Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜 作:かもめカメ
「次から本編へと行きたいので」
なのは「でも、ディセ兄があんな事するなんて〜ムッ!」
ディセ「そう顔を膨らますなよ?エルはああ見えて、なのはより3つも下なんだぞ?」
なのは「え?そうだったの⁉」
ディセ「気付けよ、そこは⁉」
「はいはい。おしどり夫婦ごっこはお済みですか?」
ディセ「お、おしどり⁉」
なのは「夫婦ごっこ⁉」
「そんな事より始まりますよ?」
なのは「作者は後でO☆HA☆NA☆SIなの♪」
「い、い、いやだぁぁぁぁああああ‼
それだけはご勘弁を〜〜〜〜‼」
ディセ「(なのはの奴・・・もうこの時点で魔王クラスかよ⁉)とにかく、スタートだ。
なのはに全部持っていかれたな…」
こんにちは!高町なのはです!
今、私はアリサちゃん、すずかちゃん達と共に
ルルと呼んでいた猫さんの飼い主である女の子がいる部屋の前にいます。
なんで部屋に入らないのかって?
ディセ兄に止められました。
アリサちゃんやすずかちゃんは訳が分からず、色々と揉め事を起こしていたんだけど、今はすっかり諦めているの。
私も最初はなんで?って思ったんだけど・・・
「(なのはの前では一度見せたけど、2人には内緒にしてくれ)」
と、ディセ兄が念話を通じて言いました。
私は見た事がある現象?
そう思って、振り返ったんだけど…
あ、思い出したの。
ユーノ君がフェレットから男の子になったあの時、
ディセ兄の両手から光が出ていたけど…
其れと関係があるのかな?
今度、本人に聞いてみよう!
其れがダメなら二アタさんと言う最強の理解者がいる事だし、聞いてみよう!
そう思って、この事は2人の前では口止めをしています。
「其れにしても、遅いわね?」
「うん・・・そうだね?」
「確かに変ね?」
上から、アリサちゃん、すずかちゃん、忍さんがそう言って来ました。
まずいよディセ兄⁉少しだけでいいから状況を教えてーーーーー⁉
と、思っていた時!
『ディセーーーーー‼』
『ぐほぉ⁉』
と、何か張り倒される様な声がしたので、開けようとしたけど、ディセ兄から念話を飛ばして来た。
「(ストップ、ストップストップ‼もう少し待ってくれ⁉頼むから‼)」
と、私たちの行動を筒抜けされた様な言動を取られ、私はアリサちゃん達に説得しました。
そして、しばらく落ち着いたのか、部屋から声が聞こえなくなったの。
「いつまで待たせるつもり⁉」
「アリサちゃん⁉落ち着いて⁉」
流石にアリサちゃんが怒りそうなので、私は部屋に向けてこう言ったの。
「ディセ兄?入っていい?」
相手の方の答えは・・・
『おう!入っていいぞ!』
OKだったの!
それを聞いたのか、アリサちゃんも怒りを鎮めて、
入室したの。
「「「お邪魔しま〜す♪」」」
・・・こう思うと、私達って本当に仲良しなんだね♪
ーーーーーSIDEtoディセ
ディセだ。
今俺はエルをなのは達に対面させている。
因みに今の体制はと言うと、
俺は胡座を掻いて、その上にエルが座っている状況。
更にそのエルの上にはルルが丸くなっていると来た。
如何してこんな体制になったんだろう…。
しかも、なのは達の瞳の奥底から異様な邪気が放出されているのは気の所為か⁉
全く、年齢上はなのは達の方が上なんだからな⁈
もう少しその邪気をどうにかしてくれよ⁉
「?」
エルは不思議そうに首を傾げる。
・・・其れ、反則だぞ…エルよ。
兎に角、今はなのは達にエルの事を理解して欲しいしな!
