Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜 作:かもめカメ
そして、それは始まりの断片に過ぎないのである。
なのはは誰と出会うのであろうか・・・。
ディセはディセで、フェイトと何するのか・・・。
皆の諸君・・・いや、失礼しました。
皆さん。ご無沙汰です。
高町ディム・センダースです。
あ、フルネームだから!
それはそうと、随分と時間が経ったな〜。
え?フェイトとの戦いはどうなったかって?
もちろん、俺の勝ち!
それに懲りたのか、
フェイトは俺と共になのはの所に言って、きちんと謝ってくれたし、
なのはの奴は、最初にであったフェイトの姿を見て咄嗟に、
「白馬の王子様〜!」
とか言う始末・・・大丈夫か?なのは。
その内、ガールズラブとかになりそうで怖いな…。
そんな訳で軽い話をしていた。
そして本題の話をした。
何故、ジュエルミート・・・って、それは作品が違う‼
ジュエルシードだった‼
そのジュエルシードをフェイトは探しているのか、話を聞いたんだ。そしたら、
「あれを集めて、お母さんを喜ばせたいの・・・」
と、小さな声でながらもそう言ったんだ。
成る程な・・・。
彼女自身はそれを欲しているわけではなく、
彼女の母親がそれを欲しているのか・・・。
それはそうと、あの後なのはの奴かなり張り切りすぎて、
フェイトの奴をおどおどさせる程にまで、執拗に追いかけていたな・・・。
フェイト・・・お気の毒に。
と言うよりもなのはも其れくらいにしておけよ?
フェイトが更におどおどしているからな。
とか思ってると、フェイトがいきなり・・・
「明日・・・近くの噴水に来てくれませんか?」
「・・・へぇ?」
〜翌日〜
結局、俺はフェイトに言われて、噴水に来ているのである。
因みに時刻は正午前だ。
と、そこにフェイトがやって来た。
「あ、あの〜・・・。遅くなって・・・ごめんなさい。」
あ〜。やっぱり話を聞いている限り、フェイトはコレットに似てきた。
いくらなんでも、似てるな〜。まるで生き別れの姉妹みたいなイメージが・・・。
とは、言いつつ・・・
「あの〜・・・ディムさん?」
「ん?あ、ご、ごめんな。知り合いと声がよく似ていたからな。
えええと。時間?
俺もさっき来たから、心配ないさ!」
「そうですか〜。良かった〜(ホッ」
「んで、なんで俺が?」
「あ、あの〜・・・その〜・・・」
「・・・はぁ〜。何と無く分かった。
"デート"したいのか?」
「ふぇ⁈////」
「・・・図星だな。こりゃ(-△-U)」
いや、もうこれ完全にデートの様なもんだな。
そしたら、フェイトの顔が紅く火照らせてやがる。
ものの見事に自分の思惑を言われて、
恥じらい始めたじゃないか。
まあ、それが良いのもまた一興。
決してホモじゃないからな!
とまあ、そんなこんなで、俺とフェイトのいきなりデートが始まった・・・
そう言えばなのはの奴、今は何処にいやがるんだ?
朝からいなかったし、
何かと心配な奴だ・・・。
ーーーーーなのはサイド
え、ええと…。
皆さん、こんにちは。
高町なのはです。
私は今、家の近くの山にユーノ君と一緒に居ます。
例の魔法特訓です!
あの後から、自分がどれだけ貧弱だったのかを痛感して、
ユーノ君も自分の力不足と言う事もあって、
今は山に引きこもり特訓をしているの!
「はぁぁぁ・・・はあ!」
ピカァァン!ドガッ!
「大分、己の物に出来たね!」
「でも、まだまだこれからだよ!
ディセ兄の様な接近戦は苦手だけど、
魔法に長けてないとディセ兄を守る事出来ないしね!」
実は、私が此処にいる理由がディセ兄を守る事なの!
え、なんで?
うーん。最初は凄くがめつい顔だったんだけど、
自然と一緒にいるディセ兄はまるで、
【妖精】って思えちゃう程、凄く素敵だったんだ〜。
それを見た私は、ディセ兄を守ると決めたんだ!
でも、結局はディセ兄にいつも助けられ、守られてばっかりだった…。
だから、私は1人でジュエルシードを探すことにしたの。
そして、あの事故が起こったの。
結局、私は何1つなんの役にも立っていなかったの・・・。
正直、凄く悲しいよ!
だって、いつもいつもディセ兄が私を守って!
だから、私は修行も兼ねて此処にいるの!
