Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜   作:かもめカメ

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今宵はフェイトの正体、
プレシアとの激闘、
そして真打降臨。


俺達はボスと対峙する〜明かされるフェイトの正体…〜

ーーーーーNoSIDE

ディセ達は遂に敵が居ると思わしき扉の前にやって来た。

そしてクロノとディセの2人でゆっくりと扉を開きはじめた。

徐々に…しかし確実に扉は開いていく。

そして、

 

ドゴンッ!

 

その音を聞いたのか、2人は開ける動作を辞め、

そして全員で突入したのであった…。

 

ーーーーー

そんな時、アースラのスタッフ達は何故か倒れていた。

そしてそこには、ディセ達を閉じ込める罠である柵があったのだが、

それは糸も簡単に斬れていた。

 

そしてそこへと向かっていく1組の男女。

 

果たして、彼等は敵か、或いは味方なのであろうか?

全ては後に分かる事になる…

 

ーーーーーSIDEtoディセ

ディセだ。

 

遂にやって来たぜ…

 

大きな空間…部屋の内部に!

 

明らかにデカイ…。

デカイ空間内でやはりあった…

 

 

 

 

 

 

 

フェイトと瓜二つの女の子が入っているケースを。

 

「あれが⁈」

「ああ…」

 

流石の皆も驚いていやがる…。

もちろん、フェイト自身も内心、驚いているようだ。

そんな時だった。

 

「ようやく来たわね?」

 

何処からか声が聞こえた…いや、もう目の前に居たな?

 

「プレシア・テスタロッサ‼」

「お母さん!」

 

俺とフェイトはそれぞれで言った。

 

「この人が、フェイトちゃんのお母さん…」

 

なのはも改めて驚いているな?

無理もないさ。何せ、目の前の魔女こそがフェイトの母親なんだからな?

 

「フェイト…此処に来たのね?本当に役に立たないわ」

 

⁈…今なんて言った?

フェイトの事を…役に立たないって⁉

 

「それに…リオン。貴方に至っては、私を裏切ってくれたわね?フェイト以上に役に立たないわ」

「何⁉」

 

おい…フェイトだけに飽き足らず、俺の仲間であるリオンにまで言いやがったな⁈

 

「ディセンダー。僕なら構わないさ。だが…かつてはターゲットだったが、今はフェイトの事は…

 

 

 

立派な仲間だ!」

「⁉」

 

!リオン…

 

「だから、お前になんと言われようと、僕の仲間を侮辱する奴は…

 

 

 

 

 

 

 

 

容赦しない‼」

 

…よく言った!リオン‼

 

「その言葉を聞いて、安心した。僕も同じ意見だ…

お前の企み…必ず阻止する!」

「仲間から言われたら、傷つく。けど!

家族から言われたら、もっと傷つくわ!

だから、私も戦うわ!」

「貴方のような性格は、この拳で…叩く!」

「それか、嵐の鞭のようにさっさといなして捌かしてやるだけだぜ?」

 

それを筆頭にジューダスが!分史ミラが!ジュードが!ザビーダが立ち向かう意思を見せたぜ!

 

「俺も皆と同じだ。だからこそ!此処でお前を倒す!」

 

俺はそんな事を言ったけど、ストやサラ、リッピにシーザの四人も黙っているけど、やっぱり皆と同じだ。

だから、お前のその歪んだ性格…叩き潰す!

 

「ふん!叩き潰すなら、やって見なさい?

もっとも…フェイト。貴方もやるならやって見せなさい?

私が貴方の…

 

 

 

 

 

 

 

"本当の母親では無い"事でもね?」

 

「「「「「⁈」」」」」

 

⁈…い、今…なんて言ったんだ?彼奴は?

 

フェイトが本当の母親では無いって⁉

 

「ど、如何言う事なの⁈」

「そうだ…お前の娘じゃねぇのかよ⁉」

「あはは‼何を言っているのかしら?

フェイトは私の娘では無いわ!きっぱりとね!」

「・・・え?」

 

あ、あ、彼奴…今はっきりとフェイトを自分の娘では無いと…

 

 

 

言い切りやがった⁉

 

「ついでに言うとね…フェイト。貴方は、彼処にいる少女…アリシアって言うけれど、その娘の…

 

 

 

 

 

 

[クローン]よ?」

 

「「「「⁉」」」」

 

く、クローン?

 

「ジュード、分かるか?」

「何と無くね…。

遺伝子の情報と、それを構成する機器さえあれば、作れる…謂わば、「人造生命体」の事。それがクローンだよ…」

 

ジュード、ありがとう。

でも…

 

「人が人を作るなんて…そんな事はして良いのかよ⁈

執務官殿!」

「そんな事は犯罪に決まっているだろう!

