Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜   作:かもめカメ

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二話連続投稿だ、この野郎!

ディセ「愚れてる暇があればさっさと執筆せんか、このへこたれ童貞が!」

そう言うあんたも同じでしょうが!

ディセ「んだと⁈」

なのは「2人とも…O・HA・NA・SIしようね☆」

すみませんでしたーーーーー!

ディセ「わ、悪かったって⁉︎…という訳でスタートだ!」


激突せし攻防〜そして…〜

ーーーーーNo Side

突然に発生した封鎖結界。

そして謎の襲撃者。

 

襲撃者である少女は何も語ろうとはしない。

だからと言って襲われたなのはとて大人しくやられてやる義理も義務も道理も無い。

 

「話してくれなきゃ…何も分からないよ!」

【Divine Shooter.】

 

襲撃者の少女を牽制するように放たれた誘導魔法弾。

 

「ちぃ、うざってぇ!アイゼン!!」

【Schwalbefliegen】

 

其れに対し、少女――ヴィータもまた魔力で作り出した鉄球をデバイスで撃ち出し対抗。

互いの魔法はぶつかり爆散。

 

「うらぁぁ、ぶっとべぇ!!」

 

その粉塵を突っ切るようにして突進してくるヴィータだが、

 

「そうはさせないの!」

 

なのははなのはで、ディセから教わった技「守護方陣」で防ぐ!

戦いは此処からが本番のようだ。

 

 

 

 

 

 

「んな!?ベルカ式でも無い防御魔法だと!?」

 

ヴィータはなのはが使った防御魔法に驚く。

『ベルカ式』以外の魔法を使える人物が居るとは思わなかったのだろう。

だが、それでも突っ切るヴィータ。

 

前に戦ったルナは自分達と同じ古代ベルカの魔法を使っていたのだがアレとは違う。

 『今のこの時代の現地人』がベルカ式でも無く、ミッド式でも無い魔法を繰り出したのだから。

 

「テメェ…一体何者だ!?」

「人に質問する前に、こっちの質問に答えるのが先じゃない!?」

【Buster schild】

 

言葉を投げあいつつ、なのはは防御陣を炸裂させる方法でヴィータと距離をとる。

略ゼロ距離での炸裂ゆえガードはされなかっただろうが今のでは決定打にもならないだろう。

 

「にゃろ…やってくれやがったな!!」

 

予想外のなのはの攻撃だが矢張りヴィータは無傷だ。

僅かに埃がついてはいるが傷一つ付いてはいない。

 

 

「凄い…ねぇ、教えて。如何してこんな事をするの?何が目的なの?」

「うるせぇっつってんだろ!テメェに答える義理も義務もねぇ!!」

 

再度問うも結果は同じ。

ヴィータに話し合うなどと言う気はさらさら無いようだ。

 

だが、其れは逆になのはの神経を逆撫でする結果でしかない。

なのはは言葉で解決する方法も取る少女だが、其れが出来ない相手には容赦なく実力行使に出る。

過去のアリサとの一件がその良い例であり、最近ではフェイトとの海上決戦が其れに相当するだろう。

え?ディセは如何なのかだって?

ディセは基本は争いは避けるタイプなので、話し合いで済んでいるので、今回は対象外である。

 

「分からず屋…!話してくれなきゃ…」

『Divine…』

 

「分らないじゃないーーー!」

『Buster.』

 

全く話を聞く気が無いヴィータに業を煮やし、必殺の砲撃が炸裂。

 

「ぬおわっ!?」

 

余りの威力にギリギリで避けるも、風圧で帽子が飛ばされ――砲撃に飲まれ消えた。そこに付けてた髪飾り同然の不気味すぎる兎の人形も諸共に

 

「!!!」

 

その瞬間、目に見えてヴィータの様子が変わった。

一言で言うならば『キレた』、そう言うのがピッタリだろう。

 

「テンメェ……」

「え…?」

「アイゼン…ロード、カートリッジッ!!」

【Nachladen.】

 

デバイス内で何かが炸裂し形が変わる。

ハンマーの先端は鋭利になり、更にはロケットのブースターのようなものまで。

 

「ぶっ飛びやがれぇぇ!ラケーテンハンマー!!」

 

ブースターが火を噴き先程とは比べ物にならないスピードで高速突進。

デバイスの変形に驚いた事もあり、回避が間に合わず防御陣で対処するなのはだが一撃の重さもさっきより凄い。

 

「く…」

「でぇぇぇぇりゃぁぁあ!!!!」

 

更に強くなる圧力。

守護方陣や自身の防御魔法を重ね掛けしていても防ぎきれそうに無い。

その時だ…

 

 

 

ピキ…

 

 

 

「レイジングハート!?」

 

其れを示すようにレイジングハートに皹が………そして、

 

「うらぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

バキィィィン!!

