『永遠』のガイアメモリを手に入れた男は風都で平穏に暮らしたい   作:藍沢カナリヤ

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第29話 執事なM / お嬢様、リベンジのお時間です

ーーーーーーーー

 

 

「痛ぇ……」

 

 

ヒーリングプリンセスの収録前の楽屋にて、俺は昨日深夜(正確には今日だが)に負傷した頬を撫でていた。

 

 

「自業自得よ///」

 

 

楽屋のお菓子を食べながら、若菜お嬢様はそう言う。まぁ、確かに女の子の裸体を見た俺も悪いけどさぁ……。

 

 

「急に立ち上がったのはそっちですからね」

 

「っ、うるさいっ///」

 

「まったく……こちらはとんだ貰い事故ですから。今時暴力系ヒロインなんて流行りませんよ。コンプラ的にも」

 

「…………わたしの裸見た感想は?」

 

「デカカッタデス」

 

 

ーーゲシッーー

「いでっ!?」

 

 

しまった。素直な心がつい答えてしまった。しばかれたお尻を撫でながら、俺はスケジュールを確認する。

 

 

「若菜お嬢様、この収録が終わった後ですが、風都中央テレビでやってる旅番組の撮影がありますが、いかがしますか」

 

「むぅ……よく切り替えられるわね」

 

「仕事デスカラ」

 

 

正直、彼女の体を見ると昨日の大浴場でのことを思い出してしまう。しゃあない、男だもん。しかも、ずっとアパート内には女性陣がおり、なんだったら我が部屋に上がり込んでいるのだ。そりゃあもう色々溜まりますし……? だが、容易に欲望に負けてはならない。だから、仕事のことで頭をいっぱいにする作戦で、俺はどうにか乗り切ることにした。

 

 

「旅番組となれば、スタジオ収録とは違います。事情を話せば、先方も分かってくださるのでは?」

 

 

実際、彼女は先日も『ドーパント』に狙われたという。そのことを考えたら、きっと製作側も配慮はしてくれるはずだ。そう思っての提案だったが、若菜お嬢様は提案を否定する。曰く、

 

 

「わたしもプロだから」

 

 

とのこと。簡単に番組に穴を空けるわけにはいかないでしょ。と言う彼女。アイドルとしての自負とプライド。それが今の彼女を支えていた。

『自分勝手』ねぇ……。

 

 

「フッ」

 

「なに?」

 

「いや、どっからどう見てもそうは見えねぇなぁと」

 

「?」

 

「なんでもない。こっちの話だ」

 

 

あんな風に悩んでいたが、彼女は『自分勝手』ではない。俺はそう断言できるぜ。さて、彼女も自分の仕事をしようと意気込んでるんだ。俺も自分の使命を果たしますか。

 

