星空のスペクトラ   作:Raitoning storm

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目を閉じる。


こめかみを指でおさえる。


景色がみえる。


崩れていくビル。


逃げ惑う人々。


広がる火の海。


頭に残る痛み。


消えない。






消えない。









消えない。














消えることはない。





ゼロウェーブ 「ブレーザー」

 

 

 

 

 

連邦生徒会が会長の不在によって設置したシャーレ。

 

その建物のすぐそばで立ち尽くす少年の姿があった。

 

 

彼の名は隠星カナタ。

 

 

現れる怪獣、少年はまるでそこに来ることがわかっていたかのように、

そこに立っていた。

 

 

 

 

やがて怪獣が歩み出す。

 

 

 

「いくよ、ブレーザー」

 

 

 

 

彼はブレスの中にストーンを差し込む。

 

すると、ブレスの表面の結晶体が開く。

 

彼は目を閉じる。

 

だが、すぐに開く。

 

導かれるようにしてブレスに手を置く。

 

彼の姿が変わっていく。

 

より、より大きく、

 

怪獣の目の前に銀色の巨人が現れた。

 

顔には青いあざのような結晶がある。

 

体には赤と青の線が交わるように入っている。

 

ブレーザー。

 

 

 

ウルトラマンブレーザーが現れた。

 

 

 

 

 

 

〇〇side

 

 

不良生徒に占拠されたシャーレの奪還のために動いていた先生たち。

シャーレの部室まであと一歩、七囚人の一人であるワカモも退けた彼女らに大きな脅威が迫っていた。

 

「シャーレの部室まではあとどれくらい?」

「この先をまっすぐ行って、左にまがると、部室です。」

「ぞっか、みんなありがとうここまで「きゃぁぁぁあ!!」どうした!?」

 

叫び声を聞いた。先生は外に顔を向ける。

そこには腕の尖った怪獣「バザンガ」がいた。

 

「え!?なにあれ!?怪獣!?」

「なんでこんなときに限って怪獣が出るの!?」

 

明らかに異常な事態に慌てる生徒たち。だが、先生は、

 

「とりあえず!ここにいたら危ないから、みんな避難しよう!」

「「「わかりました!」」」

 

先生の迅速な判断でシャーレの出口からダッシュ出来た面々。

だが、怪獣は容赦なく周りの建物を壊していく。

 

「くそ‥足が‥」

「そこの子大丈夫!?」

 

瓦礫に足が挟まってしまっているヘルメット団の一人を見つけた先生。

すぐに瓦礫をどかそうとするが、

 

「うーん、重くて上がらない‥」

「先生!私も手伝います!」

 

先生1人では上げられなかった瓦礫をいとも容易く撤去する生徒たち。

 

「そっか、みんな私より力強いもんね」

「そんなことより、早く避難しますよ!」

 

だが彼女らの上に倒壊したビルが迫ってくる。

 

「!危ない!」

「「「先生!」」」

 

ビルの下じきになってしまったと思われた先生、しかし‥

 

「きゃ!眩しい!」

 

突然猛烈な強さの光が現れ、そこにいたのは‥

 

「銀色の‥巨人?」

「‥ミレニアムにあった噂だけど、聞いたことがあるわ。」

「夜空の観測をしていたときに何度も高い熱源が記録されていたの。」

「それらの反応をこう命名したわ‥超人」

 

 

「ウルトラマン」

 

 

 

 

「ウォォォヮィ‥」

 

ウルトラマンは突然祈りを捧げるようなポーズをとると、すぐに怪獣に対して構えのようなポーズをとる。

 

「!先生!」

「ご無事でしたか!?」

「う、うん。この子も私も無事だよ。」

「よかった‥一時はどうなるかと」

「それより!早くここから避難しますよ!」

「う、うん。」

 

先生の無事を確認した後に、シャーレからの避難をする一行。

道中、

 

「ところであの巨人は?」

「今はウルトラマンと呼ばれています!あくまで噂程度の情報でしたが、ほんとに実在するとは」

 

怪獣が尖った腕にある大きな穴から、光弾のようなものを打ち出す。

だが、ウルトラマンはそれを倒壊したビルによじ登ることで避け、

いきなり飛び上がったかと思うと、怪獣に膝蹴りをお見舞いした。

その場に倒れ込む怪獣、だがすぐに体勢を取り戻したかに思うと、ウルトラマンが後ろからよりかかるように押さえつける。

 

手のひらを横に向け、腕の関節を使って腕を振るウルトラマン。

 

「あれって‥」

「私たちに逃げろって‥言ってるの?」

「よし!彼が抑えている間に!」

 

彼女らが遠くに行ったのを確認したのか、怪獣を体の下から解放し、臨戦体系に入ったウルトラマン。

怪獣の懐に潜り込み、インファイトに持ち込んだ。

 

怪獣の腕を抑え、膝蹴りを決めると、脳天チョップを決めた。

 