・
・
・
ーーーーー
と言う事で、なのは達にエルの事を教えた。
俺の仲間である事、
その仲間の中にアイボーのと呼んでいる存在がいると言う事、
貧しい人達には積極的にボランティアをしている事など。
其れを聞いたなのは達は驚きながらも、エルの事を理解してくれた。
「成る程ね〜」
納得してくれてありがとうな、アリサ。
「で、そのアイボーさんは今は何処にいるの?」
と、此処でその様な質問をするすずか。
其れを聞いたエルは俯いてしまった。
「・・・こいつのアイボーは今何処にいるのか、分からない。
この俺でさえも知らないんだ」
「特徴は分かるかしら?」
すずかの質問に俺はそう答えると、今度はすずかの姉であり、恭也兄の彼女・忍さんが言って来た。
「特徴は・・・」
俺が言おうとしたけど、エルが真っ先に答えた。
「髪は黒が少し生えた白混じりの金髪で、
背は190ぐらい、青いシャツと黒に近い灰色のズボンを履いてるの!」
あっさりとそして大雑把な事を言ったぞ⁉
其れって、なんだか軽く10件はヒットするんじゃねぇのか?
とにかく、其れで彼奴・・・ルドガーの事を探し来れるなら、問題ないんだけどな。
それを聞いた忍さんは「分かったわ、探してあげる」
と言って、俺達に協力してくれる事になった。
ーーーーー
そして今、俺は自分の家もといなのはの家に帰ってきた。
ただ・・・
「此処が私とディセ兄のお家なの!」
「ヘェ〜!」
「ナァ〜」
エルとルルが一緒にいるのが、すずかの家に行った時と違う所だ。
俺にはこいつのアイボーを探す義務がある。
だけど、いつもいつもすずかの家にお邪魔するわけにはいかない。
だから、俺は無謀にも等しい事をしようとしている。
それは・・・
エルを高町家の養子に迎える事。
ただでさえ、俺と言う居候の身がいながら、
更にエルとルルの面倒を見なくては行けないと言う事を告げたら、どんな風に言われるんだろうか。
兎に角!今は当たって砕けろだーーーーー‼
「砕けたら、意味ないよ?ディセ兄?」
「確かに言えてるよね?」
「ナァ〜」
「三人まとめて言うなよ…自信なくしてきたじゃねぇか…」
何はともかく、今はこの事を伝えなくちゃな。
ーーーーー
そして、
「・・・成る程」
「う〜」
今、俺は士郎父さんと桃子母さんと向かい合っている。
後ろには、エルがいて、そんな彼女の腕に抱き抱えているルルもいる。
なのは達は自室で待機させられている。
「如何しても、彼女・エルちゃんの大事な人を探す必要があるのかい?」
士郎父さんはそう問いかけた。
俺の答えはもちろん・・・
「あります。俺はエルとは一時的にアイボーになっただけ。この子の真のアイボーは他にいます。だから、俺はエルの事を守らないと行けないと思ってそうしました」
「そうか・・・」
そう言って、俺の話を聞いた士郎父さんと桃子母さん。
「それは今やるべき事かな?」
それは・・・
「まだやるべき時じゃないです!」
「⁉」
え、エル⁈お前は黙っててくれ‼
「黙らないよ!だって、私のわがままに付き合う程、ディセは暇じゃないでしょう!いくら戦う術を持っていない私でもそれは分かるんだもん!」
「エル・・・」
「・・・良し、分かった」
え?
