開いてはならない扉   作:persona4

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本編のスタートです。
この話が全ての始まりになります。
オリジナル人物はいつだすか決め兼ねています。


死の霊園~肝試し~

 

「なぁ?マジで行くのかよ晃」

 

「ここまで来て引き返せるかよ!絶対おもしろいって‼」

 

「やっぱりよくないよ、面白半分で霊園に行くなんて・・・」

 

「アハハ楽しそうでいいじゃない!どうせ暇でやることないんだし♪」

 

「まったく・・・晃はいつもやることが突発すぎるんだよ」

 

「バカ野郎!肝試し行くのに何日も前から計画から・・・なんてその方が気持ち悪いだろ‼」

 

「アハハ♪いいじゃない!」

 

「やっぱり帰ろうよ・・・私・・・なんだか嫌な予感するの・・・私昔からこの手の勘はよくあたるんだよ・・・」

 

梢ちゃんの体が震えている

 

「おい晃帰ろうぜ、何も出ないよ」

 

「えぇーーー何も出ないのぉーーー⁉つまんない‼」

 

「バカ世理香!これから行く場所はマジでヤバい場所なんだって‼きっと面白いのが見られるぜ。後ろの二人も観念しな!車を運転してるのは俺なんだ、もう引き返す気はねぇよ」

 

はぁーーーこのバカ昔から言い出したら聞かないからな・・・

 

 

「梢ちゃんどうせ何も起こらないだろうし、霊園に着いても俺たちは車の中で待っていれば良いんだから、あきらめて着いて行こう」

 

「う、うん・・・わかった・・・」

 

青ざめながら梢ちゃんは頷いた

 

俺の名前は「藤田 雅人(ふじた まさと)」大学生だ

 

俺たちは同じ大学に通う学生だ

 

今日は昔からの悪友の

「梅谷 晃(うめたに あきら)」が

 

「夜のドライブ行こう!」というので

 

気分転換のつもりで付き合ったのだかそれは間違いだった・・・

 

結果は見ての通り

 

俺たちはヤツの暇つぶしに付き合わされ、最近うわさにされている心霊スポットに行くハメになってしまった

 

・・・いいかげん、人を騙すのはやめてくれ・・・

 

「ハーーでもホント、肝試しに行くなんてわくわくするね♪」

 

しかも迎えに来た車の中には晃の彼女の「荻窪 世理香(おきくぼ せりか)」まで乗っていた

 

荻窪 世理香・・・

 

彼女は良くいえば『天真爛漫』

悪くいえば『空気を読めない天然娘』である

 

別に嫌いってわけではないが一緒にいて無性に疲れる時である

 

ちなみに今日が疲れる日である

 

「世理香!あんまりはしゃいでるとホントにバチ当たるよ!!」

 

しかし、唯一救いだったのは梢ちゃんがいたことだ

 

彼女の名前は「若松 梢(わかまつ こずえ)」

 

学校でも目立たないタイプの女の子だが美人だし頭いいし、密かに狙ってる男も多いんじゃないかな?

・・・かく言う俺もその1人で・・・

世理香が梢ちゃんと高校時代からの友人という事で

最近この4人で行動する機会が増えたのだが

この機会を利用して少しでも彼女と距離を縮めたいなどと

ちょっと不謹慎なことが頭をよぎる・・・

 

 

「ねぇ晃!これから行く霊園ってそんなにヤバいの?」

 

「お、聞きたいか?聞きたいだろ!よしよし話してやるよ!」

 

晃は霊園の話をしたくてたまらないようだ

 

俺もなんとなくでしか霊園の話を聞いたことがなかったので

晃の話に興味が湧いてきた

 

「ただ乗ってるのも暇だからお前の話聞いてやるよ」

 

興味のあるのがバレるのがシャクなので

ちょっと乱暴な言い方をしてみる

 

しかし晃はそんな皮肉交じりの言い方に全然気付かないのか

 

「そうかそうかそんなに俺の話聞きたいか⁉」

 

などと上機嫌だ

 

・・・ホント困ったやつだ・・・

 

こんなやり取りしている間にも車はどんどん山奥に入っていく

 

さっきからずっとすれ違う車もいない

 

そんな暗闇と静けさが支配する世界の中で晃の話が始まった・・・

 

 




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