デブのヒーローアカデミア   作:ジャックマン二

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お盆休み(二日)をもらったのでこうなりゃ体育祭書ききるわ!で動いた一発目!


第14話

 

スタート音と共に動き出す面々。

その時、突然氷が襲ってきた……のだがトトロはシバリングで普通に無視して走り出した。

さて今回は障害物競走の話だが頭から波乱万丈な出だしどうなることやら。

 

とは言え、この氷に捕まり大きく順位が下がる生徒は相当精神的なプレッシャーが凄いだろう。

彼等の言葉を使うなら、選ばれなかった無個性よりも自分達は劣りますとこの時点で宣言してるからだ。

 

「この個性……A組の轟くんだな」

 

「ハッハッハ!トトロも僕もこの程度で止まると考えるなんてA組は随分と悠長な考えなんだね

ティータイムをする余裕すらあるよ」

 

第一のシールド物間寧人。

彼はエンデヴァーに触れその個性をコピーし、何があろうともこのトトロを勝たせると思っていたがそれは杞憂で普通にクリアしてまたトランポリンして慰めてもらうと考えた。

いや、流石にコイツが規格外なだけで普通にいい子だから自信持ってよ。

 

先頭は爆速でスタートダッシュした爆豪さん、この氷の張本人である轟。

そして回避し人を踏み台にして走り出した心操の三人であった。 

どうやら他のA組のメンバーはまだ抜け出すことに苦労し一歩後ろである。

まぁ、普段からコミュニケーションをとっているかいないかでサポート技術等も大きく変わるので仕方ない。

 

今回はB組が優勢であり、その後ろにA組がくらいついている構図となっている。

しかも一部の普通科生徒やサポート科生徒は脱落する事態。

先ず現れた第一の関門。

 

『第一関門はコイツよ!『ロボインフェルノ』!

このロボットを倒して進みなさい!!!』

 

「ちっ!」

 

この関門を見ると爆豪さんは分かりづらくだが速度を落とした。

恐らくこの先出て来る障害物のクセを考えての事だ。

 

轟筆頭に先頭の面子はどうしても無傷な大量のロボと戦う羽目になり否応なく体力の消費を要求される。

相対的に後続は体力を温存でき逆転も狙える。

そうなると自分がこのまま先頭に居ると最悪の場合一発逆転でゴール付近で一位を奪われると考えたのだ。

なら常に先頭で無駄に体力を消費して無様になるよりは少し順位を下げ気に食わない二人を消費させて最後で逆転する方が良いと考えたのだ。

 

クレバーに考える彼の行動に一人以外疑問を持たず、特にA組へ強い思いを持つ物間は必死に爆豪さんを追い抜き挑発的な笑みを浮かべた。

 

「A組って此の程度なの?

弱すぎな〜い?」

 

「はん、所詮これで喜んでるったぁB組は相当温いんだな

さっさと負けて優しい先生に慰めてもらえよモブキャラ」

 

この爆豪さん、何年もトトロにキレてたせいか実は目茶苦茶煽り耐性が高いのだ!

ましてやかなりストイック&クレバーで、ぶっちゃけ一位の結果が大事で途中がどうなろうが知ったこっちゃないのだ。

寧ろ最後に逆転すれば『知的に油断を誘い追い込む実力派』となると知っているので、勝てばよかろう!の考えが強い。

 

(流石かっちゃん……先頭ほど逆転の切っ掛けを作りやすいって考えたんだね)

 

(なら、オイラ達は!!!)

 

突如デブ二人は手足と頭が無くなり球体と変化した。

流石にコレには驚きの声が響く。

 

『え?な、何あれ!?緑谷君と峰田君が球体になったわよ!?』

 

「必殺ぅ……」 

 

「超級!」

 

「覇王!」

 

「「肉弾戦車ぁ!!!!!」」

 

高速回転を始めた肉団子達はロボットを引き壊しながら動き出した。

その姿は何ていうか……通った後はペンペン草一つ生えてないだろう。

流石にデブ達が何かすると考えていた心操と爆豪さんは咄嗟に理解し、わざと二人の後ろに付き邪魔になりそうな生徒の撃退を行いだした。

 

心操人使

彼は個性の都合上ヴィラン予備軍として虐められてきた。

だからこそ無個性緑谷出久の起きていたであろう無個性問題を理解し、敢えて自分達が上位入賞し夢を叶えようと考えていた。

君、既に心がヒーローじゃん。

 

ちなみに爆豪さんは残ると後々(ウザくて)面倒な連中を的確に攻撃し、まさに外道ではあるが。

そこら辺はドライなのだ。

ストイック&クレバー&ドライ、これ普通に凄くね?

 

「へぇ、てっきり一番前ずっと走ると思ってたのに違うんだ」

 

「……」

 

「応えてくれないとかそれでもヒーローなの?

凄い幻滅したんだけど」

 

肉団子の後ろで心操がそう言うと爆豪さんは左の人差し指で小さな爆発を連発し何かを伝えようとした。

 

「トン・ツー音、モールス信号か

わかるけど」

 

『テメェの個性は知ってんだよ、返事はコイツだけだクソ隈』

 

「じゃあさっきの答えは?」

 

『世の中過程より結果だ

なら逆転なんて結果出されるより此方がそれを奪い取る』

 

「随分とえげつないね」

 

『テメェだってヒーロー科に入りてぇんだろ

なら目立つ結果が必要じゃねえのか?』

 

「正解……半分はね

残りの半分は……個性いじめと無個性いじめが気持ち悪いから俺と緑谷で上位入賞して……」

 

『俺が一位だからテメェとクソラードは仲良くツースリーフィニッシュして喜んでろや』

 

「言うねぇ未来のナンバーワン」

 

好戦的な笑みを浮かべる二人は襲ってきた物間と宍田を転ばせ後続の邪魔物にして煽り合うのだった。

 

現在の順位

一位轟焦凍

二位飯田天哉

三位骨抜柔造




心操人使
個性関係でいじめを受けていたのでトトロには無個性だからと何かシンパシーを感じてる模様。
原作よりも目茶苦茶トトロへの態度は柔らかい。
そりゃ原作だと超個性で選ばれた者だったからこの作品の無個性で選ばれなかった者のトトロには寧ろ敬意を持ってる  


爆豪さん
トトロアングリーを何度も経験してるせいで軽い煽りなら寧ろ煽り返す
そのせいで原作の何倍も結果主義なので下手したら「君は爆豪勝己だね」「そういう君はオールマイト」の元ネタセリフの人みたくなりそう

誰がデブになるのかのお楽しみゲーム(ヒーロー編)

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