デブのヒーローアカデミア   作:ジャックマン二

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番外編でもしジャンプのがヒロアカじゃなくてデブアカだったらの掲示板とかやってみようかな



第20話

 

『長く……そして険しい戦いを越え、今最後の決戦が始まるわ!

最終種目はコレよ!勝ち抜けバトルトーナメント!』

 

短い休憩が終わり、ミッドナイトが声たかだかに最終種目を宣言した。

その言葉に沸き立つ会場。

未来のヒーローやそのサポーターの力が見れると思うとワクワクが止まらないのだ。

 

そして今回は歴史上最も少ない人数が上がってきたため紹介に力を入れた。

まぁ、プロレス的な紹介だ。

 

『先ずは彼よ!

全ては勝つ為に!雄英史上最高得点を叩き出したダイナマイトヒーロー!

爆豪ーーー!!!勝己ぃい!!!』

 

「勝つのは俺だ!」

 

ミッドナイトに呼ばれると入場口から威勢の良い事を言いながらスタスタと入場してくる爆豪さん。

その目には優勝の栄光しか見えてなかった。

 

『ミスタークール&ヒート!

コイツのクールな顔に騙されると火傷するわよ!

轟ぃ!!!焦凍ぉぉおおおお!!!』

 

「ぜってぇ勝つ」

 

呼ばれて入場してきたのは白髪と赤髪がキカイダーしてるイケメンな生徒だ。

彼はただ一言呟くと静かに進む。

 

『東京の韋駄天たぁ俺の事だ!

スカイスクレイパーを爆速で駆け抜けるスポーツカー

飯田ぁ!!!天哉!!!』

 

「ヒーローたり得る姿を見せて優勝します!」

 

入場するなり一度止まり、片腕を大きく上げて大きな声で宣言するメガネの男子。

その姿は学級委員長そのものだ。

 

『全身が肉の塊!だが捕縛率は雄英ナンバーワン!

ミートボール!峰田ぁ!実ぅぅうううう!!!』

 

「ふぅ……優勝、ごっつぁんです!」

 

一段と丸みを帯びた肉団子が入場すると、力士の様に手刀を切りそんな事を言い出す。

 

『ワンビーズの姉御!

イエス・ノーのステレオフィスター!

拳藤ー!一佳ぁ!!!』

 

「っし!勝つぞ!」

 

拳藤は入場すると小さく拳を握り、気合を入れて歩みを進めた。

 

『予測不可能なトリックスター!

百の個性と三つの顔を持つ男

物間ぁぁ!!!寧人ぉ!!!』

 

「表彰台は僕達B組が埋めるからA組はそこで見ててよ」

 

既に目的の半分を達したからか、観客席で見ているA組のメンバーを煽る物間。

相変わらず性格悪いな。 

 

『個性が活かせない状況のヒーローは無個性だ

雄英にも挑むネバーギブアッパー!

心操!!!人使ぃ!!!』  

 

「ま、行けるとこまでは行きたいね」

 

少し猫背になりながら入場してきた心操。

だが、口ではそう言いつつも目は優勝を狙ってるヒーローの目であった。

 

『美しい薔薇には棘がある、優しい花には何がある?

優芽ぇぇ!!!茎花ぁあ!!!』

 

「頑張りまーす」

 

頭に花を咲かせたポワポワとした女子が入場してくるが、場違い感が半端ない。

 

『激流凪大シケ全部上等!沖縄の産んだ最強海人!

海塩ぉぉ!!!流ぅうううう!!!』

 

「大和モンに島人ぬ心見せたる!!!」

 

入場してきたのは肌が真っ黒に焼けた大男。

彼の纏う空気は海そのものであり、肉団子はそこからタコの匂いを嗅ぎ取って目が血走っている。

 

『クレイジーサポーター!

メカを愛しメカをベイビーと呼ぶクレイジーガール!

発目ぇ!明ぃ!!!』

 

「どのベイビーを使いますか」

 

呼ばれて出てきたのはゴーグルを装着したスタイルの良い美少女。

ただ、何処か物凄く残念な気がする。

 

『氷の男はいつ溶ける?

クール&クール、絶対零度のイケメン野郎!

雪代ぉ!!!縁ぃ!!!』

 

「ふん……あ、姉さん!」

 

次に入ってきたのは白髪を短くした身体つきの良い男なのだが、紹介と違って姉を見付けた瞬間に満面の笑みを浮かべている。

 

『最後はコイツよ!

トトロはいたのよ!!!雄英に居たもん!!!絶対に居るんだもん!!!

長らく時を超えて、子供の夢と大人の理想を叶えたスーパー無個性!

緑谷ぁぁぁあぁあ!!!出久ぅぅううううう!!!』

 

「絶対に勝つ!勝ってヒーローになる!!!」

 

出て来たのは我等がトトロだ。

奴は何故か手に五重塔となったハンバーグを食べながら入ってくるのだが、黄色い声と一部野太い声。

そして幼い声の応援が響く。

 

「流石緑谷……人気有りまくり」

 

「クソラードが……カロリー摂りすぎだ」

 

皆が皆何かを言うが、この体育祭でのナンバーワンダークホースは間違い無くこのトトロだ。

 

雄英高校体育祭と言う歴史あるイベントで、強個性でも無く寧ろ無個性で最終種目まで生き残ってきた。

コレはある種、個性社会の滅亡を意味しかねない存在なのだ。

 

『一回戦はコレよ!!!』

 

ミッドナイトが鞭を振り下ろし一回戦目の組み合わせを発表すると、流石に一同驚きに駆られた。

 

緑谷出久対轟焦凍

爆豪勝己対心操人使

発目明対飯田天哉

峰田実対海塩流

優芽茎花対雪代縁

拳藤一佳対物間寧人

 

第一、第二試合は特にざわめきを呼び、観客たちは興味津々となるのだった。

 

(さぁ緑谷、お前は本当にヒーローになりたいんだろ?

なら、轟の傷付いた心を救うのが本物のヒーローじゃないのか?)

 

(えぇ、勿論

僕の望むヒーローはよけいなお世話ばっかして沢山の人を救うヒーローなんですから!!!)

 

解説席のイレイザーヘッドと目で会話してるトトロ。

一応内容は真面目だが、手に持ってるハンバーグはおろしてほしいところだ。




爆豪さん
初恋の人が昔と変わらず美人のままなので目茶苦茶ドキドキしてる
実はヒーロースーツはその人がお礼として作ってくれたので目茶苦茶大事にしてる
絶対思春期拗らせてる

誰がデブになるのかのお楽しみゲーム(ヒーロー編)

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