機動戦士ガンダムSEED SOLID   作:赤バンブル

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無印時代のイザークって前半滅茶苦茶叫んでたイメージがある。


PHASE:08『宇宙に降る星』

ラクスの引き渡しでザフトが撤退した後、アークエンジェルはついに本隊である第8艦隊へ合流の時が近づいてきた。

 

「ねえ、サイ。」

 

「うん?どうしたの、フレイ。」

 

食堂でサイと共に食事をとっていたフレイは、気になったように口を開く。

 

「もうすぐ、味方と合流するのよね。そしたら、サイたちも船から降ろしてもらえるの?」

 

「多分。艦長が俺たちを拘束した際に然るべきところで処置が決定するまでって言っていたからその艦隊が然るべき場所なんじゃないかな?」

 

「そう・・・・私と貴方の婚約関係はどうなるのかしら。」

 

「元々、君のお父さんが取り持ってくれていたからね。解消を勧めてくるかもしれない・・・・あっ!ご、ごめん!?お袋たちがそう言ってくるかもしれないって思っただけなんだ!俺は別にそんなつもりじゃ・・・・」

 

サイは、思わず余計なことを口走ってしまったと謝罪する。当のフレイは気にする様子はなく、食事を進めながら話を続ける。

 

「仕方ないわよ、パパが死んじゃったんだから。けど、サイたちは降りられたとしてキラはどうなっちゃうの?」

 

「それは・・・分からない。巻き込まれただけだから一緒に降ろしてもらえると思うけど。」

 

そんな会話をしているところでスネークが食堂に入ってきた。

 

「おう、お似合いカップルが揃って食事か。」

 

「キラ。」

 

「いやぁ、バジルール少尉の相手は参ったもんだ。規律に厳しいからな。フレイ、あの時はありがとな。」

 

「私の我儘で頼んだんだもの。気にすることないわ。」

 

「そうか。こっちは大変だ。フラガ大尉がストライクを使えるようにOS調整中で」

 

話が終わらない内に艦内に警報が鳴り始めた。

 

「何!?まだ、食べてもいないって言うのにクソ!!」

 

食事を止められたことに不満を感じながらもスネークは、サイたちと共に食堂を後にする。

 

その時、不意に小さい女の子にぶつかってしまう。

 

「いたっ!?」

 

「あっ、大丈夫かおチビちゃん?」

 

彼は、急いで子供を起こして怪我がないかどうかを確認する。

 

「この子は私に任せて。キラは行ってちょうだい。あっ、後これ良かったら。」

 

フレイは、女の子を服の汚れを払いながら持っていたカロリーメイトを手渡す。

 

「恩に着る。ここは任せた。」

 

スネークは、カロリーメイトを口に頬張りながら格納庫へと行く。ムウは先にメビウス・ゼロで出撃しており、マードックがハッチの方で待ってくれていた。

 

「急げ坊主、ストライクはOS調整中でコイツしか使えねえぞ。」

 

「ふぁあ、みゃんとかふぁるふぁろう(まあ、何とかなるだろう)。」

 

「食いながらしゃべると喉に詰まるぞ。」

 

コックピットに乗り込むと彼は、OSを起動させて機体をカタパルトへと向かわせる。

 

『キラ、向かってくる敵はデュエル、ブリッツ、バスターとローラシア級一隻。更にジン2機よ。』

 

「ムグムグ・・・・・ングッ、随分と豪勢な集まりだな。分かった。シールドにアーマーシュナイダーを取り付けてくれ。」

 

武装を装備すると緑のモビルスーツはカタパルトから発進する。

 

外ではイザークたちが接近していた。

 

「あの機体じゃない!?どういうことだ!」

 

彼は、相手がまさかのストライクではないことに憤りを覚える。

 

「へえ、敵さんまだモビルスーツ隠してたのかよ。」

 

「油断しない方がいいですよ、モビルアーマーも出撃していることから恐らくパイロットは同じです!足つきは他に任せて連携を組みましょう。」

 

二コルが言ったのも矢先、デュエルはビームサーベルでスネークの機体に斬りかかる。

 

「嘗めた真似を!!」

 

「イザーク、迂闊ですよ!」

 

「あ~あ~イザークがあぁなったら止めようがねえな。どうする二コル?」

 

「パイロットが同じなら危険です。援護に」

 

その矢先、ムウの乗るゼロのガンバレルが二機に向かって攻撃をしてくる。デュエルの援護をバスターに任せて二コルは、彼の後を追うことにする。

 

「まあ、二コルにはモビルアーマーの相手でお似合いか。」

 

ディアッカは、イザークに当てないよう援護射撃を開始する。

 

2対1の状況でありながらもスネークは落ち着いた様子で攻撃を回避し続け、ダメージを受け付けなかった。

 

「クソ!何故ナチュラルの乗る機体に掠りもしないんだ!?」

 

