「スピッ!ピアっ!」
「ラァイ!」
「セロ、アレク、久しぶり!また会えたね。」
僕は再会した仲間と抱擁を交わしていた
ここはトキワの森の少し奥深く、あまり人もポケモンもいない薄暗い場所にいた
僕は仲間を探して今日も旅を続けていた
何故2匹がこんな奥まったところにいるのかといえば、強すぎるからだ
この世界ではゲームの様に道路ごとにポケモンのレベル帯が決まっている訳でわないので、最初の街のすぐ近くでも平然と最終進化のポケモンが出てきたりするし、逆にポケモンリーグ近くの草むらにまだ弱いポケモンが出てきたりもする
なのでトキワの森に高レベル帯のポケモンがいても問題にはならないのだが、2匹はそれらを加味してもあまりにも強かった
序盤のステージに一定の条件を満たすと現れる隠しボスみたいな存在になっていたのだ
2匹と十分に抱き合った後、ボールの中に入れボックス内に自分のポケモンとして登録しているとガサガサと何かが此方に向かってくる音がした
「ヒャッハー!オレはポケモンハンターだぁ!持ってるポケモン全部出しやがれー!」
「???」
茂みから出てきたのは、野生のどこかの世紀末救世主伝説から出てきたかのような、全身ムキムキ、肩パッドビンビン、髪の毛モヒモヒの大男であった
走ってきたからなのか体中に草や枝が引っかかっていて少しダサい
大男は辺りを見回した後此方に視線を向け、ニタァ…と粘ついた笑顔を向けてきた
「聞こえたぜぇ?お前今ここのヌシを捕まえてただろぉ?ソイツらをオレによこしやがれぇ!」
「ボォオス!」
「は?ヌシ?」
困惑する僕をよそに、大男はボスゴドラを繰り出すと此方に突貫させる
あまりに突然すぎて何が何だかわからないが、ひとまず僕は登録を終えて横に出していたアレクと顔を合わせ、指示を出す
「気合玉」
「ラァイ!」
「ボォオオオオオオオ!!!!」
「ボスゴドラァァアアアア!!!」
指示をすると、すぐにアレクは手を前に突き出し元気玉のようなエネルギー弾を作り出し発射する
エネルギー弾に直撃したボスゴドラはまるでかめはめ波にやられた時のセルのように顔を歪ませ吹き飛んでいった
吹き飛ばされたボスゴドラは白目をむいてピクリとも動かなくなっていた
石頭のほうだったか…
「うおお!ひでぇ!酷すぎるぅ!ちょっとポケモン奪おうとしただけでこの仕打ちなんて!」
「ゼクロム、埋めて。」
「バリバリダー」
「え?!ちょ、ちょっと待て!何だその化け物!?そんな奴がいるなんて聞いてn…アベシッ!」
大男は倒れたボスゴドラを見ながら何かを言っていたが、気にせずすぐに土に埋める
やっぱり即座に拘束するには埋めるのが一番だね
「いきなりだったけどありがとう、アレク。実力も衰えてないようで嬉しいよ。」
「ラァイ!」
「うわっと!…ふふっ!ちょっとアレク?いきなり抱きつかないでよ〜ビックリしたじゃん。」
「ライラァイ!」
「ハッハァー!隙ありだぜぇ!オレ達『金色の三連星』の華麗なるコンビネーションを喰らえ…って『錆塗れの赤』!一体なぜ埋まってるんだぁ?!」
「ドッサイ?!」
「うわっ…」
抱きついて頬ずりをしてきたアレクを少し叱っていたら、突然後ろから、先程の世紀末ファッションの男とカラバリ違いの大男が飛び出してきた
金色の三連星?錆塗れの赤?一体何の二つ名何だろうか、自分達で考えているのかな
襲いかかろうとしていた男は(おそらく)仲間が土に頭以外埋まっているのを見て驚きで固まってしまっていた
何なら隣の手持ちと思しきドサイドンも同じように固まってしまっていた
まぁ多分この人もさっきのやつと同じポケモンハンターとやらだろう…それなら
「セロお願い!ドリルライナー!」
「ピアッ!!」
「ドッサァァァアアアア!?」
「ド、ドサイドオォォオオオオン!!!??」
すぐに鎮圧してしまおうと考え、セロをボールから出し直ぐに指示を出す
セロは即座に接近し、驚き固まっているドサイドンのガラ空きの腹部に回転させた腕の針を叩き込んだ
ドサイドンはその一撃をモロに喰らい、ブロリーにぶっ飛ばされて岩盤に叩きつけられたベジータのように後ろの大木にぶつかって動かなくなった
一撃でここまでダメージを受けるってことは避雷針の個体かな?
