Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜   作:かもめカメ

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ディセ「今回の話で、無印編はおしまいだな?」
なのは「長かったの!」
ディセ「確かにな。でも、俺達は歩むんだ!」
なのは「どんな時でもなの!」
ディセ「ああ!
そう言う訳で!」
なのは「無印編最終回!」
ディセ「スタートだ!」


別れ〜サヨナラでは無い…また会う日まで!〜

ミラよ。

私がディセやナノハの家族になってから、私は姓名を「マクスウェル」から「タカマチ」へと変えたわ。

決別の意味を込めて名乗るようにしたのよ。

だから、今の私の名前は、ミラ・タカマチになるわ。

…ちょっと困惑するけれどね。

 

さて、

あのディセが事件を終わらせたあの「ジュエルシード事件」なんだけど、

あれからはや1週間が過ぎた今日この頃、

私は今、士郎と桃子が働いている店「翠屋」で働いているんだけど…

 

「如何してこの格好なのよ⁈」

「あら♪可愛いじゃない♪」

 

何処がよ⁈何よ、この《ゴスロリメイド服》は⁈

私が言っていた《執事服》は⁈

如何して聞いてくれないのよ⁈

 

「えー?いいじゃない♪」

 

遊んでいるでしょ⁈私の事!

 

そうしていると、

 

カランコロンカランコロン♪

 

あ、もうお客様⁉

いらっしゃいませ…って、貴方は確か…

 

「クロノだ」

 

ああ、執務官殿ね。

如何したのよ?ディセやナノハは今、学校にいるわよ?

 

「その方が良いからな。

…プィラ・ズ・マーダンの事についてなんだけどな」

 

?プィラが如何かしたのよ?と、それは良いとしてカウンターで良いかしら?

 

「そこで構わない」

 

そう言って、執務官は椅子に腰掛けた。

そして話を始めた。

 

「彼女の事なのだが、昨日…

 

 

 

 

 

 

 

 

息を引き取ったよ」

 

⁈それ、本当なの?

 

「本当だ。

ただでさえ、魔導師に向かない身体だ。

それにディセから受けたダメージもあったかもしれないが、ディセの武器には常に非殺傷でやっていたから、その可能性は低いんだ。

非殺傷はせいぜい相手を気絶するか、相手を瀕死寸前までしか届かないからね」

 

成る程ね…。

彼女はあなたから聞いたあの忌まわしき事件の被害者の親族。

安らかに眠ってくれたのかしら?

 

「分からない…けれど、その顔はとても優しかったよ」

 

そう…。

だといいんだけどね。

…私の世界の姉さんみたいにならなくて良かったわ。

と、しんみりしてんじゃ無いわよ⁉私!

 

それと、此処に来たのは他にもあるんでしょ?

 

「まあね、話を変えようか。

フェイトとアルフ、そしてリオンの裁判をいよいよ始めようと思ってね」

 

成る程。と言う事はしばらくは会えなくなると言う事ね?

 

「ああ、そうなるよ」

 

いつ出発するの?

 

「明日の明朝だ」

「…唐突ね」

 

そう言う事なら、ディセ達に伝えておくわ。

 

「済まない。伝言係を引き受けて」

 

気にしないで。

 

「うん。あ、そう言えば」

 

 

「此処にあるメニューでオススメを教えてくれないか?」

 

…いきなりね。

う〜んと、そうね…

 

やっぱり、シュークリームね。

此処の店に来たら先ずこれを食わずしては翠屋を語れないと言っていたわ。

後は、期間限定でフルーツタルトがあるけれど、それもオススメよ?

 

「そうか、ならそのシュークリームとフルーツタルトを3つずつ頼む」

 

分かったわ、金額は750円ね。

 

「えっと〜、この紙で足りるかい?」

 

野口英世が一枚…うん、大丈夫よ。

はい、250円のお返しです。

今後もご贔屓に〜

 

「ああ、そうするよ」

 

そう言って、執務官殿は出て行った。

 

正直、侮れないわよ。あのシュークリーム…

そこに私のスープが加わったらと思うと…ダメだ、考えただけでもお腹が空いてきた。

 

でも…明日ね…。

ナノハはこの際に友達になれるのかしら?

ディセは如何するのかしら?

