俺も対策委員会だよ   作:ジャン=Pハブナレフ

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ツバサの武器はHGとARがあります。

HGは小さい頃に叔父夫婦から護身用として、ARはアビドス入学時に叔父一家からプレゼントされたものになってます。

一応設定としては以下の通りです。

レアリティ:星1
役割:ストライカーのMIDDLE
クラス:アタッカー
攻撃タイプ:貫通
防御タイプ:軽装備

戦い方としてはAR主体、狙い撃つ場合や相手との距離が近くなったらHGと言った形で使い分ける。突っ走る癖があるのでよくホシノよりも前に飛び出し、怪我が絶えないのでいつもアヤネからお説教を受けてる



第2話 出会い__対決 ヘルメット団

 

 

会議室

 

翌朝、普段通り登校していたがシロコ先輩の姿が見えない。

 

ツバサ「あれ?シロコ先輩は?」

 

アヤネ「え?見かけてないの?」

 

アヤネが尋ねるが、今朝はいつもの通りdr見かけなかった。

 

何かあったんだろうか?するとドアが開く。

 

セリカ「おはよ…せんぱ!?」

 

アヤネ「へ?」

 

ツバサ「うん!?」

 

ノノミ「はい!?」

 

なんと彼女はスーツを着た男性を背負って部屋に入ってきたのだ。

 

ツバサ「ええええええええええーーーーーー!!!!!」

 

シロコ「水をお願い」

 

アヤネ「は、はい!」

 

言われるままにヤカンとコップを用意すると、スーツの男性はガブガブと水を飲み始めた。

 

??「だはー!生き返った〜!!」

 

その横ではみんな、パニック状態だった。

 

ノノミ「シロコちゃん、この方を拉致してきちゃったんですか!?」

 

アヤネ「まさか、とうとう犯罪に手を染めて!?」

 

ツバサ「ヤバい!こんなことカイザーや他の自治区ひいては一般の方々に知られたらマジでヤバい!どうする!?」

 

セリカ「お、落ち着いて!問題が発覚する前に揉み消さないと!!」

 

シロコ先輩以外のみんなが狼狽える。こんなの絶対ヤバい展開になる。かに思われたが…

 

シロコ「この人はお客さん。ウチに用があるんだって」

 

なんでもこの人は駅からここまで歩いてきたんだが、あまりの暑さに気を失ってしまっていたらしい。

 

ツバサ「そんな無謀な… 下手したら死んでかもしれないんだぜ?」

 

呆れる俺の横でセリカとアヤネがお客さんをじっと見つめていた。

 

ノノミ「えっと… よろしければあなたのことを伺ってもいいですか?」

 

ノノミ先輩が恐る恐る客人に尋ねる。

 

客人「私は連邦生徒会から来た、シャーレの先生だ!!」

 

 

その人は愛想笑いと共に身分証を見せた。それにみんなが驚く。目を丸くし、口をあんぐり開いて少しの間フリーズした。

 

ツバサ「な、なぁ… 夢じゃないんだよな?」

 

アヤネ「支援要請がようやく受理されたんですね!!」

 

セリカ「やったねアヤネちゃん!」

 

アヤネの嬉しそうな表情が眩しい。委員長としてずっと呼びかけてきたんだ。当然のリアクションだ。

 

ツバサ「助けが来てくれて、本当に助かったな!!」

 

アヤネ「うん!」

 

セリカ「これで補給が受けられるわね!」

 

ツバサ「苦節うん週間、いやもっとか? 補給なし人生からもおさらば!やったぜ!!」

 

セリカ「私、ホシノ先輩を連れてくるね!」

 

セリカは嬉しさのあまり、教室を出て屋上で寝ているホシノ先輩を起こしに行ったのだった。

 

いつも思うが、あんなとこで寝てたら日焼けしないんだろうか?

