Talesof・Lyrical〜救世主と魔法少女達との物語〜   作:かもめカメ

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タイトルまんまな話!
そしてラストで!

ではどうぞ!


ディセ、無双する。〜こういう時に出会いたく無かった者達〜

ーーーーーSIDEtoディセ

俺は学校にて弁当箱を忘れたので、急いで学校へと向かった。

何とか無事に回収し終えたので、帰路につこうとした時に、レディアントが、慌てていた事に今更ながら気付いた。

 

如何したんだ?レディアント?

 

【呑気な事を言っている場合ですか⁉︎】

 

はぁ?

 

【先程からなのはさんは愚か、紅華さん達、終いにはフェイトさんやセディ達にまで連絡出来ない状況なんですよ⁈】

 

⁈なんで、其れを早く言わなかったんだよ!

 

ディセンダー(貴方)が無我夢中で弁当箱を探していたからでしょうが⁈】

 

うぐっ…確かに。

でも、だったら、警告音ぐらいだしておけっての!

 

【警告音も出していましたよ‼︎貴方の耳はちくわ耳ですか‼︎】

 

何ぃ〜〜#

…と、それよりもマジでヤバイのは分かったから、行くぞ!レディアント!

 

【はぁ…分かりましたよ。standbyready?】

 

レディアント、セットアップ!

 

【SETUP.modetoALLrainbow】

 

そう言うと俺はレディアントレインボー装備に変身して、学校を後にして、急いでなのは達の元に向かった。

 

 

ーーーーー

そして見た光景は、

 

なのはと紅華が赤髪で三つ編みをした女の子相手に戦闘不能になっていて、

その近くにはムーンとミラがその女の子を相手に今正に戦おうとしていた。

更に遠くには、フェイトと蒼雷がピンクのポニーテールをした女剣士にやられていた光景だった。

 

それによって俺はストッパーが外れたような音が聞こえた。

 

そして、

 

「俺も混ぜろや…

 

 

この野郎共がぁぁぁぁーーーーー‼︎」

 

俺は雄叫びを上げた。

まるで、逆鱗に触れて怒り心頭のドラゴンのように。

 

ーーーーーNO SIDE

ディセの雄叫びに気付いたムーンとミラはディセの方を見た。

するとディセの腕と脚の部分から、

 

ボォォォォオオオ‼︎

ガチガチガチガチ!

ビュルルンビュルルン!

バチバチバチバチッ!

 

と、四つの効果音と共に、

炎・氷・風・雷の属性を纏っているディセがそこにいた。

 

「!我が主か⁈」

 

ムーンは驚いていた。

普通は属性は基本、最低でも一つ、巧みな術使いなら良くてもせいぜい2.3個程度までしか属性を持ってはいない。

けど、ディセは4つの属性をそれぞれの腕と脚に展開させていた。

 

熱く燃える炎のような右腕、

それに対して、触れれば一瞬で凍結してしまいそうな冷たすぎる冷気を帯びた左腕。

右脚は全てを呑み込む嵐のような風が纏わり付いていれば、

左脚からは全てを一瞬で焦がすような迸る雷が左脚全体を駆け巡っていた。

 

その光景にムーンは少し驚いていた。だが、例外がいるということ自体は知っていた。

すぐ近くにいる今現在ご機嫌ななめのミラが良い例である。

 

ミラは火、水、風、土、光、闇、

ありとあらゆる属性を司る魔法の担い手。

それもその筈、彼女は人間であって、人間に非ず。

 

彼女は元精霊の主(・・・・)なのである。

精霊はそれぞれに個々に特化した属性を持っている。

精霊の主・マクスウェルはその全ての属性を扱うことが出来る。

その為、属性を扱う事は不可能ではないのだ。

 

2人は今現在のディセの様子を悟った。

 

"首を突っ込まれたら、間違いなく…死ぬ"と。

 

それ程までに今のディセはミラ以上に怒り心頭になっていた。

 

「てめぇは何もんだ?」

 

と、先の戦いで蒐集し損ねたヴィータが、ディセに向けて一言言い放った。

しかし、ディセは、

 

「………」

 

ご覧の通り、黙秘中で有りながら、その話しかけてきたヴィータ相手に睨みをつけてきた。

だが、ヴィータはそれがただ睨み付けているに過ぎないと、

甘く見ていた(・・・・・・)

それが命取りになろうとは思ってもいないだろう。

 

「おい!さっきから話を…」

「うるさい、チビが」

「んな⁉︎誰がチビだ!誰が‼︎」

 

ディセの一言(挑発)にまんまと掛かるヴィータ。

 

「ふざけんじゃねぇ!うおぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

それによって突進をしてきた!

