ジオンの武器で戦いたいんだよぉ!   作:AKR12

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1章はあと数話で終わります。


救えた存在と失った物

「‥‥‥‥ッ?」

 

「ん?どうかした?ナク」

 

小鳥遊さんが何処かへ行ってから数時間経ったあと、小鳥遊さん以外のアビドスのメンバーは全員揃い、会議が始まった。

 

会議自体は順調だったが、途中から俺はまた、小鳥遊さんから発せられていたオーラのようなものを感じていた。だがそれは、小鳥遊さんのオーラ(?)よりも重く、恐ろしく感じ、脳に直接流れてくるものだった

 

”ナク、ほんとに大丈夫なの?”

 

「あはは‥‥自分は大丈夫ですよ」

 

実際はかなりキツイが、理由を言ってもなんにもならないために言えない。

 

 

 

 

 

「ッ!?」

 

会議が始まり一時間程、妙な何かと悪戦苦闘していたが、ついにその「何か」が何処から来ているかが明確になる。

 

(場所は‥‥柴関ラーメンから来ている?)

 

そして、その「何か」を探るたびに、何が起きるのかが分かった。

 

「すいません!ちょっと出かけてきます!!会議はしておいてくださいね!!」

 

「えぇ!?ナクさん!?急にどうしたんですか!?」

 

奥空さんの問いかけを無視して走る。

一刻でも速く柴関ラーメンへと行くために。

 

(このままじゃ、誰かが死んでしまう!!)

 

 

 

 

 

「はっ‥‥はっ‥」

 

柴関ラーメンへと必死に走る。

周りの声や、自身の体の痛みを無視して。

 

「クソッ、俺の杞憂で終わってくれよ!!」

 

柴関ラーメンに着き、頭の中でぐるぐる回る不安を取り払うように扉を開けた。

 

「大将さん、無事かッ!?」

 

「お?ナクじゃねえか。俺は無事だけど‥急にどうした??」

 

「ッ、すみません。急に嫌な予感がしたもので‥‥」

 

突然大声を上げたことを謝りながら、店の中を見回した。

まだ若干朝であるためか、四人しかいなかった。

 

(アレは‥‥便利屋?)

 

前回、こちらに襲撃してきた便利屋の四人がいた。

今回はただラーメンを食べに来たようだが、何か様子がおかしい。

 

「それって‥‥こんなお店はぶっ壊してしまおうってことですよね、アル様?」

「‥‥‥へ?」

 

「!?おいおいおい、まじかよッ!?」

 

便利屋の一人、伊草さんが柴関ラーメンを爆破すると言って、起爆装置に出した。恐らくアレは静止が聞かないだろう。

 

(今すぐ止めに入って、万が一止められたとしても、それで安全が保証されるとは思えない。爆破されてしまえば、大将さんがどうなるか分からない、どうする!?)

 

「起爆装置?なんでそれを‥‥」

「ハルカ、ちょ、ちょっと待っ‥‥」

 

「ああっクソがッ!!大将、伏せろッ!!!

 

案の定鬼方さんの静止を聞かずに伊草さんは起爆装置に手をかける、。俺はもう間に合わないと判断し、せめて大将さんだけでもと思ってゲルググシールドを呼び出し、大将に被せた。

 

「‥‥‥‥‥‥へ?」

 

ドゴゴゴゴゴゴーーーーーーン!!!!

 

 

 

ーアビドス高校ー

 

「前方、半径10km内にて爆発を検知!衝撃波の形状からC4爆弾の連鎖反応だと思われます!場所は‥‥柴関ラーメン!?」

 

「はあ!?どういうこと!?なんであの店が狙われるのよ!」

 

「戦略地点でもなく、重要な交通網でもないのに。一体誰が」

 

「まさか、私を狙って‥‥」

 

「憶測は後でも遅くない、まずは手を打たないと!」

 

「そうですね!今はそれどころじゃありません!!向かいましょう」

 

「ホシノ先輩とナク君には私から連絡します!出動を!!」

 

「ど、どうなっちゃったのよ!!大将‥‥無事でいて‥‥‥!」

 

”‥‥‥‥”

 

 

 

 

 

 

「‥‥‥‥ッ、なん‥とか、死ぬことは回避できたな」

 

「‥‥大将を探さないと」

 

立ち込める煙の中で大将さんを探そうとするが、上手く()()力が入らない。いや、それ以前に手の感覚がなかった

 

「あれ、何で立ち上がれなッ‥!?」

 

立ち上がれないことに苛つき、不意に腕を見た。

 

「っあ‥‥‥」

 

見てしまった。

 

あっ‥‥‥ああっ‥‥あああっ

 

キレイに切り裂かれ、手が無くなった腕を。




ゲルググシールドを使いすぎてる気がする。

戦闘シーンでどっちが見たい?

  • ニュータイプ少なめ武装マシマシナク
  • ニュータイプ能力でオカルトし始めるナク
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