 

ツバサ「えっと、先生。わざわざ、遠くからありがとうございます。俺は砂州河ツバサ、1年です。普段は工作をやってますので、何かあればどうぞ」

 

先生「うん、よろしく」

 

他のみんなも自己紹介をする中、シロコ先輩だけは妙にマウントを取ってるとも受け取れる自己紹介をしていた。

 

ホシノ「もう、セリカちゃん!おじさんにはもうちょっと優しくしてくれないと〜」

 

セリカ「何言ってんのよ!委員長なんだから、ちゃんとして!」

 

セリカに引っ張られてホシノ先輩が来た。

 

ホシノ「やぁやぁ、小鳥遊ホシノだよ。よろしくぅ〜」

 

眠たげな表情だが、ホシノ先輩も揃った。学校への案内はシロコ先輩に任せて俺たちはと言うと…

 

倉庫

 

ツバサ「物資の置き場は、ここまでで良い感じ?」

 

先生から送られてきた物資が近々届くので、アヤネたちと協力して保管場所の置き場を作っていた。

 

アヤネ「うん、そこでオッケーだよ」

 

ホシノ「うへ〜 疲れた〜」

 

ツバサ「ふぃ〜!それにしても、先生が助けに来てくれたなんて良かったよな。マジで希望の光がやって来たって感じだよ」

 

アヤネ「そうだね、何度も手紙を書き続けて来た甲斐があったよ」

 

ノノミ「連邦生徒会長がいなくなったって知ってからは、もうダメかもしれないって思ってましたからね〜」

 

セリカ「ほんとほんと!それで?今日はどうするの?」

 

その時、校門前で銃撃が聞こえて来た。

 

ツバサ「なんだ!?」

 

??「アビドス高校の諸君!今日こそお前らの学校を占拠させてもらうぜ!」

 

表にいたのは近所で話題のチンピラ集団__カタカタヘルメット団だった。

 

ツバサ「くそっ!最悪の来客だな!!」

 

窓の外から敵の影をにつけると自前のHGとASRに弾を装填し、表に。基本的に俺は遠近両方に対応できるように武器は2つ持ってる。世話になった叔母さんからは準備は大切って小さい頃に教えられたんだ。

 

ホシノ「こんなんじゃ、昼寝もできないよ!」

 

セリカ「返り討ちにしてやるわ!」

 

先生を空き部屋だった教室に避難させ、いち早く飛び出したシロコ先輩と合流し、校庭へ。

 

ツバサ「よーし!行くぜ!!」

 

シロコ「ん、一気に行く!」

 

シロコ先輩と俺が突撃する。シロコ先輩はセリカと合流して武器を受け取り銃撃戦に入る。

 

アヤネ「こんなタイミングで攻めてるなんて!」

 

校庭には遮蔽物が数多く仕掛けられている。そんな中後方でアヤネがドローンを飛ばし、周辺を見渡して支援を送る。

 

ノノミ先輩にホシノ先輩もアヤネの後から移動して攻撃を開始、セリカもホシノ先輩の守りを受けながら攻める。気づけばシロコ先輩以外のメンバーが中央にまで進撃していた。

 

セリカ「あんな奴らは私たちの敵じゃないわ!」

 

ツバサ「そうだ!それに物資が足りないんなら、短期決戦に持ち込んで、あいつらを追い払えば良いんだ!!」

 

ホシノ「無茶はダメだよツバサ君!私たちはシロコちゃんの援護に入るよ!!」

 

ノノミ「あなたたちにアビドス高校は渡しません!!」

 

ノノミ先輩はデカ目の機銃で広範囲を狙う。

 

俺はと言うと…

 

ツバサ「好き勝手暴れに来て、でけえ顔するな!アビドス根性、舐めるな!!」

 

ヘルメット団を追って、いつの間にか戦場の最前線まで突撃しており、気づいたら囲まれていた。

 

ヘルメット団員「へっ、こんなところにバカが紛れ込んだか!」

 

ツバサ「舐めんじゃねえ!」

 

包囲しても取り乱さずに弾幕を張って応戦する。しかし敵に遮蔽物を利用されて思うように行かない。

 

ツバサ「くそっ!隠れられてて、全然当たらねえな!こうなったら!!」

 