「今はこの事は胸の内にしまっておきなさい。
まだその時じゃないのだから。
其れと、エルちゃんだったかな?あと、ルルと言っていたかな?僕達はいつでも2人を歓迎するよ」
「え?」
士郎父さん…もしかして⁉
「君たちさえよければ、僕ら高町家は君たちを受け入れるよ。ね?桃子さん」
「ええ!其れに、こんなにもなのはに負けぬ劣らぬの可愛い子が私達の家に来てくれると思うと、胸が弾むわ!」
「え、ええと…ディセ、如何言う事?」
「エルとルルが良いと思ったら、この家で暮らせると言うことなんだ!」
「本当⁉」
「ああ!本当さ!」
まさかの士郎父さんと桃子母さんの答えは、
エルとルルを家族として迎え入れると言った。
その答えに俺は一瞬、頭が真っ白になったけど、すぐ理解して、エルにこのことを聞くとエルも一瞬、頭が真っ白になっていたけど、理解したと同時にすごく嬉しい顔をしていた。
もちろん、足元にいつの間にかいたルルも、「ナァ〜!」
と元気よく鳴き声をあげた。
本当にありがとう…士郎父さん、桃子母さん。
「ああ。これからは私達が君の面倒を見るよ。ね?桃子さん」
「ええ!エルちゃんは如何したい?」
そう桃子母さんがエルに話した。
エルの答えはもちろん、
「はい!こんな私ですけど、お願いします!」
「ナァ〜!」
これにより、エルとルルは正式に高町家の家族として迎え入れられたのであった。
その後、家族全員で楽しい夕飯を食べた。
その時のエルの顔はとびっきり笑顔だった。
もちろん、なのは達も笑顔で、
また一段と賑やかな家族になったと俺は思えてきたのであった。
ーーーーーSIDEto???
此処はとある山の中。
そこには、1人の女性がいた。
背中まで覆う程の長い金髪、
黒と赤、白が中心の服装を着た1人の女性がいた。
「此処は、何処なの?確か私は・・・」
彼女は必死になって、自分の事を思い出していた。
自分が何者なのか。
此処まで来た経緯を。
そして、大事な何かを。
兎に角、調べまくった。
「ふぅ・・・ようやく思い出したわ。
でも、此処は何処なのかしら?」
そう言うと、彼女は近くをウロウロし始め、終いには風と共に去って行った。
果たして、彼女は何者なのか?
ーーーーーSIDEto???
一方、浜辺の方では…
「ふっ・・・此処は一体?」
そう言うのは1人の男。
全身が黒主体の服装をしている。
ただ、ある物を除いては至ってシンプルな服装だった。
そう・・・"ある物を除いては"。
彼の頭には仮面が被さっている。
ほとんど、魔物の頭の骨格と同じ仮面を付けていた。
更に仮面であるにも関わらず、顔がまるっきり分かると言うのだから、仮面としての機能は無いはず。
しかし、その正体を気付くことが無いと言う矛盾さを持ち合わせている。
そんな仮面を被った男は、周りの風景を見て、
「此処は・・・
また、ハロルドの実験に巻き込まれたか…」
と、呟きながらも、
闇夜へと消えて行った。
海鳴市にやって来た、2人の男女。
彼等はディセの味方か、敵か。
真相を知るのは・・・
この作品を読んでいる貴方だけかもしれない…
仮面を被りし黒い騎士服の男。
セミロングで髪をたなびく女。
2人の登場により、運命と生命と言う名の歯車が動く。
そんな中でも、エルとルルは高町家の一員となった。
だが、それと同時にルドガーを探す手掛かりを始める事になったディセ。
次回、急展開…
〜スキット〜
No.10 祝!エル、高町家に!
ディセ「と言う訳で!エルは今日から高町家の人間だ!」
なのは「と言う事は・・・私もお姉ちゃんの仲間入りなの!」
エル「兎に角、今日からエルは高町家の1人なんだもんね!」
ディセ「ああ、そうさ!」
エル「イェーイ!やったー!トロピカルヤッホー!」
なのは「え、えっと…何そのセリフ?」
エル「ん?戦隊もののグリーンが言っているセリフだよ?中身なイエローみたいだけど」
なのは「何その凝った設定感⁉」
ディセ「これは永遠の迷宮入りをして欲しい所だな」
エル「ええ〜!レイアやエリーゼもやってるよ⁈後、アニスやリアラにコハクにコレットもやっていたよ⁈」
ディセ「明らかにキャラ崩壊している人物を挙げたぞ⁉」エル「後は、マルタにソフィにリリスさんに、シャーリィにキュキュ、メルディにアニー、それとエステルも!」
ディセ「もはやそれ、爆弾発言だぞ…」