Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜   作:かもめカメ

27 / 92
ディセ「今日はあまり展開が進んでいないような…」
「その代わり、サブタイに書いた通り、2人のキャラを出しました」
ディセ「えっと〜…伝説の青年と「元」精霊の主?」
「これだけで分かった人!テイルズマニアですね〜」
ディセ「・・・お前、そのセリフポケモンの方でも言わなかったか?」
「ギクッ⁉」
ディセ「使い回しするんじゃねぇよ‼リアラ直伝術!」
「ちょっと待っ…」
ディセ「グランヴァニッシュ‼」

ドドドドドガーン‼

「ぎゃあああああ⁉」キラーン☆

ディセ「………如何してぶっ飛ぶんだよ…(○ ○U)
兎に角、スタートだ」


俺達は会議をする〜動き出す伝説の青年と「元」精霊の主〜

ーーーーーNo side

模擬戦の最中に放たれた一筋の神雷。

その攻撃の逆探知に成功し、

一同は、リンディが提督として管理している艦「アースラ」へと移動していた。

 

ーーーーー

そんな中、場所は変わり。

ここは「時の庭園」と呼んでいる場所。

 

そこにはフェイトの母親であるプレシア・テスタロッサがいる。

 

そんな建築物の敷地に一筋の光の魔法陣が展開され、

そこから1人の青年が現れた。

 

「良し。でも・・・此処は一体…?」

 

青年はそう唱えた。

見た目を言うならば、

金髪のショートで額に赤いハチマキを着けており、

赤いマントをたなびかせ、白銀の鎧に身を包み、

そして腰には剣と其れを納める鞘がある。

 

 

 

青年の名は・・・クレス。

かつて、なのはを襲った熊「アウルベアー」を剣技で倒し、なのはを救った実力者で、

ディム・センダースもとい現名・高町ディセの所属するギルド「アドリビトム」のメンバー。

そして、剣術「アルベイン流」の正統後継者でもある。

 

そんな彼が何故このような場所にいるのかは、

ただの気まぐれであったのは言うまでも無かった。

 

そんな中でも彼はその敷地内をウロウロし始めたのであった。

 

「何故だろう?…此処に待機していた方が良いって・・・

直感がそう訴えかけて来ているようだ…」

 

クレスはそう言いながら、辺りを散策したのであった。

 

ーーーーーSIDEtoディセ

ディセだ。

俺達は今、ベーディングルーム?

 

「其れを言うなら、ブリーフィングルームだよ?」

「ご丁寧に如何も」

 

なのはの言った通り、ブリーフィングルームにて、作戦会議中。

因みにこの場にいるのは、

俺となのはにユーノ、ジューダスにスト達5人(うち1匹は妖精)のメンバーと、

クロノ執務官殿に、リンディ提督、そして以前あったアイミィ!

 

「(エイミィですよ⁉)」

 

・・・これは失敬。

と言うより、いつの間に念話していたんだろうか…。

・・・ちょっと恥ずかしくなってきた。

スト達5人とクロノ達はこれが初対面なので軽く自己紹介をした。

因みに何故かこの場所にいる間は全員がザビーダを視認する事が出来るようだ。

如何やら、この艦には何かしらの秘密が有るとみた!

 

と、そんな事よりも今は会議中だったな?

ん?フェイトにアルフ、リオンは如何したかって?

 

あの後「アースラ」に搭乗した後に、急にフェイトが倒れてしまって、今はアルフとリオンの2人が医務室でフェイトの安静を見守っている状況なんだ。

と、そんな中でもエイミィは話を始めた。

 

「それでは此方をご覧ください」

 

そう言って見せて来たのは、1人の女性の顔写真。

あれ?何処かで見た事あるような・・・!まさか⁉

 

「此れが今回の事件の黒幕と思われる人物で、名前は『プレシア・テスタロッサ』。

約18年前までは管理局の職員として『時空航行エネルギー』の分野での研究を行っていた大魔導師です。

ですが16年前に違法実験による事故で放逐され、以後は今の今まで足取りは不明になっていました。」

 

そうかあの女か!