それこそあってはいけない事なんだから!」

 

「そ、そんな…」バタッ!

 

「!フェイト⁈」

 

フェイト⁉しっかりしろ!

…駄目だ。瞳に光が宿っていない。

 

「プレシア!てめぇ…絶対に許さねえ!」

「それが最後の台詞と思うが言い!」

 

そうすると、プレシアの髪の色が徐々に変わっていく。

 

な、何だよ、それ⁉

それにさっきから、魔力の膨大さに押しつぶされそうだ!

 

「如何?此れが私の本当の姿よ?」

 

おいおい…マジかよ⁈

あの時、見せた画像と同じじゃねぇか!

 

「あの姿は…まさか全盛期の時の姿か⁉」

 

全盛期…て事は最初から全力かよ⁈

 

「くそ!」

「兎に角、やるぞ!」

 

リオン…確かにそうだな。

相手はどんな姿になったにせよ…

俺らは負けない!

 

「いくぞ!」

「「「「おー!」」」」

 

ーーーーーNoSIDE

 

こうして、プレシアVSディセ達の戦いの幕が上がった。

フェイトは精神が崩壊してしまい、身動き一つ取れなかった。

そこで、ディセはアルフと精神ケアとして、ジュードをフェイトの側に身を置かせ、その他のメンバーで攻撃を開始した。

 

「グランドダッシャー!」

 

まず手始めにリオンの地属性の魔法「グランドダッシャー」で攻撃するも、プレシアは手に持つ鞭で軽く粉砕する。

 

「おらおら!ビジュゲイト!」

 

次にザビーダが「アベンジャーバイト」の上位天響術「ビジュゲイト」を発動するも、プレシアは軽い落雷で簡単に受け流す。そこへ、

 

「ネガティブホルダー!」

「ふん!」

 

ミラが闇の魔法「ネガティブホルダー」を放つも、プレシアの鞭捌きにより、魔法そのものを破壊された。

でも、諦めない。

それが今のディセ達の心を動かしていた。

 

「魔人連牙衝‼」

 

シーザが魔人剣の連続攻撃技「魔人連牙衝」を放つもプレシアは直ぐにその特性を見抜き、あっという間に躱される。

しかし、プレシアが躱した先には…

 

「今だ!」

「いっけぇ!」

 

既に待機していたサラとストが夫々の武器、十得輝装とマルチサックを使用した攻撃を放つも…

 

「甘い!」

スバァンッ!

「がはっ!」

「きゃあああ!」

 

プレシアの鞭攻撃を前に呆気なくやられてしまった。

 

だが、そこを狙うはクロノとリッピ、そしてジューダスであった。

 

「行きますよ〜!ティルトレイ!」

「スラストファング!」

「くらえ!ブレイズキャノン!」

 

リッピが光の雨「ティルトレイ」を、

ジューダスが細巻の竜巻「スラストファング」を、

そしてクロノは「ブレイズキャノン」と呼ばれる熱量を伴った砲撃魔法を放つ。

 

「フォトンバースト!」

 

だが、プレシアは自身の周りに衝撃波を放つ魔法でものの見事に相殺した。

 

「幻竜拳!」

「ふっ!」

 

ガキィン!

 

そこをディセ・グラップラーモードで果敢に挑むも、簡単に受け止められてしまう。

だが、ディセの顔から笑顔が零れていた。

 

「何が可笑しい?」

「あと1人…居るのを忘れるな!」

 

そう言うと、受け止められたほうの拳を振りほどき、軽くバク宙させると、その奥から見えたのは…

 

「バスターーーーーー‼」

 

ドカァァァァ!

 

「な、何⁈」

 

ドカァァァァンッ!

 

ストッ!

「よし!」

 

なのはの砲撃魔法「ディバインバスター」をくらったプレシア。

その手応えにバク宙から着地させたディセも感じていた。

 

だが…

 

「中々の魔力ね?」

 

「「「「「⁈」」」」」

 

そこには傷が見当たらないプレシアがそこに立っていた。

 

「ま、マジかよ…」

「あの攻撃をくらって、まだ立ってるって言う訳⁈」

 

その行動に皆も動きを止めてしまった。

 

「これで決めようかしら?