同期であるアスランには及ばなかったものの士官アカデミーを次席で卒業し、エリートの証とも言える赤服に選ばれた。そんな自分が目の前にいる敵に対し、手足が出ないことに苛立ちを募らせていく。

 

「フン!」

 

一瞬の隙をついてスネークは、ビームサーベルの刃をデュエルの左脇腹に斬りつける。実体弾に対しては無類の防御を誇るフェイズシフト装甲でもビーム兵器に対しては既存の装甲と大差なく、熱で溶断される。

 

「ウッ!!」

 

「悪いがこちとら食事を取り損ねているんだ。食べ物の恨みは怖いぞ?」

 

蹴りでデュエルを吹き飛ばすとアークエンジェルの方へと向かったジンに対処するべく、移動を始める。

 

「やれやれ、俺は無視ってかよ!」

 

デュエルをキャッチして、その場に浮かせるとバスターは、引き返すスネークに向かってガンランチャーとビームライフルで乱れ撃ちをするがすんなり避けられてしまった。

 

「おいおい・・・あれで被弾なしとかありかよ?」

 

「クウウウウウ!!」

 

自分だけ傷つけられたことにイザークは、怒りを抑えられずにいる。一方の二コルもムウにまんまと時間を稼がれてしまったと思い、合流してきた。

 

「間もなく第8艦隊の射程に入ります。残念ですがここはもう撤退を・・・・」

 

「こんな・・・・こんな事が認められるか!!」

 

「イザーク!!」

 

沸点を超えたのかイザークは、感情に任せてスネークの後を追う。二コルとディアッカは、彼を止めようと付いていく。

 

スネークは、アークエンジェルに取りついたジンを被害が及ばないように精密射撃で撃ち落として、次はガモフに狙いを付けていたが背後からの殺気で振り向く。

 

「デュエル!まだ、来るか!!」

 

「墜ちろ!!」

 

デュエルは、シールドを捨ててビームサーベル二刀流で斬りかかってくる。

 

彼の眼にはそれが一種のスローモーションに見え、ライフルをしまうと左手にビームサーベル、右手にアーマーシュナイダーを持ってカウンターをかけた。

 

デュエルの右手のビームサーベルは根元から切断され、左手の攻撃が避けられて懐に入られると損傷していた脇腹にナイフが突き刺さる。そのショックでコックピットが誘爆し、イザークの顔面に直撃した。

 

「グワァア!?」

 

イザークは、顔に走る痛みで苦しむ。緑のモビルスーツは、これ以上戦闘継続は不可能だと判断し、損傷したデュエルを追ってきたバスターたちの元へと投げつけた。

 

友人の安否にディアッカは慌てて機体を受け止める。

 

「おい!イザーク大丈夫か!?」

 

「痛いぃい!!痛いい!!」

 

「もう射程に入ります。急いで退きましょう!!」

 

「クソ!あのパイロット本当になんなんだよ!!」

 

二機は、デュエルを支えながら急いでその場を後にする。スネークがアークエンジェルに戻ると目の前には大規模な第8艦隊が見えていた。

 

「ようやく合流か。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく第8艦隊に合流することができたアークエンジェルは、艦隊司令官デュエイン・ハルバートン准将の乗艦であるアガメムノン級戦艦「メネラオス」へと隣接され、久々の補給を受けることになった。

 

ハルバートン提督は、教え子であるマリューとアークエンジェルが無事に合流できたことに喜んでいたが副官のホフマン大佐はヘリオポリスを始めとする多くの犠牲で得られたのが戦艦とG兵器1機のみなことに不満そうだった。

 

「大変なことが多かっただろうがこの後、アークエンジェルは今の人員のままアラスカ本部に降りてもらわねばならん。」

 

「補充要因として送った先遣隊が全滅し、今の我々には、アークエンジェルに回せる人員がないのだ。そこは理解してほしい。」

 

「ヘリオポリスは崩壊してしまった今、アークエンジェルと『G』は全てのデータを持って何としてもアラスカに降りねばならん。ザフトが次々と新たな機体を開発して実戦に投入している以上、我々も得られたデータから開発と量産を軌道に乗せねばならない。分かるな、ラミアス大尉。」

 

「はい。閣下のお心・・・しかとアラスカにお届けします。」

 

マリューは、恩師でもあるハルバートンに敬礼しながら返事をした。

 

 

 

 

 

 

 

それからナタルは、ホフマン大佐と共に協力してくれたスネークたちの除隊許可証を渡しに来たのだが彼の返事でトールたちは思わず大きな声を上げてしまった。

 

「降りないってどういうことだよ、キラ!?」

 

トールは受け取った除隊許可証をを持ったままスネークを問い詰める。

 

