まさかここまでぽっと出の思いつきがなるなんて……
デカく分厚く太いスーツの男、四ツ橋力也は今回の体育祭に驚いていた。
雄英高校のエリート達は皆マッチョ(ガリガリ)でとてもでは無いが見ていられない貧する者と思っていたからだ。
だがどうだ?自分すら容易には超えられなかった百の壁を簡単に超えて肥えた真の異能者が今年は二人も居るのだ。
ましてや片方は完全に自分の舌と合うなんて、夢でも見ているかのような出来事。
正直な話、大手企業のトップである自分が一大イベントに呼ばれるのはごく普通でありここまでの衝撃を受けたのは人生初だ。
彼は第一種目だけ見て帰ろうと思っていたが気が変わり二人が何処まで行くのかを見守るために手にかち割り(ニリットル)を持ち敢えて一般席での観戦を始めた。
『第二種目はこれよ!
敵は全て滅ぼせ!騎馬戦!』
騎馬戦
日本古来より体育祭の種目として馴染の深い四人一組となり、一人は上に立ち三人は騎馬として支えるあの競技だ。
だが雄英高校体育祭のルールは少し特殊であり、鉢巻を取られても騎馬が崩壊しなければ奪い返せばセーフとゾンビルールが許可されていた。
そして、鉢巻にはそれぞれ点数が振り分けられており、四十二位は五点そこから一つ上がるごとに五点加算される方式だ。
『そして一位の鉢巻は何と一千万点よ!!!』
バカなのかとツッコミたくなる点数の配分だ。
せめて合計値くらいか、ソレの少し下程度で良いのにこんな昭和のクイズ番組の点数みたいなのを出す辺り、実はミッドナイトはおばさ―――
『チームはコレから交渉時間を十五分取るからそこで決めなさい!
スタート!』
時間は有限、タイムイズマネー、そう言わんばかりにわざと制限時間を決めて焦らせ動かそうとするミッドナイト。
さて、今回のチームはどうなる事やら……
十五分後
小さなフィールドには十四の騎馬が気迫を持ち並んでいた。
この予測不能なチーム編成にはあのイレイザーヘッドすらも引き笑いを浮かべている。
「……ねぇかっちゃん、よかったの?」
「あぁ?俺は『勝つ』チームを作ったんだ、何か文句有るか?」
「全然」
爆豪チーム
武将
爆豪勝己
騎馬
緑谷出久
峰田実
心操人使
まさに勝つ為だけに組まれた最悪のチームだ。
「まさか未来のナンバーワンヒーローから声がかかるなんて意外だね」
「テメェの個性なら誰だってチーム『は』組める
けどな、勝てるチーム『を』作れねぇ
だからテメェの野望に乗っかって作ってやったんだよ、勝てるチームをよ」
「ハッハッハ、流石クソ野郎だね」
「あ?勝ちゃ良いんだよ勝ちゃよ」
三人の身長差は激しいが、変則的な形にした。
爆豪さんをトップにその後ろで心操が支え、トトロと肉団子が馬になる超歪な形。
だが、コレこそが勝利の鍵と断言し爆豪さんはこの形にしたのだ。
その形は古い時代の暴走族のバイクみたいだが、確かに負けはしない。
例え近づこうとも二人のデブが弾き、越えようとも心操に潰されそれでも潰れなくてもそもそもの能力が高い爆豪さんが相手となる。
「行くよかっちゃん」
「行くんじゃねぇ、勝つんだよクソラード!!!」
『第二種目騎馬戦……開始!』
火蓋は可憐な乙女の声で切られた。
イレイザーヘッド
書いてないけど常にトトロと目で会話し、挑発しあっていた。
でも全ては無個性がヒーローの世界に飛び込み死なせない為なので校長的には黙認
ベストジーニスト
今回の体育祭で収穫は有るかと期待しているが、まさかの逸材を発見し喜んでいる
リューキュウ
今回の体育祭で逸材を発見
取り敢えず抱き着いてから考えたいらしい
デブテゴロ
後輩が立派で少し嬉しいです
でもデブササイズ初心者だなと真のデブササイズを教えるつもり
誰がデブになるのかのお楽しみゲーム(ヒーロー編)
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グラントリノ
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シンリンカムイ