Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜 作:かもめカメ
なので、ぜひお読み下さい。
本当は昨日の内に出したかったのですが、時間の都合上この時間に出す事にお詫びいたします。
申し訳有りません。
それと今回はカノンノ達登場します!
では、どうぞ!
「今日もええ天気やな〜」
この独特の関西訛り…聞いた憶えは無いだろうか?
そう…あの車椅子の少女…はやてである。
昔は両親と共にいた彼女だが、今はその両親はもういない。
だから、今の今まで1人きりだった。
だが、そんな彼女の前に転機が巡って来た。
それはつい最近、家族になってくれた4人の女の子達。
カノンノ達だ。
「本当に今日も良い天気だね〜♪」
「そうやね〜♪」
そう言っていると、1人の少女がはやての所にやって来た。
カノンノ・イアハートだ。
小さかった頃から世話焼きの彼女は今ではすっかりはやての相手になっている。
因みに今、はやての家にはもちろんカノンノ達が居る。
しばらくは家で暮らせるようになったと言う事らしい。
その為、はやての家にははやて本人からカノンノ4人の計5人家族構成になった。
だから、今のはやてには充分に楽しんでいる。
父親的な姉御肌のカノンノ・D・ウィンター。
何気に母性を醸し出しているパスカ・カノンノ。
元気一杯のおとぎ娘のカノンノ・イアハート。
そして、絵を描くのが上手く、家庭的なカノンノ・グラスバレー。
そんな環境の中、はやては楽しんでいたのであった。
〜
そんなある日…
「と言う訳で、ちょいとばっか、出掛けて来る。何、心配ないさ!あっという間に帰ってくるから!」
「ほんま?」
「本当だよ!」
カノンノ達ははやての誕生日が今日だと言う事をカレンダーを通じて知ったので、そのプレゼントを買いに近くのデパートに行くと言った。
しかし、はやてはついて行こうとしたのだけど、
お楽しみだと言われ、渋々留守番をする事になったのであった。
そんな会話を上空から傍観していた者が居た。
「…我が主…はやて…
彼女がいると言う事と、まだ闇の書が鎖で封じられていると言う事は…
私の事をまだ気づいていないと言う事になるのか…」
そう言い放つは1人の女性…
美しい銀髪で、赤色のラインが見える黒の服装をした女性が漆黒の翼を生やし飛翔…いや、飛行して居た。
「私に名前をくれた我が主、はやて。
しかし、この世界はまだ私は機動も確認していない。
それに…あの娘達は一体…?…とにかく、今は無闇に接触はやめておこう…」
そう言うと、彼女は飛翔して、その場からいなくなった。
果たして、彼女は何者なのだろうか…?
はやての事を知っていた…
謎が謎を呼ぶが、それはいつしか明らかになるだろう。
ーーーーーSIDEtoイアハート
よ〜し!はやての誕生日プレゼント、探そう!
「「おー!」」
「おー」
む⁈駄目だよ!ウィンタ!そんな声じゃ!
「だってよ?あたいは見た目はこれでも、中身は元は男なんだぜ?女の子の趣味なんて、分かると思うか?」
それでも、探してもらいます!
「はいはい。イアハートのその決意はテコでも動かないからな…分かったよ。けど、あたいが選んだのは遠慮してくれよ」
了解〜!
とか言ってたら、あっという間にデパート到着♪
「よ〜し!探すぞー!」
おー!
「おー!」
「おー」
…もう!ウィンタも少しはテンション上げようね!
「はいはい」
ーーーーー
その後は私とパスカとグラスバレーで探したんだけど、
中々良い物が見つからないの…困ったなぁ〜
「困ったね」
「どうしよう…あれ?ウィンタは?」
え?
そう言うと私達は辺りを見渡したんだけど、見つからなかったの…
もしかして…迷子⁈
「んなわけ無いだろうが⁉」
あ、なんだ♪居たんだね!
あれ?それなに?
「?…ああ。はやての誕生日プレゼント。
星型のネックレス何だけど…駄目か?」
ううん!寧ろ良いよ‼ね!2人とも!
「うん!」
「これなら、気に入ってくれるよ!」
ほらね?それにしても、よく見つけたね!