遮蔽物になってた跳び箱やらズタ袋やらが校庭にはあるんだ。

 

ツバサ「そぉら!」

 

軽くジャンプしてあのリーダー格にぶつけてやるつもりで投げつけるが…

 

ヘルメット団員2「あまい!」

 

ヘルメット団員3「すきありいいいいい!!」

 

腹に弾が当たり、空中で体制を崩して勢いよく真後ろにあった机に激突してしまう。

 

ホシノ「ツバサ君!!」

 

ツバサ「いってぇ〜!」

 

セリカ「あぁ、もう!こっちよ!!」

 

ツバサ「すまん」

 

セリカに手を引かれて後退する。

 

 

同じ頃、シロコ先輩も場所を変えようと移動していたところ、銃撃中のノノミ先輩とうっかりぶつかっちゃうわで今日は最悪だ。

 

ツバサ「いででで…!負けてたまるかああああ!!」

 

幸いそこまで重症にはならなかったが、戦闘は続いている。腹を摩りつつ、再び銃を握りしめ銃撃を行う。

 

ヘルメット団リーダー「おいおい!あいつら、まるでダメだぜ!!」

 

急襲と物資の枯渇が原因なのか、対策委員会のみんなにに焦りが見られていた。俺も2人は大人しくさせられたが相手の数が多すぎる。

 

ヘルメット団リーダー「くらいな!」

 

手榴弾でダメージを受けるホシノ先輩とセリカ。状況は不利になった中、アヤネは撤退しようと言ってるが、敵の攻撃の手は緩まなかった。

 

ツバサ「この!」

 

隠れながら、銃撃を繰り返す。しかし…

 

ツバサ「これでも食らえええ!!」

 

マガジンを入れ替えて何度目かの突撃だ。

 

ヘルメット団「バカな奴!うちらに撃たれて欲しいって言ってるようなモンだよ!!」

 

数名を倒せたが、その前に弾が切れてしまった。

 

ツバサ「ヤベッ!」

 

ホシノ「あぁもう!言わんこっちゃない!!」

 

ホシノ先輩が盾で攻撃を守る。

 

ホシノ「一旦下がって!」

 

ツバサ「はい」

 

後方に下がる中、他のみんなが固まっていた。

 

シロコ「大丈夫?」

 

ツバサ「なんとか」

 

アヤネ「みなさん、固まらずに分散して戦いましょう!」

 

様子を見ながら反撃を仕掛けるが敵の勢いは強い。このままじゃ…!

 

ノノミ「このままじゃ押し切られちゃいます!」

 

机にぶつけた時の傷や銃撃の傷がジワジワ痛んできた。もう突撃は無理だ。

 

ツバサ「まだだ…まだやれる!」

 

セリカ「やめなっって!突っ込んでいってもすぐ怪我してるんだから落ち着きなさい!!」

 

その時だ!

 

先生「みんな!!」

 

 

昇降口付近

声のする方向を振り返ると昇降口に先生がいた。

 

全員「先生!?」

 

先生「みんな!みんなはどうしてこの学校を守りたいの?」

 

何を言ってるんだ?そんなの決まっているだろ!!

 

シロコ「私たちの居場所だから!」

 

シロコ先輩の言葉にみんながうなづく。当然だ、みんなそのために戦ってるんだ!!

 

ツバサ「とりあえず、まだ負けたわけじゃないみたいだな。落ち落ち休めねえな。そうだろ?セリカ、先輩方、アヤネ」

 

みんなもうなづく。

 

ヘルメット団リーダー「なんだてめえは!?」

 

先生「私は先生だ!私は彼女たちを助けに来た。だから君たちには退散してもらうよ!! さぁ、ここから第2ラウンドだ。みんな、私の指揮で動いてもらうよ!!」

 

ツバサ「本当に戦いはこれからだぜ…!!」

 

痛みを堪えつつ、走り出した。先生が後ろにいるようになってからなんだろうか、心地のいい風が吹いた気がして痛みが軽くなったような気がする。

 

 

先生の指揮で流れが変わった。

 

先生「ノノミは弾幕を!」

 

ノノミ先輩の銃撃で発生した校庭の砂埃で敵の視界は悪くなる。でも俺たちにはここがホームグラウンドだから…

 

先生「ツバサ!」

 

ツバサ「了解、おらよ!」

 

遮蔽物からだったら、相手も対応しづらくなる。

 

 

ツバサ「こっちだ!」

 

ヘルメット団員「うわっ!」

 

ハンドガンで1人ずつ撃ってく。接近戦ならこっちが俺の武器だ。そして、こいつらの弱点は目元!

