Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜 作:かもめカメ
いろいろとお祭り作品には結構出ていて、何気に強いこの人。
因みにこの人の声を担当した人は、
機動戦士ガンダムSEED DESTINYのシン・アスカ役をやりました!
キーワードは、
「マリントルーパー」です!
では、どうぞ!
ディセだ。
今俺はジュディスと共に海の方へとやって来た。
「気分は如何?」
まあな。そう言うジュディスの方は如何なんだ?
「楽しんでるわよ?それよりも、変わったビー玉を吊るしてるのね?」
?…ああ、これ?
これはほら、あれだよ!レディアント達だよ!
「⁉それは本当なのかしら?」
本当ですとも!しかも、驚く事なかれ!レディアント達、ちゃんと意思が有るようでな?会話が出来るんだぜ!
な!レディアント!
【はい!】
「⁉…驚いたわ…初めまして、レディアント」
【貴方は…ああ、最初ディセンダーと共にやって来たクリティア族の…】
「あら!憶えててくれていたのね?」
【もちろんですとも。そのおかげで、我らとディセンダーが巡り会えたのですから!】
…言われてみれば確かにそうだな。
ジュディスがレディアントの詳細を教えてくれなかったら、今頃レディアント達とは一生会えなかったかもしれないしな?
「うふふ。そう言う事にしておくわ。
さて、ディセンダー?一緒に泳がない?」
お?珍しいな。よっしゃ!泳ぎますか!
「うふふ♪楽しみね〜?」
…明らかに怪しそうなのはほっとくとしよう。
そんな時だった…
「…ヴォォォォ…」
?…何だ?
「!…ディセンダー。如何やら、魔物が近くに居るわね」
⁉まずいぞ。
浜辺には多くの人達がいる。
なのはも俺も人前で魔法は使えない。
如何したもんか…。
ーーーーーSIDEto???
ったく、バンエルティア号全体に光が発せられて、すぐの景色がこの浜辺。
しかも、おまけに仲間達は誰1人いない状況…
全く、誰だよ!こんな事した奴は⁈
おかげでこっちは良い迷惑だ!
シャーリィ達は大丈夫かな…
ザワザワッ!
ったく、此処の人達は平和ボケだな…。
いつ、魔物に襲われても構いませんな感じで。
ザワザワッ!
「…ヴォォォォ…」
ザワザワッ!
?…今、何かが聞こえたのか?
だが、周りには人以外何もいねえ…
気のせい…みたいだな。
「…ヴォォォォ…」
⁉いや、気の所為じゃない!
まさか…海からか⁉
ーーーーーNo SIDE
ジュディスとディセンダー、そして白髪の青年がそう感じていた。
そしてディセンダーは念話を飛ばした。
話相手は…クロノだった。
「(クロノ!聞こえるか‼)」
「(如何したんだ?)」
「(いきなりなんだけど、結界魔法、使えるか⁈)」
「(使えなくは無いが、如何したんだ?)」
「(大至急頼む!魔物がこの海にいる!)」
「(な!?わ、分かった‼)」
そう言うとディセは念話を切った。
その直後、結界が張られた。
なのは達もそれに気づいたのか、浜辺の方にやって来た。
ーーーーーSIDEtoディセ
ったく!折角の海を台無しにしやがって!
「ディセ兄!」
なのはか!ミラとルナさんもいるな。
「ディセ!」
そう言うと今度はジュードとクロノ、そしてリーガルもやって来た。
だが、肝心な事を忘れてた。
「って⁉ジュディスさん⁈」
「あら?医学者君じゃない〜?それに会長さんも」
「何故、ディセと共にいるのか?」
「詳しい事情は後で聞きましょ?」
うん、そうしたいんだけど…
「ちょっとちょっと!いきなりなんなの?」
「急に人がいなくなったからびっくりしたわよ!」
やっぱりか‼
レイヴンのおっさんに、ロディ!
