Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜 作:かもめカメ
なのは「でも、色々ありそう♪」
ディセ「かなりうきうきな気分だな?」
なのは「色々あるものなの!」
ディセ「それもそうだな。
良し!では、早速…」
エル「スタート!」
ディセ「まさかの持ってかれたパターンとは…」
なのは「ど、ドンマイなの…」
ディセだ。
あの「ジュエルシード事件」の後、フェイトとアルフそしてリオンはその事件にての罪がある為、裁判にかけられる事になると聞かされた。
しかし、刑についてはクロノやリンディが弁護をする事になったから、そこまで重罪になる事は無いと言って来たので、一安心している。
…まあ、その間は学校側にどう言い訳すればいいのかの問題だがな。
プレシアの方に関してなんだが、
先ず、プレシア自身の体が衰弱していた。
その為、全盛期のような力は出せなくなっていた。
だが、それ以上に魔導師としての大事な部分「リンカーコア」がもう使用不可能な状態になっていた。
けれど、本人は
「こんな生活も悪くは無いわ。
と言って、新たな人生に歩みを始めると言った。
そんな中、プレシアが必至に守っていたアリシアなんだが、
俺の中にいた魂を元の身体に戻して、
俺が「レイズデッド」、ジュードが「回生功」を用いたおかげか、
今では…
「ママー!フェイトー!」
「アリシアー!」
「姉さん!」
ご覧のようにすっかり元の身体に戻って家族三人で感動の再会となった。
まあ、身長や年齢もそのままだから、
9歳であるフェイトが、6歳であるアリシアに、
"姉さん"って言うのは少々困惑するが、
まあ、話を作れば問題無いよな?
それとちょっとしたサプライズな出来事もあったんだ。
それを引き起こしたのは、意外にもルルだった!
ルルが俺を引っ張って、何処かへと連れていくと、
そこには茶色っ毛の混じったマロン系の毛が生えたシャム猫がいた。
すると、フェイトとアリシアが、
「「リニス‼」」
と、姉妹ながら1人の声しか聞こえなかったが、ハモっていたのは言うまでも無い。
もちろんその猫…リニスも治療してやると、なんとリニスがユーノやアルフみたいに人の姿になったのは驚いたぜ。
性格は律儀で、意外にも魔法を使えると言う事だったので、暇さえあれば、手合わせして欲しいと言ったら、
二つ返事で了承してくれたのは驚いたよ。
因みにプレシアの回復までには時間が必要なようで、
近くにある病院で療養生活を行う事になると言う。
その際に看護を申しつけたのは意外にもジューダスだった。
「僕だってそこまで残酷な人間になった覚えは無い。
それに、フェイトの母親がどう言う人なのかと言うのも知りたいからな?」
なんとも冷静なコメントだった。
でも、ジューダスが看護をするのは意外だったな。
もちろん、さっきの猫…リニスも看護すると言った。
彼女の場合は、リニスはプレシアの使い魔であると言う事だそうだからだ。
あ、他のメンバーについてなんだけど…
クレスは此処海鳴市を中心に仲間を探す旅に出ると言って、そのまま別れてしまった。
けれど、また会える!
そんな感じがする。
ザビーダは相も変わらずアリサの家で、
アリサのボディーガードとしてやるようだ。
如何やら、他にやる事も無いようだし。
話相手がいるからだからだろうな。
スト達はいつも通りの生活に戻る事になった。
けれど、サラの冒険魂に火がついたのか、
海鳴市に隠されているダンジョンを探しては攻略する毎日を送っているらしい。
まあ、ストとは学校で会うから問題無いが、
リッピそしてシーザよ、とりあえずサラの事は一任します。頑張れ…。
そして、ジュードはアースラの医療技術を参考にしたいと言う事で、アースラで「委託魔導師」としてアースラのスタッフと共に自身の医療研究に携わる事になると言っていた。
最後にあの分史ミラについてなんだが…
「ミラーーーー‼」
「って、ちょっと待っ…」
ドスッ!
「み、ミラさん⁉」
「エル⁈」
只今玄関先にて、先に待機していたエルが分史世界のミラを見て咄嗟に飛びたしたのだ。
その衝撃で、流石のミラも尻餅をついた。
如何やらジュードの言っていた事は本当の事らしい。
「エルはミラさんの事、ルドガーの次に好きだったからね」
と、ジュードが言っていたのだが、この光景を見たら本当にそう感じるよ。
〜
それで、話をした結果、高町家にその分史ミラが「家族」として呆気無く了承してしまった。
ただ…
「如何して私が…」
「如何かしたの、ミラ
「何でも無いわよ‼」
そう…ミラが「姉」として家族の中に入っていると言う事だ。
因みに恭也兄は…
「姉として見るべきか、妹として見るべきか…」
と、何やら勝手な事を考え込んでいたのは言うまでもなかった。
因みに美由希姉は、
「お姉ちゃんが出来た♪お姉ちゃんが出来た♪」
と、なぜかうきうきしながらそう言っていた。
もはや、
「否定出来ないの…」
「うん…」
だから、心読むなよ⁉
それとユーノはクロノと同様、裁判にて弁護人をすると同時に「無限書庫」の司書として働くらしい。
そんな訳で俺達はそれぞれの道へと歩み始めたのであった。
ーーーーー
そしてあっという間に時が過ぎて行っていた。
そんなある日の事だった。
次回、遂に無印編最終回。
〜スキット〜
No.19 一件落着?
ディセ「ようやくこれで終わりの時が来たようだな?」
なのは「でも、私はまだ言っていないんだ…」
ディセ「?…何を?」
なのは「フェイトちゃんと友達になるって言う事」
ディセ「…ふっ。何だそんな事か」
なのは「何処が可笑しいの⁈」
ディセ「いやいや、何でも無いよ」
なのは「たぶらかすなんて…酷いの!」
ディセ「あはは!…(なんだ、そんな事か。
フェイトもなのはと友達になりたいって、前に言っていたからな。
あの二人なら、絶対に友達になれるさ…絶対にな?)」