 

~~~~~~~~

 

 

ラジオの収録を無事終えた若菜お嬢様。早速次の現場に到着していた。ロケバスにいるタレントは彼女1人だけだってのを見るに、本当に人気者なんだなと思った。

 

 

「ねぇ、遠治」

 

「なんですか、お嬢様?」

 

「……大丈夫かしら」

 

 

気丈に振る舞ってはいるが、彼女は昨日襲われている。ロケの途中に再び奴が襲ってこないとも限らないのだ。この場所では彼女は『ガイアメモリ』も使えない。しかも、昨日はあの『化物トンボ』の能力で身動きが取れなかったし、まぁ、気弱にもなるよな。

俯きかける彼女を安心させるため、俺は彼女に伝える。

 

 

「大丈夫。俺が君を守るから」

 

「っ、うん」

 

 

 

「うわぁ、よくあんなキザな台詞を恥ずかしげもなく吐けますね。もしわたしが兄さんの立場だとしても、絶対無理ですよ」

 

「うぅぅ……また他の娘にそういうこと言ってるぅ」

 

 

「!?」

 

 

不意に耳に入ってきた聞き覚えのある声。キョロキョロと辺りを見ると、テレビ撮影を見ようという野次馬の最前列に、いた。

 

 

「雪南と椎ちゃん!?」

 

「1週間ぶりですね、この愚兄」

「やほー! お兄さーん!」

 

 

我がアパートの2大ちんちくりんコンビがそこにはいた。

 

 

「お、おい。なんでここに……?」

 

「テレビの撮影があるって聞いたので、興味本位で見に来たんですよ。椎さんも見たいと言っていたので」

 

「うん! テレビ収録なんてめったに見れないし!」

 

 

おぉ、本当に野次馬じゃねぇか。

 

 

「そうしたら、なんと愚兄がまーた女の子を口説いていたところを見かけたわけです」

 

「い、いや、口説いてなんかねぇって!」

 

「本当ですか? この1週間、わたしたちの目がないからって、屋敷のメイドさんとかと乳繰り合っていたんじゃありませんか」

 

「してないしてない!」

 

「ふーん」

 

 

なぜか信用してくれない雪南。俺、清廉潔白なのに! 言い争いをする俺たちに、若菜お嬢様が声をかけてくる。

 

 

「遠治」

 

「ん、あぁ、申し訳ありません」

 

「その娘が?」

 

「はい。義妹の雪南です。こっちは同居人の椎ちゃん」

 

「はじめまして、若菜さん」

「はじめまして!! 若菜さん!」

 

「えぇ、はじめまして……ふぅん、結構年齢離れてるのね。中学生くらい?」

 

「あ"? あ"んだど!?」

「あー! ストップストップ! 雪南ちゃん、ストップ」

 

 

雪南のことを見て、そう判断したのだろうが、若菜お嬢様の言葉で、雪南は今にも飛び掛からんとしていた。必死に椎ちゃんが雪南を止めている間に、俺は若菜お嬢様に伝えることにする。

 

 

「なに、怒ってるのよ……?」

 

「あの、ですねぇ……若菜お嬢様。雪南なのですが、実は今年で20歳になりまして」

 

「え?」

 

 

俺の言葉を受けて、若菜お嬢様は雪南をじっくりと観察する。そして、一言。

 

 

「……これで?」

 

「がるるるるるるッ」

「わ~!? ストップぅ!!」

 

 

まぁ、気持ちは分かるけどな!

って、そういえば……。

 

 

「アンナは?」

 

 

冴子さんはきっと断っただろうが、アンナは2人についてきてもおかしくはないはずだ。なのに、ここに姿を現さないってことは、

 

 

「がるるるるるるっ」

「えー、アンナちゃんはねぇ……」

 

 

ーーブブブブッーー

ーーブブブブッーー

ーーブブブブッーー

 

 

俺達の会話を遮るように、轟音が響いた。それは虫の羽ばたき。ひとつひとつは小さい。それが轟音になるほど大量の虫で。

 

 

「なんだあれ!?」

「虫よっ」

「なんだあの大群はっ!?」

 

「兄さん!」

「お兄さんっ」

 

「っ、雪南! 椎ちゃん! ここにいる人たちの避難を!」

 

 

このタイミングで虫の大群の襲撃。十中八九、奴だろう。このままここにいては被害が出る。2人に指示を出し、俺は虫が来た方向へと駆け出した。同時に俺の隣をついてくる人影。それは、

 

 

「って、若菜お嬢様!?」

 

「わたしも行く」

 

「なっ!? あんた、昨日のことーー」

 

「忘れてないわっ! だから、わたしがあなたと一緒に行けば、ここの人達には危害は加えられない。違う?」

 

「!」

 

 

強がってはいるが、彼女の表情には恐怖の色が見える。それでも彼女は自分のせいで周りの人が巻き込まれないように、囮になろうっていうんだ。

……ハハッ、やっぱりこの娘はーー。

 

 

「俺が君を守る」

 

「うん……頼むわよ、執事さん」

 

 

~~~~~~~~

 

 

人の多い場所を抜けて、俺達は小さな公園へと辿り着いた。寂れた団地の近く。ここなら人も来ないはず。

 

 

「若菜お嬢様! 危なくなったら逃げろよ」

 

「えぇっ」

 

 

まだ『化物トンボ』は来ておらず、いるのは奴の端末だけ。やるならば今だろう。あの妙な能力を使われる前に!