さっきアレク達を奪おうとしてたし、その可能性はありそうだ
「ナイス!セロ。メガシンカなしでも流石の威力だね。」
「ラァイ!」
「スピピッ…」
こちらに戻ってきたセロをアレクと共に労うと、セロは少し照れくさそうに喜んでいた
「バリバリダー」
「あ、さっきの人も埋めてくれたの?ありがとう!」
「ババリバリッシュ」
「そうだね、今回はわかるといいね…」
さっきの男を埋めてきたゼクロムが戻ってくる
それにしてもこのポケモンハンターとかいう奴ら、カントー地方に来てから異様なまでに現れる
他の地方でも珍しいポケモンを求めて危ない行為をする輩はそれなりにいたけれど、ここほどではなかった
かれこれ5回以上は襲われている気がする
僕と一緒にいるポケモンを奪おうとしてくるか、今回のように再会した仲間といたら奪おうとしてくる
流石に何度も来るので土に埋めた後にミュウツーにお願いして情報を抜き出したりしてみたが、末端の人間なのかあまり分かることはなかった
ジュンサーさんに引き渡した時も、隠れるのが上手いのか捜査が難航しているとのことだった
「おぉ!中々やるな。流石、ヌシに認められることはある。」
「?」
今回もミュウツーにお願いしようとボールから出そうとしたら、再び後ろからガサガサと誰かが歩いてくる音がした
誰だ?こいつらの仲間か?そういえばさっき三連星がどうとか言ってたし3人目が来たのかな?
音の鳴る方へ視線を向けると、茶髪の勝ち気そうな青年がナッシーと共に姿を現した
ナッシーはツルを使って世紀末ファッションの男を縛り上げていた
「安心しろ、そこに埋まってる奴らの仲間はこっちで仕留めといた。もうここらに伏兵はいないぜ。」
「そうなんですか、ありがとうございます。」
「ぐっ…何故トキワのジムリーダーがここに…。お前は今日別の場所にいるんじゃなかったのか…!」
「あ?んなもん嘘に決まってんだろ。お前らがここに来るって分かったからわざとそう情報を流したんだよ。」
「クソッ…!」
「お前らの話は後でたっぷり聞かせてもらうからな、覚悟しておけ。ナッシー、こいつらを逃さねぇようにしとけよ。…さてと」
「ナッシー。」
青年はナッシーに指示を出すと、改めてこちらに向き直る
「俺はグリーン。カントー地方を制覇してチャンピオンになった男だ!…まぁちょいと邪魔が入って長くは続かなかったがな。」
「え?!あ、トキワジムの!僕は◯◯です。イッシュ地方から旅をしてます。」
おぉ、グリーンだ…!