「女の子ってこう言うのが好きなのかなってな?
因みに皆の分もあるぞ?」
そう言うと、桜の花びらと、紅葉の形、そして水をあしらったネックレスがあったの!
凄ーい!私達のトレードマークだ!
あれ?もう一つのこの雪だるまは…?
「////べ、別に良いだろ⁉あたいだって欲しいんだよ!////」
うふふ!何気に可愛いね♪
「本当♪」
「うんうん♪」
「余計なお世話だ⁉」
そう言って、私達ははやての分と私達の分を買ったの!
はやての分はプレゼント用にラッピングしてくれたから、これなら嬉しさ倍増だね♪
ーーーーーNO SIDE
カノンノ達はウキウキしながらはやての家に帰って行ってると、
「⁉はやて⁉」
なんと、道路を挟んだ先にはやてがいたのだ!
幸い、信号は青だったので、普通にカノンノ達の方へとやって来るはやて。
しかし・・・
「…?…⁉はやて!」
ウィンタは有る物を見た。
それは車道から来る一台のトラックだ。
運転手は眠っている…俗に言う居眠り運転だ。
「⁉」
それに気付くはやて。しかし、その行動で身動きを一瞬だが、硬直してしまったのだ。
それの影響でトラックははやての方へと近づいて居た。
「まずい!」
そう言うとイアハートは真っ先にはやての方へと向かっていく。
「はやて!」
「はやて!」
続けてグラスバレー、パスカが後を追う。
もちろん、ウィンタも急いで行く。
「っく!こんな時に武器を呼び出す時間が!」
こう言っているのには理由がある…
カノンノ達には武器が有るのだが、デメリットが発生するようになった。
それは武器の抜刀時間。
基本、カノンノを初め、アドリビトムのメンバーの武器は腰に携えているか、瞬時に時空間に保管される様に設定されている。
だが、時空間に保管されている場合、それを呼び出すのに少なくても5秒は掛かってしまうのだ。
何故なら、その時空間からの呼び出し時にかなりの魔力を使うからで有る。
その為、武器を呼び出すのにかなりの時間を浪費してしまうのだ。
しかし、そうでもしないと、この世界では武器等の刃物や銃系統は銃刀法違反で逮捕されかねないので、この様な事で誤魔化すしか方法がないのだ。
そんな事を考えていると、トラックが着々とはやてに向かってやって来る。
「「「「はやてー!」」」」
皆がそう叫んだ…その時だった。
少女達はトラックに弾かれると思い反射的に目を瞑る………が、
衝撃は何時までたっても襲ってこなかった。
何事かと目を開けた少女達は驚愕した。
車椅子は転がっているが…なんと眼下には海鳴の町並みが。
それどころか自分達が座っているのは三角形の不思議な魔法陣の上…
そしてそれ以上に、はやてが持っていた本が中空に浮いて脈打っている。
ーピキ…!
その脈動は巻かれていた鎖に皹を入れ…
パキィィン!
「「「「「⁉」」」」」
砕く音がした。
「!!」
驚いたはやてはその影響で目を閉じた。
「「「「はやて⁉」」」」
それを見たカノンノ達がはやてに問いかける。
幸い、呼吸しているので、気絶しただけと思ったようだ。
そうしていると、はやてが抱えていた本がペラペラとページを捲っていく…
途中、本から何か聞こえたような声がしたのだが、
その後ははやての元にその本は舞い降りたのであった。
何事か考えていたカノンノ達に更に驚きの出来事が起こった。
「…闇の書の起動を確認しました。」
「な、何⁉」
「我等、闇の書の蒐集を行い、主を護る守護騎士にございます。」
「夜天の主に集いし雲…」
「ヴォルケンリッター」
カノンノ達の前にポニーテールのピンク髮のお姉さんに、金髪のおしとやかなお姉さん?
ソレに犬耳付いた男の人に、赤毛の女の子が現れた。
これがカノンノ達と後の事件に大きく関わる騎士達…
ヴォルケンリッターとの邂逅であった。
守護騎士・ヴォルケンリッター。
これが後の事件に大きく関わる事になる…。
ではまた。