デブのヒーローアカデミア   作:ジャックマン二

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し、しおり1000超え?
初めての経験にちょっと手が震えます


第15話

 

『第二関門はこれよ!

落ちたら最後、ザ・フォール!』

 

次の関門は巨大な崖にロープで反対まで渡り切ると言う完全にデブ殺しのステージだった。

現在一位の轟は個性を使い氷でロープの幅を増やし楽々クリア。

他の上位陣も個性や起点ですぐにクリアしているが、流石にデブーズの二人は足を止めてクリアの方法を考える。

 

(オイラの)

 

(僕の)

 

((この戦うバディにはこのロープは脆すぎる!))

 

だからこそ、二人は最高の方法を探し、そして見つけ出した。

先ず肉団子だが、彼は己の個性で巨大なボールを一つロープのギリギリのそばに置くとトランポリンの様に何度か跳ね、そして一気に跳躍し反対岸にひとっ飛びしたのだ。

 

(流石峰田君!

僕には出来ない……!?一息で飛び越えるならアレが!!!)

 

何ていうか、最早超人達の祭典そのものになってきたのに更に超人技を発動しようとしているトトロ。

彼は安いコマを取り出すとそれを指の力で超高速回転させ、まるで竹とんぼの様に浮かせるとそれに乗り巨大な葉っぱで舵を取りながらロープを介さずに反対岸に飛んでいったのだ。

 

『ト』

 

「ト」

 

「『トトロが居たーーーー!!!!!!!!』」

 

それは某所沢を言い間違えて生まれたと言う怪物の姿に酷似しており、観客席やテレビで見ていた小さなお友達は目を輝かせ叫んだ。

この日この瞬間、日本のほとんどからトトロの名が叫ばれたのだ。

 

この関門では飛行や浮遊また応用の利く生徒以外は殆ど落ち、残っているのは一部サポート科とヒーロー科の生徒が殆どとなってしまった。

第二関門で大きく順位を落とした肉団子チームは肉弾戦車の回転数を上昇させ一部生徒を撥ねて何とか順位を上げるがまだ二桁の後半。

このままでは確実に落ちてしまうだろう。

そして現れた最終関門。

 

『第三関門は怒りのアフガンよ!!!

スタロー◯は居ないけど調整された地雷の山は有るわよ!!!

さぁニュービーズ!この難所はどう超えるかしら!』

 

調整された地雷は音や振動で生徒を怯ませ爆発で足を止める物だ。

爆豪さんは一個わざと爆発させるとその特性を知り、勝ったと確信した。

 

先ず彼が最初に取った手は移動しながらも某蛇の傭兵みたく可能な限り回収し、それを自身のそばに置いたのだ。

彼の個性は確かに爆破だが、その原理は掌から出るニトログリセリンの様な汗が起点となり爆発、それを繰り返すことでより汗が出て更に爆発と性格と違いロースターター。

だがこの地雷で個性と地雷で爆発を起こし、より早く強力に爆破し更にその爆発で掌の温度を上げて最初から高ギアで動ける様にと考えたのだ。

生憎と他の上位陣は手間取りまだ射程圏内、彼はすぐさま行動を起こして轟と飯田の真横に並んだ。

 

「爆豪!?」

 

「爆豪君!?」

 

「半分野郎!クソメガネ!トップは俺だけだ!!!」

 

殆どのプロの目は爆豪さんが奪っていた。

強力な個性もさることながら、わざと地雷を爆破させ素早く特性を把握し逆転の策を作る頭の回転の速さに感服しているのだ。

気づけば爆豪さんが一位となっており、今度は二人のそばの地雷を爆破して二人の順位を大きく下げようとしていた。

だがそれに便乗するのは心操人使だった。

 

先の爆豪さんが大爆発を起こした瞬間、彼はすぐさま耐熱性ワイヤーを伸ばし爆豪さんへと取り付けその速度を利用して一気に前に躍り出たのだ。

 

これによりトップだった二人は順位を落とすのだが、更に地雷すら無視して突っ込んでくる肉団子チーム。

何とか個性を使い前に出ようとするが、回転の乗った二人に対して効果は無く、気づけば二人は五位と六位と言う残念な結果になってしまった。

 

「さ、流石かっちゃん……」

 

「……チッ……一番厄介なのが残ったな」

 

「?」

 

「それより流石だな緑谷」

 

「えっと……君は?」

 

二位となった心操がトトロに右手を伸ばすと、誰だか知らずに戸惑ってしまう。

まぁ初対面だし仕方ないか。

 

「俺は普通科の心操人使

君のファンってとこかな?」

 

「ふ、ファン!?」

 

びっくりして飛び跳ねてしまうが、まぁ一応曲がりなりにもいじめ対象である無個性なのに超難関である雄英高校ヒーロー科に合格した無個性の英雄、みたいなのがこのトトロのポジションなので似たような個性いじめをうけていた彼からしたらファンになるのも納得出来る……と思う。

 

「そりゃそうでしょ

無個性ってハンデ持ってるのに体鍛えてヒーロー科に入ったって男だよ

知らないかも知れないけど、君って実はエンデヴァーよりファン多いんだからね」

 

「えええええええ!?!?!?

うそ、嘘でしょ嘘だよね!?」

 

「テメェは自分のやらかしてる事すら知らねぇのかよ

だからクソラードなんだよ」

 

心操の言葉を動揺して何故何と慌てるトトロだが、それを見て呆れた様子で軽く蹴ってくる爆豪さん。

トトロは理解が追いついてないが、その姿を見て心操は軽く笑うと何処か憧れを含んだ目で見てきた。 

 

「一番は譲れないけど二番には君がなってくれたら嬉しいかな」

 

「アァ!!!一番は俺だっての!!!」 

 

「いーやオイラだ!!!

一番になって全国のうまいもんPR大使になるんだ!」

 

そこに肉団子も加わり熱い言い争いを繰り広げる。

なんかちょっと脂臭いがこれもまた青春なのだろう。

ちなみにソレを見て目茶苦茶ニヤニヤしてる十八禁ヒーローがいるが無視しておこう。 




ちなみに放送席では相澤先生が山田先生をぐる巻きして黙らせて、トトロを見てます。
まぁ五月蝿いから仕方ないよね!

誰がデブになるのかのお楽しみゲーム(ヒーロー編)

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