まさかこんな場所で会えるとは思わなかった
さっきの話だと、グリーンもこの世紀末ファッションの男を追っていたようだ
ジムリーダーが捕まえようとするぐらいだ、もしかしたらこいつら当たりかもしれない
「お前のことはワタルから聞いたぜ。最初は12にもなってねぇガキに負けたって聞いてアイツも遂に引退かと思ったが、ヌシがここまで心を許してるのを見る限りそういうわけでもなさそうだな。」
「あの…そのヌシっていうのは?」
「…もしかして知らねぇで捕まえたのか?ヌシっていうのはだな…」
先程から何度も聞くヌシというのは、10年前から突如現れだした異常なまでに強い野生ポケモン達のことだそうだ
他の野生ポケモンよりも異常なまでに強く、畏怖させれているその姿からヌシと名付けられた
このトキワの森ではアレクとセロのことを指し、他の草むらや洞窟などにもそれぞれいるようだ
まぁ簡単に言うと、僕が前世から呼び出した仲間達のことである
「今まで色んな奴が挑んだが、ヌシは誰一人として心を開かなかった。まぁこっちから手を出さなければ何もしてこないからあまり危険視されてるってわけではないが。」
「グリーンさんも挑んだことがあるんですか?」
「あるぜ。…つってもまだ旅に出たばかりの頃だけどな。
まぁあの時は負けたが、今なら正面から勝てると思うぜ?」
「…ラァイ?」
「…スピアッ?」
グリーンさんの言葉に何か思ったのか、アレクとセロが少し剣呑な雰囲気を醸し始めた
な、何かこのままにするのはマズイ気がするな…話題を変えておこう
「そ、そうなんですね!ところでこの、如何にもやばい感じの見た目の男達はいったい?」
「コイツラは結構有名なポケモンハンターでな、常に三人一組で事にあたる厄介な奴らだ。今までも警察やジムリーダー達が捕まえようとしてたが、なまじ実力も頭もそれなりでな、いつもギリギリのところで逃げられてたんだ。」
「なるほど…。」
「色々苦しめられたが、それも今日で終わりだ。コイツらから組織の情報さえ引き出しちまえば後は囲んで一網打尽だ。」
「あ、やっぱり組織的な犯行なんですね。カントーに来てから異様に襲われるので気になってたんですよ。」
話を聞いてみると、かつてロケット団という組織が裏で広々とやっていたらしいのだが突然壊滅した
その後、ロケット団によって仕事を奪われていた裏社会の人間たちがこれ幸いと再び色々とやり始めたのだという
今回のポケモンハンター達もその中の一部であり、色々な場所から人を集め、何階層にも組織を分け一番上の元凶達に辿り着かないように手を変え品を変え策を弄してきたことで、最近まで末端の者を捕まえられても上のものを捕まえられず被害は広がる一方であったのだそうだ
で、今回のこのモヒカント達
地道な調査の中でこいつらが元凶達と直接繋がっているということが分かったのだそうだ
なので今回この場に現れると聞いて、コイツらを一網打尽にするために色々と準備をしていたということだそうだ
「つーわけで、こいつらのことは俺たちに任せてくれればいい。もう少ししたらカントーの治安もマシになるだろうぜ。」
「はい、よろしくお願いします!」
「おう。…ところで◯◯。お前カントーのジムバッジは集めてんのか?」
「集めてます、今は6個集まってますね。…あ!もしかして!」
「あー、今からでもバトルしてやりてえのは山々なんだが…これからこいつらをしょっぴかなきゃならないから暫くジムを空けなきゃならねえんだ。」
「あ、そうですよね…」
「悪いな。まぁ待ってるのも暇だろうから先に7つ目でも取りに行っててくれ。終わったらトキワジムまで来い、その時は本気で相手してやるよ。」
「わかりました!また今度よろしくお願いします!」
グリーンさんはニッと此方を試すかのような顔でそう告げ、3人の男達をナッシーに背負わせ立ち去っていった
「ふぅ…トキワジムはお預けか。」
「バリバリダー」
「ラァイ?」
「ピアッ?」
「そうだね、もう日も暮れるしこのまま森の中を歩くのも危ないし休もっか。アレク、セロ、今日は一緒に寝よーね!」
「ライラァイ!」
「スピッ!スピピッ!」
