デブのヒーローアカデミア   作:ジャックマン二

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お待たせしました
まさかこんなに評価されるとは思いませんでした
コレはデブデクを皆様が望んでたと言うことか!!!
ならば書いたものとして責任を持ち書ききらねば無作法と言うもの!!!


第2話

 

時は過ぎ雄英高校入学試験の日。

原作なら個性を受け継ぎ訓練して受けてるはずなのだが、この世界のクソラードは食う→鍛える→食う→鍛えるのループで、驚くことに体重は更にプラス三十キロした超絶巨大へと進化していた。

それは人間というにはあまりにも大きすぎた

大きく

分厚く

重く

そしてダサすぎた。

それはまさに脂肪だった。

 

一応爆豪勝己プレゼンツ『クソラード絶対痩せさせるスペシャルコース』を経験したが何故か痩せず、しまいには突然運動量が増えたことに周囲の人間(主に爆豪さん母)が驚き、とにかく沢山食べ物を差し入れたのだ。

それにより折寺のトトロはキョダイマックスカビゴンもしくは折寺の豚神と呼ばれる化け物へと進化したのだ。

 

雄英高校の試験は二つあり、一つは筆記試験でもう一つは実技だ。

とはいえ偏差値が化け物みたく高い高校なのでその筆記試験は私立中学級に勉強してなければ落ちるし、実技は実技でヒーローとして恥ずかしくない姿を見せなければならない。

まさに鬼畜だ。

 

だがこのデブ、意外と勉強は出来るので少し苦戦はしたが普通に合格ラインは超えてきやがった。

流石にコレには雄英高校教師陣もビックリだが、問題は実技試験で発生した。

 

『はい、スタート』

 

サングラスにタワーになった金髪が特徴的なプロヒーロー『プレゼント・マイク』が開始を宣言するなり、百メートル七秒の速度で駆け出したラード。

揺れる脂肪、動く左右のパン、弾ける汗に受験生と教師陣は啞然としてしまい火蓋が切られたのを理解出来てなかった。

まさに無量空処だ。

 

実技試験の内容はポイント分けされたヴィラン役のロボットを倒すだが、このデブはこんな高速で動くせいかぶつかるだけで異世界転生御用達武装(トラック)ばりに吹き飛ばしていく。

 

「なんだろうアレ?」

 

『おぉっとファットマンが見つけたのは今年から導入された高ポイントロボット!

アレは手強いぞ!』

 

デブが見つけたのは完全人型ロボットで、外見的には北斗七星を胸に刻んだ拳法家みたいだ。

 

『ブタハブタゴヤニカエレ!!!アタァッ!!!』

 

高速の突きをデブにするのだが、その脂肪が全ての衝撃を吸収しロボットの腕はズブズブと沈み抜け出せなくなっていた。

デブは笑い息を大きく吐くのだが、するとロボットがドンドンと沈んでいき生々しい音が響くだけだ。

 

そして息を吸い込み腹を突き出すと破片だけになったロボット。

それを見て理解出来ない教師陣。

いや、理解不可能なのは我々もだ。

何これ?

 

「ふぅ〜流石雄英、ロボット一つでも凄いなぁ」

 

嫌味にしか聞こえない賞賛を口にし辺りを見回してみると殆どの生徒は無量空処から帰って来ておりロボットを破壊していた。

デブは負けられないと気合を入れ直すと直後に響く轟音。

 

試験の説明の時に高ポイントロボットともう一つ厄介なロボットが居ると説明された。

 

零ポイントロボット。

それは都市部で暴れる巨大ヴィランを想定したロボであり、とてもではないが学生が太刀打ちできる代物ではない。

この試験で見る物はもう解るだろう、人類が抱く最古の恐怖サイズを乗り越えてどれだけヒーローらしくいれるかだ!

 

皆も経験無いだろうか、幼い時に自分よりも大きな人物や物を見て怖いと思った事が。

それは人が大きな物を恐れる根源たる恐怖だからだ!ヒーローとは恐怖を受け入れ物にし挑む英雄!

故に雄英ではこの恐怖を出して試すのだ!

 

「あ、彼処に負傷者が!?」

 

巨大ロボ出現の際に倒壊した建物の破片に挟まれ、身動きが取れなくなっている女子生徒を見つけデブは究極の二択を迫られた。

見捨てて逃げれば自分は助かるがあの子は無事では済まない、だがあの子を助けたら巨大ロボにヤられる。

 

「迷う必要なんて無い!!!僕はヒーローになるんだ!!!」

 

デブは高速で動き、左クリームパンの一撃で女子の挟まっていた瓦礫を除去するとすぐに持ち上げて近くの安全エリアへと運んだ。

いや、コイツ本当に無個性なの?ワン・フォー・オール受け取ってないのにコレ?

 

「大丈夫?とにかく今は隠れててね」

 

「足捻って移動はキツイかな

ゴメン、助けてくれたのに」

 

「動けないのか……なら、アレしか無いか」

 

デブはギッと巨大ロボを睨み付けるとある覚悟を決めた。

爆豪さんプレゼンツの特訓中、彼はもし一瞬で自分の燃料を使い爆発的な力を発揮出来たら?と考えた。

昔からマンガでよくある技術だ。

それを爆豪さんに話したらダイエットに使えると言われ特訓し、無個性ながらに超パワーを手に入れた。

その技術の名は『オートファジー』、本来は体が枯渇状態になり良質な蛋白質である筋肉をエネルギーへと変える技術だが、デブは思い込みで体を枯渇してると誤認し、脂肪を急速に消費し超パワーを手に入れるのだ。

お前トリコのキャラなの?僕のヒーローアカデミアじゃねぇよなその技術?

 

全身から煙を出し超高速でロボに近付く姿は助けられた女子は『オールマイト……?』と誤認するくらいに人間を超えていた。

 

「くらえ!!!今日の夕飯は焼き肉スマッシュ!!!」

 

食い物から離れろ!!!

カッコよく決めるはずが何かコイツのせいでゴチャゴチャになるし最悪だ。

落ち着いて説明しよう。

まずデブは超高速でロボに近付き脂肪をエネルギーに変え、その溜まったエネルギーを巨大ロボへぶつけたのだ。

その威力はオールマイトの一撃と遜色無く、ロボは一撃で崩壊。

まさにヒーローらしいと言える。

 

「ふぅ……破片とか大丈夫だった?」

 

「……え?」

 

「あ、ごめん……コレやると貧相になっちゃうんだ」

 

オートファジースマッシュをすると痩せてしまうデブもとい緑谷出久。

その姿は……

身長は大きく縮み百九十と少々、目はキリッとしてて全身は細マッチョと呼ばれるタイプ。

そして顔付きは爆豪さんプレゼンツのスペシャルメニューのお陰で染み一つ無い超美白。

つまりだ……俗に言う国宝級イケメンなのだ。

 

「ごめんね情けない姿で」

 

「めっちゃイケメン……ドンな魔法なの?」

 

『此処で試験しゅーりょー!!!

ってかそこの何か国宝級イケメン野郎後で職員室来いや!

男の恨みとかロボットの件とか長々お話しようや!!!』

 

【悲報】デブが痩せたらアレな件【イケメン】




痩せデク
ぶっちゃけ髪が緑なだけの五条先生
だから爆豪さんが常に痩せさせようとしてるのですよね

誰がデブになるのかのお楽しみゲーム(ヒーロー編)

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