「敵は恐らくこの艦と機体を狙っているはずだ。ストライクは大尉用のOS調整が終わってないし、俺が降りたらお前たちの乗るシャトルが危ないだろう?」

 

「でも、第8艦隊が守ってくれるだろ?お前が残らなくても・・・」

 

「トール、奴らは俺たちをこのまま見逃すような連中じゃない。幸い、フェイズシフトでの大気圏突入も可能だ。万が一重力に引っ張られても燃え尽きることはない。」

 

「け、けどよぉ・・・・」

 

「お前たちは機体を見ただけだが俺はそれを動かしている。それだけの差だ。何、これで二度と会えないわけじゃない。いつかは会えるさ。」

 

「キラ・・・」

 

自分の責任を果たすために残ることを選択した彼に対し、トールは何と受け取った除隊許可証を破いてしまった。

 

「トール?お前、何やってるんだ!?」

 

「お前が残るってんなら俺も残るぜ。アークエンジェル人手不足なんだし、この後落とされたとなっちゃ後味悪いしよ。」

 

「だが」

 

「俺、お前みたいにモビルスーツに乗れないけどさ・・・友達なんだからやめる時まで付き合うぜ。」

 

「トール」

 

「じゃあ、私も残ろうかな?オペレーターがバジルール少尉じゃ嫌でしょ。」

 

続いてミリアリアも書類を破る。

 

「ミリィ。」

 

「皆が残るって言うのに俺だけ行っちゃうのもな。」

 

「カズイまで。」

 

それぞれが許可証を破り捨て再度入隊を希望する中、サイは自分も加わろうかと悩む。

 

「・・・それなら俺も」

 

「サイ、お前はフレイと一緒にシャトルに乗れ。その方がいい。」

 

「けど、俺だけ船を降りるなんて・・・。」

 

「その気持ちだけでも感謝している。しかし、お前にはお前の役目がある。」

 

「役目?」

 

「フレイと地球に降りることだ。今の彼女のそばにいてやれる人間はお前だけだ。分かるな。」

 

スネークは、彼の両肩に手を置きながら言う。サイは、悲しそうな表情を浮かべつつも全員の顔を見る。

 

「・・・・分かったよ。ただ、みんなで顔合わせするのがこれで最後になるんじゃないかと思うと・・・・後悔しそうでさ・・・」

 

「俺も最善を尽くす。アラスカまで行ってオーブに戻れることになったら彼女と一緒に迎えに来てくれ。うまい飯の店で打ち上げられるようにな。」

 

思わず泣き始めた彼にスネークは、笑いながら答える。

 

「そうだぜ、アラスカに着けばまた除隊許可も下りるだろうし。そんなに長くかからねえって。」

 

「私からもお願いするわ。フレイの事よろしくね。」

 

「あぁ・・・・・みんなも気を付けてな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荷物をまとめたサイとフレイは、メネラオスから出るシャトルに乗るため、アークエンジェルから発進するランチの前へと並ぶ。

 

「私も志願すればよかったかな・・・みんな残るのに。」

 

フレイは、見送りに来てくれたスネークたちの顔を見ながら心配そうに言う。

 

「フレイ、君は先に地球に降りててくれ。戦争は君が思っている以上に厳しい世界だ。」

 

「キラ・・・」

 

「君のお父さんも安全なところで生活することを望んでいるはずだ。オーブにはサイの両親もいるから落ち着くまで一緒に暮らせばいい。」

 

「うん、ラクスと戦争が終わったらまた会うって約束したものね。みんな、気を付けてね。」

 

「サイ、彼女を泣かせるんじゃないぞ?」

 

「分かってる。キラも無茶しないようにな。」

 

お互いに別れの握手と挨拶を交え、二人はランチの搭乗してアークエンジェルから離れて行った。

 

同じタイミングで艦内の第一戦闘配備の警報が鳴る。

 

「どうやら敵が来たようだな。」

 

スネークは、トールたちと別れて更衣室へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一戦闘配備がされてから10分もしないうちに第8艦隊は、クルーゼ隊を始めとするザフト軍と交戦を開始。艦隊はアークエンジェルを無事にアラスカに降ろすために全戦力を投入して迎撃に当たるが10機はいるであろうジンとイージス、ブリッツ、バスター。更に増加装甲『アサルトシュラウド』を付けて戦力強化してきたデュエルの攻撃で追い込まれていく。

 

「クソ!あのナチュラルのパイロットはどこだ!?またあの緑のか!?それともストライクか!!」

 

イザークは、包帯を巻いたまま血走った目で自分を傷つけたパイロットを探す。その間に攻撃してくるメビウスを容赦なく撃ち落とし、艦船も肩のレールガンとビームライフルで撃沈させる。

 

アラスカにデータを送り届けるため、アークエンジェルは大気圏突入を開始。艦隊の全滅を覚悟したハルバートンは残存戦力をすべて時間稼ぎのために仕向たことでタイムリミットが迫る。