世紀末モヒカントに襲われたり、グリーンに出会ったりと色々あったなぁと思いながらも、嬉しそうに笑顔のアレク達と一緒に今日の野営の準備をするためにカバンを一度下ろすのであった
………ゼクロム視点………
とある深夜のトキワの森
既に野生のポケモン達も眠る頃、オレは外で他の奴らとテントの外で集まっていた
「主は寝たか?」
「寝たよー。アレクとセロに挟まれて幸せそうに。良いよねーボクも一緒に寝たかった!」
「そうか、ならいい。じゃあ座れ。」
「えー、地べたー?なんかさぁレジャーシートとか無いのぉ?ボクのこの誰よりも美しい身体が汚れちゃうんだけど〜?」
「知らん、座れ。」
「ちぇ〜。」
レシラムはガチャガチャと喚きながらも渋々地面に座りこんだ
…コイツ本当に面倒くせぇな、そんなに嫌ならボールん中入ってればいいのによ
「さて、とりあえず俺たちだけで現状把握といくぞ。ミュウツー、お前ボールの中からでもあのクソ共の頭の中読めてただろ?」
「勿論やで。」
オレは目の前に座っているミュウツーに問いかける
今回わざわざ夜中に集まったのは、この地方で頻発する主を襲う輩について調べるためだ
主が寝た後にやるのは…あまり主に聞かせたくはない話をするためだ
「で、どうだった?手がかりの1つでも見つかったか?」
「1つどころか今回だけで全部わかったわ。」
「ほう、それで誰だ?主に手を出そうとする奴は。」
「ロケット団の残党やな。ワイが壊滅させた後に残った奴らが奥でチマチマやってるっぽいな。」
あのクソ共はかつてミュウツーが潰したロケット団の残党であった
アイツらと他の残党どもはミュウツーがいなくなった後に再び集まり、もう一度ロケット団を復活させようと目論んでいるらしい
だがミュウツーによってこっ酷くやられたせいで、アジトはほぼ砕かれ資金もビジネスに使うために捕らえておいたポケモンもほぼほぼ無くなった
しかも今まで自分達がブイブイいわせていた反動で、今まで黙っていた他の同業者がイキイキと活動し始めてしまった
今からもう一度やったところで、元手の少ない自分達は他の奴らの影に隠れていくだけか、自分達に恨みを持ってる奴らに潰されるかの2つに1つであった
ならばどうするか、そして考えたのが再び力を取り戻すまでは大人しく隠れているということだった
世間からは絶対に見つからないように、他の奴らに悟られないように
何なら敵にさえ媚を売ってでも、最後にはまたサカキ様と共に
そうして10年もの間その身を隠し続けた結果、今ではカントー全土で好きに活動できるぐらいには建て直した
しかしまだだ、まだ全盛期には程足りない
サカキ様をお迎えするためにはまだ足りていない
「と、言うわけで今だにひたすら芋ってコソコソやってるんだと。」
「主を狙ったのは?」
「あれは別に主狙ったんじゃなく、ただ弱そうなトレーナーがいたらとりあえず狙って奪えって感じらしいで。」
「弱い?主が?」
「今の主は見た目、愛らしい子供だからなぁ…ワイらがボールから出てなきゃ舐められても仕方ないんじゃね?」
うーん…納得がいかない
主はオレ達を従える唯一の存在だぞ?
それがちょっと見た目が子供だからって逆らう理由になるか?
というか主に会うやつ全員、「あの黒と白の帽子の少年は…?!」とか言うが何で顔で判別しないんだ?
写真とか動画にも普通に写ってるんだから識別できるだろ…
なんだ主の特殊能力か?いや、主は転生する時にオレ達しか願っていないはずだからそんなモノはない…筈だ
「ふーん。途中長くてあんまり聞いてなかったけど、つまり今回のことってさぁ。」
オレの横でミュウツーの話を心底興味なさそうに爪でも弄りながら聞いていたレシラムがミュウツーに視線を向ける
「ミュウツーが潰し損ねたヤツのせいで主が被害を被ってるってことだよね?」
空気が変わる
先程まで夜中の静かで少し肌寒い程度であった気温が今ではまるでサウナのようなジリジリとそして水気の感じるジトッとした暑さへと変わり果てていた
周りの空気は陽炎のように歪み、異常に気づいた森のポケモン達はその元凶に恐怖しながらも離れるようとその場から競うかのように逃げ出した
「どう落とし前つけるの?」