 

ヘルメット団員「うわぁ!やめて!!」

 

バイザーを割って目元を見せてしまえば恥ずかしがって、こっちのもの!敵前線は一気に崩れた!!

 

先生「セリカ、狙って!」

 

セリカ「言われなくても!!」

 

ホシノ「ナイス、セリカちゃん!おじさんも負けてられないね〜」

 

先生「ツバサは引き続き上からだ!」

 

ツバサ「ラジャー!!」

 

セリカの狙撃、ホシノ先輩の突撃、俺の上からの攻撃ででヘルメット団を次々と倒していく。

 

 

ツバサ「よっしゃあ!行くぜ!!」

 

勢いづいたのがわかるとシロコ先輩が横にいるのがわかった。

 

ツバサ「先輩!左側は俺が!リーダーを頼みます!」

 

シロコ「わかった!」

 

銃撃するシロコ先輩、だが弾を切らしていた。

 

ヘルメット団員「いまだ!」

 

ツバサ「させるか!」

 

左から右にジャンプする勢いでシロコ先輩の前に立ちはだかり、着地までの瞬間に2発、ヘルメット団員に向けてハンドガンを放つ。

 

ツバサ「残るは大将だけです!」

 

先生「チェックメイトだシロコ!」

 

トドメはシロコ先輩がリーダーに刺して、ヘルメット団を追い払うことができた。

 

戦闘後

 

ツバサ「いっでえええ!!」

 

背中や頭、腹に包帯を巻いてもらうが結構痛い。

 

アヤネ「もう!物資は大事に使いましょうって言ったばかりじゃない!こないだも1人で突っ込んでいって怪我してたでしょ!? ツバサだけで医療品の在庫がなくなっちゃうよ!!」

 

ツバサ「いや、そうだけどさぁ…」

 

戦いが終わって俺はアヤネに怒られてた。

 

アヤネ「大体、最後のアレ以前にも守り用の防壁を勝手に投げちゃダメだよ!あれは守りのためのものなんだから。他のみんなに当たったら危ないんだよ!?」

 

ツバサ「あれはホラ、奴らに攻撃を当てやすくしようとして…」

 

ホシノ「うへへ〜 それに無茶しちゃダメって言ったでしょ?言われたことは守ろうよね〜」

 

ノノミ「そうですよ〜 ツバサくーん、毎回毎回、考えなしで突っ込んでいったらみんながヒヤヒヤしちゃいます」

 

ツバサ「す、すんません… 次はもうちょい考えてから動きます」

 

アヤネがため息をつきつつも、みんなが先生にお礼を言った。

 

先生「私はただ、困った生徒を放って置けなかっただけだよ」

 

セリカ「あんな奴ら私たちだけでも十分だったんだから!」

 

ホシノ「おっ、相変わらずのツンデレだね〜セリカちゃん」

 

ノノミ「可愛いです〜」

 

アヤネ「強がりは程々にね」

 

ツバサ「へへへ、実は先生かっこいいとか思っちゃったり?」

 

セリカ「うっさいバカ!」

 

みんなで談笑し、その日は終わった。ちなみに俺は軽く怪我したので工作はお休みだ。

 

ツバサ「すげえんだなぁ、先生って」

 

そうだ今日あったことを伝えよう。そう思って俺はモモトークを開く。アビドスのグループとは別で。

 

思えばこの時からだった。先生が来たこの日からアビドスには次々と事件が舞い込んで来るんだ。

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