Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜 作:かもめカメ
「ええ…」
ディセ「?如何した?」
「思い返しただけで気持ち悪くなって来た…」
ディセ「⁉しっかりしろ!」
「先に進めておいて…うぇ…」
ディセ「わ、分かった。それでは始まるぞ!
・・・急いでファーストエイドいや、これはキュアの治療が必要だな」
如何も、高町ディセだ。
前回は、ケイブレックスを倒したのも束の間、クロノとか言う少年の指図で、俺となのはは奴が拠点にしている場所へと向かっているのだが・・・
「・・・おい、クロノ」
「如何した?」
「こりゃ、またでっかい艦だな…」
「航行次元艦アースラ。それがこの艦の名前だ」
俺達の前に現れたのは、途轍もなくでかい銀色の光沢が輝いている戦艦並の艦だった。
・・・てか、完全に戦艦だろ⁉
そう思いつつ、俺達は内部へと入った。
戦艦並の大きさ故か、部屋が多いと来た。
俺のいた世界では拠点の一つである移動用で、
チャットと言う、自称海賊が船長をしている艦、
【バンエルティア号】と言う艦で、いろんな場所を飛び回っていた物だ。
その際も、船の底層部分は部屋となっていて、それぞれの部屋が用意されている。
各部屋はチーム毎に決定されていて、その部屋でチームメンバーと共に夜を明けるのだが、
流石にこれは多すぎだ。部屋が多すぎて、頭が混乱し出して来た。
流石の俺もこれは迷子になるわ…。
と思っていたら、クロノが立ち止まるや否や、俺達と向き合った。
「此処がこの艦のトップ、提督の部屋だ」
成る程ね〜、此処がこの小隊のトップの部屋と言うわけか?
「そうだ。まあ、あまり堅苦しいのはお気に召すような方じゃないから、安心してくれ」
「それは如何も・・・って!お前まで心読むのかよ⁉」
「ディセ兄・・・(気付いていないのかな?・・・自分の口から喋っている事に)」
「?兎に角、お待ちしているから入るぞ」
そう言うとクロノは部屋へと入った。
俺となのは、それとユーノも人間態となっているが、その後を追った。
ーーーーー
部屋の中は何とも言えない雰囲気の部屋だった。
何せ、周りが明らかに洋風の戦艦なのに、此処だけなんで和室なんだよ⁉明らさまに可笑しいだろ⁉
「リンディ提督、同行に応じてくれた者たちを連れて参りました」
「ご苦労様、クロノ執務官」
クロノが言うと、目の前にいたのは、髪が緑の女性、リンディ提督とか言っていたな。
その人が目の前で座布団敷いて正座をしている。
まあ、和室のマナーは分かって居るようだ。
「どうぞ、腰掛けてください」
「え、で、でも・・・」
「んじゃ、お言葉に甘えさせようかね」
「でぃ、ディセ兄⁉」
「話をしに此処まで来たんだろ?其れ相応のやり方が有るんだよ?それに相手とひた向きに接しないと分からない事も分からなくなるってもんだぜ?だから、お前も早く座れ」
「うぅ〜…分かったの」
やれやれ、義妹の世話をするのは一苦労だ。
それをやりこなすシスコン野郎共に敬意を称します。
まあ、最も妹達の方が優秀だったりするけどな。
「緑茶は飲めるかしら?」
リンディ提督の一声がこれだ。
如何やら長居させるようだ。
「私は平気です」
「俺はどちらかと言うと嫌いでは無いな」
「僕は好きですよ?」
「そう、分かったわ」
上からなのは、俺、ユーノがそれぞれ答えると、リンディはお茶を注いでくれた。
ん?
「・・・なぁ、提督さんよ」
「如何かした?」
「先ず一言、俺は堅苦しいのは嫌いだから、いきなりタメ口でよろしいでしょうか?」
「別にいいわよ。寧ろ、そうしてくれた方がやり易いと言うものよ?」
俺は先ず一言言いたかったが、堅苦しいのは嫌いだから先に理をいれた。
リンディ提督もそれに了承してくれた。
だったらお構いなく言わせてもらいます!
「そうですか。では・・・おい。この四角くて白いのはなんだ?」
「砂糖よ?」
「は?」
「だから角砂糖よ?」
「普通、そんなものを俺達の緑茶と共に出すなよ⁉それと角砂糖とかも分かっているからな⁉」
「ええ〜、だって、苦いんだもん!」
言いたかった事は俺達の緑茶の隣に角砂糖が何故かおかれていた事だ!
