デブのヒーローアカデミア   作:ジャックマン二

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な、なんとこんなにお気に入りと評価が……
感謝感激雨あられです!


第6話

 

その後つつがなく入学式を終え数少ない学生の楽しみである昼食の時間を迎えたB組なのだが、何故かデブにセコムが付く猫ミームな状態だ。

 

さて、此処で視点は変わり爆豪さんサイド。

彼は今清々しい気分で満ちていた。

いつもならストマックデストロイヤーイズクのせいで胃に穴が空くか白髪が増えるかのチキンレース中なのだが、雄英入試に落ちたのか見かけないからだ。

 

ちなみに爆豪さんはデブがどの高校に入ったかは知らないので悪しからず。

 

(あのクソラードは……まぁ情報収集能力は有るし身体能力もかなり高え

雄英は無理でも栄光学園とか辺りならヒーロー科に入れる可能性は高えな)

 

ランチラッシュ特製麻婆豆腐定食を食べ終え、優雅に食後の一服を楽しんでいると突如として響く地震。

いや、地震ではないそれは紛れもなく奴だ!

 

「此処が雄英高校の食堂か〜テーマパークに来たみたいだよ」

 

「ブッ!?」

 

入口付近の生徒たちはデブのデカさと厚みに驚き、更に食う量に驚きが隠せなかった。

しかし料理人は成長期の学生と言う猛者を裁き続けてきた百戦錬磨の『ランチラッシュ』。

デブの一人くらい満足させてみせると意気込み、超巨大丼に山程のカツを乗せたカツ丼を提供した。

 

「さぁ!お腹いっぱいお食べ!」

 

「お、おいなんだよあのカツ丼……」「トネガワでしか見たことねぇよ……」「都会の子って食うんやね……」

 

「いただきます!」

 

「じゃねえだろクソラード!!!」

 

「かっちゃん?」

 

早速食べようとすると待ったを掛けたのは全身から怒気を放っている爆豪さんだった。

彼はすぐさまごぼうのサラダを取り出しそれをデブへと押し付けた。

 

「先ずは野菜!それからだ!」

 

「ちょっと待ちなよ、緑谷が食べたいように食べさせるべきでしょ」

 

「誰だテメェ!クソラードが食いたい様に食ったら食糧難になるわ!!!」

 

「さっきからクソラードクソラードって、コイツは緑谷出久って名前なのよ!」

 

「クソラードはクソラードだろ!」

 

爆豪さんに突っかかるのはB組の姉御こと拳藤一佳。

まぁ、初対面の人からすれば確かに気持ちの良いモノでは無いが流石にカビゴンのは度が過ぎてるのでこの対応でも間違ってないと思うが。

 

「アンタは緑谷の何なの!」

 

「グガッ!?……ぉ………だ」

 

「は?何、ハッキリ喋りなさいよ!」

 

「幼馴染だってんだよクソサイド!」

 

悲報、爆豪さんデブを幼馴染と宣言した。

そして当の本人はと言うと既に丼を八枚ほど積み上げ、ランチラッシュに「前菜は此処までにしてメインディッシュはまだですか」と言い発狂させていた。

 

ちなみに余談だがこのデブ、食堂を見渡し仲間に出来そうな人物に目星をつけるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一年A組峰田実君か

彼は良いドカ食い気絶部員になりそうだね」

 

おい、この不穏な言葉を放つデブを止めろ!




脂肪解放軍
かつて個性が異能と呼ばれていた時代に存在した組織
トップは『デブトロ』と呼ばれていた

誰がデブになるのかのお楽しみゲーム(ヒーロー編)

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