 

 

 

「きゃぁぁぁぁぁ!!!」

 

更なる一押しで完全に砕け真っ二つに。

その衝撃でなのはも吹っ飛び、地面に叩きつけられる。

 

バリアジャケットを纏っていたとは言え、空中から叩きつけられては堪らない。

この衝撃だけでなのはは略戦闘不能だろう。

 

「ぶっ潰れろぉぉぉぉ!!」

 

其処に更なる追撃ち。

 

叩き付けられた衝撃で気を失ったなのはには防御も反撃の手段も無い。

いや、仮に意識があったとしてもデバイスが破損したこの状態では打てる手段は殆ど無いだろう。

 

だが、なのはは今、1人(・・)ではない。

 

「させません!」

 

攻撃が当たる正にその瞬間、別行動をとっていた紅華が割り込み防御陣を展開。

ギリギリでなのはを護った。

 

「仲間…!けど、何人来ようと関係ねぇ!!打ち抜けアイゼン!!」

【Jawohl.】

 

「させないと言ったはずです!ロードカートリッジ!」

 

撃ち砕こうとするヴィータに対し、紅華はルシフェリオンのカートリッジをロードして防御陣を強化。

略完全拮抗状態だ。

 

「カートリッジだと!?」

 

「カートリッジシステムはベルカの騎士の専売特許でもないでしょう?」

 

何時もと口調こそ変わらず、表情もあまり変わってはいない。

だが、紅華は恐らく…いや、確実にヴィータの行いに対して怒りを覚えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その一方で、

 

「なのは…無事でいて!」

 

アルフと『お散歩』に出ていたフェイトもこの『封鎖結界』は感知していた。

アルフとは別行動をとり、結界内部を高速飛行中。

バルディッシュがレイジングハートと連絡できない事も気がかりなのだろう。

 

 

 

 

 

「!!」

 

突然その飛行が止まる。

当然だ、目の前に行き成り人が現れたのだから。

 

「此処から先は…通せんな。」

 

立ち塞がったのは桜色の髪の女剣士――シグナム。

凄まじい魔力と闘気を撒き散らしながらフェイトの行く手を阻む。

だが…

 

 

 

 

 

「うりゃー、スーパー稲妻キィィィク!!」

 

何処からとも無く蒼雷が襲来!

完全に虚を衝かれた一撃に対処できず、其れはシグナムにクリーンヒット。

相当に威力が強かったのか、シグナムは文字通り『蹴り落とされた』が如く落下。

 

「あ~っはっは!ブシドー蹴散らし僕は飛ぶ!ナノハのピンチを助ける為に!!」

 

そのまま蒼雷は一直線になのはが居る方向へ。

 

「え~っと…あの、スイマセン失礼します…」

 

フェイトも落ち行くシグナムに一応の謝罪(?)をして先に。

 

「…良いのかなぁ?」

「ん?別に良いよ、今はブシドーと戦う必要ないし。ナノハがピンチらしいから其れを助けるのが先決じゃん。」

「そうだね。」

 

金と蒼の雷光少女はなのは目指して一直線。

しかし、シグナムとてあの一撃でやられる相手ではない。

 

「通さんと言っている!」

【Schlangebeissen.】

 

連結刃と化したデバイスで下方から襲い掛かりフェイトと雷華の足を止める。

 

「なんだよ!しつこいぞブシドー!しつこい奴は嫌われるんだぞ!?」

「知らんな。本よりお前達に幾ら嫌われようとも私には何の痛手もない。」

 

 シグナムに迷いは無い。

 蒼雷とフェイトの2人を相手取って尚、負ける気は微塵も無いようだ。

 

「む~~…ブシドーの石頭。けど、ナノハは僕が護る!邪魔するんなら誰であろうとやっつける!」

 

「力ずくでも、通させてもらいます…!」

 

デバイスを構え臨戦態勢。

先程の蒼雷の不意打ちのような事はもう通じないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、結界の外でも…

 

 

 

 

 

「切り裂け…エクスカリバー!!」

 

アルフを拘束していたチェーンバインドを紫闇が粉砕していた。

フェイトと別行動をとったアルフだが、ザフィーラの強襲を受け、地上に降りたところをシャマルに拘束されていた。

そのままだったらやられていたが、寸でのところで紫闇が救出したと言う訳だ。

 

「ナニを遊んでいる狼、こやつ等如き遅れを取る相手でもあるまい?」

「奇襲喰らったんだからしょうがないじゃないか。けど、助かったよ…アンガト。」

 

口の悪いこの2人だが仲は悪くない。

それどころかタッグとして見た場合、前衛のアルフと後衛の紫闇はバランス的にも充分だ。

 

 

 

 

 

が、紫闇の登場に驚いたのザフィーラとシャマルだ。

 

「主…?」

「はやてちゃん!?」

 

