開始と同時に動いたのは轟だった。
情報の出回りは少ないとは言え個人的に入手し、そして何度も検証を重ねてトトロの戦闘スタイルを分析したのだ。
その結果は……『短期決戦近接型』
デブササイザーは奥の手と言えるものを隠し持つ者が多いが、その中でもトトロは特殊デブササイズの回数が多いことからカロリーを異常消費する技を持っていると考えたのだ。
なので下手に出し惜しみして敗北するよりかは短期で決める。
そして無個性故にサポートアイテム無しでは近接しか出来ない事と、奴がオールマイト筆頭に近接型のヒーローを他のヒーローよりも僅かながらリスペクトしていると知り、近接型と断じたのだ。
それに対抗すべく編み出した轟の戦術は言うならば『超短期決戦遠距離型』
開始と同時に自身の持つ最大攻撃力を遠距離から放つことで相手が何かする前に潰すとしたのだ。
その考えは見事に当てはまり、轟の数は先では飛び込んできたトトロが氷漬けになって固まっている。
「勝った……ダイエット…しろよ……」
轟の個性は『半冷半燃』
炎と氷を操る最強と言える物だ。
個性のそれぞれは、冷却を使えば体が冷え動けなくなります燃焼を使えば体が熱くなり動けなくなる。
デメリットに思えるかも知れないが、冷却を使用した直後に燃焼で自身を温めればリスクなく大技を常に使えると、まさにチート染みた能力だ。
『終わりね……勝―――ッ!?』
「なっ!?」
ミッドナイトが終了を宣言しようとした時、氷の塊から破砕音が響いてきた。
二人が慌ててそちらを見ると、トトロが幸せそうな顔でシロップらしきものをかけながら氷を食べているのだ。
『な』
「な」
「『なんだそれ!?』」
「ふぅ……取り敢えずさっき食べ逃したデザートはコレくらいでいいかな?」
自身に付いた氷と、ステージの一部の氷を食べ切り物足りなさそうにそう言うトトロ。
ちなみにエンデヴァーは何故かドヤ顔で「デブササイザーなら出来て当然だ!」なんて言ってやがる。
「轟君……君は僕達デブササイザーを甘く見ているよ
僕達は!一年間で七千回以上食と向き合い!その数だけ感謝をし!命をいただいた事に礼をする!
君は一度でも感謝した事あるか!!!」
「は?……は?」
「デブササイズはいただきますに始まりごちそうさまでしたで終わる!
命をいただきます!その命ごちそうさまでした!
君みたくただ太るだけならデブササイズは必要無い!
でもね!デブササイズは感謝と礼の行為だ!!!
君みたいなソレを考えず食べるものには負けない!!!」
それを聞くと会場に居たデブササイザー達は拍手し、その言葉がデブササイズの真理だと胸を張って証明している。
しかも何処かの脂肪プレゼントおじさんに至っては涙を流して拍手し、喜びのあまり秘蔵の酒まで出すほどだ。
コレには殆どの人が戸惑うのだが、轟はこの程度では取り乱さない。
「生きる為に必要な行為それが食事、違うかよ!!!」
「違う!
生きる為だけじゃない、僕達は数多の命の上に立っている!
それを忘れない為だ!!!
それこそがデブササイズ!それこそがデブササイザー!」
地面を大きく蹴ると、全身から煙を上げ息が荒くなっていくトトロ。
いや、そのオールマイト並のマッスルボディは何?
「モードフルアーマーデク!」
「ふ、フルアーマーデク?」
『な、何コレ?轟君の氷を食べきって怒ったと思ったらオールマイト並のワガママボディって……本当にナニコレ!?』
フルアーマーデク。
ソレは脂肪を筋肉に変え、超マッスルボディになる技術らしい。
いや、もう何か理論とかぶっ飛び過ぎてて個性因子が何かしでかしてるのでは?で全部片付けよう。
トトロは強く踏み出し轟へと突進、だが黙ってソレを受ける轟では無い。
個性を使い氷の柱を大量に作り出し進路を防ぐのだが、このトトロそんなの関係無しに破壊して突き進むのだ。
「なっ!?」
「これが今の僕の全力!!!