「ねえ!何か手伝えることはないかな!?」

「手伝うって、え!?あのウルトラマンを!?」

「うん!」

「ないですって!それより早くここから避難しないと、彼も戦えませんよ!」

 

そうしている間にも、怪獣とインファイトをしているウルトラマン。怪獣から体当たりを決められてしまう。

 

「あ!あそこにまだ逃げ遅れたひとが!」

「え!急いで助けなきゃ!」

 

先生がそういったの聞いたのかウルトラマンは怪獣に対して威嚇の咆哮を行う。

 

「ウルルルル↑アーイ!!」

「ウrrrr↑アーイ!!」

 

その特徴的な鳴き声で怪獣を威嚇するウルトラマン。

だが、怪獣の攻撃を避けきれずダメージを追ってしまう。

 

「ウルトラマン!」

「!」

「こっちは大丈夫だから!」

 

先生の言葉を理解したのかは不明だが、その言葉を聞いたウルトラマンは怪獣に攻撃を与える。

 

「よし!もう逃げ遅れた人はいないね!」

「早く避難しましょう!」

 

攻撃に移ったウルトラマンは怪獣の口の中に手を突っ込むと、怪獣を押し出し、先生たちをえずくような声を出す怪獣から離す。

 

「ウrrrrrアーイ!!」

「ウrrrrrアーイ!!」

 

再び怪獣を威嚇するウルトラマン。懐柔の突進を押さえつけようとするが逆に怪獣に振り回されてしまう。

怪獣に薙ぎ倒されるように倒れ込むウルトラマン。咄嗟の判断で怪獣の尻尾を避けるが、反対側から来た尻尾をモロにくらってしまう。

怪獣に振り回され、そのまま建物に倒れ込んでしまう。

甲高い金属音のような音がなり、ついにその胸の光が色を変え、赤く殄滅してしまう。

 

「やばいよー!!ウルトラマンが負けちゃう!!」

 

高い音を鳴らし危険を知らせるカラータイマー。だが、突如として怪獣のこめかみの部分に1つの小さいミサイルが当たる。

 

 

 

ミサキ「カナタに言われた通り、こめかみ部分にヒットしたよ。」

サオリ「よくやった。合流地点で会おう。」

ミサキ「了解」

 

 

 

ミサイルが効いたのか、頭を抑えて苦しむ怪獣。ウルトラマンはなんとか立ち上がり、怪獣の攻撃を警戒するが、腕の光弾は不発に終わり、怪獣もそのことに戸惑う素振りを見せる。

 

 

その隙を逃さず、ウルトラマンは腕から細い光弾のようなものを発射し、怪獣にダメージを与える。

怪獣は分が悪いと判断したのか、すかさずインファイトに持ち込むが、ウルトラマンの攻撃に圧倒されるばかり、

ウルトラマンは怪獣の腕を抑えて、手刀を決め込み、怪獣に回し蹴りを決める。

 

 

ウルトラマンはこの状況を優勢だと思ったのか、何度もその場を跳ね、

怪獣を煽る。

 

ついには怪獣の両腕を押さえつけたかと思うと、力まかせに引っ張り、その腕を引きちぎってしまった。

 

「うわ、痛そう‥」

 

誰かの若干引いたような感想がもれる中、ウルトラマンはそのちぎった腕で怪獣を攻撃し、自らとの距離を離した。

 

ウルトラマンが左手で右手の手首を掴み、手のひらをかざすと、手のひらの上に小さいブラックホールのようなものが出現する。

 

そこから現れた光の槍のようなものを掴むと、ウルトラマンは怪獣に対して狙いを定める。

 

光の槍の周りには赤と青のエネルギーのようなものが漂い、強く光って入る。

 

怪獣が叫ぶと、ウルトラマンは投擲する姿勢になり、身体を大きくひねって、その光の槍を投げた。

 

勢いよく放たれたヒカリの槍は、真っ直ぐ怪獣に向かって行き、怪獣の身体を貫き、怪獣は爆散した。

 

ウルトラマンは光の槍を投げたまま体勢を変えず、その様子を見ていた。

 

ウルトラマンは怪獣の姿が消えたのを確認すると、そのまま加速度をつけて空へと飛び去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめん、待たせた。」

「ううん、大丈夫。リーダー、カナタを回収した。」

「わかった。すぐに向かう。」

 

 

 

「大丈夫か!?カナタ!?」

「俺は大丈夫。早くアリウス自治区に戻ろう。」

「わかった。ヒヨリに迎えに来させよう。」

「‥悪い、少し寝る。」

「ああ、ゆっくり休んでくれ。」

「ありがとう‥」

 

 

 

 

 




その少年は、光か、闇か。

今後に来て欲しい要素は?

  • ミレニアム特製のアースガロン
  • ビナーとの戦闘
  • ベアおば復活!!
  • スカード結成
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