Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜 作:かもめカメ
リリなのキャラのメンバー。
1人の銀髪の女性と三人の女の子の正体が明らかとなる…。
ーーーーーSIDEtoディセ
お前ら誰だーーーーー⁉
「み、耳が〜」
「これはかなりのダメージです…」
「喧しいわ!」
「うぐぬぅ…やばい、目眩が…!」
何処からやって来やがったーーーーー⁉
【(取り敢えず落ち着け!ディセンダー!)】
んな事言われても!
「ディセ兄⁉如何したの…って!貴方達誰なの〜⁉」
ーーーーーSIDEto⁇
先程のダメージがまだ響く…これは流石に痛い。
と、そんな時だ。
「ディセ兄⁉如何したの…って!貴方達誰なの〜⁉」
ぬぐぉ〜⁉
更に追い打ちを…って!貴方は…!
私を救ってくれた小さな女の子『高町なのは』!
あれ?でも確か…なのはには歳が近い兄はいないと言っていたような…?
「取り敢えず、落ち着け…俺…ふぅー…」
取り敢えず私達もだな…。
ーーー
その後、私達は家で言うところの居間と言う場所に居るのだが…
まさか執務官殿がいるとは思ってもいなかった。
それに…
「凄ーい!お姉ちゃん達がいっぱいだー!」
まさか、最年少の女の子がいるとは聞いてもいないぞ⁉
なのはは末っ子だと前に聞かされていた筈なんだが…?
いや、それ以上の問題があるな…
「兎に角、この状況を如何説明したら良いのだろうか…」
それは確かにそうだな…。
ーーー
それで、自分達が魔法を使えると言う事を言ったら、寡黙な態度の男性と活発な眼鏡の女性、それとこの中でおそらく母親的立場であろう女性が驚く中、
この家の大黒柱の父親的存在は意外にも冷静だった。
いや、彼だけではない。
執務官も必然と言えばそうなるし、なのはもそうだな。
だが、意外にも我が主であるこの少年はおろか、
ここに居る白髪の青年、
緑の服を来た童顔の青年、
水色髮の壮年者、金髪ヘアーの女性、更にはおそらく最年少であろう女の子でさえ、冷静だった。
何故、そこまで冷静なのだ…?
「あ?…魔法の事か?
んなもん…知ってるよ」
⁉それは本当なのか⁈
「本当も何も…
俺やミラ姉は魔法を使えるし、
ジュードやセネル、リーガルにエルだって認識はしてる」
…驚いた…。まさか魔法の事を知っていただけではなく、
それを行使する力まであるとは…
「ま、最も俺は武芸が得意なんだがな?」
武芸?それはなんだ?
「まあ、要するに体術だ。それに回復系魔法も使えるし、様々な属性魔法を使える」
…驚いた。今度の主は伊達では無いな。
「それにしても、やはりこの世界のナノハもナノハなのですね?」
「ふぇ?如何言う事?」
?
「私達の知っているナノハとこの世界のナノハは全くの別人です。
しかし、容姿は間違いなく私が知っている『高町なのは』なので、ある意味ホッとしています」
「なんだが、照れるの…」
「そこ、褒めてないと思うんだが…。
兎に角、先ずは自己紹介だな!
俺の名は高町ディム・センダースだ。
皆からディセって呼ばれてる」
そうか…それが貴方の名前なのですね。
ーそう言えばまだ名乗ってもいなかった…。ー
申し訳ありませんでした、我が主。
自己紹介がまだでした。
私の名はリインフォース。
「祝福の風」と呼ばれていた者です。
「リインフォース…良い名前だな」
…!ありがとうございます。かつての主に付けられた名前なのですが、嬉しいです。
「成る程な…さて、そこのなのはとフェイト似と後一人の王様気取りの三人は何者だ?」
そう言うと今度は私と共にやって来た彼女達の方を向いた。
ーーーーーSIDEtoディセ
さて、先ずはそこのなのは似のショートヘアー。
名前は?