しかし、ディセは冷静に対処する。

 

「レディアント…モードオブウォーリア」

【了解、モードオブウォーリア!豪・覇・衝・斧!】

 

そうするとディセの姿は光を発する。

しかし目の前にはヴィータが自身のデバイス・クラーフアイゼンを振り回していた…その時だ。

 

 

 

 

 

 

ガキィィン!

 

「んなっ⁉︎」

 

ヴィータの攻撃は、ディセには届かなかった。

 

「斧VS槌って、面白いな〜?」

 

斧を持った赤い牛のような姿をした職業・戦士によって鍔迫り合いを強いられた。

 

「(か、硬ぇ…)」

 

ヴィータはそう感じた。

だが、ディセは斧と槌による鍔迫り合いをそのまま相手に押し返す事で、やめさせた。

 

「うわあ⁈」

 

それによりヴィータは少し仰け反る。

そこからが問題だった。

 

「んのやろ…う⁈」

「そんな程度か!狐月閃!」

 

ヴィータはディセを見ようとしたが、ディセはそのまま懐まで来ていた。

その為、ヴィータは怯んでしまう。

それにより、ディセは瞬時に技を繰り出した。まるで三日月を描くかのように。

 

「火炎烈空!」

 

技を発動後に軽く浮遊した所をすぐに、身体を高速前転のように回転するや、所持していた斧から炎が吹く!

 

「うわあ!」

 

それにより、攻撃を食らったヴィータ。

しかし、まだこれは序章に過ぎない。

 

「獅吼滅龍閃!」

「うわあぁぁぁぁ!」

 

攻撃で背後を取るやそこから水平の様に斧を薙ぎ払うと同時に前方から獅子の闘気をヴィータに当てた。

それによりヴィータは吹っ飛ばされる。

 

「ぐっ!…てめえ!」

「黙れよ、チビが」

「んなっ‼︎またチビって言いやがって!こうなったら…アイゼン!カートリッジロード!」

【ja.】

 

そう言うとヴィータはカートリッジをロードした。

その行動を見たディセは睨み付けたままだが、

 

「(カートリッジ?何を補充したんだ?

…気を抜けない事は変わりはないか)」

 

そう感じていた。

するとハンマーから炎と熱気が発生した!

 

「ぶっ飛べぇぇぇぇ‼︎ラケーテン、ハンマーーー‼︎」

 

そしてそのままヴィータは突進してきたのだ!

それを見たディセは、斧を構えるのを…

 

 

 

 

 

 

 

辞めた。

 

「⁉︎」

 

あまりの行動にヴィータは動揺するもそのまま突進して行く!

そして近づいて振り回そうとした…その時だった。

 

「ふっ!」

 

ドガッ!

 

「何⁉︎」

 

ディセはその攻撃を止めた………素手で。

更に驚いた事にディセの格好が変わっていた。

先程まで赤い猛牛の様な姿をしていたのが、気が付いた時には赤、緑、白とカラフルな道着を着た格好をしていた。

 

「毎回毎回…同じパターンしかしないのかよ…この単純チビ野郎が!」

 

そう言うとディセは瞬時に攻撃を仕掛けた!

 

「ふ、は、そいやっ!」

 

ストレート、アッパーキック、踏みつけと言うディセがモンクの時に使用する基本動作だった。

そう、ディセはモンクになっていたのだ。

 

そしてその攻撃を真面に食らったヴィータ。

 

「疾空脚!」

 

ディセはすぐにスライディングして懐に潜り込むや足で薙ぎ払う。

 

「巻き込め!飛燕雷脚!飛燕連天脚!」

「なっ!がはっ!」

 

するとヴィータを巻き込ませ、ジャンプしながら回し蹴り2回を2セット行った。

前者の技は急降下の最後に何処からともなく雷が発し、後者の方は最後にサマーソルトをお見舞いさせた!

だが、これはまだ奥義までしかやっていない。

ディセはまだ、あれ(・・)がある。

 

「ソフィ直伝!錬気轟縮‼︎」

 

ズガガガガガァッ!

 

「う、うわぁぁぁぁ!」

 

ディセはソフィから教わった《直伝技》でヴィータを吹き飛ばした。

 

それにより、ヴィータは向かいのビルにめり込まれた。

しかし、ディセはすぐにまた変化した。

それは全身を黒で体にフィットした甲冑を纏った姿、デュアルフェンサーの姿をしていた。

 

「モード・D(デュアル)フェンサー…はぁぁぁぁ!」

「ぬっ!」

 

ガキィィン!