 

 

『エターナル』

「変身」

 

『クレイドール』

「っ」

 

 

俺は『ロストドライバー』を、彼女もドライバーを装着し、姿を変える。白い炎の『エターナル』と土偶のような『ドーパント』に。

 

 

ーーブブブブッーー

ーーブブブブッーー

ーーブブブブッーー

 

『くそっ! 数が多いッ』

 

『っ、ふんっ!』

 

 

俺は炎で、彼女は光弾で羽虫どもを吹き飛ばしていく。だが、如何せん数が多い。1体の『ドーパント』が出す端末にしては多くないか、これ!?

羽虫を撃破すること2分ほど、少し息が切れてきたタイミングで。

 

 

ーーズンッーー

 

『『ッ!?』』

 

 

身体が重くなるあの感覚。変身しているからか前回よりはかなりマシだ。だが、それでも身体の自由が効かないのは事実。それに彼女にとってこの攻撃は精神的にキてるはずだ。

 

 

『若菜お嬢様!』

 

『だい、じょぶよっ』

 

 

動けてはいる。重い腕と脚を振るい、羽虫を消し飛ばしていく。そこへ、

 

 

『おいおい! なんだ、若菜姫も『ドーパント』なのかよぉ!』

 

 

遂に『化物トンボ』が現れた。空中で羽を振動させ、宙に静止している。だが、姿が昨日と変わっている。顎や体の節々が刺々しくなっており、明らかに強化されていた。

 

 

『そっちこそ、どうした……? 成長期かよ、虫野郎』

 

『あ? そっちのは『仮面ライダー』か?』

 

『降りてこいよ、『化物トンボ』!』

 

 

『化物トンボ』はため息を吐くも、こちらへと降りてこようとはしない。その代わりに、彼女を腕の棘で指差し、宣言する。

 

 

『昨日の俺とは違う! 『仮面ライダー』をぶっ倒して、若菜姫のぶっ細工なガワを剥いでやるよ! そういうプレイだと思えば……興奮してきたぜぇぇ』

ーーシュバッーー

 

 

気持ち悪いことを言いながら『化物トンボ』はこちらへ突っ込んできた。

 

 

『はぁぁッ!』

ーーボゥゥッーー

 

 

動きが遅くてもできることはある。俺は『白い炎』を地面に向けて放つ。これなら!

 

 

『はっ! その程度で止められるかよっ!』

 

ーーブブブブンッーー

 

 

そう言うと『化物トンボ』は羽を羽ばたかせて突風を起こす。風は『白い炎』をかき消した。

くそっ、簡単には消せないはずの『白炎』をこうも簡単に!?

 

 

『ふ、ふんっ』

ーーバシュンッーー

 

『若菜姫ェ、そんな攻撃効くと思うかぁぁ!?』

ーーブブブブッーー

ーーブブブブッーー

ーーブブブブッーー

 

 

若菜お嬢様の放った光弾は、羽虫の大群によって阻まれ、本体に届いてない。思ったよりもこいつは強敵だ。恐らくだが、『白ハリネズミ』のように『強化アダプター』を使ってやがるんだろう。じゃなきゃ、途中で変身が解除されていた程度の奴がここまで強くなるわけがねぇ。

 

 

『ははっ! この程度かよ、『仮面ライダー』っ! なら、若菜姫は俺が貰ってくぜェェ!』

 

『遠治……っ』

 

 

くそっ、どうする!? 物量もパワーもあっちが上だ。相性はこちらの方が上だろうが、この身体の重さのせいでまともに攻撃を叩き込めない。考えろ、考えろ!