「名前ですか?…理のマテリアルと呼んでいます。
若しくは
ちょっと待て⁉何その名前⁉そんな名前あんのか⁉
特に最後の名前なんか、それ称号だろ⁈如何見ても⁈
ん?と言う事は…お前達も?
「僕は力のマテリアルだよ〜。
後は
「我はマテリアルの王だが?
他に言うなら、
いや、ちょっと待てちょっと待てお嬢さん‼(●.6秒風)
あまりにもその名前は駄目だろう!
女の子らしさの一欠片も無いじゃんか⁉
「では、私達に名前をくれませんか?その方が良いかと思って…」
成る程…って、何で俺を見る?
「それが私達の主の使命なのではないかと?」
…そう来たか…。
と言うより小癪な手を使って来やがった。
うーん…
あ、思いついた。
先ず、そこのフェイトそっくりの青髪の僕っ娘!
「ん?僕の事?」
お前だ!じゃなかった…君は今日から
蒼い雷と書いて《そら》だ!
「蒼雷…うん!良い名前♪それにかっこいい!」
んで、次はそこの王様気取り!
「我は何故そう呼ばれなくてはならぬのか!」
そんな風に喋るからだろ⁉
そんな事よりも、君の名前は…紫の闇と書いて
「紫闇!…中々だの…!」
さて、最後になのは似のショート!
「私の事ですか?」
他に誰がいるかよ⁉
君は紅の華と書いて
異論は?
「…ありません。むしろ良い名前ですね」
お褒めに預かり光栄です。
「あの〜?」
ん?如何した、リインフォース?
「出来れば、私にも名前を…」
…はい?
「ですから、私にも名前を下さい…」
なんで?とは言わないさ。
…事情があるみたいだな?
「…はい」
…分かった。・・・!
それじゃ発表します!
貴方の名前は、『ムーン』。
月と言う…まあ、唯の英語表記だがな?
「ムーン…!良い名前です。
では、私はこれからはムーンと…」
ちょっと待て‼
「はい?」
正式な名前は、『リインフォース・ムーン』だ!
「⁉」
その名前…大事にしてるんだろ?
かつての主からくれた名前、そんな大事な名前なら、
ちゃんとしっかり持っとけよ!
俺だって、今はこの大事な名前を大切にしているけど、
俺がこの世界で生き始めた時は名前なんか無かった。
だから…その名前は大事にしとけ。良いな?
「!…はい!」
うん。
さて、この後如何するかな…
「かなりの大所帯になったわね?士郎さん♪」
「そうだね♪」
…相変わらずの万年新婚夫婦はほっといて…置く訳にも行かないか。
士郎父さん…ムーン達は如何なるんだ?
ムーンはともかく、紅華達はなのはや俺と同じ見た目が小学生だぞ?
「それなら、心配しないでくれ。君やエルと同じような事をするから」
…と言う事は…うん、察しがついた。
何と無くだが、ここで乱用して良いものなのかな…。
ま、良いかな?
と、ムーンは如何なるんだ?
「出来れば、何か手伝える事があれば…」
「なら、ウェイトレスをして欲しいんだけど?」
そこで首を突っ込んで来たか桃子母さん⁈
「や、やれるのだろうか…」
「私がいるから心配無用よ」
ここぞの時のミラ姉は頼りになるな〜
「それって今まで頼って来ていないと言っているようだけど?」【黒いオーラ】
じょ、冗談で〜す‼(^^;;)
「目が笑ってないの…」
笑えるか!
ーーーーーSIDEtoリインフォース
「まあ、何はともあれ…
初めまして。僕はジュード・マティス。
クロノ君の所で医学研究を行っているんだ。
よろしくね」
よろしくお願いします。
「私はミラ。何故かこの家族で長女扱いされてるわ…
まあ、年齢的にも大人だけどね…」
そ、そうなのか…。
「俺はセネル。セネル・クーリッジだ。
一応パン作りには何かしら自信はある」
それは凄いな…
「私はリーガル・ブライアン。
少し紳士的な存在だと思ってくれて構わない。
よろしく頼む」
この人は律儀な方だな…?何処かの会社で働いているのか?