気になる所ね。

 

ーーーーーSIDEtoディセ

 

そんな訳で俺となのははミラ姉からの伝言を聞いて、

今は早朝である。

 

「う〜ん…」

「寝ぼけるのも大概にしておけよ?」

 

相変わらずのお寝坊のなのはを俺はそう言いつつ、フェイト達を待っていた。

因みに場所はなのはとフェイトが手合わせした場所である、この砂浜の場所と言う事になった。

思い入れのある方が、記憶に残りやすいからな。

 

すると、俺達の近くから魔法陣が展開され始めた。

もう一つ言っておくと、ユーノのおかげで、現在この砂浜の周囲に結界を張ってあるから、

街の住民には気が付いていない。

 

そうしていると、

 

「なのは…」

「フェイトちゃん…」

 

フェイト…それにアルフか。

?…後ろにいるのって…

 

「久しいな、ディセンダー…」

 

リオンか。

ああ、久しぶりだな。

 

そう言うとクロノから話を聞いた2人は話をしにこっちにやって来た。

 

「…行って来い。なのは」

「ふぇ⁈」

「俺は…リオンと話す事があるからな?

その間にフェイトと友達になれよ?」

「ディセ兄…うん!」

 

そう言うとなのはをフェイトの方に向かわせた。

 

そして俺はそれを見届けると、近くまでやって来たリオンと話をした。

 

「一時は如何なるかと思ったよ…」

「あの時は仕方が無かった事だ。

それに今ではこうして自由に生きている。

其れに変わりはない」

「そうだな」

 

本当に色々とあった物だ。この短い間にいろんな事が起こった物だ。

 

リオン(お前)とまさかの激突で、

クレスやジュード、エルやザビーダとの再会、

なのはが魔法を使えるようになった事、

フェイトと言う存在がいた事等、

本当に色々とあった物だよ。

 

「確かにな。

ディセ。頼みたい事があるんだが、良いか?」

 

?…リオンが俺に頼み事?珍しいな?

 

「まあ…色々あったからな。

これをお前に預かって欲しいんだ」

 

そう言ってそれを見せた。

 

…って、それはお前の滅鬼丸じゃないか⁈

良いのかよ⁈これを俺が預かって?

 

「構わない。僕にはシャルがいるからな?

其れにそれはお前とまた再会する為に、とっておいて欲しいんだ。

頼めるか?ディセ(・・・)

 

リオン…

「…分かった。必ずまた再会しような!」

「ふっ…当然だ」

 

そう言うと俺とリオンの話はこれで終わった。

と、同時になのはとフェイトの2人がこっちにやって来た。

友達になれたか?

 

「うん!」

 

そう言うとなのはの手には黒いリボンが、

フェイトの方には白いリボンがそれぞれ携えていた。

 

成る程、交換か…納得だ。

友達になってよかったな!

 

そう言うとフェイトが俺に話しかけて来た。

 

「あの…ディム。

こんな私だけど…友達になってくれませんか?」

 

…成る程な。だが、お断りだ。

 

「え⁉」

「!ちょっとディセ兄⁉」

 

最後まで話聞け!

友達にはならない。だけど…

 

 

親友(・・)になら、なっても良いぜ。

 

「⁈…え、えっと〜それって?」

 

友達以上の存在である親友になってくれ、フェイト。

 

「‼…はい!」

 

そして俺とフェイトは親友という存在になった。

 

そして、

 

「もうお別れなんだね…」

「うん…」

 

なのはもフェイトと離れ離れになりたくないと思っているようだな。

だけど、いつか必ず帰ってくる!

リオン、お前もな!

 

「僕を誰だと思っている!甘く見るなよ!

それと、プレシアに伝えておけ。

 

…フェイトとアルフの事は僕が責任を持って、面倒を見る。

だから、自分の事に専念しておけ。とな」

 

…随分と変わったよ、リオン。

だけど、分かった!必ず言っておくぜ!

 

「またね!」

「うん!またね!」

 

そう言うと魔法陣が展開され、アースラの中へと転送されて行った。

 

お前の滅鬼丸…必ず帰ってこいよ、リオン!

 

「さて、行くか!なのは!」

「うん!」

 

そうして、俺達の長いようで短かった物語は一つの終わりを迎えた。

 

…だが、この時の俺はまだ知らなかった。

 

後に今回の事件よりも厄介な事件が起きる事に。

そして…

 

 

大事な存在が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()として立ち向かう事に、

まだこの時の俺は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知らなかった。




無印編最終回!
しかし、それと同時に新たな物語の歯車は…

既に動き始めていた。

〜スキット〜
No.20 これから先に向けて!

ディセ「事件も終わりを迎えたな」
なのは「フェイトちゃんともまた会えるかな?」
ディセ「会えるさ!きっとな!」
スト「そんな2人は溜まった宿題を全部やっちゃいましょう!」
ディセ・なのは「「鬼だ‼」」
スト「もうすぐ、夏休みだからね?」
ディセ・なのは「「最悪だー‼」」

ミラ「結構、大変ね…。小学生は」
エル「ミラー!私の宿題も手伝って〜‼」
ミラ「はいはい、分かったから」

…何気に面倒見が良い、ミラなのであった。
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