レシラムを見てみれば、先程までの気怠げな雰囲気など消えており、尻尾のタービンは赤く紅く燃え上がりその瞳は永久凍土もかくやと言わんばかりに冷たいく鋭い視線をミュウツーへと向けていた
「そう言われてもワイ、ただ自分が見つからないようにするためにあの組織潰しただけやし。」
「それで?その適当な対処のせいで主が傷ついてもいいって?」
「いや、そうは言ってないが?」
ミュウツーはレシラムに追求されるも特に気にしていないのか、どこ吹く風といった感じだ
…またレシラムの面倒くさいのが始まったな
まぁコイツもオレと同じだからな
主に何かが及ぶってのには敏感なんだろう
「というかそれを言ったら、ゼクロムはどうなん?アイツらプラズマ団のこと一切無視して先に主の下に行きやがったやん!」
「…それは本当にそう。ゼクロムともう1人のボクが一番ダメだよ…ボクだったら生まれて直ぐにあんな奴ら全員焼き尽くして完全に主の安全を確保した上で誰よりも早く主に会いに行くのに…!」
「絶対嘘だぞ。どうせ我慢できずに直ぐに主のとこ行くぞ。」
「あぁ。一番近くでボクが守ってあげれば何も問題ないよね〜とか言って結局何もしないだろうな」
「うるさいな!あぁもう!何でお前みたいな我慢の利かないバカと他の男のこと引きずってるアホが選ばれて、ボクみたいな世界一素晴らしい至高なる龍がボックスなんて場所で10年も待ち続けなきゃならなかったんだ…!」
「へへっ…そりゃあお前、主がオレのことを望んでくれてたからに決まってんだろ?」
「あ゙ぁ?!何照れてんだよ意味分かんないよ!」
何だよいきなり…ミュウツーが矛先こっちに変えてきたから面倒くさいこと言われるのかと思いきや褒めてくるなんてよ…照れるぜ
え?あっちのレシラムも望まれてたのかって?
いや、アイツはオレが選ばれたから帳尻合わせるために選ばれただけだろ
レシラムは調子が崩されたのか、先ほどまでの雰囲気は鳴りを潜め、気温の方も既に戻っていた
「と、ともかく!今回のことは主も困ってんだよ?!さっさと対応すべきじゃない?!どうすんのミュウツー!」
ただ先程までのことを撤回するつもりはないのか、再びミュウツーに対して問いかけた
「それはオレも気になるな。現状維持でほっとく、ってわけでもないだろ?」
「あぁそれならもう決めてるで。さっきの奴らの情報で本拠地も割れたし今から突撃してちょっと滅ぼしてくるわ。」
「…主が起きるまでに終わるのー?」
「もちろんや!ちょっと施設壊して何十人か思考操作するだけだから、夜明けまでには終わると思うで。」
「そうか…手伝いはいるか?」
「おーん…ゼクロムとレシラムだとちょっと目立つからいらんかなぁ?」
「…なら、自分が…手伝います…」
オレ達が話していると夜闇に紛れて一匹こちらに近づいてくる
そういえば一緒に話聞いてたな…背景と被って普通に忘れてたわ
「お!ダークライが来てくれんなら思考操作する数が減ってええな!手伝いよろしく頼んます!」
「あぁ…任せてくれ…」
「ヨシ!じゃあルカリオは神速を尊ぶやらなんやら!というわけで今から行ってくるわ!」
ミュウツーはダークライの腕を掴み、自分の額に指を当てるとテレポートでその場から消えてた
先程までいた2匹が突然消え、その場に1つ風が吹く
これで話は終わったな
今回のこともアイツらが協力すれば何も問題なく終わるだろ
さて、オレも寝るとするか
主の近くにはアレク達がいるからボールに戻っても大丈夫だろうが、念の為にテントの前で寝ておくか
「…なぁゼクロム。」
「んだよ、まだなんかあんのか?」
レシラムは何かまだ気になっているのか、オレに問いかけてくる 何だよ面倒くさいなぁ…
「何でプラズマ団の奴らを放っておいたんだよ。あっちのボクはともかく、オマエだってアイツらは放置しておいたらいつか主の邪魔になるってわかってただろぅ?」
「あ?何だよそんなことかよ…」
「そんなことって…!結構重要なことだと思うんだけど!」
なんかちょっとシリアスな雰囲気出してくるから、何を言い出すかと思えば…そんなことかよ
「んーまぁあれだ。」
「?」