「お?よく分かったな?そうだぜ、リーガルはこう見えて会長って言う会社の中で総合的に偉い人なんだ」
其れほどとは…!
そして、この子は…?
「エルだよ〜!んで、こっちは猫のルル!」
「ナァ〜」
あはは…何気に可愛いな♪この2人は。
もちろん、なのはもそうなのだが。
「えへへ///何だが照れるの〜///」
ーーー
あの後、シロウの手配で今、居間にいるのはなのはと我が主、ディセに
執務官に先の自己紹介をしてくれた皆方だけとなった。
「さて、先ず何処から話そうか…。
良し。先ずリインフォース!」
…はい?
「お前…並行世界からやって来ただろ?」
⁉如何してそれを⁉
「やっぱりか…
あのな?その顔を見たら大体、分かる。
まあ、紅華達も同じなようだが、リインフォースが知らないとなると、其処から更に枝分かれした世界からやって来たと思っても間違いないだろうな」
…そう言う断言的な事が分かるのか?
「まあな?
分史世界?…さっぱりだ。
「簡単に言えば、この世界で言う所のif…もしもな世界…
直訳するなら、パラレルワールドと言う事だ」
⁉パラレルワールド⁈
「本来の世界から何かしらの因果により歪みが発生して、其処から別の時間軸が動き始める事を言うんだ。
ここに居るエルやミラさんもその分史世界からやって来たと思うらしい…」
らしいって…。其れはともかく、世界を超える事なんて…普通では考えにくいのだが?
「普通はな?でも、ジュードはそれを前に体験している。
俺と出会うほんの少し前にな」
「様々な世界があったんだ。
僕の仲間がいろんな職に就いている世界があれば、
僕も含めて、僕の仲間が既に殺された世界なんかも有ったよ…」
そうなのか…。
「恐らく、ムーン達はその中の一つの世界から何かしらの因果関係によってこの世界にやって来て、しかもこの本…夕紅の魔道書に導かれた…と言う感じなのかもしれない」
…そうか。
「でも、帰ることももしかしたら…」
いや、其れは良い。
「な⁉」
「如何して⁉」
「自分達の世界に帰りたくないの⁉」
私は自分のいた世界からこの身を消したんだ…。
私は自分に掛けられた呪いを主と騎士達、そしてその仲間達に振りかけたく無かった…
だから…
「自らを消去して、その世界から消えた…と言う事か」
…ああ。
「そうか…自ら選んだんなら、俺は何も言わない…
だが、これだけは言わせてくれ…」
?
「お前の心の中にはいつも、その人達がいるって事を…」
‼…はい!
