デブのヒーローアカデミア   作:ジャックマン二

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な、なんとしても書ききらないと!
体育祭長くね?


第18話

 

先に動き出したのは爆豪さんチームだった。

敵に回ったら厄介なのは自分がおさえた、だから後は出涸らしだけだとそこはたかをくくってしまったのだ。

 

「もらったぜ爆豪!!!」

 

B組鉄哲徹鐵とA組の切島鋭児郎。

そして障子目蔵と蛙吹梅雨の組んだ超硬質超変則的なチームが自分達を狙ってきた。

 

(大将は蛙女

下にクソ髪筆頭に防御力を固めつつ上で狙うトリッキーか!!!)

 

「しゃらくせぇ!!!」

 

「カエルって塩に弱いの知ってる!!!」

 

「け、ケロ!?」

 

咄嗟の判断だ。

心操は突然蛙の弱点を口にし蛙吹に返事をさせると、何故か彼女は別のチームを襲うように動き出した。

 

心操人使

個性『洗脳』

それは自身の声かけに返事をした者を一部制約が有るが操るのだ。

確かにヴィラン向きの能力だが、少し昔に出会ったデブにこう言われたのだ。

 

『テメェみたいな能力持ってりゃ立て篭もりも何も無駄だなぁ

テメエはオールマイトと同じくれぇヤベェヒーローになるなぁ』

 

この個性を嫌ってた、実績も何も残せないと思ってた。

だがその白髪に豚足を着けたデブはそう言ってくれた。

俺はヒーローになれると確信した!!!

 

蛙吹梅雨程危険な敵は居ない。

彼女の個性は蛙、簡単に言えば蛙が出来ることは何でも出来るのだ。

これに何が危険かわからないなら敢えてこう言おう、デカくて考えられるだけの『人間』と言う個性を持った我々では他の動物の個性を持った者には勝てない!

蛙はガラスすら張り付き動き、舌は自身の体積以上に伸びる。

更に跳躍力は高く、そこに加えて人間の知性と言葉を持っているのが彼女だ。

人類が勝てる道理があるか?

だが心操はそれを嘘の言葉で返事させ自身の個性を発動させ自由に動かす。

応用のさせ方は一歩上を行ったのだ。

 

「もらったよ」

 

「遅ぇんだよ!!!」

 

次に襲ってきたのは青山優雅をリーダーとするチームだった。

騎馬にはA組の八百万百、B組の角取ポニーと宍田獣郎太と、意外にもクラスを越えたカリスマに他の教師からは高評価だった。

 

だが、曲がりなりにも天才爆豪さん相手では分が悪い。

八百万が何か出そうともトトロが歩くだけで破壊し、少し移動を間違えると肉団子のもぎもぎに足を取られ終わる。

かと言って果敢に攻めようが一瞬でも気を抜くと心操にあやつられ、大将狙いで挑もうが相手は爆豪さん。

正直な話、隙を見付けたとしてそれすらも何かと笑わんばかりに踏み潰してくる悪魔チームだ。

 

初手の襲撃が失敗した時点で青山が「優雅に後ろに前進!」と言ったお陰で全滅は免れたが、外見こそデブに乗った族車チームだが予想以上に実力がやばいと周りは理解した。

爆豪勝己のチームは鉄壁だ。

 

他のチームは逆にポイントを集め爆豪さんの騎馬を落とし、勝とうとする方へシフトしたのだが、そんな大きな隙を見逃す男ではない。。

 

「前進だがクソラード、クソミート!!!

クソ隈は隙を見付けたら潰せ!!!

俺達の時代だぁ!!!」

 

「オッケーだよかっちゃん!」

 

「しゃあ!行くぜ!」

 

「解ったけど……ヒーローじゃないよなぁ」

 

「うっせぇ!!!

先ずはクソ綣からだ!!!」

 

騎馬戦で騎馬のぶつかり合いは重要だ。

そこにこの重量級二人が入れば優勢は確定、相手が少し止まれば爆豪さんが鉢巻を奪ってくる恐怖だ。

 

「ねぇ、そのサングラスってGUCCI製?

縁とかブリッジの装飾とかカラーリングがイカスねえ!」

 

「何を悠長―――」

 

横から一発逆転を狙おうとするなら心操が相手の返事を引き出す言葉を選択し、確実に追い詰めていくのだ。

気付けば殆どのチームが壊れていくが此処で終わらせるほど爆豪勝己と言う人間は甘くない。

勝つなら完全勝利、つまりここでこの四人のみ残して終わらせるつもりだ。

だが……

 

「させねぇ!!!」

 

「私の生み出したドッかわベイビーで出力を上げましょう!」

 

そう簡単には幕は落ちない。

轟が氷で爆豪さんの腕だけを攻撃し、二本の鉢巻を落とさせてるとこの四人だけを除外したフィールドを作ったのだ。

 

正直な話をすると皆は、この一分を切った状態であの化け物チームを倒す事は不可能と判断。

轟は爆豪さんの落としたこの二つの切符となる鉢巻を奪い合うローサバイバルをして勝ち残ると決めた。

 

そして……

 

『試合終了!!!』

 

ミッドナイトの声が響き、動きが止まり轟の氷が砕けると第三種目に出る人物が決まった。

これ程圧倒、これ程絶対。

試合は始まる前に、戦いは準備で決まると爆豪さんは一人中指を立ててオールマイトへとあざ笑う。

 

第三種目出場者

 

一年A組

爆豪勝己

峰田実

轟焦凍

飯田天哉

 

一年B組

拳藤一佳

物間寧人

緑谷出久

 

一年C組(普通科)

心操人使

優芽茎花

海塩流

 

一年H組(サポート科)

発目明

 

一年J組(経済科)

雪代縁

 

たった三チーム、たった十二人しか進めなかったという、後の雄英高校の歴史には絶望の記録として刻まれるのだった。

だが、これにより危険度の高い大半の生徒が散ったのを見て満足そうに微笑む爆豪さん。

この世界は原作を外れ、全く違う道を歩むことがわかってしまった。

 

 

  




実は峰田君の話はマスタードが相手の予定で二人がたまたま林間学校で会った瞬間に「「君の名は?」」展開にしようと思ったのですが、そうなるとヴィランが雄英高校に楽々入ってたで雄英高校大丈夫なの?となると思いリデブトロにしました。
一応大企業のトップならあの場に居てもおかしくないですし

誰がデブになるのかのお楽しみゲーム(ヒーロー編)

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