星空のスペクトラ   作:Raitoning storm

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怪獣やっと出せる…


正体

''じゃあみんな、銀行を襲うよ!''

 

「はい!」

 

「まずは適当なところを爆破する。」

 

先生たちが銀行を襲撃しようとしたその瞬間、怪獣が現れた。

頭の中心からは長い鼻のようなものが伸びており、腕には鎌のようなものも付いている。

 

「え!?」

 

「やばいぞこれ!」

 

「逃げろ逃げろ!」

 

(よし、今だ!)

 

人々が逃げ惑う中、タイミングを見計らったカナタは生徒の群れから離脱し、近くの路地裏に入った。

 

一方生徒たちはどさくさに紛れてどうにか必要なものを掻っ攫って行ったようだ。

 

「行くぞ!ブレーザー!」

 

彼の呼びかけに応えるように彼の手首が光り、ブレスが現れる。

ストーンをその中に差し込むと、結晶が開き、ブレスが光り始める。

 

「え…?」

 

ブレスの側面を叩くと彼の姿が光り、

ウルトラマンブレーザーが現れた。

 

 

「ウルルルオワア!」

 

その独特な叫び声と共に怪獣に飛びかかるブレーザー。すかさずパンチを繰り出すが、その硬い甲殻には効いている感触はない。そのままビルに向かう怪獣を止めるために身体を押さえつけようとするが、体表温度が高いのか、「アツッ」長い間触れることが出来ないでいる。

 

"ウルトラマン。また来たくれたのか…"

 

「先生!ボサっとしてないで早く行きますよ!」

 

"あ、うん!"

 

覚悟を決めたのか、どうにか怪獣に触れ、ビルから引き剥がすことに成功したブレーザー。体表が柔らかい部分を狙って蹴りを喰らわせる。

 

両手から繰り出される鎌の攻撃を避けながら有効打をくわらせ続けるブレーザー。だが、怪獣の体表温度がどんどん上昇し、流石に耐えられなくなってきたのか攻撃の腕が止まってしまった。怪獣は震えるような素ぶりを見せながら体温をどんどん上げていく。

 

鼻先から少しずつエネルギーが漏れていき、周囲に被害が出てしまう。ブレーザーは今一度覚悟を決め、雄叫びを上げながら怪獣の顔を上に上げ、そのままエネルギーを放出させた。太いエネルギーの柱を立てた怪獣、体温も下がり、行動も落ち着いてしまった。

 

この隙を逃さず、ブレーザーは手のひらから光の槍を作り出し、上から怪獣を串刺しにした。被害こそ大きくないものの大きな衝撃波があたり一面を覆った。

 

 

ブレーザーはいつものように飛び去り、カナタも隙を見て生徒たちのところに戻ってきた。

 

 

どうやら作戦はうまく行ったようで、感謝の言葉と今度お礼をするという約束とともに彼らと別れた。

 

「なんか…色々あった1日だったな。」

 

「そうですね‥まさかあんなことになるとは」

 

「まあいい、俺疲れた‥早く帰ろう。」

 

「は、はい」

 

そんなこんなで俺たちはアリウスへと戻ったのだが、

 

 

 

「帰り、ずいぶん遅かったね。雑誌買うのにそんなに時間かかった?」

 

「テレビでやってたよ。また巨人がでてきたって。ほんと、誰のおかげなんだろうね。」

 

「この前の約束、忘れちゃった?」

 

俺はミサキに怒られていた。

 

「あの…ほんと、すみませんでした。」

 

「でも、あのときはああするしかなかった」

 

「それはわかってる。でもわたしたちも勝てないわけじゃない。カナタの力に頼らなくても怪獣は倒せる。」

 

「あの力だって使えばすごく疲れるんでしょ?」

 

「この前約束したよね?勝手にいなくならないって。死んだらいなくなったも同然。約束破るつもり?」

 

「…わかった。できる限り戦わないようにするよ。」

 

「そうして。カナタの命はカナタだけのものじゃないんだから。ほら、アツコも呼んでたから早く行って。」

 

「うん」

 

 

 

 

 

 

「…とりあえず、おかえり。怪我はない?」

 

「うん。大丈夫。」

 

「…その、ごめん」

 

「わたしは別に怒ってない。咄嗟のことだったしああするしかなかったのも理解してる。だからそんなに負い目感じないで。」

 

「でもああする前に一言欲しかったかな。サッちゃんでも誰でもいいからアリウスにいる人にね。そうすれば危なかったときも対処できるでしょ?」

 

「はい」

 

「だからああ言ってるミサキ姉さんの気持ちもわかってね?厳しく聞こえるかもしれないけどみんな心配してたんだから。」

 

「はい」

 

「今日はいろいろあって疲れたでしょ?いつもみたいに起こしにくるから。あとでサッちゃんに起こしに来てもらうからさ。」

 

「わかった。いつもごめん」

 

「そこはありがとうだよ。」

 

「…うん。ありがとう」

 

「どういたしまして。ほら、おやすみ」

 

「おやすみ」

 

 

 

 

 

 

「…起きているか?入るぞ」

 

「んあ?ああ、起きてるよ」

 

「!すまない、起こしてしまったか?」

 

「いや、ちょっと前から目は覚めてたから大丈夫だよ」

 

「そうか…その、体調の方は大丈夫か?何か身体の異変とかは…」

 

「大丈夫だよ。サオリが思ってるより元気。」

 

「よかった…みんな心配していたんだからな。1番隊の奴らなんかは命令も無視して突撃しようとしていたし…」

 

「…心配かけてごめん。こんなこともうないようにするからさ。」

 

「頼むからそうしてくれ。今度から外に出るときは3人以上は同伴させろ。あと次怪獣が出たらまず部隊の方が先に出るようにするからな。お前はもっとみんなの心の支えになっていることを自覚してくれ」

 

「うん。言う通りにするよ。」

 

「それでいい。あと少ししたらもう一度呼びにくるから、ここにいてくれ。」

 

 

 

 

ストーンが淡く光る。

 

「大丈夫だよ。みんな心配してくれてるだけだから。」

 

ストーンはまだ光っている。

今後に来て欲しい要素は?

  • ミレニアム特製のアースガロン
  • ビナーとの戦闘
  • ベアおば復活!!
  • スカード結成
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