Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜 作:かもめカメ
其れに関連するお話。
高町ディセだ。
あの後、アリサの事情を聞いた後、アリサは自身の家へと帰って行った。
そん時はザビーダも一緒に帰って行った。
如何やら、バニングス家には少なからず恩が有るそうで、それを返しに戻って行った。
それから数日後の金曜日。
今は学校帰りの真っ最中である。
メンバーは、なのはとアリサ、すずかに俺のいつもの四人と、ストの5人だ。
フェイトは相変わらずジュエルシードの捜索。
クロノ達から連絡は来ているものの、はっきり言うと遅い。
連絡がくる頃には、ユーノと共に現場に駆けつけている。
ったく、どんだけ遅えんだよ⁉全く!
こう言う事だったら、ユーノに全て任せるべきだった。
と、それはさておいて。
今日は三人とも習い事はお休みなので、こうして帰っている。
日常です。でも、それが1番です。
「ねえ、今度私の家に遊びに来ない?」
「え⁉でも、この間も行ったし・・・」
「その時はディセがいなかったでしょ?今度はディセも一緒にと言う事よね?」
「う、うん…///」
「・・・(なんか、俺だけ話がついて行っていない様な・・・(ーーU))」
「ディセ兄は今度のお休み、すずかちゃんの家に行かない?」
「すずかの家?そう言えば、行っていなかったな・・・。士郎父さんと桃子母さんに相談してみようっと!」
そう言うわけで、俺は早速士郎父さんと桃子母さんの万年新婚夫婦にこの事を言ったら、
「偶にはみんなと遊びに行って来ると良い」
「お店は任せてね♪」
「ありがとうございます!」
と、言う事なので・・・
ーーーーー
「着いた〜!」
「着いたの〜!」
即実行で、次の日の休みを使って遊びに来ました!
「そう言えば・・・」
「ん?如何した?」
突然、なのはが口を開いて話して来たので、俺はその話を聞く事にした。
「此処のお庭の近くの林でね、初めてフェイトちゃんにあったの。その時に、結構ダメージが来ちゃって」
「あの時か…
今となっては良い思い出だな?
初めてフェイトと出会った場所だしな?」
「うん!」
如何やら此処の庭園近くの林でなのははフェイトと出会っていたらしい。
つい最近出会ったばっかりだったのに、今となっては良い思い出の様に感じている。
「さて、長話は此処までにして、中に入ろうか?アリサやすずかが待っているしな?」
「そうだね!お母さんお手製のシュークリーム持ってきたし、ティータイムにはちょうど良いなの!」
「そうか!じゃあ行こうぜ‼」
そう言うと、俺たちはすずかの家のインターホンを押して、そしたら門が開いた。
如何やらインターホンの内部にはカメラが搭載されているようだ。
早速入りますか!
お邪魔しまーす!
ーーーーー
と言って入ってきたのは良いものの・・・
「身動き一つ出来ないって如何言う事だよ〜⁉」
「にゃははは・・・仕方がないの」
今、俺達は身動き一つ出来ない状態にいた。その訳は足元を見て感じた…
「「「「「「にゃ〜〜〜」」」」」」×30
どんだけ猫居んだよ⁉ひょっとして街中の野良猫も含めて全てか⁉
「多分、まだ10分の1しかいないよ?これ」
「へ、ヘェ〜…って!まだいるのかよ⁉」
はぁ〜、どんだけなんだよ〜。
「そう言えばディセ兄って、猫見た瞬間に溜め息ついたけど、前になんかあったの?」
「ん?ああ、まあな?
俺の仲間に猫飼ってる奴がいるんだけど、そいつがヤバイのなんの!
街中の猫と言う猫を全て取り仕切って居たぐらいヤバイ」
まあ、アドリビトムのマスコットキャラ的な立ち位置に居たのは事実だがな?
「にゃははは…。まるで、すずかちゃん家のマロンみたいなの!」
それって、思いっきりボス格と言う意味だよな…。
「あ、なのはちゃん!ディセ君!いらっしゃい!」
そう言って、こっちにやって来たのは、当の本人・すずかである。
「如何も。それはそうと、こいつ等如何にかしてくれないか?足場が無くて、いつ転んでも可笑しくねぇ!」
「ちょっと待ってね!」
そう言うとすずかは俺達の周りの猫を全て回収?して行った。
「これで如何かな?」
すずかのおかげで、俺達は漸く身動きが取れる様になった。
「ふぅ〜、助かった〜。有難うな!」
「ううん///私は別に何もしてないからね?」
お礼を言ったら、すずかが少し赤らめたのは気のせいかな?
・・・それよりも…
ガシッ!
「んにゃ⁉」
「お前はお前で何呑気にブラックコーヒー飲んでんだ?
な〜の〜は〜?」
「にゃ、にゃにゃにゃーーーーー⁉」
「お前は猫かーーーーー⁈」
「あはは・・・」
相変わらず俺の目の前で士郎父さん特製のブラックコーヒー飲もうとするな‼
とは言え、部屋の中へと行きま・・・
「ナァ〜」
しょうか?
「ん?すずかちゃん?あの猫は?」
なのはが指を指したので、その方向をみると・・・
ブテブテしい程の脂肪の塊とかしたお腹、
首に鈴をつけていて、
耳と顔あたり、肉球付近が灰色で身体のほとんどが白の、
先ほどまでいた猫達よりも一回り大きい猫がいる。
・・・ってか、お前もかよ⁉
「あの子ね?この前、1人で帰った時に居たの。
そしたらこの猫さん、私を森の中に連れて行かれたんだ。そして、連れて来られた場所にいたのが、その子の飼い主なのかな?6歳ぐらいの女の子が倒れていたの」
「その子は今何処に?」
「今は二階で安静にしているよ?でも、意識が回復しないの」
おいおい。まさかの爆弾発言かよ‼
猫と一緒にあの子も此処に来てしまったのかよ⁉
まずいぞ!兎に角治療をしないと!
「取り敢えず、今はその子の部屋に行きたい!頼む‼」
「で、でも今はお姉ちゃんが看病しているから・・・」
俺は必死になって説得した。
でも、今はすずかのお姉さんにして、恭也兄の彼女・忍姉さんが見てくれてるのか・・・。
でも、それだとあの子は目を覚まさない!
「良いわよ?」
と、不意に上から声がした。その方向をみるとそこに居たのは、才色兼備と言う言葉が最も似合う女性・忍が居た。
「でも!」
「すずか。ディセ君は此処ぞと言う時に頑張ってくれるわ!恭也から色々聞かされているから、信用できるのよ?」
すずかは抵抗するも、忍姉さんの前では手も足も出なかったか。
と言うより、恭也兄…最近やたら俺の話に首を突っ込むなと思っていたら。
・・・まあ、今回はそれのおかげであるのは確かだな?
そう思っていると、
「ナァ〜」
先程なのはが指を指した猫がいつの間にか俺の傍に来ていた。
「そう言えば、すずかはこの猫に名前を付けたか?」
一応、確かめないとな?
「うん。ナルにしたんだけど?ダメ?」
「いや、ダメじゃないんだが、この猫にはちゃんとした名前があるんだ」
こいつにはちゃんとした名前がある。
「この猫の名前は・・・ルル」
「ナァ〜」
「反応したの⁉」
「その猫さんの本当の名前なんだね」
「ああ!それから、ルル!お前と一緒に来たのはあの子で間違いないな?」
「ナァー!」
よし、これで辻褄が出来た。
さて、これからが本番と行きますか‼
続く・・・