「オレ自身別にゲーチスは嫌いだが、プラズマ団に関してはそこまで興味が無いってのがある、まぁなによりも…」
オレはレシラムに向かってドヤッと笑みを浮かべ
「主はオレの『相棒』だからな」
「…なんかムカつく!」
____________________________________
・一応この後何があったのかは聞いてる(主人公)
目が覚めてスマホでちょろっとニュースを見たら、何か色々と終わってて、あっ…誰かやったなと即座に気づいて話を聞いた
でも、こんなふうに組織1つ潰してもまた色んなところからあの手この手で湧いてくるんだろなぁと思い社会って面倒くさいねと思った
この後はマサラタウンに行ってグレン島へと向かう
アレクに頬ずりされた時は少しピリッとした
・三日天下系元チャンピオン現ジムリーダー
グリーン
警察とかと捜査していて、ようやく見つけた犯罪組織の手がかりを捕まえようとしたら何かソイツらを土に埋めて、誰も捕まえられなかったヌシと仲良さそうにしてる子供がいて少し宇宙を背負った
で、よく見てみたら以前ワタルから聞いた特徴と全く同じトレーナーであるとわかり接触を図った
この後、大男共をジムにつれてってフーディンやナッシーであれやこれやと情報を吸い出して、よしこれから反撃開始だぜと思っていたら、翌日その組織がまるっと潰れているとニュースに出てかなり宇宙を背負った
・金色の三連星
元ロケット団の戦闘兼強奪専門の団員であり、サカキ亡きあとも色々と姿を変えながらポケモンを奪い続けていた
ある時は全身鉄鎧になったり、もみあげの強い怪盗になったり、片手にサイコガンを着けてヒューッ!てやったり、全身青く塗って某国民的猫型機械になったりしていた
ちなみにそれぞれの二つ名は
『錆塗れの赤』鋼タイプ使い
『砂塗れの緑』地面タイプ使い
『煤塗れの青』炎タイプ使い(グリーンにやられた奴)
ポケモンのレベルは60代でほぼジムリーダー級の強さ
危険だと理解すると直ぐに逃げ出してしまうので捕まえるのが難しかった
・アレクとセロ
ライチュウとスピアー
主人公のカントー地方での手持ち達
こちらではトキワの森のヌシと言われていた
どちらもバトルは好きで、主が来るまでに挑んできたトレーナーやポケモンは皆倒していた
主以外に捕まる?ないです。
・ホワイトの方のドヤ顔ドラゴン
ゼクロム
ブラック産の方のレシラムの話は半分しか聞いてないかった
だって面倒くさいから
プラズマ団を倒さなかったのは興味無かったのと、主と一緒にバトルする相手が減ってしまうから
前世じゃ一番最初から旅について行ってるわけじゃないから、こっちでは一緒に色々やりたかった
ただそれで危険を放りっぱなしにしているわけではない
今回のように主に危険がありそうな事案の場合は、裏で対処している
・ブラックの方のナルシストドラゴン
レシラム(ブラック産)
ナルシストで自分が世界で一番凄いと思っているが、その自分に認められ従えることのできる主は自分以外の全てよりも凄い存在であると思っている
故にボックスで10年待ち続けてでも主と一緒にいたいと思うぐらいには主への好感度は高い
ホワイト産のゼクロムのことは嫌いではないがムカつく
ボクの方が!主に!ふさわしいんだよ!…聞いてんのかよぅ!
ちなみに一人称がボクなのは、主の真似
・2ちゃんスレみたいな喋り方の最強
ミュウツー
なんかネットでよく聞くような喋り方の変な奴
多分生み出された時にミュウのミーム汚染された毛が使われたりしてる
この後、敵アジトにテレポートで侵入してその場にいた奴ら全員思考操作して無理矢理自首させた
ついでにソイツらの頭を除いて関連してる奴らも諸共自首させた
喋り方が軽いが、主への感情は軽くない
・自分…不器用ですから…
ダークライ
新月島で手に入る野生個体
主を待っている間は何とかナイトメアを主や仲間達に無意識に放出しないようにひたすら制御する練習をしていた
その成果もあってダークホールの命中率とかナイトメアで削れるダメージとかも少し増えた
自分なんてこの通り、数十人の人間とソイツらの持っているポケモンを一瞬で眠らせる程度のことしかできないんで…あまり期待はしすぎないでください…