"天光満ちる所に我はあり"」

 

そう言うとプレシアはとある文を唱え始めた。

それをいち早く感じ取ったのは、ディセであった。

 

「⁈・・・まずい!皆!そこから離れろ‼」

「え⁈」

「如何言うことだ⁉」

 

ディセの忠告の意味が分からなかったなのはとクロノ。

しかし、皆は急いでプレシアの周りから撤退し始める。

 

「"黄泉の門開く所に汝あり"…」

 

プレシアの詠唱はあと少しで発動する所まで来ていた。

 

「緊急回避‼」

 

ディセの一言で皆は即、その場から回避行動に移った。

なのはとクロノもそれを感じたのか、直ぐに回避行動に移った。

 

「"出でよ!神の雷!"これで終わりなさい‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"インディグネイション‼"」

 

その一言で、室内は一瞬で雷雲が広がり、そして、地面には魔法陣が展開されていた。

その範囲はプレシアを中心にしており、ギリギリフェイト達の所まで届く事はなかったにせよ、

戦っていた皆はその中に居た。

そして…

 

 

 

ドカァァァァ‼

 

「「「「「うわあああああ‼」」」」」

 

その声の旋律しか声が聞こえなかった。

 

「みんな!」

 

ジュードの声が室内に響き渡る…

その声に反応したのか、フェイトの瞳に光が再び灯した。

そして、フェイトは顔を起こし、そこで目の当たりにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆が、雷の攻撃によって…

 

 

 

倒された姿を。

 

 

「⁉…そんな…」

「⁈大丈夫⁈」

 

フェイトの目覚めに気付いたジュードはフェイトの顔を見て確認を行った。

けれど…フェイトの顔は、皆の姿を見て、激しい動揺をしてしまっていた。

 

「ここまで…なのか…」

 

ディセも先の一撃で残った体力はもうない…

最後に振り絞ったのは、その一言だけだった。

 

「これで終わりよ!」

 

プレシアの鞭攻撃がディセを襲おうとした。

誰もが諦めかけたその時だった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『転移!蒼破斬‼」

 

ザシュシュシュ‼

 

「ぐぬぅ!」

 

その一言で何が起こったのか、この時のなのはとクロノ、分史ミラは知らなかった。

だが、この場に居合わせた者達、それも「アドリビトム」のメンバーは皆、現れた存在が誰なのか、分かった。いや…知っていた。

 

「!お前は⁈」

「まさか、此処で来るとはな…」

「おいおい…まさかの真打登場か?」

「まさか、此処でやって来るとは!」

「サラ様!スト様!あの方は、まさか⁉」

「うん!そうだよ!来てくれたんだ!」

 

上からリオン、ジューダス、ザビーダ、リッピ、サラがそう言い、

そして攻撃を受けようとしていたディセは、顔を上げて驚かされた。

 

「‼…来るのが、遅かったな?…」

 

そこには、金髪で赤いハチマキを結び、

白い鎧に赤いマントを羽織り、

腰に剣とそれを納める鞘を携えた青年がそこにいた。

その姿を見たなのはは、

 

「貴方は…あの時の⁈」

 

と、言って驚いていた。

何せ、自分がかつて襲われた際に救ってくれた恩人が、今自分の義理とはいえ、その兄の前に立っているのだから。

 

そしてそいつの名を、ディセが言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・クレス!」

 

そう此処に今、時と空間を征する剣士「時空剣士」の称号を持つ男・・・

 

 

 

 

 

 

 

クレス・アルベインがやって来たのであった!

 

「お前は僕が倒す!

プレシア・テスタロッサ!

その"偽物"!」

 

「「「「⁉」」」」

 

そのクレスの一言で衝撃が放った。

自分達が戦っていたのは、プレシア・テスタロッサ本人では無く、その偽物だと言ったのであった。

 

その真実は次回、明らかになるであろう…




クレス・アルベインが放った発言。
それはその室内にいた者達全員を驚愕させた。
果たして、クレスの真意とは?

〜スキット〜
No.18フェイトの正体を知った2人の心境
ディセ「(まさか、フェイトがクローンって言う奴だったなんて…
だけど、フェイトはフェイトだ。それはこの俺でも分かっている。
けど、あんな事言われて、俺は如何すればいいんだ…
俺は一体、如何したら良いんだろうか…
でも、何せよ…
俺は今のフェイトを守るだけだ!
それは変わりはないんだ!
彼奴の願いは…

俺が絶対に叶えてやる!)」

なのは「(フェイトちゃんがクローンだったなんて…
ディセ兄…今頃悩んでいるんだよね…
私…フェイトちゃんと友達になりたい…
例え、他の人と同じじゃなくても、構わない!
フェイトちゃんはフェイトちゃんなんだから!
だから、ちゃんと言うんだ!
「友達になって!」って!ちゃんと言うんだ!
それが例え、他とは異なる生まれであっても!)」
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