十万キロカロリー……夕飯はすき焼きだスマ―ッシュ!!!」
テメェはヒロアカだろぉ!!!デパプリみてぇな技使ってんじゃねぇ!!!
そう叫びたくなる必殺技を轟に使うが彼はソレを紙一重で回避した。
いや、そうせざるを得なかったのだ。
迫る拳の気迫が自分も食料だと言う物に満ちており、食らえば物理的にトトロの食事になってしまうと感じたからだ。
だが、流石に十万キロカロリーの爆発力は凄まじく横を通り過ぎただけでその風圧により場外へと飛ばされてしまったのだ。
「―――――――!?」
「これが食への感謝、これが命への礼
分かってくれたかな轟君」
いやわからんがな。
純然たる暴力なのになんでそれで何か伝わると思ってるんだこのトトロは?
『え?あ、決着!!!
勝者!トトロ……じゃなくて緑谷出久!!!』
「え?」
驚きのあまり反応するのが数テンポ遅れてから轟は自分の状況を理解した。
流石に何ていうか……理不尽なデブササイザーにびっくりな状況だ。
「……………………………おい緑谷」
「何?」
既にトトロスタイルに戻ったコイツ。 いったい体はどんな作りしてんだよ!
てかそこのメガ姉さん、トトロを興奮しながら撮影しないの!
「絶対ダイエットさせる」
「望むところだ、何度でも挑んできてよ」
爽やかに言ってるけど何一つ人類には理解出来ないからね。
こうして激動の一回戦目は終わるのだった。
ちなみにその後、エンデヴァーと轟がイベントあったりファットガム筆頭にデブササイザーからトトロが祝われたりしたが取り敢えず此処では省こう。
オールマイト
この作品でも活動限界時間が有り、サーからはとんでもない最後を迎えると言われている
ちなみにコレにはオールファットワンが大きく関わっているとかなんとか
リューキュウ
周りの殆どが分厚い一族なので自分も分厚くなるべきか悩んでいるとかなんとか
でもビルボードチャートの時に分厚い一族に囲まれるとぬいぐるみに囲まれたリカちゃん人形みたく目茶苦茶小さく見えるのでそれも捨てがたい
轟家(女性陣)
原作よりも身体は健康的な感じだけど精神的には全く健康的でないとんでも女性陣
夕飯はカロリーモンスターばかりで末っ子は体を壊さないか冷や冷やしてる
尚、痩せの大食い
轟家(男性陣)
原作よりもある意味不健康だが精神的には部分的に健康なとんでもモンスターズ
長男は健在だがデブササイザーであり、次男はそれに付き合い泣いてるとか何とか
エンゲル係数が馬鹿みたく大きいらしい
ベストジーニスト
人間が一糸まとわぬ姿になろうとも纏っている究極のファッションに魅入られ、それを極めるべくデブササイズを行い続ける求道者
キッチリとしたデブササイズメニューが大好物で、ソレをテレビで見た爆豪さんは「ブチ殺すぞクソパンツ!」と家で叫んだとか
虎(豚)
ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツの大男であり、個性と体格のお陰で拳法殺しの名を持つヒーロー
そこ!エレファントとかハート様とかパンブーキン呼ぶんじゃないよ!
メガ姉さん
トトロがトトロスタイルである事に目茶苦茶興奮してる目茶苦茶ヤバイ人
多分デブ専
それと小学校の先生
誰がデブになるのかのお楽しみゲーム(ヒーロー編)
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グラントリノ
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ベストジーニスト
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ヨロイムシャ
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インゲニウム
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エッジショット
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シンリンカムイ