開いてはならない扉   作:persona4

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この話が何話になるか予想がつきません。
全シリーズあわせると100話超えると思います。
1日1話はたぶん無理です。
1週間に3~4話程度で頑張ります。


死の霊園~パニック~

 

晃のもつ懐中電灯があたりを照らす

 

「思った以上に荒れてるな・・・この霊園」

 

「そうだね・・・死んだ後ここに埋められちゃうのは勘弁って感じ・・・」

 

「・・・管理してるよついないのか?」

 

「墓参りの季節なのに雑草も生え放題だしおかしいよね?」

 

確かに山奥の霊園とはいえこんなに荒れているのおかしい

中には朽ち果てて倒れてしまっている墓まである

どうしてここまであれてしまってるのだろう?

 

「・・・もともと安さが売りで大きくなった霊園らしい。しかその分管理は「ずさん」でもここを利用する側もそれを承知で墓を作るような奴らばかりだからお参りに来る奴も少なくてどんどん荒れていったらしい・・・そこにきて4年ほど前にここの霊園を運営している宗教法人のお偉いさん方の何人かが、相次いで謎の死を遂げたせいでもともと「ずさん」だった管理に拍車がかかったらしい。そしてとどめが今回の「死の霊園」騒ぎ・・・結果このありさまって訳」

 

なるほど肝試しの言いだしっぺだけあってちゃんと調べてきてる・・・

 

「なんかいろいろいわくがありそうな場所なんだね・・・」

 

「亡くなった後お参りに来てもらえないなんて可哀相・・・」

 

「よし!じゃあ世理香がみんなまとめてお参りしてあげよう!」

 

そういうと世理香は突然周りの墓を携帯電話のカメラで撮影しだした

 

カシャ

 

カシャ

 

カシャ

 

「おい!何やってんだやめろ!」

 

「世理香あとからこの写真をプリントアウトしてお線香あげるんだよいい事だよね?それに「心霊スポット」じゃ撮影禁止は基本じゃない!まさに「一石二鳥」!」

 

カシャ

 

そう言い放ち世理香はカメラを撮りつづける

 

「お墓でふざけてるとバチがあたるよ!」

 

「世理香ふざけてなんかないよ供養だよ供養♪」

 

・・・・・・気のせいだろうか?

 

カシャ

 

世理香が写真を撮るたびに周りの空気がよどんで行くような気がする…

 

カシャ

 

その時

突然この場の雰囲気にそぐわない曲が流れだした

 

「あれ?メールだ・・・誰からだろ?」

 

「おい世理香お前さっき携帯のアンテナたってないって言ってなかったか?」

 

「うんたってないよ・・・今も・・・それに送信者の欄が空白になってる・・・なんでだろ?」

 

そんな事を言いながら世理香は届いたメールを開く・・・

 

 

やめろ・・・

 

 

「えっ!?」

 

世理香の顔が真っ青になる

 

「なんて書いてあったんだよ」

 

「・・・や・・・やめ・・・やめろ・・・って」

 

「・・・やめろ?」

 

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

梢ちゃんが叫び声を上げてしゃがりこむ

 

「ううう・・・霊が・・・霊が怒ってるんだよ・・・私たち遊び半分でこんなことしてるから・・・呪われる・・・私たち呪われちゃうよ!!」

 

梢ちゃんはパニック状態だ

 

「バカらしい!!ただの間違いメールだよ!」

 

大きな声で晃が否定する

しかしその大きな声を出す行為が晃の心の動揺を表していた・・・

 

「間違いメール?」

 

そんなことがありえるだろうか?

アンテナが立ってないのに届くメール

表示されない送信者の名前…

そして俺たちの行為を見透かして様なメール内容・・・

本当にこんな偶然があるのだろうか?

 

「・・・せ・・・世理香なんだか怖いよ・・」

 

梢ちゃんのようにパニックにはおちいってないものの世理香の顔も真っ青になっている

 

「俺たちは肝試しに来たんだからこれくらいのアクシデントはウェルカムだよ!!みんな!さっさと例の墓に向かうぞ!」

 

俺たちの周囲に漂う不吉な空気を振り払おうとするかのように」晃が大きな声をだす

 

「そんなに行きたいなら連れて行ってやる!!」

 

「え?」

 

うずくまって泣いていたはずの梢ちゃんが急に立ち上がって歩く出す

みな、あまりの事にその後ろ姿をただ呆然と眺めている 

 

「・・・い・・・今の声・・こ・・梢の声じゃない・・・」

 

世理香がつぶやく

俺も同じことを感じていた・・・

・・・今の声は梢ちゃんの声じゃない

 

知らない男の声だ・・・・

 

しかし

そんな動揺する俺たちにはかまわずこずえちゃんはどんどん霊園の奥に進んでいく・・・

懐中電灯も持たず暗闇に進んでいくにもかかわらず

その足取りはいつも通いなれた道を歩くがごとく迷いがない

 

「お・・・おい!梢ちゃん!待ってくれよ!!」

 

晃がそういって梢ちゃんの後を追う

俺と世理香もどす黒い違和感を抱えたままその後に続いた・・・

ものすごい速さで歩く梢ちゃんを追いかけていくとある墓の前で突然止まった

 

「・・・こ・・・ここは・・・」

 

立派な墓なのだがここも荒れていた

しかし漂う雰囲気が今まで以上におかしい・・・

・・・うまく言葉には出来ないが無理やり言葉にするとすれば

 

死の匂いの漂う場所・・・

 

それが一番近い気がする・・・

 

「・・こ・・・梢ちゃんここに・・・何かあるの?」

 

みんなさっき聞いた知らない男の声が頭にこびりつき怖くてずっと梢ちゃんに話しかけることができなかったが、それは気のせいだと言い聞かせつつ俺は梢ちゃんに話しかけていた…

 

 

「ここが地獄の業火に焼かれて死んだ女の墓だ!!」

 





結局幽霊は出ずに梢が幽霊に操られて墓の前まで来たところで終わってしまいました。

やっと幽霊がでます。

はたして4人はどうなってしますのでしょう?

では続きをお楽しみに
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