以前、フェイトの後を追った際に出会った「魔女」コス姿のババアか…。

おそらくこれは当時の写真で、今はかなり年を取っている筈だから、俺が見たあの姿が今の彼女の現在の姿と言うわけか。

 

「其れが今になってジュエルシードを求めて出てきたという所ですか…」

 

ストがそう言ってきた。

彼女もまた何かしらの目的が有ってジュエルシードを集めているのだろう。

アレの持つ力は正直に言って凄まじいの一言に尽きるしかないしな。

 

其れこそ、只の願いに呼応してケイブレックスや、サッカーの帰りがけに出会ったトレント擬きなる者をこの平和な海鳴市に出現させ、

フェイトやリオン、ジューダスに至ってはリヴァイアサンを出現させていたと言っていた程だからな。

 

だが、だからこそコイツに渡したら碌な事にはならないのは明確な事だ。

ジュエルシードの確保の為に、自分の娘を道連れにさせ、他の魔導師を攻撃するような輩ではまともな使い方をするとは俺の心境ではとてもそうは思えない。

 

「テスタロッサって…そんな、それじゃあフェイトちゃんは自分のお母さんに私諸共攻撃されそうになって事なの!?」

「流石に常に冷静で対応する僕でもこればかりは怒りを収まり切れそうにない」

 

なのはとジューダスからは怒りが込み上がって来ているのがよく分かる。

さっきから2人の周りのマナの巡りが激しくなっているのが目で見て取れるからな。

それに、流石の俺もこればかりははっきり言って、一発ぶん殴りたいと思ったよ。

 

ー自分の娘を捨て駒として考えてんじゃあねぇよ‼ー

 

俺はそう感じていた。

 

「⁉・・・ディ、ディセ!眼!眼‼」

「赤色の眼が血の色になってるよ⁈」

「青色の眼も深海色をしてるぞ⁈」

「!・・・ディセ兄…怖い」

「!・・・ごめん。怒りが込み上がるとつい出て来る悪い癖だ。済まなかった」

 

如何やら俺はいつの間にか、レイジングドライブになっていたようだ。

レイジングドライブとは文字通りの意味で、

「怒り状態」と言う事である。

 

基本はもちろん出さないんだけど、

大切な者達を傷つけた奴らに対して如何やら作用するらしく、その時に盗賊退治を任された際にその姿になったのを目撃されて、いつしか

「オッドアイの邪神」とか言われたっけ…。

兎に角、今はこの状態を元に戻すとして・・・

 

「済まないな?他に彼女に関する情報は有るかな?」

 

話を聞いている限り、

管理局の職員として『時空航行エネルギー』の分野での研究を行っていたそうだから、それなりの成果をあげているに違いないのだが…

 

「残念だけど、エイミィが調べた限りプレシアに関する情報は違法実験の事故までしかないらしい。

これ以上の情報や彼女の目的は、更なる調査を進めていく事でしか分かりそうにない。」

「ままならんモノだな…」

「仕方が無い。今は待とう。下手に動いて失敗したら大事になりかねないんだから」

 

時には待つ事も重要になると士郎父さんが教えてくれたからな。

『期』を見て、『機』を待ち、『気』を持って戦う…か。確かに大事な事だよな。

 

しかし…プレシア・テスタロッサ。

貴方は何を企んでいるんだ…?

 

ーウイィィン!

 

すると突然、ドアが開いてそこから現れたのは…

リオンとアルフ?如何した?

