A.貴様の両腕を見れば、こうもなろう!!(鉄仮面風)
「いやー、ちょっと昼寝してて遅れちゃった」
少し困ったように、小鳥遊さんは言う。
だがしかし、さっきの言葉と、今の小鳥遊さんの雰囲気は全く違う。まるで「面倒なことが
「昼寝ぇ!?こっちはゲヘナの奴らのせいで色々大変なのに!!」
「でも、全員撃退した」
「全員ではないですが、まぁ大体は?」
しかし皆は小鳥遊さんに気付くことなく、それぞれの思いをぶつける。
そんな皆の反応に流されたのか、さっきまでの雰囲気はなくなり、いつもの小鳥遊さんに戻った。
「うーん、ゲヘナの風紀委員会ね。状況は良く分からないけど、こっちはこれで勢揃いだね。ということで、改めてやり合ってみる?風紀委員長ちゃん?」
対する委員長さんは相変わらず悶々としていたが、暫くすると、何か喋り始めた。
「‥‥‥
「ん?私のことを知ってるの?」
「情報部にいた頃に。各自治区の要注意人物を把握していたから。‥‥貴方を忘れる筈がない、あの事件の後、アビドスを去ったと思っていたけれど」
委員長さんは理由のわからないこと言う。小鳥遊さんの一年生?あの事件?アビドスを去る?一体何を言ってるんだ??
(くっそ、上手く考えることができないし、立つことすらキツくなってきた。‥‥ちょっと血流しすぎたか?)
便利屋の柴関ラーメン爆破による両手欠損からもうかなり時間が過ぎている。アドレナリンも切れてきたし、立つことすら億劫になってきていた。
「そう、そういうことね。だからシャーレが‥‥‥いや、もういい。私は戦うためにここに来たんじゃない。イオリ、チナツ」
「‥‥委員長」
「‥‥はい」
「撤収準備、帰るよ」
「‥ええッ!?」
「帰るんですか!?」
「それと‥‥‥」
「‥‥‥うん!?」
委員長さんが撤退命令を出したと同時にスッと、頭を下げる。
頭を下げてる委員長さんには驚くけど取り敢えずヨシッ!!これで一旦戦いは終わった!!後はこの両手のことを穏便に隠せれればミッションコンプリートや!!
「事前通達なしの無断兵力運用及び、他校自治区で騒ぎを起こしたこと、このことについては私、空崎ヒナより、ゲヘナの風紀委員長としてアビドスの対策委員会に対して公式に謝罪する」
「!?」
「‥‥‥まじか」
「今後、ゲヘナの風紀委員会がここで無断に侵入することはないと約束する。どうか許して欲しい」
「委員長‥‥」
「ま、待って委員長!?便利屋は‥‥‥ヒッ!?」
委員長さんの言葉に銀髪が反対したが、目の圧だけで黙らせる。
‥‥委員長さん、こっちにもその圧力が来るんでそこら辺でやめてくださいお願いします。
「ほら、帰るよ」
”ちょっと待って!!”
委員長さんが指揮を取って帰ろうとしていた時、先生が突然大声で喋った。
「‥‥‥?」
『先生?どうしたんですか?』
突然の出来事に皆困惑している中、先生はまたもや叫ぶ。
”チナツって確か元救急医療部だったんだよね!!”
「え、ええ。そうですが‥‥」
”なら!見てほしい子がいるんだッ!!”
先生はそう言うと同時に、俺をヒョイっと持ち上げた。
持ち上げられるという急な動きに、頭がやられかける。
「‥‥えっと、あの子は確か、急遽シャーレに入ったっていう‥‥」
「おい‥せん、せい!?嘘だろッ!?離せぇッ!俺はなんともないっ!!」
先生の急な行動に一瞬戸惑うが、すぐに状況を理解してジタバタと動き抵抗する。
しかし、先生の力は強く、中々上手く動けない。
「‥‥ナク君?ナク君がなんで持ち上げられて??」
「ん、しかもナク、手を隠してる」
”なんとも無いわけなんてない!!腕にある
「一々頭に響くなぁ‥‥‥!!」
徐々に力が抜けていき、遂に俺は抵抗もできずに皆の前で腕を見せながらぐったりとする。
こころなしか、先生の腕の中は妙に暖かった。
「‥‥まじ‥‥か‥ぁ‥‥」
「医療派でもなんでも良いから、搬送の準備!!早くっ!!」
「‥‥えっ‥ナク‥君?‥手が‥う‥そ‥‥」
「ナクッ!?しっかりしてッ!?」
(うーん、どうしてこんなことに‥‥)
そんな思いを胸に、俺の意識は落ちる。
テンポが悪いから早めに書いて投稿しております。
それはそうと、最近入手できた原作小説の逆シャアベルトーチカチルドレン面白い
戦闘シーンでどっちが見たい?
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ニュータイプ少なめ武装マシマシナク
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ニュータイプ能力でオカルトし始めるナク