「うん!良い返事だ♪
と、次は…紅華達は如何なんだ?」
そう言うと今度は私と共に夕紅の魔道書に導かれた彼女達と主が話をし始めた。
ーーーーーSIDEto紅華
「紅華達は如何なんだ?」
私達の場合は彼女とは少し違います。
先ず、私達は闇の書と呼ばれる物の断片…所謂闇の欠片なるものの一部です。
「闇の書だって⁉」
…如何やらこの世界の執務官は闇の書の事を知らないようです。
浅はかでした。
「その…ヤミノショ?は後に置いておくとして、
その闇の欠片がお前達と言う事になるのか?」
正確には其れを構成する構造体《マテリアル》と呼びますが、そのマテリアルが私達と言う事になるのです。
「…話が付いていけない…二アタはどう思う?」
そう言うと我等の盟主が近くにあるおもちゃに向かって喋りました。
【(うむ…言い方が悪いのかもしれないのだが…要するに彼女達はその闇の書と呼ばれる物の闇を生み出していた構成物造体と言う事になる)】
…喋りました。このおもちゃ…喋りました。
「普通にリアクションを取らないか!」
すみません…何分、感情と言うものをあまり知らないものなので。
「ほぼ無感情なのに、感情と言う言葉は出てくるんだな…」
えっへん。
「じゃねぇよ!」
とは言え、彼の言うとおりです。
「成る程…」
ですが、今の私達にはその闇を求めてはいません。
「ふーん…まあ、いろいろとありがとう。
それで、お前達は元の世界に帰りたいのか?」
その事については先ず無いでしょう。
私達は元の世界でオリジナルと戦って滅んだ存在なので、心名残はありますが、これで良いと思ってます。
「僕も〜!」
「我もだ…」
お二人もそう言っていますので…
「そっか…因みにその"オリジナル"って?」
私は其処にいるナノハで、蒼雷はフェイトです。
「我の場合は…」
王…今はまだ…
「!…そうだな…兎に角、何れ会う事にはなるがの…」
「後のお楽しみ…か」
はい、そうなります。
「まあ、何はともあれ…
俺と共に戦ってくれるのか?」
もちろん、その心算なので御安心を。
「私もそうだな」
「僕も!」
「まあ、やってあげなくもないぞ?」
「その言い回しは勘弁…」
とは言え、私達はここにお暇する事になったのですが…
「寝床の事か?案ずるな。
リインフォースはミラ姉の所で寝れば良いし、
紅華と紫闇はなのはの所で、
蒼雷はエルと一緒の所が良いだろ?
俺の部屋は今、クロノやジュード、セネルが居住しているから、汗臭いし、何気に気分酔うぞ?」
「お前、そんな事思ってたのかよ⁈」
「意外に傷付く…」
「その言い方はちょっと…」
そうですか…なら、今日からよろしくお願いします。
なのは いや…
姉さん。
「にゃ⁉」
ーーーーーSIDEtoディセ
今こいつ…なのはの事…
「はい。確かに言いましたけど?
・・・はぁ‼⁉
俺には兄さん扱いかよ⁉
…?…って、何してる…なのは。
「にゃ〜ん♡紅華可愛いの〜♡」
あっさりメロメロ状態⁉
と言うより如何してそうなるんだよ⁉
「日時的にそうなるものかと…」
「そうなの?だったら!僕にも構って!なのはお姉ちゃん!」
「にゃ〜ん♡蒼雷も可愛いの〜♡」
おいおい⁉今度は蒼雷もか⁉
ーチョンチョン。
ん?如何した?…紫闇?
「わ、妾も構ってはくれないか…///兄上」
‼‼⁉お前もかーーーーー‼
「これはこれで
「は、はぁ…。ですが、これからよろしくお願いします。
…ミラ姉さん」
「って⁉貴方も私を姉扱いするわけ⁈
如何見ても貴方が上よね⁉」
「あんまり変わらないと思うんだけど?」
「エル⁈」
やれやれ…これはこれでややこしくなって来たな。
まあ、その後何だが、
士郎の手際の良さも有ってか、
あっという間に家族になりました…。
俺が来る前までは5人家族だったのに…
今では俺にエル、リーガルにミラ姉、セネルにセディ、
おまけにリインフォース達も加えて、
15人家族構成になったもんだな…。
…あ
二アタとルル入れるの忘れてたから、
17人家族だな。
…まあ、1人は明らかに機械だし、1人と言うより1匹だしな。
リインフォース。
それはアニメ「リリカルなのはA's」でその世界から消えた存在。
そして、能力は当時よりも高い。
ディセにより新たに『ムーン』と言う名を貰い、
『リインフォース・ムーン』としてこの世界で生きて行く。
なのはやフェイトに似た彼女達もまた別の次元からやって来た存在。
ディセからそれぞれ、
この4人はディセ曰く「分史世界からやって来た人達」として見ているようだ。
次回からまた夏休み編…。
え?本編はまだかって?
すみません…あと2、3話やらせて下さい。
お願いします。