 

 

『ほらほらほらっ! 守ってみろよォォ!』

 

 

『化物トンボ』が飛んでくる。俺達には為す術がない。

 

 

『ボム』

ーーバジュンッーー

 

『な!?』

 

 

『化物トンボ』ご自慢の羽の一部を、突如として飛んできた炎球が焼いた。攻撃のきた方向、公園の入口を見ると、そこには銃を構える女の姿があった。

 

 

「ハーッハッハッ!」

 

 

聞き覚えのありすぎる笑い声。

ったく、いいところで登場しやがる。なぁ!

 

 

『アンナ!』

 

「待たせたね、遠治くん!」

 

 

きっと雪南たちから連絡を受けたのだろう。心強い援軍だ。

 

 

『あ、あれは……?』

 

『女ぁ? ただの人間の女に何ができる!』

 

 

アンナの姿を見た『化物トンボ』は、介入してきたのが人間の女だと分かったことで安心したのか、イキり出す。まぁ、こいつがただの女に見えるなら、こいつの目は節穴だな。

 

 

『アンナ!』

 

「正面からも見える大きな羽の裏側に細かい羽がある! それを狙うんだ! それでその重力のような攻撃は止まる」

 

『ッ、なんでそれをっ!?』

 

『了解ッ!』

 

 

何を言わずとも、そう指示を出してくれるアンナ。本当に心強い援軍だぜ。

 

 

「園咲若菜!」

 

『え、あ、うん』

 

「君は下がりたまえ! 私が代わりに前に出る」

 

『え、あっ……はいっ』

 

 

アンナの言葉に、若菜お嬢様も動く。そっちはもう大丈夫だな。俺も駆ける。狙うは奴の背後! アンナの言った細かい羽を燃やしてやるよ!

 

 

『なんでそれを知ってるか分からねぇが、狙いは分かってるんだ。やらせるかよッ!』

 

 

まぁ、そうもなるよな。けど、突破口さえあれば!

 

 

「遠治くんっ! 突っ込め!! そして、こっちを見るな!」

 

『了解!!』

 

 

何をするかは分からねぇ。だが、信じるぜ!

 

 

『アテンション』

『私のことを見ろォォォ!!!』

 

 

『な!? な、なんだっ!?』

 

 

俺が目の前にいるにも関わらず、『化物トンボ』の意識が俺の後ろーーアンナの方へと向く。

はっ、本当に!

 

 

『最高だよッ!』

 

『エターナル マキシマムドライブ』

 

 

『白炎』は俺の両腕に纏わりつき、爆ぜる。脚に力を込め、跳躍。一瞬で奴の背中側に回り込んだ俺は、燃え上がる両腕を奴の背中へと叩き込んだ。羽が燃え上がり、奴は落ちる。

 

 

『ギャァァァぁぁ!?!? あついっ、あついよぉぉォ!?』

 

 

ゴロゴロと転がり、燃える羽を消そうとする『化物トンボ』。無様だが、容赦しない。外道野郎には同情は必要ない。

 

 

『エターナル マキシマムドライブ』

 

『変態は焼却処分が妥当だな』

ーーブンッーー

 

ーーバギィィィッーー

 

『ご、ぶ……ッ」

 

 

俺の蹴りは『化物トンボ』の腹にもろに入り、転がった。『白炎』は奴の身体を焼く。苦しみながら転がり、その途中でメモリが排出され、壊れる。やがて白目を剥いて泡を吐いて気を失っていた。

 

 

『ふぃぃ……』

 

「遠治くん」

 

 

寄ってきたアンナの姿を確認し、俺も変身を解く。

 

 

「さんきゅー、アンナ」

 

「あぁ、君が無事でなによりだ」

 

 

俺とアンナはどちらともなくハイタッチをして。

 

 

「………………」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

こうして、俺は園咲琉兵衛氏からの依頼を無事果たすことができた。というわけで、その翌日。

 

 

「本日をもちまして、退職させていただきます。お世話になりました」

 

 

園咲家の人達にそう伝え、俺は荷物を持って屋敷を出た。高々、1週間の付き合いだから、ほとんどの人とは社交辞令的に別れを告げるだけ。そんな俺を引き留める人物はいない。

 