と、まあこんな所なの。
「よし!次の特訓をしよう!」
「うん!」
「ウガァァァァ‼」
「!な、何あれ⁈」
「見た事ない生き物⁈」
「ウガァァァァ‼」
「とにかく逃げよう!今のままじゃどうする事も出来ない!」
「分かったの!」
私とユーノ君が次の修行をした瞬間!
私達の近くに大きな熊が現れたの!
だけど、見た目からして此処近くに住んでいる熊じゃなかったの!
とにかく私とユーノ君は今のまま一先ず逃げる事にしたの!
でも、相手の方が四足になって追いかけてきたの!
「速すぎる〜!」
コケッ!
「きゃあ!」
バタッ!
「!なのは!」
私は小さな小石に躓いて、転んでしまったの!
しかも熊さんはもうそこまで来ている!
ユーノ君が私の事を呼んだけど、
私は足元が狂って、思う様に立ち上がらない!
「ウガァァァァ・・・」
「‼」
「なのはーーーーー‼」
「ウガァァァァ‼」
「誰かーーーーー‼」
私の命がもう終わろうとしていたの。
もうディセ兄を守る事はできないんじゃないのかって。
もう私は此処までなんだ・・・。
最後に叫んだの。
誰でもいい!私を助けて!って・・・
「はあー!」
ジャキィィィン!
「ウガァァァァ‼」
バッタァンッ!
「・・・え?生きてる?」
「大丈夫かい?」
「へぇ?・・・は、はい」
「それは良かった」
私はゆっくりと目を開けたの。
そしたら、大きな熊さんは私の目の前にいたお兄さんに助けられたの。
その姿は、
金色の髪で赤いマントをたなびかせて、
右手に剣を持っていて、
額には、赤いハチマキを結びつけてあって、
何よりも白い鎧を身に纏っていたの。
私はその人の名前を聞いたの・・・
「あの〜、貴方は?」
「僕は、クレス・アルベイン。君は?」
「高町なのはです」
「そうか。ナノハちゃんね。
所でどうして此処に・・・「ウガァァァァ‼」とか言っているつもりはない見たいだね。戦える?」
「は、はい。魔法ならなんとか!」
「分かった。僕が接近して囮になるから、君は奴の隙を狙って、攻撃をするんだ!」
「え⁈でもそれだとクレスさんが!」
「僕はこのくらいじゃ諦めないよ?だから信じて!」
「・・・分かったの」
と言って、その熊とのバトルになったんだけど、
「ウガァァァァ‼」
ガシィィィン‼
「ウガァ⁈」
「そんなんじゃ、僕に大打撃なんて、与えられないよ!さあ!次は僕の番だ!はあ!やあ!たあ!」
ザクッ!ジャキィ!ジャキィ‼
「行くぞ!"虎牙破斬"‼」
ジャキィ!ジャキィィ!
「続けて行くぞ!"次元斬"‼」
ブォォォバシィィィン‼
「"時空蒼破斬"‼」
ブォォォバシィィバシシシシッ!
「す、凄いの・・・」
あの人、一度に3つの技を連携して戦ったの。でも、これだけで終わりだと思った次の瞬間だったの!
「僕に力を!アルベイン流奥義‼
ザキサギッ!ザキサギッ!
ジャキィキィキィキィキィキィキィ‼
「嘘、熊さんが・・・空を跳んでる・・・」
最後に放ってた技を見て、思わずびっくりしちゃった私。
そしたら熊さんが地上に落ちた瞬間に熊さんが消えて無くなったの。
「ふぅ〜。怪我は無かった?」
「は、はい!ありがとうございました。クレスさん!」
「今度はあまり無理しないでね!」
「はい!」
「それじゃあ、また何処かで!」
そう言って、クレスさんと言う人と別れた私。
そこからユーノ君が来てくれたの。
「大丈夫⁈なのは!」
「うん!大丈夫!クレスさんって言うお兄さんに助けてもらったの!」
「そうだったんだ。僕はその間、ディセに連絡していたんだ。なのはが危ないって!」
「とか言っている割には、ピンピンしてるじゃねえのか?」
「あ、ディセ兄!」
「心配かけさせるんじゃねぇよ!」
「ごめんなさい」
「謝ればそれでいい。さ!フェイトの奴がお前を探していたから、会いに行くぞ!」
「え!ほんと⁈行く行く!」
と言って、今日も私はその日を終えたのでありました。
クレス・アルベイン。
彼は、アルベイン流剣術の正統後継者。にして、
時空を超える剣士【時空剣士】の称号を持ちし者。
そして、ディム・センダースと同じ、
ギルド【アドリビトム】のメンバーである。
そんな彼がなのはと邂逅したのであった。
果たして、それは伝説への始まりなのであろうか・・・
はたまた、絶望へのカウントダウンへと成り代わるのか・・・