普通、緑茶は苦味を楽しむからこその緑茶だ!
それを完全に愚弄する気かテメェは・・・よ?
「ん?所であんたのその湯飲みに入っているのはなんだ?」
「貴方達と同じ緑茶よ?」
「「ぶぶっ⁉」」
「それを緑茶だと言い切る奴はこの世であんた1人だけだ!」
俺が目にしたのは、リンディ提督の湯呑だった。
その中身は最早スライム状のジェルであり、
リンディはそれが俺達と同じ緑茶だと言い張ったのを境に先に飲んでいたなのはとユーノが口を噴いた。
お前等、下品だからな。
と言うより、それは間違いなくスライム状のジェルだ!
緑茶だと思う奴は1人もいないよ⁉
・・・いや、居たか。・・・すぐ目の前に。
それに苦いからだと⁉
逆にあんたのような超が付くほどの甘党人間なんてこの世には居ねえよ!
・・・変食家な奴がいるのは確かだかな。
「なんか、リンディ提督を見てるとフレンの事を思い出して来た・・・」
「そんなにフレンって言う人と似てるの?」
俺となのははお互い耳打ちしながら話している。
「似てるって言うか、リンディ提督はお茶を見た限り、無類の甘党、それも超が付くほどのだが、
フレンの場合はあいつは変食家だ。殺人兵器クラスの料理を平然と食しているからな・・・」
「それ危なすぎだよね⁉絶対に⁉」
「ああ、ある意味最凶な奴だ」
俺となのはがそう言っている中、
「所で、自己紹介をしていなかったわね。
私はリンディ・ハラオウンと申します。
クロノ執務官とは親子と言う関係ですので」
「⁈ちょっと、提督⁈」
リンディは自己紹介をして来た。
おまけに自分とクロノの関連も付け加えで話され、
クロノの奴は顔が真っ赤になっていた。
別に良いだろ?親子なんだから。
「・・・そちらが自己紹介して、こちらはなしと言うわけにはいかないですのでね。
クロノの場合は改めてと言う形になるが、自己紹介しよう」
そう言うと俺達も自己紹介をした。
閑話休題
そして自己紹介が済んだ。
するとリンディは話を始めた。
「では、先ず貴方達はジュエルシードの事は何処まで知っているの?」
「・・・その答えは、9割分がNO。
つまり、ほとんど知りません。
ジュエルシードは願いを叶える代わりに暴走を引き起こす危険物だと言う認識と、それの封印作業できるのが、俺となのは、そしてクロノが見たあの金髪の女の子だけです」
さて、こう答えたけれど、フェイトの名を口にしているから、聞かれてくる事は間違いないな。
どう対処するのか、やってやるか…。
tobecontinued…
リンディ・ハラオウン。
彼女の反応をディセは如何とるのか?
〜スキット〜
NO.2 ユーノやアルフ
なのは「所で、ユーノ君やアルフさんって、獣の姿になるけど、ディセ兄は全然気にしていなかったね」
ディセ「?・・・気にしていない。寧ろ心強い仲間だと思っただけだ」
なのは「例えば?」
ディセ「ユーノの野郎はバインドや結界を駆使して活躍してくれて、
アルフは打撃戦が得意なスタイルの持ち主って言うのが、しっくりとくるなぁ〜」
ユーノ「なんだかんだ、ディセは僕たちの事を評価していたんですね!」
アルフ「なんか照れ臭いな//」
ディセ「(てか、居たのか?)・・・まあ、俺の知っている奴にお前等の獣の姿をしていながら、戦闘にバッチリ参加している奴はいるんだよな〜」
「「⁉」」
なのは「どんな仔?」
ディセ「ラピードって言う、隻眼の狼犬なんだけどな。
そいつは口に短剣を加えて、攻撃する戦闘スタイルが得意な仲間なんだ。
今回の話に出てきたフレンと、そいつの親友のユーリって言う奴には懐いていてな。俺達、アドリビトムのメンバーも仲良く接してくれるんだ」
なのは「凄いね!そのワンちゃん!」
ディセ「まあ、コレットやプレセア、リーガルなんかに結構触られているからな…。あいつは彼奴で苦労人なんだよな」
ユーノ「ディセがあそこ迄言うなんて…」
アルフ「こりゃ、あたい達を軽く超えるんじゃあ…」
ユーノ「なら、その座を明け渡さないように!」
アルフ「ああ!」
ディセ「・・・何考えているんだ?彼奴等」
なのは「こう言う時はほっといたほうが無難なの♪」
ディセ「いや、だからなぜそこで音符マークが付くんだ?」