 

ディセはヴィータとは反対の方向を向いて剣をxのように斬った。

そこにいたのは先程、フェイトと蒼雷を倒したシグナムだった。

 

「ほぅ…気付いていたのか?」

「あんな殺気と闘争心出してたら、誰だって気付くっての、無駄女」

「無駄⁈何故、私が無駄なのだ‼︎」

 

…如何やら変な方向になってしまっているようだ。

 

「(此処にジュディスがいたら、良い勝負になるんじゃねぇのか?)」

 

ディセはそう思っていた。

実際、作者もそう感じているのは否めないが。

だが、それでも戦い続けるディセとシグナム。

 

そして戦い続けてディセはシグナムの事を分かったようだ。

 

「(此奴はアスベルと同じ刀を使って斬るタイプ。

だが、時々ロディと同じ蛇腹剣のように扱っている。

それにあの鞘ともし合体したら、薙刀か、弓のように扱う事も可能か。尤も、弓を使うというのか如何かが疑わしいのだが。)」

「如何した?その程度か?」

 

相手のシグナムは未だに上から目線で此方を見下していた。

けど、ディセはそれを通り越して、今は解析をしていた…戦闘中でありながら。

解析をするという事はつまり…眼中に無いという事になる。

 

「これで決めるぞ!」

 

シグナムはそう叫ぶが、

 

「邪魔だ。魔神連弾剣!」

 

「何?ぐはっ!がはっ⁉︎うわぁ!」

 

ディセはそう言い放つと代表技・魔神剣とその応用版の魔神剣・双牙、そしてそれの奥義版・魔神連牙斬を連続で放つコンボ・魔神連弾剣を発生させた。

更にそこから

 

「クンツァイト直伝、魔神連斬!」

 

そう言うとそこから更に魔神剣を4発放ったのだ!

 

「何⁉︎ぐわぁ!」

 

それによりシグナムも後退させられたのであった。

 

圧倒的すぎる今のディセ。

それを見たムーンとミラは、

 

「…ディセ…」

「迂闊に手を出したら…間違いなく死ぬわね。これ」

「…あ、ああ…」

 

ただ傍観するだけだった。

 

そうしているとディセは再び装備を変える。

そこには何故か猫耳のカチューシャらしき物が異様に目立つシグナム黄色のジャケットを纏った姿を見せた。

シグナムにムーンは内心、「な、何故猫耳なんだ…」と呟いていたのは言うまでも無い。

 

「モード・ガンマン。レディアント、ナイツ×2」

【了解。ナイツショット×2、展開】

 

そう言うとディセの手から白い銃が二丁現れた。

ナイツショット…正式名《聖銃士の拳銃》を両手にセットしたディセ。

するとそこから、

 

「レディアント・ドライヴ!」

【了解。レディアント・ドライヴ!イグニッション!】

 

そう言うとディセの周りから赤くてキラキラしたオーラが発生した。

 

「なんだ⁈」

「あれは…一体…⁈」

 

シグナムとムーンはそう言った。

しかし、ミラはこの姿を憶えている。

以前、プィラとの対決の際に見せてくれた姿だったから。

ミラはディセの今の状態をムーンに話した。

 

「あれは、レディアント・ドライヴ」

「レディアント・ドライヴ?」

「あれを発動すると、一定時間の間だけ、技の組み合わせを無効にして、連続で放てる能力よ。

見ていれば分かるわ」

 

そうムーンに促すと2人の視線はまたディセに戻した。

 

「シャイニングレイザー…(インフィニティー)ーーー‼︎」

 

そう言うと銃を同じ方向に向けて光の弾丸を連続で発射したのだ!

 

"シャイニングレイザー"

光属性の技。一撃の威力こそは低いが、技の発動時間とその後の硬直時間の短さがトップクラスを誇るガンマン専用技である。

更に《レディアント・ドライヴ》の力も相まって凄まじい実力を発揮するのである。

それを使用する事で、相手が光が苦手なモンスターなら、それのコンボだけで大ダメージになる事、間違いなしのコンボである。

 

だが、相手は1人の人間。ましてや鍛練された剣豪である。

その攻撃を1.2発は食らったにせよ、それからは紙一重で悉く躱していく。

 

「凄いものだな…だが!」

 

そう言うとシグナムは弾を避けながら徐々に近づいた。

そして、ディセの身体からオーラが消えた…レディアント・ドライヴが切れた証拠だ。

 

「!(今だ!)貰った!」

 

シグナムがゼロ距離までやって来た。

だが、ディセは右手前方に薙ぎ払った。

すると薙ぎ払った場所から炎が上がった!