 

「…………ねぇ」

 

 

いや、いた。1人だけ。

 

 

「あぁ、若菜お嬢様」

 

「もう行くの?」

 

「はい。俺の役目は果たしましたからね」

 

「…………」

 

 

しばらくの沈黙。

……なんだろうか、もう行っていいのか? そう思って、1歩歩みを進めた俺を、さらに呼び止めるお嬢様。あのとか、そのとかボソボソ何かを言おうとしているようだが……。

 

 

「なんか、らしくないですね」

 

「え……?」

 

「若菜お嬢様は『自分勝手』なんでしょう? なら、いつもみたいに言いたいこと言ったらいいんじゃないです?」

 

「っ、そうね。なら、言うわっ」

 

 

ねぇ、遠治。

この1週間で散々聞いた言葉。いつもと同じように彼女は言う。

 

 

 

「ずっとここにいなさいッ!!」

 

 

 

彼女からの提案。ここでの生活は悪くはなかった。広い屋敷、広い部屋、一流の料理人からは料理のことも学べた。1週間とはいえ、多くのことを得た経験だったのは確かだ。うるさい奴らもいないしな。

 

 

「悪いな。俺、帰らなきゃ」

 

「っ、そう……」

 

 

俯く彼女。まぁ、1週間とはいえ、かなり近い位置にいたのだ。情も湧くよな。だから、俺は彼女に伝えた。

 

 

「いつでも遊びに来いよ、若菜ちゃん!」

 

「…………うん」

 

 

 

ーーーー風森ハイム前ーーーー

 

 

いつもは行かないスーパーで買い出しやらなにやらを済ませた俺。1週間帰らなかった分、雪南たちになにを作ってやろうか考えてながら、やっと俺は我が家へと戻ってきた。

 

 

「ただいま! マイホォォ…………む?」

 

 

帰ってきて早々、なにやらアパートの外が騒がしい。というよりも、俺の部屋の前が騒がしい。あれは……えぇぇぇ!?

急いで階段を駆け上がり、そこにいた人に声をかけた。

 

 

「な、なんでここにっ!?」

 

「あら、遅かったわね、遠治!」

 

 

間違うわけがない。そこにいたのは園咲若菜その人であった。しかも、

 

 

「ちょっと!! なんで若菜がここにいるのよっ!?」

 

「あーら、お姉様こそなんでこんなところにいるのかしらぁ? お姉様、これは立派な不倫ではなくて?」

 

「ふ、不倫っ!? ななななっ!? 馬鹿を言わないでっ! こ、この人とはまだそんな関係じゃ///」

 

「まだぁ~?」

 

「~~~~っ///」

 

 

なぜか俺の部屋から出てきた冴子さんと姉妹喧嘩をされてらっしゃる。え、えぇと、若菜お嬢様……? 改めてなんでここにいるのか訊ねると、彼女は自信に満ちた声で指差し、告げる。

 

 

「わたしは『自分勝手』なの! 欲しいって思ったモノは必ず手に入れるから!」

 

 

それはつまりーー

 

 

ーーガチャッーー

 

「……なんの……騒ぎだい……?」

 

 

Tシャツにショートパンツ姿の最高に色気のあるお姉さん、もといアンナが隣の部屋から顔を覗かせた。そんな彼女を見た若菜お嬢様は、彼女の腕を掴んでーー

 

 

「あ! あなた!」

 

「……え?」

 

「絶対負けないからねっ!」

 

 

ーーそんな宣言をしたのだった。

 

 

ーーーーーーーー

 

 

風森ハイム。

ただいま満室です。

 

 

ーーーーーーーー




『M』編、終了!

……あれ?
なんかまたハーレム要員増えてないですか!?
違う! こんなつもりじゃなかったんだ!!
信じてくれよ!!

次回より新編!
ヒロインレースの開幕だぁぁ!
そして、少し話が進み始めます。

どっちが好き? その3

  • クール毒舌義妹・雪南
  • 激重感情ヤンデレ化雪南(R版予定)
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