Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜 作:かもめカメ
「ええ。その方が良いかと思って」
アルフ「まあ、それは良いとして…」
クロノ「あの〜僕の活躍は?」
「一切無し!」
クロノ「…意外と傷付く」
リオン「ふっ。そんなんでよくも執務官と言う職につけたものだ」
ジュード「そこまで言わなくてもいいんじゃないかな?リオンさん」
「そんな訳で今回のお話…」
フェイト「スタートです!」
こんにちは、フェイトです。
今、私はなのはや姉さん、お母さんにそしてディムに渡す手紙をそれぞれ書いています。
なのはやディムがよく見ている日本語を書いているのですが、中々難しいです。
姉さんや、お母さんは普段の文字で大丈夫なんだけどね。
トントン!
ん?どうぞ?
「邪魔をするぞ?」
リオンさん?如何したんですか?
「何をしていた?」
え?なのは達に手紙を書いていたんですけど?
此処からなら時々、スタッフが直接届けてくれるって言っていたので、近況報告を書いていた所なんです。
「そうか…なら、僕は何も言う事はない。
初めての友達なんだ…大事にしておけ」
リオンさん?
如何してそこまで?
「…アドリビトムのメンバーの殆どは、知り合いや家族を失った存在がいるんだ。
勿論…友達もな」
⁉
「だから、友達は大事にしておけ…ただ、それだけだ。
…邪魔をしたな。失礼する」
リオンさん…
私はなのはを守れるのかな…
ディムの事を、私が守っていけるのかしら…
分からない。
けど、やってみなくちゃ始まらない!
迷わずに、進む。ただそれだけです!
トントン!
ん?またリオンさん?
どうぞ?
「やあ、元気かな?」
今度はジュードさん?如何かしたんですか?
「今度はって言う事は…リオンさんが来たのかな?
まあ、それは良いとして、ビデオレター来てるよ?なのはちゃんからの!」
!なのはから!見たいです!
「そう言うと思ったよ。はいこれ」
そう言うとジュードさんは私にビデオレターを渡してくれた。
ありがとうございます!
「うん。あ、そうだった。実はね…今度、クロノ執務官と一緒に地球に行くんだ。
本当は君も連れて行きたかったけど…」
い、いえ‼私は大丈夫なので!
お二人で行って下さい!
「そうかい?…なら、ごめんね?
裁判が終わったら、真っ先になのはちゃんやディセに会おうね?」
はい!
あ、そう言えばなんですけど?
如何して、ディムの事を
「ああ〜。簡単に言えば、愛称だよ。
ディセもその呼び方の方が嬉しいと思うよ?」
そうなんですか…
ありがとうございます!
「うん。じゃあまたね」
はい!
そう言うと私はなのはからのビデオレターを見始めた。
『フェイトちゃん!元気?』
なのは!うん。元気だよ。
…なんだか、恥ずかしいな。///
あの時、最後に話した時よりも違う意味で恥ずかしいかな///
『よ?元気か?フェイト』
あ、今度はディムだ。
元気だよ?
『こっちは相変わらず元気だよ。特になのはがな?』
『にゃ⁈それ如何言う事なの⁈』
『良いから、話したい事あるんだから、さっさと話すぞ!』
話したい事?
何を話をしてくれるの?
『先ず、フェイトが去った後なんだが…
あの後、我が家・高町家に2人ほど家族が出来ました』
え?家族がまた増えたの?
『1人はこう言っちゃなんだが…
俺の魂の半分を持っている、謂わばもう1人の俺である存在…セディ・タンザーと言う存在と、
年相応のダンディーな人にして、俺の仲間である男、
リーガル・ブライアンが仲間になったんだ』
『セディさんの時はびっくりしたの!
ディセ兄がいきなり女の子になっちゃったんだもん!』
え⁉ディムが女の子に⁈
『それとさっきのリーガルさんも最初会った時は囚人服を着ていたぐらい囚人服がよく似合うんだ♪』
それって、ある意味危険な人なんじゃ⁈
『あ、今リーガルさんの事、『危険な人なんじゃ⁈』と思っただろう?』
え⁉なんで分かったの⁈
『言っておくが、リーガルさんはこう見えて一流企業の会長を務めているからな!性格は温厚なんだ。
それに料理も得意だしな』
それって…危険な人じゃなくて…めちゃくちゃ良い人だよね⁉
なんでそんな人が?
『こう言っちゃなんだが…
リーガルさんは
あ、そうなんだ…。
『それと、プレシア達の事…まあ、これが本題なんだがな…』
?母さん達が如何かしたの?
