1日1回投稿ができればいいと思います
最近俺たちの住む町で若者の不可思議な死が相次いでいる
あるものは高いビルから飛び降り
あるものは首を吊り
あるものは電車に飛び込んで死んでいる・・・
これだけ聞くただの自殺のようだがそうではない・・・
彼らには不可解な共通点があるのだ
彼らは火の気もないのに全身に火傷をおって死んでいたのだ・・・
そして彼らを調べていった結果
もう一つ不思議な共通点が見つかった・・・
彼らは死の前日
同じ場所に行っていたのである
・・それが今
俺たちが向かっている「霊園」だったのだ
そんな事情から今ではその霊園は
「死の霊園」と呼ばれるようになっていた・・・
噂だとその霊園を夜に訪れると
焼けただれた女の幽霊を見るという・・・
しかし行けば必ずみるわけではなく
霊園の奥にある墓の近くで
「わたしはここにいる」・・・と言うとその女の霊が現れて
姿を見た人間に死の呪いをかけるというのだ
「うわーーうわーーーーーっ何それ何それ!超怖いんだけど!!」
世理香がうれしそうにはしゃぎ出す
言ってることと行動がバラバラだ
「そんな場所に興味本位で近づくのは危険だよ!やっぱり帰ろうよ!!」
梢ちゃんは今にも泣きだしそうなぐらいおびえてしまっている
「まぁ慌てなさんな梢ちゃん!もし幽霊を見ちまっても呪いをうけずに済む方法があるから安心しな♪」
「呪いを受けずに済む方法?」
「ああ、幽霊を見ても直ぐに逃げず相手を見据えたまま5歩後ろに下がり、それから逃げれば呪いを受けずに済むらしい・・・」
「何それ?なんで呪い回避の方法がそんな具体的にわかってんだよ・・・作り話の匂いがプンプンじゃないか」
俺が思った疑問を素直にぶつけてみた
「俺だって人から聞いた話だからそんな具体的な所まではしらねぇけど、幽霊を見て生き残った奴の一人が逃げようとした瞬間に助かる方法が頭に直接聞こえてきたらしい・・・
多分そいつに憑いている守護霊が守ってくれたんじゃないかって話だぜ」
「なんか聞けば聞くほどうそくさい話だな・・・」
「いちいち俺の言うことにケチつけやがって!」
晃は冷めた俺のリアクションに不満げな声をだす
その時・・・
「・・・私・・・その話本当の事のような気がする・・・」
「え?」
「私の直感が伝えてくるの・・・・・危ないって・・・その話は事実で興味本位で霊園に近づいちゃいけないって・・・」
普段大人しい梢ちゃんがこんなに興奮している姿を見るのは初めてだ
「ねぇ今からでも遅くないいよ!引きかえそ!今すぐ!!」
どうしよう・・・これは無理にでも引き返した方がいいのだろうか?
「梢ちゃんおちついて!霊園についても俺たちは車の中でまってばいいよ」
俺は震える梢ちゃんの手を掴み強く言った
「ああ?雅人!しらけたこと言ってんじゃねぇよ!!」
晃が体をねじって俺の方に身を乗り出しながら抗議する
「バカ!晃!!ちゃんと前見て運転しろ!!それにもともとお前が俺たちをだますみたいにここまで連れて来ちまったんだからそれくらいの譲歩はしろ!!」
ホントはグーで殴ってやりたいくらいの衝動にかられてたが梢ちゃんの手前そこまでは出来ない
「・・・ちっしゃーねーか・・・」
晃も俺が本気で怒ってるのがつたわったのか大人しく引き下がってくれた
「雅人君がそう言うなら霊園の側までいくよ・・・でも雅人君・・私から離れないでね・・・」
消え入りそうな声で梢ちゃんはそういうと俺の服の端をギュッと握りしめて来た
俺の心臓がドキンと高鳴る
その時俺は
何があってもこの子を守ろうと思った・・・
車は深い闇に中を進み俺たちはついに「死の霊園」までたどり着いた・・・
ついに「死の霊園」に到着しました
次回はついに幽霊の登場です。