コレは……此方も更新しなければ無作法と言うもの!
アレから数日が経過した。
大体の内容としては物間がA組にうざ絡みしたり、爆豪さん対拳藤のデブ食喧嘩が殆どだったが。
雄英の授業は高偏差値高校の授業に追加してヒーロー学の授業があり、中々に大変だ。
あ、あとイベントらしい事と言えばA組が実技授業の時、ヴィランに襲撃されたらしいが撃退したとか。
まぁ、その前にデブがヴィランの一人と邂逅したのだが。
その時の様子はこんな感じだ。
『コレが授業の予定表か』
『成る程、後日オールマイトの授業が校舎から離れた施設であるそうですね』
『その時にオールマイトを殺す!』
学校の一室で二人のヴィランが予定表を見て物騒な事を呟いていた。
片方は黒いモヤが人の形をしてると言ったほうがピッタリなヴィラン、声からして恐らく男性だろう。
もう一人は全身にとある物をつけた白髪の男だ。
その男は
デカく
重く
分厚い
まさにデブだった。
そんなデブが居るとなると共鳴するデブが出るのも必然だろう。
ヴィランの全身に着けたもの(大量の豚足)の匂いに釣られデブが顔を出してしまったのだ。
『だ、誰ですか!?』
『―――――ッ!?』
『コイツ―――出来る―――ッ!?』
そしてまた始まるめぐりあい宇宙ならぬめぐりあいデブ。
ちなみにモヤのヴィランこと黒霧は非常に置いてけぼりで、白髪のヴィランこと死柄木弔とデブの世界についていけなかった。
まぁとはいえ目的は果たしてるし長居する理由は無いのでめぐりあいデブの途中で死柄木弔を連れて撤退するのだった。
『肥満連合……死柄木弔……なんて恐ろしいヴィランなんだ』
とうとう謎テレパシーも体得してるしコイツはいったい何処を目指してるんだ?
そんな事があったが今日も元気だご飯が旨いの精神で食堂に向かうと、ランチラッシュと目が合い火蓋が切られた。
現雄英高校名物ランチラッシュバトルと呼ばれるコレはいつからか上級生も楽しみにしており、他にもリカバリーガール等の年寄り達からも人気なのだ。
「ハイお待ち!
今日の対緑谷出久メニュー!」
「美味しそう!」
今日の昼は大型のたらいに入ったちらし寿司と超特大丼のラーメン。
そして寸胴いっぱいのカレーと大量の白米だ。
「す、スゲェ……漢らしい食いっぷりじゃねえか」
始まると同時に食堂はライブステージに変化した。
リズムよく食べるデブの皿に拳藤やB組のキノコガールこと小森希乃子、他にも男女が食べ切れないおかずや何処まで食べれるのか実験がてらドンドンと追加していくのだ。
「み、見てるだけでお腹いっぱいですわ……」
「でも彼処まで気持ち良く食ってくれると……作り手としちゃ嬉しいけどな」
おかずの数がかなり増えたのを確認すると左クリームパンでも箸を構え、二丁で食べ始めた。
しかも器用な事に右クリームパンの中指と薬指でスプーンを挟むと手首の返しだけでカレーを食べ、左クリームパンの箸でラーメンを一玉分一口で食べきった。
そして十分もすれば全て食べ尽くしており、観客達は驚嘆の声しか上がらなかった。
さて続く言葉はとランチラッシュが身を乗り出し構えた。
「ランチラッシュ」
「うん」
「デザートください♪」
「ズンビッパ!?!?!?」
「うわぁぁああ!ランチラッシュが泡吹いて倒れた!?」「まだまだ甘いノコね」「うちの緑谷を止めるのはプロでも無理なのよ」「流石緑谷氏ですな」「スゲェな緑谷」
B組の面々は自慢気にそんな事を言っているがそれを見て頭を抱えてる爆豪さん。
そしてだ……
「はい、今日はコレね」
「ありがとう拳藤さん!!!」
大体デブにデザートを渡してるのは拳藤であり、それによりまたもやバトルが勃発してしまうのがある意味いつもの日次となりだしているのだ。
ちなみに今日のデザートはフルーチェ(大型バケツサイズ)であり、今日の爆豪さんは「クソラードがクソデザートになるくらい甘ったるいんだよ!」「クソサイドはコイツをデブらせてぇのかぁ!!!あぁ!!!」であった。
夕方の河原。
此処では一人の生徒が悩んでいた。
彼の名は峰田実、雄英高校一年A組の生徒であり、前回の襲撃事件で悩む少年だ。
(オイラ……何も出来なかった……)
ヴィランこと黒霧の策略により彼は蛙吹梅雨、庄田二連撃と共に海難エリアに飛ばされてしまったのだ。
だが、その時自分は泣き叫ぶだけで何も出来なかった。
今まではテレビで憧れてたヒーローはカッコよく強く美しかった。
だがそれは端目には見えない恐怖を乗り越えた姿だからだと知り、自分の不甲斐なさを知ってしまったのだ。
ましてや庄田に至っては本来はB組なのにとある生徒がB組所属になるからと繰り上げで配属された、言わば補欠。
なのに……あの場では誰よりもヒーローだった。
(辞めようかな……オイラはヒーローなんて器じゃなかったってだけだし)
雄英高校の生徒手帳を取り出すと涙を浮かべ、構え、河へと投げた。
だが……
「コレは君の力で手に入れた夢のキップだろう?」
「だ、誰だ!?」
「僕の事は気にしないでくれ
恐らく君は今回起きた襲撃事件で悔やんでいる、違うかい?」
「っ!?」
図星だった。
この男は生徒手帳を峰田に手渡すと肩や腹、更には頭まで触ってきた。
「な、何するんだよ!?」
「うん君は小さいね」
「それがなんだよ!」
「僕はヒーローはデカい事が絶対だと思うんだ
ナンバーワンヒーローオールマイト、ナンバーツーヒーローエンデヴァー、ミルコ、リューキュウ、エッジショット、ベストジーニスト
皆が皆デカい」
「な、何が言いたいんだよ」
「君はまだ成長期、今からでも食べればデカくなる
つまり君はヒーローになれる!」
男は堂々とそう言い切り、峰田に手を差し出してきた。
ヒーローになれる?自分が?弱虫で臆病なのに?
彼の心は大きく揺らぐ。
「ほ、本当にデカくなれるのかよ?
オイラめちゃくちゃちっちゃいのに」
「大丈夫、その為に僕が来た」
なんて頼もしい言葉、なんて厚い手、なんてデカい心。
峰田はいつの間にか彼を信じ、彼について行ってしまうのだ。
それこそが破滅の道という事も知らずに。
そう、暴食の魔王『緑谷出久』の手を取ってしまったのだ。
肥満連合
連合とか言っているが今のところ肥満は死柄木弔一人だけ。
誰がデブになるのかのお楽しみゲーム(ヒーロー編)
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