 

「くそっ!・・・済まないディセンダー」

「フェイトが居なくなりやがった!」

「「「「⁈」」」」

 

おいおい…こりゃかなりまずい展開になって来たぞ、おい⁈

 

ーーーーーNoSIDE

 

「下らない情に流されそうになるなんて…思った以上の役立たずね…!」

 

海岸での模擬戦の後、アースラ内にいたフェイトはアルフによって手当ての為に医務室へと安静にしていたのだが、

アルフとリオンが飲み物の買い出しの際に目を離した瞬間、強制的に此処『時の庭園』に転送されていた。

 

そして、転送されたフェイトを待っていたのは、プレシアからの激しい叱責だった。

 

否、其れはもう叱責などではない。

四肢はチェーンバインドで拘束され、身動きを封じられた状態での鞭打ち。

 

虐待……そう言うにも生温いほどの『拷問』と称すべきもの。

 

鞭が振るわれる度に、フェイトのバリアジャケットは裂け、身体には痛々しい紅い筋が刻まれていく。

 

実は先の戦闘で魔力を使い果たしてしまっており、更に極大魔法の直撃をなんとか躱すのがやっとだったフェイトは最早指1本動かす力も残っておらず、黙って其れを受ける事しか出来なかった。

 

普通なら絶叫を上げるほどの苦痛を受けながら、

しかしフェイトの頭の中では先刻までのなのはの言動をリフレインしていた。

 

―あの子は如何して私にあそこまでするんだろう…?

 

予想外極まりない言動の数々だったが故に、しっかりと頭にこびりついている様だ。

 

「此れだけされても泣かないなんて…本当に…!」

 

――パシィィン!!!

 

何の反応も示さないフェイトに苛立ったのか、プレシアは今まで以上に激しく鞭を打ち付けるとその場から去る。

と同時にフェイトの四肢を拘束していたバインドが解かれ、その身が床に倒れこむ。

 

 

ピクリとも動かない。

息はしているので死んでは居ないようだ。

恐らくは最後の一撃で気を失ったのだろう――今の今まで意識を保っていた方が驚きなのだが…

 

と、その時にプレシアが去っていった扉がひとりでに開き、

そこから1人の女性が入ってきた。

 

「此処は一体?・・・⁉ちょっとあんた大丈夫⁈」

 

その声はプレシアのではなく、また違った女性の声だった。

以前聞いたなのはの母親の声ではない。

だからと言って、自分と共にいるアルフでもない。

 

それじゃ一体何者なのか?

その声をフェイトはただ単に聞いていた。

しかし、答えようにも、指1本も動かしきれず、

このままだと、自分の命はもうなくなる寸前にまで瀕死の状態になっていた。

 

そう思っていると、女性はフェイトの首元に指を軽く当てた。

 

「脈は・・・少し高いけど、息は有るみたいね?

しっかり!」

 

そう言うと、彼女はフェイトを抱きかかえるや否や、

 

「風よ!お願い!力を貸して!アリーデヴェルチ!」

 

そう言って、フェイトをお姫様抱っこした状態で、彼女はその場を後にした。

 

ー 一迅の風と共に。

 

 

彼女の姿はまるでディセンダーのいるギルド「アドリビトム」のメンバーであり、精霊の主でもある1人の女性と瓜二つである。

しかし、ジュード達を始め、チームエクシリアのメンバーは今まさにフェイトを抱えて行っている女性と自分達の仲間の見極めは付く。

ましてや、それ以上の関係を持つ存在が2人いる。

 

 

ルドガーとエルだ。

 

2人ははっきりと彼女の事を知っている。

 

 

 

彼女の名は・・・ミラ。

もう一つの世界「分史世界」で役目を終えた存在・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「元」精霊の主。

それが今の彼女の肩書き。

其れでも、フェイトの事を気遣い、この場「時の庭園」から瞬時に消え去った。




クレス・アルベイン。
彼は此処で何をするのか?

分史世界のミラ。
もしその場にエルがいたら、どれほど喜んでいたのやら。

ディセ「今回は作者の都合でスキットがお休みだ。
また次回な?
それまでしばしさらば!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。