「⁉僕とした事が!一般人にまで!」
「ちょっと!おっさん達をただの一般人と一緒にして貰っちゃ困るわよ〜」
「そうそう!私たちはこう見えてアドリビトムの一員よ!」
「⁉如何言う事だ⁉ディセ!」
要約すると、2人と俺の後ろにいる女性・ジュディスは、アドリビトムのメンバーだ。
「?…てか、ディセンダー?」
…はい、そうです。
「…マジなパターン?…」
マジでガチなパターンですよ…レイヴン。
「結構、可愛い〜♪」
いや、軽いなロディ⁉
「本当に軽い人なの…」
…否定出来ない。
と、何が出るやら…
「ヴォォオ‼」
んな⁉アンキュラプルプだと⁈
って事は…
「プルプル!」
「プル!」
「プルプル!」
お前らもか⁉
「ディセ兄!この魔物達は⁈」
アンキュラプルプとその幼体のプルプだ。
常に一纏めで行動している。
水属性の攻撃をする厄介な魔物達だ。
「水属性…あまり聞いた事も無いな…」
無理もないな。
聞いた限りじゃ、クロノ達の魔法には主に光、闇、炎、雷、氷、風の6属性しか見た事がないと言っていた。
だが、俺らの魔法はそれプラスに水、地の属性まである。
更にその属性を司る精霊なる者が存在するのもまた事実だ。
現になのはのそばにいるルナは月と光を司る精霊でもあるしな。
と、話す暇はなさそうだ…やるぞ!
「「「「「「おー!」」」」」」
ーーーーーNo SIDE
それを合図にディセ達はアンキュラプルプとプルプ達との戦闘を開始した。
まず手始めになのはが攻撃をした。
「アクセルシューター…シュート‼」
多数の光の魔導弾をプルプ達にダメージを与えた。
しかし、
「…⁈嘘…全く効いてない⁉」
そのあまりの軟体により、なのはの攻撃は無力化されたのであった。
「あら〜、見事に無力化されちゃったわね〜」
「うぅ〜」
レイヴンのそのセリフにより、なのはは何気にショックしていた。
「おっさんはねぇ?弓使いだから、お嬢ちゃんのような変幻自在の攻撃は出来ないから、文句は言わないけど…」
そう言いながら、レイヴンは弓に矢を装填すると上に構えた。
「こう言う事は出来るんだよ〜?そらぁ!」
と言うと、矢を放った。
すると、プルプ達の真上から矢の雨が降り注いだ!
「⁉」
「おっさんの技、「天の嘆き」ってね」
その行動になのはは驚いていた。
それはもちろんクロノも同様だった。
此処まで出来るのか、ディムの仲間は⁈と。
「次は…」
「私達の番ね!」
そう言うと今度はジュディスとロディが先陣を切った。
「月破紫電脚‼」
「連塵燕翔剣!」
上空からジュディスは紫電を纏った蹴りを、
その隙にロディは闇に紛れての斬撃をプルプ達に与えた。
「魔神拳・双牙!」
「ロックトライ!」
更に後方からジュードの遠距離攻撃とミラの魔法が放たれた。
「白狼撃!」
そう言うと今度はリーガルがプルプ達の懐に潜り込むや、
白い狼の闘気を纏った蹴りをお見舞いさせた。
「…!つい看取れてた!ブレイズカノン!ファイアー!」
そう言うとクロノがデバイス・S2Uでプルプ達に攻撃をした。
そのおかげでプルプ達をやっつけはした。
だが、
「!…ヴォォオオオオオ‼」
「「「「「⁉」」」」」
親のアンキュラプルプは激昂した。
世に言う…怒り状態だ。
その時だ!
ズドン!
「きゃぁ!」
アンキュラプルプのその独特の形状の鋏がなのはにクリーンヒットしたのだった!
ーーーーーSIDEtoディセ
!しまった!なのは!
「ヴォォオオオオオ!」
っく!しつこいんだよ!蟹なのか真珠なのか紛らわしい存在の癖に!
「果てろ!エクスプロードバレット!」
と言って俺は目の前の視認範囲である扇状に爆発性の属性攻撃「エクスプロードバレット」を放った。
しかし、アンキュラプルプの奴…手応えが全くねぇ…。
「ヴォォオオオオオ!」
ブウン!
「⁉きゃあぁぁぁ‼」
!その間になのはが捕まえられ、終いには振り回す始末。
「ヴォォオ!」
そう言うとアンキュラプルプがなのはを離した。
離したまでは良い…だが、離して吹き飛ばされた方向が…
⁉やばい!なのは‼
ザポォォン!
!しまった!あのままじゃまずい!
「?如何言う事?」
なのはは…
泳げないんだよ‼
「「「「「な、なんだって〜⁈」」」」」
くそっ!早くこいつを倒さないと…なのはが危ない!
ーーーーーSIDEtoなのは
水?…嘘⁈私海の中にいるの⁈
あ、でも大丈夫!レイジングハートが助けて…
【マスター…すみません。
先程の衝撃で防水機能が完全にやられました】
・
・
・・・え?
