気を取られていると15の英雄ゴーストがアナザーゴーストを連携して攻撃する。

 

「ぐぅッ!」

「油断したなアルゴス!!行くぞみんな!!」

 

英雄達がゴーストからの掛け声に応じ彼へと集っていく。

 

『ゼンカイガン!!ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!!』

 

見る者を圧倒するようにゴーストが鎧へと包まれていく。

その姿は過去を生き今へと繋いでくれた偉大な先人達への敬意を表する姿。

ゴーストグレイトフル魂。

 

「はぁぁあ・・・。命!!燃やすぜ!!」

 

『ラッシャイ!!武蔵!!信長!!』

 

自身はガンガンセイバーを構え召喚した武蔵と信長と共にアナザーゴーストに斬撃を浴びせ続けているとゴースト達の頭上からビルドアーマーを装着した響がボルテックフィニッシュを発動した状態で現われアナザーゴーストへとライダーキックを炸裂させる。

 

「はぁぁあああああ!!!」

「おおぉおおお!!」

 

ライダーキックへと拳を繰り出すことで拮抗の状態へと持ち込んでいたアナザーゴーストへとトドメを刺すように15の英雄ゴーストと共に跳躍するとアナザーゴーストへと自身もライダーキックを放つ。

 

『ゼンダイカイガン!!グレイトフル!!オメガドライブ!!』

 

既に響へと防御手段を回している為にゴーストを防ぐ事のできないアナザーゴーストへともろにライダーキックが炸裂し響のボルテックフィニッシュと合わさり盛大に吹き飛ばす。

 

「ぐッ!おおッ!」

 

『烈槍!!カイガン!!シンフォギア!!』

 

壊れつつあるアナザーゴーストウォッチをダークゴーストの力で補強しながらアルゴスはダークゴーストとアナザーゴーストが半端に混ざり合った形容しがたい姿のダークゴーストシンフォギア魂・烈槍へと変貌する。

 

「まだ戦うって言うのか!!」

「全世界にッ!俺と同じ抗いようのない死が迫る恐怖を味合わせるまで消えるものかぁッ!」

「そんな事をして何になるんだ!!」

「知るものか!!」

 

槍を振り回し残存していた眼魔コマンドをエネルギーとして吸収したダークゴーストは闇の力を放つ槍を振り下ろすが横合いから振り抜かれた柱と見紛うばかりに巨大な剣に阻まれ振り下ろす途中で止まる。

 

「翼さん?」

「微力ながら助力しよう。向こうの立花に仮面ライダー」

「こっちのアンタか」

 

槍を弾きそのまま剣を分解し欠片へと変え剣の雨をダークゴーストへと降り注がせた翼Aが響達の元へと来る。

 

「数が増えたところでどうしたッ!」

 

『絶唱!!ダイカイガン!!シンフォギア!!オメガドライブ!!』

 

穂先を回転させることによって発生した竜巻によって駆けつけてきたばかりの翼Aもろとも上空に巻き上げられた響達へとビームが放たれると共にアナザーゴーストとダークゴーストの二体に分裂することによって放たれたダブルライダーキックが響とゴーストに炸裂し続けざまに一人に戻ったダークゴーストが翼Aに槍を振るい防御されるもそれを突き破り地面へと叩きつける。

 

「天空寺タケル、貴様は孤独に死ね!!」

 

マリアと御成を眼魂へと変えた紋章が響と翼Aへと迫るが直感でやばいと感じた響が翼Aに当たるはずだった物も纏めて身に受け膝を突く。

 

「響さん!!」

「立花!!」

 

黒い靄に包まれていく響を見て翼Aとゴーストは響が眼魂へと変えられる前にダークゴーストを倒すために駆け出すが回し蹴りを行いダークゴーストが発生させた衝撃波に吹き飛ばされ変身を解除させられ吹き飛ばされる。

そしてダークゴーストの手の中に彼に引き寄せられた眼魂が収まる。

 

「絶望して死んで行くが良い」

 

起動した眼魂をダークゴーストがゴーストドライバーへと納めると白いパーカーゴーストが出現した。

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