 

「クソ!奴ら地球へ降りるつもりか!」

 

ディアッカは、このままではまんまと逃げられると焦り始める。

 

メネラオスのブリッジの方ではハルバートンが民間シャトルを早く降下させようと焦っていた。

 

「シャトルはまだ降ろせないのか!?」

 

「今、最後の組を乗せています。」

 

「急げ!本艦に取りつかれるのも時間の問題だぞ!!」

 

艦が次々と墜とされる中、アークエンジェルからストライクとメビウス・ゼロが発進される。

 

『キラ、大気圏突入フェイズ3までには戻ってきて。』

 

「了解だ。」

 

重力に引かれながらも向かってくる姿を確認するとイザークは、目を大きく見開いて声を荒げる。

 

「ようやくお出ましか!この傷の礼をしてやる!!」

 

デュエルは、ビームサーベルを引き抜いて斬りかかってくる。

 

「増加装甲か。だが、重くなっては元も子もないぞ。」

 

スネークは、CQCの構えで攻撃をかわすが重力がかかっていることからいつもと比べて動きが鈍くなる。

 

「流石にいつものようにはいかんな・・・」

 

「受け取れー!!」

 

距離を取ると肩のレールガンを連射してくるデュエルの攻撃をいつもと違いシールドで受け止める。バスターもムウのゼロに相手をするが思うように動けないことでガンバレルの弾丸を受けてしまう。

 

「クウ!機体が重すぎる!!」

 

二機が交戦している間にもアークエンジェルは大気圏突入フェイズ3へと移行。最後まで守ろうと奮闘したメネラオスは、シャトルを射出すると特攻してきたローラシア級から庇う形で轟沈した。

 

「ハルバートン提督・・・・ありがとうございました。」

 

最後まで守ってくれた恩師の最後にマリューは、泣くのを堪えながら感謝の言葉を述べて敬礼する。

 

「ストライクとゼロを呼び戻せ!!」

 

「キラ、フラガ大尉戻ってきて!!もう限界よ!!」

 

ミリアリアの通信を聞き、ムウは無念を感じながらも急いでアークエンジェルの真上に移動し着艦する。

 

ストライクは、完全に引力に引かれてデュエル、バスターと共に大気圏に突入を始める。

 

「ちくしょう!重すぎて戻れねえ!」

 

ディアッカは、戻るのを諦めて大気圏突入に備える一方でイザークはいまだにストライクへ攻撃を続ける。

 

「クソ・・・・クソクソクソ!!」

 

またしても倒せなかったことに彼は苛立ってビームライフルを構える。がっ、二機の間に遅れて大気圏突入を開始したシャトルが割り込んでくる。

 

「サイ、フレイ!!」

 

割り込まれたことによりデュエルの照準がズレてしまったことにイザークは苛立ち照準をシャトルに向けようとする。

 

「よくも邪魔を・・・逃げ出した腰抜け兵がぁ!!」

 

デュエルは、シャトルに向かってライフルを発砲しようとする。その前に気づいたスネークは、重力で思うように動けなくなっているにもかかわらずスラスターを全力で吹かせて移動を始める。

 

「やめろ!!」

 

銃口から放たれたビームはシャトルに向かって行き、寸でのところでストライクのコックピット部を掠める。その影響でコックピット部が爆発し、破片がスネークの右目を突き刺した。

 

「ウグアァア!?」

 

激痛を感じながらも彼は、シャトルの無事を見届けて落下して行く。その姿はシャトルの方からでも確認できた。

 

「「キラ!!」」

 

フレイとサイは、窓から地球へ落ちて行くストライクを見ながら彼の安否を心配する。

 

「・・・生きててくれよ。約束、まだ何もしてないんだからさ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークエンジェルは降下中にもかかわらずコースを変更することでなんとか落下中のストライクを回収することができた。

 

大気圏突入成功後、トールたちは安否を確認するために収納されたストライクのコックピットを覗くとそこには想像を絶する光景があった。

 

「き、キラ・・・」

 

コックピットの中は飛び散った血で汚れており、乗っていたスネークのヘルメットの顔面には大きめの破片が突き刺さっている。その姿にミリアリアは悲鳴を上げ、カズイはパニック状態になりあたふたする。

 

「坊主、しっかりしろ!医療班、早く部屋へ!!死ぬんじゃねえぞ!!」

 

ムウは、動揺しているトールをどかして彼をコックピットから降ろす。

 

 

 

 

斯して第8艦隊壊滅を引き換えに地球に降りることに成功したアークエンジェル。

 

しかし、そこは現在ザフト軍勢力圏のアフリカで敵地に降下するという最悪な結果となった。




『SNAKE IS DEAD』

???「おい冗談だろ!?スネーク!スネーク!スネーク!!」

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