 

「⁉︎なっ⁉︎」

「ヒートバレット!」

 

その攻撃を受けたシグナム。

だが、これで終わりでは無い。

 

「ブレイズバレット!」

 

そう言うと今度は右、左の順で薙ぎ払うと、それと同じ様にそこから炎が二回吹き上がった!

 

カチャッ!

 

(焼き尽くせ)…エクスプロードバレット!」

「なっ⁉︎うわぁぁぁぁ!」

 

そして最後に前方に構えた後から爆発を伴う弾丸を扇状に放射させてシグナムを吹き飛ばした。

 

「イリア直伝!フリーズランサー‼︎」

 

更にそこから水色の魔方陣が現れるやそこから氷の槍がシグナムに襲いかかった!

シグナムは咄嗟に剣で数発を防ぐと同時に緊急回避して事なきをえた。

 

「ちっ!」

 

対してディセは警戒心を剥き出しにしていた。

 

「なら、これで終わらせる!レディアント!オーバーリミッツ、ドライヴ!」

【了解。オーバーリミッツ。オーバードライヴ!】

 

そう言うとディセのオーラが白く輝く。

 

「これで終いだ!レディアント!N&D!」

【了解。ナイツショット、ダークネスショット。展開】

 

そう言うと左手に持っていた銃の色が白から黒へと染まった。

いや…変わった。

 

「?何をするつもりだ?」

 

疑うシグナム。だが、それが命取りになるとその時は知らなかった。

 

 

そう言っているおディセは上と下にそれぞれの銃を構える。

 

「輝ける力よ…」

 

それと同時にそれぞれを半回転動かす。

そして頭上でクロスさせると同時にディセの目の前に魔方陣が発生した。

 

「此処に集いて道を示さん!奥義!」

 

そう言うと頭上でクロスさせた双銃を魔方陣の方に構えるとそこからトリガーを…弾いた!

 

 

 

「Xバスターーーーーー‼︎」

 

 

ドガァァァァァァァァ‼︎

 

すると魔方陣から特大の光線が発射されたのだ!

 

「なっ⁉︎うわあぁぁぁぁ‼︎」

 

それに気がつくシグナム。だが、動くタイミングを逃してしまい、真面に受けたのであった。

 

そして、そこにはかなりの力を消耗させたディセと、その視線の先には瓦礫の中に埋め込まれたシグナムの姿があった。

 

 

ーーーーーSIDEtoディセ

 

「はぁ…はぁ…なんとか倒しきったか。ふぅ…

今すぐにでもなのは達を…!」

 

俺は咄嗟に緊急回避した。

すると俺のいた場所から十字型の光が発生した!

 

「これは…《フラッシュティア》か⁉︎」

 

フラッシュティア。

それは光属性の技であり、俺の大事な人がお気に入りと言っていた魔法だ。

 

「ヴィータ!大丈夫⁉︎」

 

不意に聞こえた声に俺はその方向を向くと…

 

「!(ぱ、パスカ⁉︎)」

 

そこにはパスカの救世主(ディセンダー)である少女P(パスカ)・カノンノがいた。それだけではなかった。

 

「シグナム、大丈夫?」

「ああ。済まんな…イアハート」

 

女剣士の方を向くとそこにはいつの間にかグラニデの少女カノンノ・E(イアハート)がいた。

 

そしてよく見渡すと、俺の目と鼻の先に…俺は驚かされた。

 

「か、カノンノ…!」

 

そう。そこに居たのは、俺がよく知っている女の子。

 

 

カノンノ・グラスバレー

 

そしてもう1人、

 

カノンノ・D・ウインタ

 

その2人が居たのであった。

 

「大丈夫?2人とも!」

「ったく、こんな餓鬼相手に手強ずるかよ普通」

「るっせぇ!」

「油断してしまった。此奴は尋常じゃない…!」

 

ちっ!イアハートのおかげで、2人とも回復してやがる…!

どうすれば…

 

「我が主」

「あたし達も忘れないでよ!」

 

そうしていると、ムーンとミラがこちらにやって来た。

 

仕方ない。本当はカノンノ達(彼奴ら)とは戦いたく無かったが…致し方無い…!

 

「やるしか無いか…」

 

カノンノ達は俺がディセだって事は知らないんだろうな。この姿もこの声も全く知らないから。

 

「シグナム達を傷付けた事…私達が許さないから!」

 

こういう展開は俺にとっては1番嫌いなんだけどな。

 

腹を括って…やるしか無い!

 

そうすると俺は拳を打ち付けた。

 

さぁ…お祭り(うたげ)の始まりだ!




ディセはカノンノ達相手に戦えるのか?
次回へ!
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