嘘なの〜⁈
「あぐぁごぼぉ⁉」
まずいよ〜!私、泳げないの〜‼
あ、ダメだ…息が…
【マスター!】
ごめん、レイジングハート…もうダメなの…
このまま…海の底へ沈んじゃうの…
ダメだ…レイジングハートの声さえ聞こえなくなってきたの…
皆、ごめんなさい…
ごめんね…ディセ兄…
そう言うと私は目を閉じた…
その時だったの…
ガシッ!
?…あれ?下に落ちない…?
それにさっき掴まれたような感覚がする…
でも、なんだか落ち着くの…
そうしていると、徐々に光が見えてきたの…
そして目を開けると、私を引っ張ってくれる1人のお兄さんがいたの…
白い髪に白い服装、
腕には鎖のような物がついていて、とても勇敢そうなお兄さんだったの…
ーーーーーSIDEtoディセ
あのままじゃなのはの命が!と思っていた矢先だ!
「ヴォォオオオオオ!」
なんと、アンキュラプルプの奴、先程、なのはを投げ飛ばした方向の海に向かって巨大な鋏を叩きつけようとしていた。
やめろーーーーー‼
その時だった。
ガシッ‼
「ヴォォオオオオオ⁉」
…え、な、何が起ったんだ⁈
「ヴォォオオオオオ!」
そう言うと今度はアンキュラプルプはその鋏を上へと持ち上げた。
そこにいたのは…なのは!
と、後1人…?あれは…まさか⁉
「お前なんかに…負けるもんかよーーーーー‼」
ーーーーーSIDEtoクロノ
あの魔物が振り上げた鋏にはなのはと、そして見知らぬ青年がいた。
「お前なんかに…負けるもんかよーーーーー‼」
そう言うと、彼は鋏を持っている方の手でなんと、アンキュラプルプを持ち上げたんだ!
な、なんて言う馬鹿力の持ち主なんだ⁉
「万物!神追撃‼」
「ヴォォオ⁈」
しかもそこからの投げ技で…
あの魔物を…
海へと投げ返しただと⁉
「セネル⁈」
ん?如何したんだ、ジュード?
彼奴と関係があるのか?
「関係大ありだよ⁉僕が所属しているギルド・アドリビトムでマリントルーパーっていうライフセイバーのような仕事をしている人だよ⁈」
⁉それは本当なのか⁈
そんな人があの巨大な魔物を軽々と投げ飛ばすなんて…
なんて言う怪力の持ち主なんだ…。
ーーーーーSIDEtoセネル
ったく、海へと飛ばされた女の子を助けたは良いが、そこからあのカニ野郎め…
と、そんな事より大丈夫か⁉しっかりしろ!
そう言うと俺は女の子に応急処置をした。
「!げほっ!げほっ!」
!…良かった。大丈夫か?
「…!は、はい…」
「なのはー‼」
?
そう言うと俺は後ろを振り向くと、彼女の名前を言いながら、こちらにやって来る彼女と同年齢の男の子がやってきた。
「ディセ兄!」
?ディセ?
ディセンダーの愛称と同じ名前の子なのか。
おい、お前!
「⁉」
お前がこの子の兄なら、真っ先に助けに行けよ!
例え魔物で邪魔されていたとしても、
大事な存在なら守って上げろよ‼
「…ごめん…」
…済まない、言い過ぎた。
「セネル!」
?俺の名前を言う声がする…
俺は更に後ろを見た。
そこにいたのは、
ジュードにリーガル⁈
レイヴンにジュディス、ロディ⁈
それと…ミラか⁈
何でお前達が此処に⁈
「ヴォォオオオオオ‼」
‼
「話す暇は後にしよう!今はこいつを倒す!」
ジュード…ああ!
「ディセ!戦うよ!」
「!…ああ!行けるか?なのは」
「うん!今度は負けないの‼」
そう言うと兄妹も戦うと言い出した。
本当はあまり無理せず退避して欲しい所だが、そんな隙を彼奴が与える訳がねぇ…。
なら、しっかりついて来いよ!
「ああ!行くぜ!
ああ!
…?なんで俺の名前知ってんだ?
セネル・クーリッジ。
チーム・レジェンディアのメンバーで、ラッキースケベ。
だが、妹思いの優しいお兄さん。
そんな彼の格闘術をディセは教わった。
言わば、彼はディセにとっては格闘術の師匠でもある。
次回、ジュディス、レイヴン、ロディ、セネル。
秘奥義…見せます!