紫闇のその容姿…其れはまるで己が主そのものなのだから。

尤も、この場に抜刀剣士がいれば、間違いなく、

 

(え?はやてがもう1人⁈双子だったのか⁈と言うより、パスカルなのか⁈)

 

とでも言っても可笑しく無さそうなのは言うまでも無い。

 

「はやて…?あぁ、何時ぞや図書館で会ったあの小鴉か。どうした、我の容姿があ奴に似ていて驚いたか?」

「うむ…驚いた。だが、似ているのは姿だけのようだな。我等が主はその様な下品なモノの言い方はされぬ。」

 

ある意味の挑発合戦。

だが、毒舌と挑発言動ならば紫闇の右に出るものは居ない。

 

「ほざくな駄犬が。我の物言いを如何思おうと貴様等の勝手だが、貴様等が人を評価できる立場と思うな強盗風情が。」

 

「強盗ですってぇ!?」

 

「行き成り襲い掛かって魔力を盗むなど強盗以外に如何称すると言うのだ?

群雲の騎士(ヴォルケンリッター)』などと偉そうに……今の貴様等には『群雲の盗賊(ヴォルケンシーフ)』の方がお似合いであろうが。まあ、それでも、我等が盟主であり義理の兄には天と地との差があるがな?」

 

毒舌八丁の挑発八丁。

ここまでの事がこれほどポンポン出てくるのは有る意味で凄まじい。

 

「とは言え…我の盟主の妹・ナノハに牙を剥いた事は許せんな?下郎が…頭が高いわ!!」

 

そして、有無を言わさず直射砲一発。

ザフィーラがとっさに防ぐも、威力は相当なものだ。

 

 「防いだか…援護しろ狼、先ずはこやつ等を我が前に跪かせてくれる!」

「はいよ。てか、いい加減名前で呼んでくれないかねぇ?」

「…そうだな。では、共に行こうぞアルフ!」

「おうともさ!!さっきの奇襲は倍にして返すぞデカブツ!!」

 

そうして戦闘が開始されようとしたその時だった。

 

「レインバレット!」

 

「「⁈」」

 

突然、下から1発の弾が此方に向かって来たので、紫闇とアルフは瞬時に躱した。

その後、避けた先から弾丸が分かれるや、そこから雨のように降り始めた…鉛の弾丸と言う名の雨が。

 

何が起こったのか分からなかった2人は相手側の方を見ると、ぽかーんと、此方も何が起こったのか分からず終いの状態。

 

その見た目からして間違いなく相対する2人は全く知らないという事になる。

では、誰なのか?

紫闇達はその弾が撃たれた方を向くと、そこには1人の男が左手で銃を此方に向けて銃口を構えて、両刃剣と言われる所謂峰無しの片手剣を肩に担いだ髭を生やした男がいた。

 

「あんまり、喧嘩はしないで欲しいんだけどね〜?」

 

そう男は言った。

しかし驚くべき所はそこでは無い。

 

「嘘⁈民間人がなんでこんな所に⁉︎」

「シャマル、これは如何言う事だ⁉︎」

「私にも何が何だか…」

 

動揺する2人、

それを見て、チャンスとばかりに紫闇もアルフも2人目掛けて駆け出すが、

 

「余所見は禁物だぜ!おらおら!」

 

男からの銃による攻撃でそれを阻止される。

 

このままでは埒が明かない2人。

すると、そんな2人の背後から何かの気配を感じた。

 

「どちらかに避けて!」

 

その一言で、2人は咄嗟に横に緊急回避する。

すると先程まで居た場所から、

 

バァン!バァン!

 

2発の弾丸が2人を横切った!

もしあのまま居たら、確実にヘッドショットを食らっていた。

 

そしてその2発は先程此方に攻撃して来た男目掛けて飛んで行く。だが、

 

「ぬっ!」

 

ガキィン!ガキィン!

 

男はもう片方に持っている剣で、叩き斬った!

 

「相変わらず凄いですね〜?」

 

と、今のこの場では明らかにKYな雰囲気を醸し出す1人の女の子が、紫闇達の前に出た。

すると男はそれを見て、自分を射撃した人物を特定させた。

 

「ったく、相変わらずなのはどっちだよ?…セディ!」

「お互い様でしょ!アルヴィン!」

 

それはディセの半身・セディであり、

そしてもう1人はディセの仲間…

 

 

 

 

 

 

アルヴィンだった。

 

戦いは結界外部にまで及んでいた。




なのはと紅華の前にヴィータ(鉄槌の騎士)が、
フェイトと蒼雷の前にはシグナム(烈火の将)が、
そして、紫闇達の前には、ザフィーラ(守護獣)シャマル(癒やし手)そして乱入して来たアルヴィン(元傭兵)
激しく渦巻く攻防戦はどちらに軍配が上がるので有ろうか?

次、投稿します。
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