『プレシア達、事件に巻き込まれたんだ』
⁉母さん達が⁉
『幸い、怪我は無かったそうなんだが、その時救ってくれた人が2人居てな。
そいつ等とアリシアがすっかり仲良くなってるんだ』
そっか。本当に良かった。
『ただ…』
ただ?
『その日を境にお前の母さん…可笑しくなった』
・・・はい?
『プレシアの奴、今は大人しく療養に専念してるけど、
はっきりと言っておく。
親バカになりました』
・・・え?
『凄かったの…。
お見舞いに行く度に、
『フェイト〜!フェイト〜!私の可愛いフェイトはまだかしら〜』って呼んでいたんだよ?』
それ程まで⁈
『だから、今はリニスやジューダスが一種のストッパーになっているが…
フェイト。帰ってきたら…取り敢えず変わり果てたプレシアに対して覚悟を持っておいた方が良いと思う…』
う、うん…分かった。
『とまあ、そんな所かな?』
『それじゃあまたね!フェイトちゃん!』
『またな!帰って来いよ。迎えに来てやるから』
うん。またね!
そう言って、私はビデオレターを終了させた。
でも…まさか母さんが彼処までとは…。
でも、前よりも普通に話せそう。
「何してたんだ?」
⁈あ、アルフ⁈如何して⁈
「いや、フェイトの声が聞こえて来たからてっきり何事かと思っただけだよ」
そ、そうなんだ…。
(私…いつの間に大きな声出してたんだろう…恥ずかしい/////)
「?如何かしたか?」
ううん!な、なんでも‼
「そうか?それよりも何してたんだ?」
さっきビデオレターが届いたんだ。
なのはもディムも相変わらず元気だったよ。
「そっか!
所でフェイト?」
?なぁに?
「フェイトってさ、ディムの事…
⁉/////ちょ、ちょっとアルフ⁈いきなり何言い出すの⁈/////
「あ〜やっぱりか。まあ、予想はしてたけどな?」
嘘⁈如何して⁈
「あたいとフェイトは殆ど一心同体だろ?
考えてる事は大抵分かるって」
そ、そうなんだ…。
うん。好きだよ。最初会った時はあまりそうじゃなかったけど…
いつの間にか好きになったかな。
「彼奴もよっぽどのフラグ持ちと言う事だな?」
「⁉リオン⁈」
リオンさん⁈いつの間に来たんですか⁈
「お前達がディセの話をしていた時からだ。
最も、僕はノックはした筈なんだが?」
あ、気付きませんでした。
「だと思ったよ。
それと、彼奴はああ見えて、好きな奴もいるからな?」
え?誰なんですか?
「カノンノ。
ディセはその子の事が好きな奴さ。
だが、必死にアプローチをして見たら如何だ?
少しは前向きに考えてくれるかもしれないぞ。
と、そんな事は良いとして、裁判の準備に取りかかれ。
あと1時間で始めるらしいからな」
あ、はい。分かりました。
「僕はこれで失礼する。邪魔をしたな」
そう言うとリオンさんは一目散に部屋を後にした。
「つい先日まで敵だったのによ。
今となっては頼りがいがあるもんだな」
うん。
さ、裁判の準備をしないとね!
一日でも早く母さん達と、なのは達とまた平穏な日々を取り戻すために。
それと…ディムの事を…
「?フェイト?」
あ、ううん。何でもない!急ごう!アルフ!
「ああ!」
ーーーーー
フェイトとアルフ、そしてリオンの裁判はまだまだ続く。
しかし、その間にも地球では、
1人の少女を巻き込んだ大事件の序章が既に動き始めていた事をまだこの時の皆は…
知らなかった。
フェイト・テスタロッサ。
彼女が裁判を終えて帰ってくるのはそう遠くはない。
次回、1学期修了す。
〜スキット〜
No.24 好きな人っていますか?
フェイト「リオンさんって、好きな人とかいるんですか?」
リオン「⁉いきなり何を言い出す⁈」
アルフ「めっちゃ取り乱してるよ…」
ジュード「リオンさんはメイドのマリアンさんの事が好きなんだって!」
リオン「ジュード⁉貴様!」
フェイト「それじゃあ逆にジュードさんは好きな人って居るんですか?」
ジュード「えぇ〜⁉今度は僕⁈」
リオン「ジュードはミラの事が好きなようだ。
最もお前を救ったあのミラでは無く、精霊のミラの方だがな?」
ジュード「って!何勝手に言ってるんですか!」
リオン「先に言ったのはそっちの方だろ!」
ジュード「こうなったら!」
リオン「やるか!」
ガシィンギシィン!×∞
フェイト「ええ⁉喧嘩はダメですよ!」
アルフ「いや、そもそもその発端を作ったのってフェイトだからな…」